流星観測用送信機 管理システム

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Transcript 流星観測用送信機 管理システム

流星電波観測用送信機
管理システムの開発
発表者 小林 善和
指導教官 前川 公男
発表の手順
流星電波観測について
 目的
 システム概要図
 開発環境
 モールス送出システム
 送信機監視システム
 現状と今後の予定

流星電波観測とは
流星エ
コー
送信機
受信機
流星電波観測の現状

観測に必要な電波は前川卒研室から休み
なく送出されている。

観測者は全国に約100人

観測者のほとんどがPCを使用した24時間
自動観測を行っている。
目的
送信機の状態を観測者に通知するための
監視システム
 電波の発射元を示すためのモールス信号
送出システム

流星観測用送信機管理システム
昨年のシステム概要図
時刻
モールス信号
NTPサーバ
内部温度
PIC
(温度センサ内臓)
送信機
周辺温度
RS-232C接続
送信機管理システムの概要図
時刻
NTPサーバ
内部温度
周辺温度
送信機
送信出力
モールス信号
PICNIC
10BASE-T
PICNIC
(PIC Network Interface Card Kit)

LANに接続してPCから入出力制御ができ
る

アナログ入力5ch(1chは温度センサ)

デジタル入力4ch 出力4ch
開発環境

OS・・・Vine Linux 2.5

言語・・・C(モールス送出システム)
Ruby(監視システム)

PICNIC用のライブラリはインターネット上のペー
ジからダウンロード
Vine Linux2.5(OS)

ネットワークに強い

動作が安定している

Vineは日本語化が進んでいる
プログラミング言語Ruby

スクリプト言語である

ネットワークプログラミングが容易

例外処理が簡単に書ける
モールス送出システム

PICNICのデジタル出力を使用

1回に送出する分のプログラムを作成し、
10分間ごとに起動

正確な時刻に送出することが要求される
NTP(Network Time Protocol)

正確な時刻情報が得られる

時刻を自動調節することが可能
送信機監視システム

PICNICのアナログ入力を使用

送信機のデータを取得し、日変化、週変化、
月変化のファイルを作る

ファイルからグラフ化しインターネット上で
公開する
データファイル
Gnuplot

フリーのグラフ描画ソフト

グラフをPNG形式で出力可能

PNG形式は画像の劣化がない
現在の状況と今後の予定

モールス送出システムの完成

監視システムはプログラムを動作させ続け
てデータを取り続けている

グラフを学外から閲覧できるようにする