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X線で見たブラックホール 摩擦の力: ブラックホールがX線で光る様子 隣の星から流れ込むガス 身近なものからブラックホールまで ・手と手をこすり合わせると、熱くなる。 (速さ=秒速1mくらい) ・速くこするともっと熱くなる。 (想像:縄文人がたき火を作る) ・音の速さでやると手が焼けただれるだろう (速さ=秒速400mくらい →超音速飛行機は表面が熱い!) ・スペースシャトルの大気圏再突入も熱い! (速さ=秒速5kmくらい) ・では光の速度の1/3だと?? (速さ=秒速100,000km!) →壮絶な灼熱の空間が生まれる! ブラック ホール そのものは 輝かない ゆっくり回る X線 速く回る (光の速さの1/3!) 摩擦熱 最大温度2000万度! 吸い込まれるガスは摩擦で加熱 されており、ブラックホールに 落ちる直前に、100万度~ 2000万度まで熱くなる ⇒ ブラックホールのすぐ近く がX線で明るく輝く X線の温度 キーワード ブラックホールのごく近くから X線が強く放射される 右図はX線天文衛星が捉えたブラックホー ル近くからのX線の色(スペクトル)。色の分 布は温度の分布を表す。 観測されたおんどの分布(赤いデータ)はブ ラックホールに吸い込まれるガスからのX線 (理論的な予想:青線)にぴったり一致! X線の「色」の分布はブラック ホールに吸い込まれる直前のガ スの様子を教えてくれる 「降着円盤の渦」の ポスターも見てね 「重力赤方変移」 巨大ブラックホールに落ちる 直前の物質からのX線 ドップラー効果 想像図 強い重力によるずれ 回転による ずれ ブラックホール 回転しながら すいこまれるガス 近づく=青い X線の 色の予想 地球のある方向 実際の X線の色 遠のく =赤い 「分光」のポス ターも見てね 「あすか」衛星 1993-2000による「発見」 赤い 巨大ブラックホール 「鉄」の色分布(スペク トル)が示す、 ブラックホール近くの 高速円盤と時空の歪み 青い 日米欧の最新のX線天文 衛星で確認中