Transcript 発表資料 - 多摩大学
/27 目次 /27 はじめに 現状分析 脱却 不景気下における市場では、 製品にあまり差がない場合、 価格競争に陥る（小野 2008） 先行研究 仮説構築 企業間において技術的水準が同質化し、 製品やサービスの差異化が難しく コモディティ化 している (Christensen 1997) 仮説検証 インプリ ケーション /27 はじめに 現状分析 着眼点～ギフト購買～ 購買者の満足は知覚品質（利用した際の品質評価）によって増加する （Anderson et al 1993） ギフト購買 先行研究 仮説構築 仮説検証 購買者＝消費者 購買者 消費者 知覚品質 知覚品質 ？ 満足度 満足度 インプリ ケーション /27 はじめに 現状分析 着眼点～事前努力～ 通常の 購買 消費 商品の選択 満足度 先行研究 贈り手 受け手の 反応を 仮説構築 予想 ギフト 購買 ギフト 選択 満足度 購買 受け手 消費 受け手 の反応 仮説検証 インプリ ケーション /27 はじめに ギフト購買版JCSIの構造モデル 現状分析 先行研究 口コミ 仮説構築 知覚品質 知覚価値 顧客期待 仮説検証 ロイヤリティ 日本版顧客満足度指数(JCSI)の構造モデルを参考に作成 インプリ ケーション /27 はじめに 事前努力の４要因 現状分析 商品を選ぶ上でギフトの受け取り手のためにどれほど努力を行ったか 自分でデザインを考えること プレゼントが高額であること 渡す際にサプライズを用意すること 長い時間をかけてプレゼントを選ぶこと 先行研究 仮説構築 仮説検証 インプリ ケーション /27 仮説 はじめに これらそれぞれが贈り手がわの性別と受けてのタイプによって異なる。 現状分析 H○－1 デザインを考えることを重視すると贈り手の満足につながる H○－2 高額であることを重視すると贈り手の満足につながる 先行研究 H○－3 渡す際にサプライズなどの演出を重視すると贈り手の満足につなが る 仮説構築 H○－4 がる 長い時間をかけて選ぶことを重視することが贈り手の満足につな 以上の仮説を 仮説検証 インプリ ケーション ごとに設定する H1群「恋人」、H2群「友達」、 群「 」、H4群「片思いの相手」 さらに贈り手の性別による検証を行う /27 はじめに 現状分析 先行研究 調査方法 実施日： 場所： 調査方法： 対象： サンプル数： 男女比： 11月13日～15日 多摩大学構内 A4アンケート用紙2枚 大学1年生～4年生 148 男性 91 女性 56 欠損値 1 仮説構築 仮説検証 インプリ ケーション 二元配置分析を使って検証していく /27 仮説 H１～H４ はじめに 現状分析 H○－1 デザインを考えることを重視すると贈り手の満足につながる H○－2 高額であることを重視すると贈り手の満足につながる H○－3 渡す際にサプライズなどの演出を重視すると贈り手の満足につながる H○－4 長い時間をかけて選ぶことを重視することが贈り手の満足につながる 恋人 デザイン 友達 高額 先行研究 仮説構築 両親 サプライズ 片思いの相手 時間をかける 満足度 仮説検証 インプリ ケーション /27 仮説 H4群 はじめに 事前努力 現状分析 先行研究 仮説構築 片思いの相手 デザイン 高額 サプライズ 満足度 仮説検証 時間をかける インプリ ケーション /27 はじめに H4 仮説検証 受け手が片思いの相手の場合 現状分析 評価基準 3以上 重視する 3以下 重視しない 努力の方法 採択 0.000 性別 採択 0.750 先行研究 デザイン 高額 サプライズ 時間をかける 仮説構築 仮説検証 インプリ ケーション 女性はデザイン・時間を重視する 男性は全ての項目を重視する /27 仮説 H4群 はじめに 事前努力 現状分析 先行研究 仮説構築 片思いの相手 デザイン 男性 女性 両方 高額 サプライズ 満足度 仮説検証 時間をかける インプリ ケーション /27 仮説 まとめ はじめに デザイン デザイン 現状分析 恋人 友達 高額 高額 サプライズ 先行研究 男性 女性 両方 満足度 満足度 サプライズ 時間をかける 時間をかける 仮説構築 デザイン デザイン 両親 片思いの相手 高額 高額 満足度 仮説検証 満足度 サプライズ サプライズ 時間をかける 時間をかける インプリ ケーション /27 片思いの相手 インプリケーション はじめに 事前努力 現状分析 デザイン 高額 サプライズ 時間をかける 先行研究 サービス 仮説構築 オーダーメイド サプライズ案の企画場 仮説検証 インプリ ケーション デジタルフォトフレームを用いての事前努力を行う機会をサービスと して提供する /27 はじめに インプリケーションの例 デジタルフォトフレーム 現状分析 先行研究 仮説構築 仮説検証 インプリ ケーション /27 はじめに デジタルフォトフレーム デジタル式の写真立て 現状分析 値段は10000円～30000円 先行研究 外出先で撮影した写真や画像データなどをメール送信でデジタル フォトフレーム本体に送った写真を映すことができる。 ギフト商品としても注目されている。 仮説構築 仮説検証 インプリ ケーション ギフト購買に絡めた本研究には最適であると判断する /27 はじめに 現状分析 先行研究 仮説構築 インプリの概要 デジタルフォトフレーム会社への販売促進のための 新サービス提案 ギフト行動による思い出作り 居酒屋でのデザイン案＆サプライズ案会議の機会の提供 デジタルフォトフ レームでサプライズ ギフトをしません か？ 仮説検証 楽しんでサプラ イズギフトはし て見ませんか。 インプリ ケーション /27 はじめに 現状分析 事前努力に関しての着眼点 事前努力 贈り手が商品を選ぶ上でギフトの受け手のためにどれほ ど努力を行ったか 先行研究 質 の 向 上 満足度 事前努力自体をさらに贈り手にとって充実したものにする リア充：現実の世界が充実していること 仮説構築 ・恋人や友人付き合いに恵まれる ・サークルや飲み会活動へ参加する ・オタク意外の趣味を楽しむ 仮説検証 友人という存在と飲み会という状況があれば贈り手はより事前努力 （オーダーメイド案とサプライズ案の考察）を楽しむことができる インプリ ケーション /27 はじめに 事前努力を行ってもらうために A子のために 頑張りたい な・・・ 現状分析 先行研究 思い出作りにあい つのために皆で頑 張ってみようぜ 仮説構築 仮説検証 インプリ ケーション お客さん方、思い 出作りに事前努力 してみませんか？ 事前努力に思い出作りとしての価値を持たせることで贈り手本人と その友人たちに事前努力を行わせる /27 はじめに 事前努力を行ってもらうために 現状分析 相談の場として居酒屋を利用し てもらえるように仕向ける 先行研究 仮説構築 仮説検証 インプリ ケーション デジタルフォトフレーム コース 2時間 3000円 2000円 【提示条件】電話予約時に連絡 【利用条件】デジタルフォトフレームご購入者限定 【有効期限】2010年12月末まで /27 はじめに 現状分析 オーダーメイドの例 顧客（贈り手）にデジタルフォトフレームのデザインを居酒屋で友人達と行ってもらう 女の子に人気なデザイン 模様 色 液晶画面 フレーム 先行研究 仮説構築 仮説検証 インプリ ケーション ギフト製品のデジタルフォトフレームの 質を上げる事前努力として、オーダーメ イドを提案する。 デザインを友人達と 相談しながら決めてもらう。 /27 サプライズ案の例 はじめに 現状分析 サ プ ラ イ ズ 誕生日のサプライズ用に画像を 製作し、デジタルフォトフレー ムに入れておく 先行研究 誕生日にデジタルフォトフレー ムをプレゼントする デジタルフォトフレームの中に 誕生日画像が入っていることに 気付く 後 日 仮説構築 仮説検証 サ プ ラ サイ プズ ラ後 イ ズ クリスマス画像を用意する インプリ ケーション クリスマス当日、受けての元にあ るデジタルフォトフレームにクリ スマス画像を送信する 誕生日、記念日など複数回サプライズを行うことができる /27 はじめに 男子トイレ 現状分析 告白にはこれだ！！ 「デジタルフォトフ レーム」 告白成功率２倍！？ ダメでも友達で いられる可能性 ３倍！？ 告白にはこれだ！！ 「デジタルフォトフ レーム」 告白成功率２倍！？ ダメでも友達で いられる可能性 ３倍！？ 「デジタルフォトフレーム」プレゼ ントしよう！！ みんなでワイワイ サプライズ案を 考えよう。 居酒屋の「男性」トイレに広告を貼る。 先行研究 仮説構築 仮説検証 デジタルフォトフレーム コース 2時間 3000円 2000円 【提示条件】電話予約時に連絡 【利用条件】デジタルフォトフレームご購入者限定 【有効期限】2010年12月末まで インプリ ケーション /27 はじめに 事前努力による企業の利益 事前努力 現状分析 贈り手の 友人 贈り手 協 力 口コミ 満足度 ロイヤリティ 先行研究 ロイヤリティ 仮説構築 口コミ デジタルフォト フレーム 付加価値 ロイヤリティ 口コミ 飲み屋という場 仮説検証 インプリ ケーション 日本活性化に繋がる！！ /27 はじめに 参考文献 現状分析 Oliver,RichardL.(1980) “A vCognitive Model of the Antecedents and Consequences of Satisfaction Dicisions” Journal of Marketing Research Vol17 Nov,pp460-469 Tse,David.,France M. Nicosia and Peter C.Wilton(1990),”Consumer Satisfaction as a Process”PsychologyandMarkting,Vol7,No.3,pp.177-193 先行研究 Clayton M.Christensen(1997)、The Innovator‘s Dilemma: When New Technologies Cause Great Firms to Fail （玉田俊 平太監修・伊豆原弓訳『イノベーションのジレンマ - 技術革新が巨大企業を滅ぼすとき』翔泳社） Clayton M.Christensen(2003)、 The Innovator‘ｓ Solution:Creating and Sustaining Successful Growth(玉田俊平太監修・ 桜井祐子訳『イノベーションへの解－利益ある成長に向けて』) 仮説構築 プレゼント後 富士通総研（FRI）経済研究所 長島直樹（2010）『サービス評価モデルとしての日本語版顧客満足度指数』 南 知恵子（1998）『ギフト・マーケティング』－儀礼的消費における象徴と五酬性－ 千倉書房 青木幸弘 恩蔵直人（2004） 『製品・ブランド戦略 現代のマーケティング戦略①』有斐閣アルマ 森藤ちひろ(2005) 『マーケティングにおける期待の重要性』 経営戦略研究 vol.3 奥瀬喜之(2008) 『顧客満足概念とその測定に関わる研究の系譜』 片山 富弘 (2001)「顧客満足度・不満足度対応のマーケティング戦略 : 福岡地域を中心とした100円ショップの事例(共 同研究 九州産業分析)」流通科学研究 Vol. 1, no. 1 (Sept. 2001)- 仮説検証 小野麻美（2008）・経済学部解説100周年記念奨学金応募論文『花王の製品戦略から分析する同社の高成長の性の源泉』 シードプランニング http://www.seedplanning.co.jp/press/2009/0331.html インプリ ケーション /27 ご清聴ありがとうございました /27