パワーポイント:278KB

Download Report

Transcript パワーポイント:278KB

透視図法とは?
 ある対象物を見たとき、この対象物を見
る目との間に置いた垂直の画面に映る像
として描く方法である
1 透視図の基礎
 消点(V.P.)
Vanishing Point
 水平線(H.L.)
Horizontal Line
 視 心 (C.V.)
Center of Vision
 基線(G.L.)
Ground Line
(1)視点の高さ
 視点が高い場合は、奥行きが?
 視点が低い場合は、奥行きが?
 庭園のように平面要素が多い場合は?
C.V.
D
H.L.
D
視
点
が
高
い
C.V.
G.L.
視
点
が
低
い
H.L.
G.L.
(2)対象物との距離
 対象物との間の距離が長いと?
 対象物との間の距離が短いと?
 人間の視野は、(
)°
 対象物の大きさにより全体が視野に入る
ように(
)を決める!
b視
点
の
高
さ
C.V.
対象物までの距離 D1
D2
D3
奥
行
H.L.
G.L.
(3)視心
 描こうとする対象物の視心の軸をどこに
置くか
 中心
右
左
C.V.
C.V.
C.V.
G.L.
2 透視図の種類
 平行透視図法
この方法につい
て学習しよう
 有角透視図法
 無消点図法(斜投影図)
消点を持たず無限の距離に視点を置
いた投影図である
(1)平行透視図法
 描こうとする対
視心
水平線
象物を水平線に
平行に置いて描
く
基線
 一消点透視
(グリッド図法)
(2)有角透視図
描こうとする対象
物を水平線に角度
をつけて斜めに置
いて描く
 二消点透視図
 水平線に対する対
象物の角度は
(
)°
(
)°
(
)°
がよく用いられる

消点
視心
水平線
消点
基線
3 グリッド図法(平行透視図)
 描こうとする平面図にグリッドをか
いて、そのグリッドと同じ透視図を
かき、平面図に対応した透視図上の
点を落として、透視図を描く
 グリッドとは?
方眼のこ
と
(1)線の描き方
縦5cm、横5cmの平面図上に直線ABがある
 これを、視点の高さ3cm、対象物との距離4.5
cm、視心の軸は平面図の中心にある場合

f
B
平面図に1cm
間隔のグリッド
を描く
e
d
c
b
a
A
0
1
2
3
4
5

水平線を平面図の横の長
さと同じ5cmに引く

その中心に視心を設ける

視心から水平線の延長上
に、対象物と同距離4.
5cmに点Mを設ける
視心から視点の高さの同
距離3cmに水平線と平
行に基線を引く
 視心から基線に垂線をお
ろし視心軸とする
視心 C.V.
4.5cm
5cm
水平線
M
3cm
視心軸

基線
基線を1cmごとに区切
り、それぞれの点(0~
5)と視心を結ぶ破線を
引く
 点Mと点0を結び、破線
f
e
との交点に基線と平行な
d
線を引く
c
 これが、平面図に対応し b
A
た透視図のグリッド a
0
1
 平面図上の点Aと点Bを
透視図のグリッドに移し、
結んだ線ABが透視図に
よる線AB

M
C.V.
B
2
3
4
5
(2)円の描き方
縦5m、横5mの平面の中心に、直径3mの円が
ある
 これを、視点の高さ4m、対象物との距離5m、
視点の軸は平面図の中心、縮尺1/100という
条件で透視図を描く

M
C.V.
f
e
d
e
f
d
c
c
b
b
a
a
0
1
2
3
4
5
0
1
2
3
4
5
(3)立体の描き方


縦5m、横6mの平面の中心に、一辺が3mの立方体が置か
れている
これを、視点の高さ5m、対象物との距離5m、視心の軸は
平面図の左端より2m、縮尺1/100という条件で透視図
を描く
C.V.
M
H.L.
f
e
d
f
e
d
c
b
a
3.0
c
b
a
0
1
2
3
4
5
6 0
1
2
3
4
5
6 G.L.
(4)庭園の描き方
縦5m、横8mの庭園
がある
 これを、視点の高さ5
m、対象物との距離6
m、視心の軸は平面図
の中心、縮尺1/10
0という条件で透視図
を描く
 ただし、塀の高さ1.
5m、樹木左2.5m、
右3.5mとする
C.V.
3.5
2.5
5.0

M
0 1
1.5
4.0
8.0
2
3 4
5
6 7
8