より具体的な 実習スケジュールを考える

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Transcript より具体的な 実習スケジュールを考える

開始前に
実務実習のスケジュールを作成
≪より具体的な日々の実習方法を考える≫
日本薬剤師会
永田 泰造
1
日本薬剤師会で検討された
実務実習のスケジュール
-平成20年度全国会議より-
見学から体験実習へ
知識から技能・態度の習得へ
※現場を体験することが学習効果が高い

知識の多くは大学で修得できる(応用:問題解決に向けての体験、個別の知識どうしの関連付け)

認知
(知識)
精神運動
(技能)
情意
(態度)
・想起
・解釈
・問題解決
教育目標の3領域
方略(LS)はあるが、どのように実習計画を立てる?
3
実習モデル・コアカリキュラム

実習コアカリキュラムは6つのユニットで組み立てられています。
ユニット(6)
総合的に
学ぶ
ユニット(1)
薬局アイテム
と管理
ユニット(2)
情報のアクセス
と活用
ユニット(3)
薬局調剤を
実践する
ユニット(4)
薬局カウンター
で学ぶ
ユニット(5)
地域で活躍
する薬剤師
4
Step 0
前導入 初日(274+1コマ目)
オリエンテーションⅠ
LSで決定されたコマ数を考える
(全274コマ)
Step1
オ
リ 基
エ礎
ン導
テ入
ー
シ
ョ 初
ン日
Ⅱ
Step2
導
基入
本
を:
体1
験~
す2
る週
目
Step3
体実
験習
し前
た期
基
礎
が3
で~
き5
る週
目
Step4
Step5
実
習
ス体中
ム験
ー 期
ズし
にた
で業4
き務~
るが9
週
目
実
さ習
ら後
に期
深
く
学8
習~
す1
0
る週
目
Step6
総
総合
合実
的習
な
評 9
価~
11
週
目
5
コ
マ
第1週目
SBO
LS
第2週目
SBO
LS
第3週目
オリエンテーション薬
保健・衛生、QOL向上
1剤師会・受入施設等で 2-1-1 P201 に係る薬局アイテムの 1-1-2 P101 アイテムの管理
倫理規範について
役割
SBO
4在庫管理
1-3-8 P104
ユニットⅠ
5検収体験
第4週目
LS
第5週目
SBO
LS
第6週目
SBO
LS
第7週目
SBO
LS
第8週目
LS
第9週目
SBO
LS
第10週目
SBO
LS
第11週目
SBO
LS
3-8-45
P322 総合実習
~49
6-1-1 P601
薬歴からの患者情報の
医療従事者への情報提
薬歴からの患者情報の
薬歴からの患者情報の
服薬指導(実
2-2-6 P204
2-3-11P209
2-2-6 P204
2-2-6 P204 安全性情報報告書作成 2-2-9 P207
把握
供
把握
把握
践)
3-8-45
服薬指導(実
P322
~49
践)
3-8-45
P322 総合実習
~49
6-1-1 P601
処方せんの受付、医療
処方せんの受付、医療
医療スタッフとの連携、
処方内容からの患者情
人としての態度、話が 3-2-7
人としての態度、話が 3-2-7
医師等への報告書の作
服薬指導(実
2-2-5 P203 医師への報告書の作成 2-2-8 P206
P304
P304
2-2-8 P206 患者情報共有の重要性、
2-3-12P210
報の把握
できる工夫、服薬上の ~10
できる工夫、服薬上の ~10
成
践)
情報の授受
問題点の把握
問題点の把握
3-8-45
服薬指導(実
P322
~49
践)
3-8-45
P322 総合実習
~49
6-1-1 P601
服薬指導(実
践)
3-8-45
服薬指導(実
P322
~49
践)
3-8-45
P322 総合実習
~49
6-1-1 P601
3-8-45
服薬指導(実
P322
~49
践)
3-8-45
服薬指導(実
P322
~49
践)
3-8-45
P322 総合実習
~49
6-1-1 P601
2-3-10P208
処方せんの受付、医療
毒劇物取扱い説明、規
1-4処方内容からの患者情
医療従事者への情報提
薬歴からの処方内容の
人としての態度、話が 3-2-7
医療従事者への情報提
1-3-6 P104 制医薬品の取扱い説明
P105
2-2-5 P203
2-3-11P209
3-3-13P306
P304
2-3-11P209 調剤鑑査
9,10,11
報の把握
供
妥当性判断
できる工夫、服薬上の ~10
供
と保管方法見学
問題点の把握
1-3-7 P104
SBO
3-8-45
服薬指導(実
P322
~49
践)
P202
薬歴からの患者情報の
2-2-6 P204 患者への説明
把握
処方せんの受付、医療
人としての態度、話が 3-2-7
P304 服薬指導(実践)
できる工夫、服薬上の ~10
問題点の把握
3-5-33P315
医薬品の情報収集添付 2-2文書からの情報収集 3,4
P202
医療スタッフとの連携、
処方内容からの患者情
服薬指導の基礎
3-62-2-5 P203 患者情報共有の重要性、
2-3-12P210
P317 疑義照会の行い方
報の把握
薬歴の意義・記載項目 35,36
情報の授受
3-3-14P307
P202
処方せんの受付け、医
薬歴からの患者情報の
療人としての態度、話 3-2-7
服薬指導の基礎
3-62-2-6 P204
P304
P317 計数調剤
把握
ができる工夫、服薬上 ~10
薬歴の意義・記載項目 35,36
の問題点の把握
3-4-17
疑義照会シミュレー
P310
~25
ション
3-3-15P308 服薬指導(実践)
3-8-45
服薬指導(実
P322
~49
践)
3-8-45
服薬指導(実
P322
~49
践)
3-8-45
P322 総合実習
~49
6-1-1 P601
3-4P313 調剤鑑査
29,30
3-5-33P315 服薬指導(実践)
3-8-45
服薬指導(実
P322
~49
践)
3-8-45
服薬指導(実
P322
~49
践)
3-8-45
P322 総合実習
~49
6-1-1 P601
3-4服薬指導(見学・ロー 3-7-41
P311 自己注射の調剤・説明 3-6-40P320
P321 調剤鑑査
26,27
ルプレイ)
~44
3-5-33P315 服薬指導(実践)
3-8-45
服薬指導(実
P322
~49
践)
3-8-45
服薬指導(実
P322
~49
践)
3-8-45
P322 総合実習
~49
6-1-1 P601
医薬品の情報収集添付 2-26
文書からの情報収集 3,4
P202
医薬品の情報収集添付 2-2文書からの情報収集 3,4
医薬品の情報収集添付 2-27
文書からの情報収集 3,4
P202
緊急安全性情報・DSU
緊急安全性情報・DSU
処方せんの確認
2-2-7 P205
2-2-7 P205
等について
等について
処方薬の妥当性
8保険調剤の流れ
SBO
処方内容からの患者情
処方内容からの患者情
医師等への報告書の作
服薬指導(実
2-2-5 P203
2-2-5 P203
2-2-8 P206
報の把握
報の把握
成
践)
1-3-8 P104
オリエンテーション薬
薬局アイテムの流通に
医薬品の情報収集添付 2-22剤師会・受入施設等で 2-1-2 P201
1-1-3 P101
係わる人達の仕事
文書からの情報収集 3,4
守秘義務について
薬局アイテムの医療の
3
1-1-1 P101 アイテムの管理
中での役割
LS
ユニットⅡ
3-1-1 P301 安全性情報報告書作成 2-2-9 P207 患者への説明
2-3-10P208 一包化調剤
3-3計量調剤(軟膏・水
P305 自己注射の調剤・説明 3-6-40P320
11,12
剤・散剤)
医療スタッフとの連携、
薬局構造設備と保険薬
初回・再来局患者情報
9
3-1-2 P301
3-2-6 P303 患者情報共有の重要性、
2-3-12P210 粉砕による調剤
局許可申請
収集内容の説明
情報の授受
3-4-28P312
服薬指導(見学・ロー 3-7-41
服薬指導(見学・ロー 3-7-41
服薬指導(見学・ロー 3-7-41
P321
P321
P321 服薬指導(実践)
ルプレイ)
~44
ルプレイ)
~44
ルプレイ)
~44
3-8-45
服薬指導(実
P322
~49
践)
3-8-45
服薬指導(実
P322
~49
践)
3-8-45
P322 総合実習
~49
6-1-1 P601
処方せんの受付、医療
1処方せんの形式・記載
人としての態度、話が 3-2-7
3-2-3 P302
P304 計数調剤
0事項
できる工夫、服薬上の ~10
問題点の把握
3-4-17
計量調剤(軟膏・水
P310
~25
剤・散剤)
3-4服薬指導(見学・ロー 3-7-41
服薬指導(見学・ロー 3-7-41
服薬指導(見学・ロー 3-7-41
P313
P321
P321
P321 服薬指導(実践)
29,30
ルプレイ)
~44
ルプレイ)
~44
ルプレイ)
~44
3-8-45
服薬指導(実
P322
~49
践)
3-8-45
服薬指導(実
P322
~49
践)
3-8-45
P322 総合実習
~49
6-1-1 P601
処方せんの受付、医療
人としての態度、話が 3-2-7
P302
P304 計数調剤
できる工夫、服薬上の ~10
問題点の把握
3-4-17
計量調剤(軟膏・水
P310
~25
剤・散剤)
3-4服薬指導(見学・ロー 3-7-41
服薬指導(見学・ロー 3-7-41
P313
P321
P321 服薬指導(実践)
29,30
ルプレイ)
~44
ルプレイ)
~44
3-8-45
P322 服薬指導(実践)
~49
3-8-45
服薬指導(実
P322
~49
践)
3-8-45
服薬指導(実
P322
~49
践)
3-8-45
P322 総合実習
~49
6-1-1 P601
受付時の対応・注意事
1
3-2項
1
4,5
初回質問票
1
処方せんの確認
2
3-3-11P305
1
薬袋への記載事項
3
ユニットⅢ
薬歴からの処方内容の
計量調剤(軟膏・水
3-3-13P306
妥当性判断
剤・散剤)
3-4服薬指導の基礎
3-6調剤報酬請求
P313
P317
29,30
薬歴の意義・記載項目 35,36
レセプトの作成
3-10服薬指導(見学・ロー 3-7-41
P326
P321 服薬指導(実践)
55
ルプレイ)
~44
3-8-45
P322 服薬指導(実践)
~49
3-8-45
服薬指導(実
P322
~49
践)
3-8-45
服薬指導(実
P322
~49
践)
3-8-45
P322 総合実習
~49
6-1-1 P601
3-4-16P309 計数調剤
3-4-17
計量調剤(軟膏・水
P310
~25
剤・散剤)
3-4説明が必要な薬剤の使
調剤報酬請求
P313
3-6-39P319
29,30
用方法
レセプトの作成
3-10P326 受診勧奨
55
3-8-45
調剤報酬請求
P322
~49
レセプトの作成
3-10服薬指導(実
P326
55
践)
3-8-45
服薬指導(実
P322
~49
践)
3-8-45
P322 総合実習
~49
6-1-1 P601
1
計数調剤
4
3-4-17
P310 計数調剤
~25
3-4-17
服薬指導(見学・ロー 3-7-41
調剤過誤防止対策
P310 患者から収集する情報 3-6-34P316
P321
~25
ルプレイ)
~44
工夫事例
3-11セルフメディケーショ
P331
4-2-5 P404 服薬指導(実践)
60
ン対応
3-8-45
3-11服薬指導(実
P322 調剤過誤事例への対応
P332
~49
61,62
践)
1
計数調剤
5
3-4-17
P310 計数調剤
~25
3-4-17
服薬指導の基礎
3-6服薬指導(見学・ロー 3-7-41
P310
P317
P321 健康管理アドバイス
~25
薬歴の意義・記載項目 35,36
ルプレイ)
~44
4-1-3 P402 顧客モニタリング
4-2-6 P405 服薬指導(実践)
3-8-45
P322 カウンター実習
~49
4-3-7
調剤報酬請求
3-104-3-7
P407
P326 カウンター実習
P407 総合実習
~10
レセプトの作成 55
~10
1
計数調剤
6
3-4-17
P310 計数調剤
~25
3-4-17
P310 薬歴の保管
~25
3-10セルフメディケーショ
P326
4-2-5 P404 カウンター実習
55
ン対応
4-3-7
P406 受診勧奨
~10
4-1-4 P403 カウンター実習
4-3-7
4-3-7
4-3-7
P407 カウンター実習
P407 カウンター実習
P407 総合実習
~10
~10
~10
1
調剤録について
7
3-9毒薬・劇薬・麻薬・向
3-4小児・妊婦・高齢者へ
50,51,5 P323 精神薬・抗がん剤の取
P314
3-6-38P318 調剤報酬の仕組み
31,32
の服薬指導
2
扱い
3-10P327 カウンター実習
56
4-3-7
P406 カウンター実習
~10
4-3-7
セルフメディケーショ
P406
4-2-5 P404 カウンター実習
~10
ン対応
4-3-7
4-3-7
4-3-7
P407 カウンター実習
P407 カウンター実習
P407 総合実習
~10
~10
~10
4-3-7
4-3-7
4-3-7
P407 カウンター実習
P407 カウンター実習
P407 総合実習
~10
~10
~10
3-6-37P317
調剤報酬請求
レセプトの作成
4-1-4 P403 服薬指導(実践)
3-8-45
4-3-7
P322 カウンター実習
P407 総合実習
~49
~10
ユ
ニ
ッ
ト
Ⅵ
6-1-1 P601
6-1-1 P601
6-1-1 P601
6-1-1 P601
調剤後の処方せんへの
1
3-9- P324,3 調剤過誤防止対策
記入事項
8
53,54 25
類似医薬品
処方せんの保管
3-11説明が必要な薬剤の使
P329
3-6-39P319 健康管理アドバイス
58
用方法
4-1-3 P402 カウンター実習
4-3-7
P406 カウンター実習
~10
4-3-7
P406 顧客モニタリング
~10
4-2-6 P405 カウンター実習
1
調剤報酬の仕組み
9
3-10調剤過誤防止対策
P327
56
リスクの高い医薬品
3-11セルフメディケーショ
セルフメディケーショ
P330
4-2-5 P404
4-2-5 P404 カウンター実習
59
ン対応
ン対応
4-3-7
P406 カウンター実習
~10
4-3-7
P406 カウンター実習
~10
4-3-7
P406 カウンター実習
~10
4-3-7
4-3-7
4-3-7
P407 カウンター実習
P407 カウンター実習
P407 総合実習
~10
~10
~10
6-1-1 P601
2
医療事故・調剤過誤
0
3-11かかりつけ薬剤師の役 4-1P328
57
割・患者と接する
1,2
P401 カウンター実習
4-3-7
P406 カウンター実習
~10
4-3-7
P406 カウンター実習
~10
4-3-7
P406 カウンター実習
~10
4-3-7
P406 カウンター実習
~10
4-3-7
P406 カウンター実習
~10
4-3-7
4-3-7
4-3-7
P407 カウンター実習
P407 カウンター実習
P407 総合実習
~10
~10
~10
6-1-1 P601
2調剤過誤防止対策
1類似医薬品
3-11P329 カウンター実習
58
4-3-7
P406 カウンター実習
~10
4-3-7
P406 カウンター実習
~10
4-3-7
P406 カウンター実習
~10
4-3-7
P406 カウンター実習
~10
4-3-7
P406 カウンター実習
~10
4-3-7
P406 カウンター実習
~10
4-3-7
4-3-7
4-3-7
P407 カウンター実習
P407 カウンター実習
P407 総合実習
~10
~10
~10
6-1-1 P601
2インシデントレポート 3-11P333 カウンター実習
2について
63
4-3-7
P406 カウンター実習
~10
4-3-7
P406 カウンター実習
~10
4-3-7
P406 健康被害問題
~10
5-4-15P514 カウンター実習
4-3-7
P406 カウンター実習
~10
4-3-7
P406 カウンター実習
~10
4-3-7
4-3-7
4-3-7
P407 カウンター実習
P407 カウンター実習
P407 総合実習
~10
~10
~10
6-1-1 P601
2かかりつけ薬剤師の役 4-13割・患者と接する
1,2
5-4P511 消毒の概念
11,12
誤飲・誤食/食中毒へ
5-4-14P513
5-4-13P512
のアドバイス
5-4-11
P515 地域対応実習
~15
5-4-11
P515 地域対応実習
~15
5-4-11
P515 地域対応実習
~15
6-1-1 P601
2
カウンター実習
4
2
5
P401 日用品へのかかわり
4-3-7
P406
~10
地域対応実習
ユニットⅤ
ユニットⅣ
5-4-11
4-3-7
P515 カウンター実習
P407 総合実習
~15
~10
6-1-1 P601
総合実習
6-1-1 P601
薬剤師の貢献
QOLの改善
6-12,3
総合実習
6-1-1 P601
薬剤師の貢献
QOLの改善
6-12,3
P602
6
P602
昨年のプロダクト
7
第1週目
月
第1週目-1オリエンテーション
薬剤師会・受入施設等で
第1週目-7保険調剤の流れ
(3)-<1>-1
チーム名:B 1
火
第1週目-2薬局アイテムの役
割
(1)-<1>-1
第1週目-8薬局構造設備と保
険薬局許可申請
(3)-<1>-2
第1週目-9薬局構造設備と保
険薬局許可申請の確認、実習
施設周辺の状況
(3)-<1>-2
第1週目-15計数調剤
(3)-<4>-17
第1週目-17調剤録について保
険処方せんについて
(3)-<9>-51
第1週目-19調剤報酬の仕組
み
(3)-<10>-56
第1週目-17調剤録について保
険処方せんについて
(3)-<9>-52
第1週目-20医療事故・調剤過
誤
(3)-<11>-57
第1週目-17調剤録について保
険処方せんについて
(3)-<9>-53
第1週目-3在庫管理
(1)-<3>-6
第1週目-21調剤過誤防止対
策類似医薬品
(3)-<11>-58
第1週目-17調剤録について保
険処方せんについて
(3)-<9>-50
調剤録の法的規制
第1週目-12処方せんの確認
(3)-<3>-11
木
第1週目-17調剤録について保
険処方せんについて
(3)-<9>-54
第1週目-10処方せんの形式・
記載事項
(3)-<2>-3
第1週目-13薬袋への記載事
項
(3)-<4>-16
水
第1週目-4検収体験
(1)-<3>-7
第1週目-24カウンター実習
(4)-<3>-7
見学
金
第1週目-11受付け時の対応・
注意事項初回質問票
(3)-<2>-4
初回問診
(3)-<2>-5
第1週目-21調剤過誤防止対
策類似医薬品
(3)-<11>-60
過誤防止の工夫
第1週目-22インシデントレポー
トについて
(3)-<11>-63
第1週目-21調剤過誤防止対
策類似医薬品
(3)-<11>-59
第1週目-23かかりつけ薬剤師
の役割・患者と接する
(4)-<1>-2
(処方せん受取・挨拶)
患者・顧客に接する
第1週目-15計数調剤
(3)-<4>-18
第1週目-15計数調剤
(3)-<4>-19
第1週目-15計数調剤
(3)-<4>-20
第1週目-6医薬品の情報収集
添付文書からの情報収集
(2)-<2>-3
第1週目-5医薬品の情報収集
添付文書からの情報収集
(2)-<2>-4
第1週目-15計数調剤
(3)-<4>-21
第1週目-15計数調剤
(3)-<4>-22
第1週目-15計数調剤
(3)-<4>-23
第1週目-15計数調剤
(3)-<4>-24
第1週目-23かかりつけ薬剤師
の役割・患者と接する
(4)-<1>-1
第1週目-15計数調剤
(3)-<4>-25
第2週目
月
チーム名:B 1
火
第2週目-1健康パートナーとし
ての役割
(1)-<1>-2
第2週目-23日用品へのかか
わり
(5)-<4>-11
第2週目-3アイテムの管理
(1)-<3>-8
第2週目-23日用品へのかか
わり
(5)-<4>-12
第2週目-4規制医薬品説明・毒
劇物、保管
(1)-<4>-9
第2週目-22カウンター実習
(4)-<3>-7
水
第2週目-2医薬品の流通
(1)-<1>-3
第2週目-5医薬品の情報収集
添付文書からの情報収集
(2)-<2>-3
第2週目-6医薬品の情報収集
添付文書からの情報収集
(2)-<2>-4
木
第2週目-18調剤過誤防止対
策類似医薬品、リスクの高い
薬品
第2週目-19調剤過誤防止対
策類似医薬品
(3)-<11>-58
第2週目-18調剤過誤防止対
策類似医薬品、リスクの高い
薬品
第2週目-19調剤過誤防止対
策類似医薬品
(3)-<11>-59
第2週目-9初回患者情報収集
内容の説明
(3)-<2>-6
第2週目-7緊急安全性情報・
DSU等について
(2)-<2>-7
第2週目-10処方せんの受付け、
態度
(3)-<2>-7
第2週目-8副作用救済基金報
告書
(2)-<2>-9
第2週目-18調剤過誤防止対
策類似医薬品、リスクの高い
薬品
第2週目-19調剤過誤防止対
策類似医薬品
(3)-<11>-60
第2週目-15計数調剤
(3)-<4>
第2週目-16計数調剤
(3)-<4>
第2週目-11処方せんの受付け
(3)-<2>-8
第2週目-12処方せんの確認処
方薬の妥当性
(3)-<3>-11
第2週目-12処方せんの確認処
方薬の妥当性
(3)-<3>-12
第2週目-12処方せんの確認処
方薬の妥当性
(3)-<3>-13
第2週目-13計数調剤
(3)-<4>
第2週目-14計数調剤
(3)-<4>
金
第2週目-20かかりつけ薬剤師
の役割・患者と接する
(4)-<1>-1
第2週目-20かかりつけ薬剤師
の役割・患者と接する
(4)-<1>-2
第2週目-21カウンター実習
(4)-<3>-7
第2週目-17計数調剤
(3)-<4>
薬局業務に合わせた日々の実
習スケジュールを考えてみる
問題点の解決に向けて
10
問題点

スケジュール(時間割表)、LS開始時期 ⇒ ある程度解決
授業の時間割表はできた!が・・・
《具体的な学習方法を考えると》
 SBOsと薬局業務の内容が結びつかない
具体的なLSのイメージ???





90分1コマは業務に影響する(業務とのずれ)
つい講義をしたいと思ってしまう(知識が重要!)
自局の業務とコマ数の問題(業務量がない・もっと深く!)
実習生の修熟度で時間配分が変わる(進行が遅れる?)
他の従事者の協力を得ることが困難(指導者の孤立化)
LSは自局の状況にあわせて変更できる(知らない)
指導薬剤師のかかわり方は?(自習も能動的学習)
大学の講義・実習と実務実習の違いを認識する

業務を知る







地域の薬事衛生とは
服薬指導とは
顧客応対とは
在庫管理とは
情報の収集とは
計量調剤とは
計数調剤とは
講義・事前実習
SBOsごとに必要な
時間が割かれた学習
限られた人的資源

業務の中で行う
地域活動に関与できる
 服薬指導ができる
 顧客応対ができる
 在庫管理ができる
 情報の収集ができる
 計量調剤ができる
 計数調剤ができる

実務実習
様々な事例、タイミング、繰り返し、
連続性等に基づいた学習
薬局にかかわる人的資源の活用
12
参加型実習と
内容のステップアップについて
参加型実習について
実習生は、CBT・OSCEで評価された学生。
 実務実習においては、指導薬剤師の指導・監
督の下、参加型で実習を行う。
 実務に関与できる形でスケジュールを考案。
 最初からやらせて、どれくらいできるか確認、
見学やちょっとした説明、雰囲気に慣れた徐々
にさせる。

学生の変化の状況に合わせたスケジュール化
薬局の従事者全員で行う体制の確保
1つの業務から複数のSBOSが学べる
(検収業務を例にすると…)
P101
◎薬局で取り扱うアイテムが医療の中で果たす役割について説明できる。
◎薬局で取り扱うアイテムの保健・衛生、生活の質の向上に果たす
役割を説明できる。
P104
◎薬局アイテムの流通機構に係わる人達の仕事を見学し、薬剤師業務と
◎医薬品の適正在庫とその意義を説明できる。
関連づけて説明できる。
◎納入医薬品の検収を体験し、そのチェック項目(使用期限、ロットなど)を
列挙できる。
◎薬局におけるアイテムの管理、配列の概要を把握し、実務を体験する。
(知識・技能)
P105
◎麻薬、向精神薬などの規制医薬品の取扱いについて説明できる。
◎毒物、劇物の取扱いについて説明できる。
◎法的な管理が義務付けられている医薬品(麻薬、向精神薬、劇薬、毒薬,
特定生物由来製剤など)を挙げ、その保管方法を見学し、その意義に
ついて考察する。(態度)
薬局における実習とは
≪内容のステップアップ≫
•学生の行動を確認する
•簡単な説明をする
総合実践
患者に情報提供ができる
調剤過誤対策について討議する
情報提供ができる
患者から情報収集ができる
•やらせてみる
服薬指導ができる
患者から情報収集ができる
情報の加工と情報提供ができる
ロールプレイで服薬指導業務ができる
ロールプレイで患者・顧客対応を体験する
•フィードバックをする
MS、MRから情報収集ができる 薬局アイテムの収納、配置、陳列ができる
処方内容・薬歴などから患者情報の収集ができる
調剤薬鑑査ができる
一般用医薬品などの選択などができる
薬局アイテムをおぼえる
医薬品に関する情報収集ができる
処方せんの受付、計数・計量調剤ができる
日常的にMSと接する
薬剤師の倫理、守秘義務を実践する
あいさつをする
再度話し合う
2
4
6
8
11
10
実習期間(週)
学校薬剤師業務、在宅医療、休日夜間対応、災害時対応、
かかりつけ薬局、薬剤師および
調剤過誤対策について話し合う
薬のことを知る
薬物乱用防止、医薬品適正使用の啓発、調剤報酬算定・請求
業務などは実習期間中(1~10週)においてスポットとして実施
ロールプレイで患者・
顧客対応を練習する
患者・顧客と直接話をする 回数を重ねて実践する
まとめ
行動目標に到達するために
指導薬剤師が実習生に望む行動の変化とは
17
P101 ①医療の中で果たす役割、②保健・衛生、生活の質の向上に果たす役割
③流通機構に係わる人達の仕事と薬剤師業務との関連、を説明できる

実務実習した結果として変化してほしい思い
 健康な生活を営む助けになっていると感じてほしい
 医薬品やアイテムの供給が生活環境の保全や生活そのものの向上に役立っていると感じてほしい
 患者・顧客の状態に合わせた様々なアイテム、それぞれ役割があるんだな!
 有害生物の駆除に係わる薬品と人体への影響など、まともに考えてなかったことに気づいた
 漂白剤や消毒薬、洗剤などによる手荒れなども生活の妨げになる要因なんだ
 O-157対策も重要だ(OSCEでの手指洗浄が役立った)
 MSの仕事は、単に薬を運んでいるだけでは無いんだ(デポの適正在庫、情報・・・)
 医薬品の回収やスムーズな供給などがなければ、薬剤師業務に滞りが出る
 医薬品・健康食品・化学薬品のリスクも知っていてほしい
 学校では習わない間違えた使用による問題も知ってほしい







「真冬、虫さされの薬ある?」 海外旅行に行くから
「クラゲに刺された時の薬ください!」「クラゲに刺されたらどうしたらいい?」
「蚊取り線香はいつから出そうか・・・」「バポナの宣伝始まったな」「ハエ取り蜘蛛が出てきたぞ」
「食中毒のシーズンが来たね。小学校に手洗い慣行説明に行かなきゃ」
「塗りたくたって手が上がらない!」どんな容器の薬剤なら大丈夫?
「いつも昼飲み忘れて・・・」「飲んだか飲んで無いのか??」
「歯周炎にいい歯磨き粉は?」「気持ちいい歯ブラシある?」
それぞれ各ユニットのSBOsを体験することで、
より深いレベルに到達していく
18
スケジュールはコマ数にこだわらず
業務の実態に合わせ繰り返し体験をする
P101は時々質問し、例示等を入れた説明ができるようになるか確認
第一週
初日
《薬局アイテムの流れ》
◎薬局で取り扱うアイテムが医療の中で果
たす役割について説明できる。◎薬局で取
り扱うアイテムの保健・衛生、生活の質の
P101 向上に果たす役割を説明できる。◎薬局ア
イテムの流通機構に係わる人達の仕事を
見学し、薬剤師業務と関連づけて説明でき
る。
2
3
第二週
4
5
6
7
8
第三週
第四週
第五週
9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25
P104はどのように考えればよいのか
第一週
《薬局アイテムの管理と保存》
第二週
第三週
第四週
第五週
初日 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25
◎医薬品の適正在庫とその意義を説明
できる。◎納入医薬品の検収を体験し、
そのチェック項目(使用期限、ロット
P104
など)を列挙できる。◎薬局における
アイテムの管理、配列の概要を把握し、
実務を体験する。(知識・技能)
19
P104 検収を体験させチェック項目を列挙、適正在庫の意義の説明、
アイテムの管理、配列などの実務を体験(90分×4コマ)

自局の日常業務は
朝一番
薬局OPEN
午前中
※LS104
掃除・始業点検
顧客対応
処方せん調剤
10分
棚入れ・在庫確認
3分
発注
3分
検収
5分
緊急発注手配
10分
随時棚入れ
情報収集
毎
日
何
回
も
繰
り
返
し
て
い
ま
せ
ん
か
31分、12回繰り返せば到達?
いつから始めればよいか?
LS開始時に知識の確認が必要か?
始めは大学ではやっていないから見学か
ら?
そして、指導薬剤師の下で体験する?
指導薬剤師の指示で動ける?
自らの判断で棚入れできる?
資料に基づき発注・検収ができる?
後は、受発注は実習生に任せる?
どこまで体験できるかは
実習生のモチベーション、
指導薬剤師の考え方による
20
スケジュールはコマ数にこだわらず
業務の実態に合わせ繰り返し体験をする
P101は第一週から開始し、他のSOBを通して
4週目には感じ取ってもらいたい(行動の変化)
第一週
初日
《薬局アイテムの流れ》
◎薬局で取り扱うアイテムが医療の中で
果たす役割について説明できる。◎薬局
で取り扱うアイテムの保健・衛生、生活の 1
P101質の向上に果たす役割を説明できる。◎
薬局アイテムの流通機構に係わる人達の
仕事を見学し、薬剤師業務と関連づけて
説明できる。
2
3
第二週
4
5
6
7
8
第三週
第四週
第五週
9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25
2
P104を経験する前にポイントの説明・確認
P104を経験した後に変化の測定
①プレ口頭質問:アイテムがどのように役立つと思う? ②アイテムがどのように役立つ?
第一週
《薬局アイテムの管理と保存》
第二週
第三週
第四週
第五週
初日 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25
◎医薬品の適正在庫とその意義を説明
できる。◎納入医薬品の検収を体験し、
そのチェック項目(使用期限、ロット
P104
など)を列挙できる。◎薬局における
アイテムの管理、配列の概要を把握し、
実務を体験する。(知識・技能)
21
実習方法の流れを考える
薬局の業務から見て、より具体的に
 今までの流れ
実習生の変化に対応できる日々の実習方法を
 各LSのコマ割りを11週間、日ごとに割り振った
組み立てるための流れを考える
1.
2.
3.
4.
5.
6.
LSごとに、求める変化を相談する(全員で)。
1週間単位ごとにステップアップ目標を定める。
ステップアップ目標に合わせた学習方法を考える。
学習方法で1日ごと、1週間ごとにまとめる。
第二週からは、到達度合いで学習方法を考える。
(繰り返し、コマ数/回数の変更)
特殊なSBOsをタイミングを見て組み込む
22
大学での学習状況との連携
資料P6~
《情報の入手と加工》
到達目標:
事前学習(LS)
LS
◎代表的な医薬品について効能・効果、用法・用量
を列挙できる。◎代表的な医薬品について警告、禁
忌、副作用を列挙できる。◎代表的な医薬品につい
て相互作用を列挙できる。◎疑義照会の流れを説明
できる。
⊿.医薬品の基本的な情報源(厚生労働省、日
本製薬工業協会、製薬企業、日本薬剤師会、卸
3
など)の種類と特徴を正しく理解し、適切に選
P202
択できる。(知識・技能)
◎代表的な医薬品について効能・効果、用法・用量
を列挙できる。◎代表的な医薬品について警告、禁
忌、副作用を列挙できる。◎代表的な医薬品につい
て相互作用を列挙できる。◎疑義照会をシミュレー
トする。(技能・態度)
⊿.基本的な医薬品情報(警告、禁忌、効能、
4 副作用、相互作用など)を収集できる。(技
能)
処方内容から得られる患者情報を的確に把握
5
P203
できる。(技能)
薬歴簿から得られる患者情報を的確に把握で
6
P204
きる。(技能)
◎代表的な配合変化の組合せとその理由を説明でき
る。◎特定の配合によって生じる医薬品の性状、外
観の変化を観察する。(技能)
◎不適切な処方せん例について、その理由を説明で
きる。
7
⊿、 緊急安全性情報、不良品回収、製造中止
P205
などの緊急情報の取扱い方法を説明できる。
8
⊿. 問い合わせに対し、根拠に基づいた論理
P206
的な報告書を作成できる。(知識・技能)
9
⊿. 医薬品・医療用具等安全性情報報告用紙
P207
に必要事項を記載できる。(知識・技能)
23
ステップアップを考えると・・・
資料P6~
時
期
実習内容の基準
導入 事前学習の内容確認
実習の視点
自局の検索システム等環境を確認させる
ネット・DSU・添付文書等を利用して情報提供用紙を作成で
きるか
情報提供用紙の作成から提供項目が理解されているか
ST1 添付文書から情報を得る
調剤を通して添付文書で効能効果、用法用量等を確認できるか
例題(模擬処方せん等)を用いて情報の収集をする
ST2 実際の処方せんで情報収集
効能・効果、適用症、から患者の症状や処方意図を推測できる
か
ST3 安全対策のための情報提供
過去のDSU・緊急情報に基づいて提供の作成や提供方法をシ
ミュレートする
ST4 新発売品目の説明
患者用情報提供用紙を適切に作成できるか
必要な内容が解り易い表現で記載されているか
薬剤師に対し特徴等のプレゼンができるか
本人が理解して説明できているか
薬歴の内容と確認
症状の変遷、処方の妥当性、等の判断根拠が言える
安全性報告用紙への記入
先ずは指導薬剤師・事務に
ST5 新発売品目の説明
ST6 処方内容から症状の推測
ST7 副作用等の報告
ST8 情報の提供
患者に(服薬指導LS321中)
24
ステップアップを考えると・・・
資料P6~
《処方せんの鑑査と疑義照会》
時期
第 導入
一
週
実習内容の基準
実習の視点
処方せんの記載様式の説明をする
事前学習、学習の状況を確認
保険処方せんの記載様式の説明をす
る
三
週 ST1
処方内容から症状の推測をする
患者の症状と処方薬の妥当性
四
ST2
週
処方せんと薬歴との確認をする
過去の処方歴との妥当性
四 導入2 簡単な疑義照会をする
週
模擬処方せんで過誤を見つける
四 ST3
週
簡単な疑義照会をする
用法容量・保険者番号等、ロールプレイから実践へ
五
ST4
週
患者に状況説明する
調剤遅延の理由説明、ロールプレイから実践へ
九 ST5
週
処方に対する疑義照会をする
処方変更、相互作用等、ロールプレイから実践へ
25
LS
NO.
(2)情報のアクセスと活用
<1>《 薬剤師の心構え 》
SBO
(2)-<1>-1
医療の担い手が守るべき倫理規範を遵守する。(態度)
(2)-<1>-2
職務上知り得た情報について守秘義務を守る。(態度)
P201
<2>《 情報の入手と加工 》
医薬品の基本的な情報源(厚生労働省、日本製薬工業協会、製薬企業、
日本薬剤師会、卸など)の種類と特徴を正しく理解し、適切に選択できる。
(2)-<2>-3
(知識・技能)
P202
基本的な医薬品情報(警告、禁忌、効能、副作用、相互作用など)を収集
(2)-<2>-4
できる。(技能)
月
P201
火
P201
第一週
木
水
金
※オリエンテーションで倫理観に基づいた行動を行うよう指導する。実習
中問題があればすぐに注意する。
P202 P202
※添付文書を見る
※DSUを見る
※課題を与える
1~5種類(*1)
(3)薬局調剤を実践する
<1>《 保険調剤業務の全体の流れ 》
保険調剤業務の全体の流れを理解し、処方せんの受付から調剤報酬の
請求までの概要を説明できる。
(3)-<1>-1
P301
※その後の毎日の業務(実習)が保険調剤の流れ(体験でよい)
保険薬局として認定される条件を、薬局の設備と関連づけて具体的に説
明できる。
<2>《 処方せんの受付 》
処方せん(麻薬を含む)の形式および記載事項について説明できる。
(3)-<1>-2
(3)-<2>-3
P302
P301 P301
※初日に、保険調剤の流れを説明させる
※その後自局の流れを説明、見学(散歩??)
(3)-<2>-4
(3)-<2>-5
※2日目以降は例題(2~5品目程度:外用含む*3)
処方せん受付時の対応および注意事項(患者名の確認、患者の様子、
処方せんの使用期限、記載不備、偽造処方せんへの注意など)について
説明できる。
初来局患者への対応と初回質問表の利用について説明できる。
<3>《 処方せんの鑑査と疑義照会 》
処方せんが正しく記載されていることを確認できる。(技能)
(3)-<3>-11
P305
(3)-<3>-12
※開設許可条件を説明させる
※その後表示事項、近隣の状況を説明
P302 P302
※初日は計数調剤トライアル(例題:*2)
※4~5日目で処方せんの受け取り体験
※4~5日目で初回質問表を患者に渡す
P305
※例題(2~5品目程度:外用を含む*3)
※例題*3に記載された医薬品の情報を収集し、妥当性を判断
させる。
処方せんに記載された処方薬の妥当性を、医薬品名、分量、用法、用量、
薬物相互作用などの知識に基づいて判断できる。(知識・技能)
<4>《 計数・計量調剤 》
薬袋、薬札に記載すべき事項を列挙できる。
P309 (3)-<4>-16
※処方せんの記載要綱(課長通知)を調べさせ、妥当性を判断
させる。
P309 P310
※薬袋を作成させる。
P310
※間違えていたら、何が必要か調べさせる
26
第一週(コマ数)
初日 2日目 3日目 4日目 5日目
P101
P104
P104
P201x2
P202
実習内容(SBO開始時期)
初日
2日目
3日目
5日目
何もしない
※検品・検収(P104)を通して医薬品流通を考えさせる。
※棚割りを覚える(まずは調剤の棚から計数調剤トライアル)、自局の在庫管理に関するルールを覚え
る。
※検収・発注を見学、体験、MSと話す(自己紹介)※在庫管理を見学・棚入れ・発注所作
成
※オリエンテーションで倫理観に基づいた行動を行うよう指導する。実習中問題があればすぐに注意
する。
質問する
何もしない
見せる
何もしない
見学体験
どうだった?
説明
観察・指摘
※DSUを見る
自習(調査)
使用状況確認
※課題を与える。1~5種類(*1)
例題(*1)
プロダクト確認
発表・説明
確認
説明
示説(見学)
例題(*2)
成果確認
例題(*3)
成果確認
体験
観察・指摘
例題(*3)
自習
成果確認
体験
成果確認
例題(*3)
自習
成果確認
発表・説明
成果確認
例題(*3)
成果確認
例題(*3)
成果確認
例題(*3)
成果確認
質問する
何もしない
体験
観察・指摘
27
体験
観察・指摘
※開設許可条件を説明させる。その後、表示事項、近隣の状況を説明・見学(散歩??)
P302
※初日は計数調剤トライアル(例題:*2)
P302
※2日目以降は例題(2~5品目程度:外用含む*3)
※4~5日目で処方せんの受け取り体験
※4~5日目で初回質問表を患者に渡す
※例題(2~5品目程度:外用を含む*3)
※例題*3に記載された医薬品の情報を収集し、妥当性を判断させる。
※処方せんの記載要綱(課長通知)を調べさせ、妥当性を判断させる。
P305
※実際の処方せん
P309
P310
x3
※薬袋を作成させる。間違えていたら、何が脱落しているのか調べさせる
※例題(2~5品目程度:外用を含む*3)
※例題*3に記載された医薬品の情報を収集し、妥当性を判断させる。
※調剤録への記載事項を確認する(口頭)、覚えていなかったら、調べさせる
※自局の保管場所を説明する。
P323
P324,3
25
※例題*3を使用して調剤済みとなった処方せんへの記載を行う(記載事項の確認)
※2日目以降、例題*3を使用して調剤録作成
P327
P328
P333
P329
P401
※例題*3の調剤録作成を通して、調剤報酬点数表を確認させる。
※例題*3を用いて、類似していると思われる医薬品を調べさせる。
※例題で間違いがあれば、インシデントレポートを書く
※かかりつけ薬局・薬剤師をどのように思うかたずねる。
※処方せん、初回アンケート等の受け渡しでの態度を見る
P406
評価
質問する
※初日に、保険調剤の流れを説明させる、自局の流れを説明、見学、毎日の業務(実習)で対応
P301 P301
学習方法
※すべてのSBOが関連する。3~4週あたりで、「アイテムを見て何を感じたか」たずねる。
※添付文書を見る
P202
4日目
※処方せん調剤なのか、その他の目的なのかを判断させる。
(例)
SBOsの要訳
1
第1週
第1週の実習方法
初日
3
4
5
見学
実地(指導者と共に)
実地(指導者と共に)
実地(指導者と共に)
実地(指導者と共に)
実地(指導者と共に)
実地(一人で)
口頭確認
実地(添付文書の確認)
口頭確認
実地(添付文書の確認)
業務の流れを体験
業務の流れを体験
オリエンテーション
薬剤師会・受入施設等で
2 薬局アイテムの役割
口頭で確認
どんな役割あるかな?
3 在庫管理
4 検収体験
医薬品の情報収集添付文書からの情報
5・6
収集
7 保険調剤の流れ
8 薬局構造設備と保険薬局許可申請
9
2
薬局構造設備と保険薬局許可申請の確
認、実習施設周辺の状況
10 処方せんの形式・記載事項
見学
MSと話す
実地(添付文書の確認) 実地(添付文書の確認)
自主的に添付文書
実地(インタビューフォーム)
の内容を見よう
実地(パンフレット)
口頭で確認
計数調剤(演習)
計数調剤をしてみよう
業務手順を概説
口頭確認
実地(主な薬品(薬効))
実地(主な薬品(用法・用
量))
計数調剤(指導者と共に) 計数調剤(指導者と共に) 計数調剤(指導者と共に)
業務の流れを体験
口頭で確認
薬局の内・外を見よう
確認、見学
薬局の内・外を見よう
口頭で確認
実地(形式上の記載不備) 実地(形式上の記載不備) 実地(形式上の記載不備) 実地(形式上の記載不備)
計数調剤をしてみよう
11
受付け時の対応・注意事項
初回質問票
12 処方せんの確認
13 薬袋への記載事項
14
15
16
計数調剤 (3コマ)
意義を確認
あいさつをする
実地(患者に渡す)
実地(患者に渡す)
実地(患者に渡す)
質問票の概説
口頭で確認
計数調剤をしてみよう
実地(患者に渡す)
演習(模擬処方せん)
間違いあり(3~4枚)
実地(保険処方せん
記載事項の確認・説明)
実地(保険処方せん
記載事項の確認・説明)
実地(保険処方せん
記載事項の確認・説明)
口頭で確認
演習(模擬処方せん)
実地(実際の処方せん)
実地(実際の処方せん)
実地(実際の処方せん)
(印字内容の確認)
(印字内容の確認)
(印字内容の確認)
計数調剤をしてみよう
間違いあり(3~4枚)
口頭で確認
計数調剤(演習)
計数調剤をしてみよう
~6種類程度(長期)
計数調剤(指導者と共に) 計数調剤(指導者と共に) 計数調剤(指導者と共に)
実地(実際の処方せん)
~6種類程度
実地(実際の処方せん)
~6種類程度
実地(実際の処方せん)
種類にこだわらず
28
一日の実習内容で纏めてみると・・・
実習方法
第一週
月
オリエンテーション
(説明確認)
口頭で確認
「どのように習った?」
意義を確認し
「説明してごらん」
見学して実際の
表示等を見る
守秘義務・倫理規範
始めては説明 「何のた
め?」
第一週
火
水
見学
検収体験
計数調剤
薬局アイテムの役割
薬局構造設備と保険薬
局許可申請の確認、実
習施設周辺の状況
薬袋への記載事項
医薬品の情報収集添付文
書からの情報収集
初回質問票
検収体験
添付文書、インタビューフォーム、 医薬品の情報収集添付文書から 医薬品の情報収集添付文書か
の情報収集
らの情報収集
医薬品情報(インターネット含む)
の確認
(テーマを与える:高血圧)
(糖尿病)
処方せんの形式・記載
事項
受付け時の対応・注意
事項
在庫管理
指導者の下で実施
保険調剤の流れ
計数調剤 (トライアル用
処方せん)
添付文書の確認
「薬効も確認してね」
実習方法
在庫管理
処方せんの確認
実際に調剤して!
「調剤してみようか」
時
間
ど
こ
か
ら
始
め
る
か
は
薬
局
し
だ
い
「類似医薬品を調べようか」
調剤過誤防止対策
調剤過誤防止対策
(自習???)
類似医薬品(高血圧)
類似医薬品(糖尿病)
処方せんの形式・記載事項
処方せんの形式・記載事項
顧客・患者に挨拶
受付け時の対応・注意事項
受付け時の対応・注意事項
アンケートを患者に渡す
初回質問票
初回質問票
記載不備《形式上》
(演習問題をしてみる)
処方せんを受け取る
かかりつけ薬剤師の役割・患者と かかりつけ薬剤師の役割・患
接する
者と接する
カウンター実習
カウンター実習
処方せんの確認
計数調剤(演習問題をしてみる)
薬袋への記載事項
計数調剤 (2~3種)
計数調剤(実際の処方せん)
計数調剤 (2~3種)
インシデントレポートを書く
インシデントレポートについて
保険処方せん記載事項
処方せんの確認
医療従事者が来れば挨拶
医療関係職種との連携
医療関係職種との連携
病院薬剤師との連携
病院薬剤師との連携
29
実習に先立って用意するもの
(第1週目:例示)
どの薬なら知っている?  自局にあるその薬の同種同効薬を調べて、副作用・相互作用の違いを説
明してください。
(代表的な薬剤を
例題*1
5種類程度抽出)
(例) (学生に薬剤を
選ばせても良い)  何を使って調べますか?
(妥当性の高い方法で調べたかどのくらいの時間で調べたか)
(薬効分類別でも良い)
 内服、外用を含めて、5種類以上30日以上の処方せんを用意し、調剤。
例題*2 OSCEどうだった?
(例) 試しに調剤してみようか?
(注意:計量調剤は含まない。複数規格があるものをできるだけ入れる)
例題*3 計数調剤に慣れてみよう
(例) か?
 2~3種類程度の処方(計数調剤)があるものを2~5枚用意する
 4種類以上の処方があるものを5~10枚用意する
 はじめは調剤のみ、慣れたら処方せんの書き方、調剤録、調剤済み、処方
せんの形態等を確認させる。
 調剤録を作成させる。調剤報酬は学生に調べさせ計算させてみる。
30
「薬局薬剤師のための
薬学生実務実習指導の手引き2009年度版」
(DVD「薬学教育 実務実習指導のポイント」付き)
本書は「同2007年度版」の改訂版として作成したものです。
【改訂ポイント】
薬事法を初めとする前版発行以降の法改正部分を反映
6年制の参加型実習を念頭に、実習指導に直結した関連資料等
を新たに追加
→より実践的な内容に!
「2009年度版」は、DVD「薬学教育 実務実習指導のポイント」
付き(裏面参照)となります。
~ご購入方法~
会員の方は会員価格でお求めいただけます。
ご所属の都道府県薬剤師会へご連絡ください。
会員以外の方は、ご自宅・ご勤務先のお近くにある都道府県
薬剤師会、もしくは日本薬剤師会までお問い合わせください。
定
価 3,675円(税込)
会員価格 1,890円(税込)
(書籍のみ及びDVDのみの販売予定はございませんので
予めご了承ください。)
DVD「薬学教育 実務実習指導のポイント
共に学び 共に育つ~輝け!未来の薬剤師たち~」
このDVDは、薬学教育6年制における11週間の実
務実習の受け入れを目前に控え、薬局実習における
指導のポイントをご理解いただくために制作いたしま
した。学生への関わり方や実習の進め方を例示して
おり、11週間実習へのイメージを持っていただける
よう、学生が成長していく物語形式となっています。
指導薬剤師のみならず、学生を受け入れる薬局ス
タッフも一緒にご覧いただけると、実務実習への理解
が深まるのではないかと存じます。DVDには、実務
実習における指導のポイントのエッセンスが多数散り
ばめられていますので、実習前、実習期間中に関わ
らず、繰り返しご覧になってください。
制作:日本薬剤師会・日本薬学会(平成21年7月)
概要:解説付き:38分、解説なし:31分
「薬局薬剤師のための薬学生実務実習指導の手引き2009年度版」
は、このDVD付きで頒布しております。
購入方法については、裏面をご覧ください。
書籍のみ及びDVDのみの販売予定はございませんので
予めご了承ください。
準備期間は・・・あと4ヶ月!!
とにかく、がんばってください!
学んだことの唯一
の証は変わること
である
END