テーマ名 - 高校「情報科」の教材・指導案作ってみました。

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Transcript テーマ名 - 高校「情報科」の教材・指導案作ってみました。

開発と制作
情報科教育法 10回
2004/06/26
太田 剛
教科デザイン案に関する基本方針
1) 基本的な目的
• 設計・デザインを中心とし、それを実現するた
めの技術・技能を身につける。 =>楽しさを伝える
2) 教科内容の基本方針
「情報システムの開発」では開発フェーズ
「マルチメディア表現」では制作フェーズ
の作業の流れと、個々の作業内容を重視。
「情報システムの開発」開発フェーズ
分析(要求分析)
基本設計(システム基本設
計)
機能設計(システム設計)
詳細設計(ソフトウェア設計・
プログラム設計)
プログラム製作
組み合わせ試験(結合テスト、
システムテスト)
運用試験
移行・運用・保守
「マルチメディア表現」では制作フェーズ
企画
設定・脚本・基本デザイン
絵コンテ・演出プラン
ドローイング
モデリング
撮影
録音
アニメーション
ペインティング
エフェクト
音響
オーサリング・エディティング
パッケージング
評価・試験
演習・実習に関する留意事項
補足: 演習・実習の分類 by 太田
人数 時間
内容
確認型個人実習
1
0.5-1
講義内容の確認、操作の
習得
個人演習(実験・制
作・調査)
1
操作・知識の習得、決めら
れた課題
演習型グループ学
習(実験・制作・調
査)
3-4
1-4
4-16
4-16
20-40
プロジェクト型グ
ループ学習
4-6
30-80
曖昧な課題、操作・知識・
制作・創作が中心
決められた課題、操作・知
識の習得が中心
演習・実習に関する留意事項(続き)
1) 演習・実習の課題に関して
身近で興味をもたせるもの
役に立つもの、公開できるもの
工夫の余地があるもの
制約の中での制作
演習・実習に関する留意事項(続き)
2) 演習・実習の進捗管理に関して
野放しはしない。
プロジェクト計画にもとずく進捗とアウトプットの管理
ドキュメントによる進捗の報告
個別レビュー会によるアウトプットの確認
定期的な進捗報告会の開催
長期の実習中にも関連した講義の実施
演習・実習に関する留意事項(続き)
3) グループ活動における個人評価
個人の作業範囲の明確化
進捗報告書、連絡用メーリングリストからの個人評価
定期的な進捗報告会からの個人の貢献度の把握
貢献度 かならずしも声の大きい人、長く働く人とは
限らない
5.1. 科目「情報システムの開発」案
「畳の上の水練」のような難しさが
あるのでは?
演習・実習 テーマ サンプル
授業
3-2グループ演習実施
テーマ名 ロボットを制御しよう。
概要
既存ロボットの利用
・自立型ロボット
・PC制御のロボット
ロボット自体の制作
演習時数
16
演習・実習 テーマ サンプル
授業
3-2グループ演習実施
演習時数
52
テーマ名 理想のアドレス帳
概要
PCで使用するアドレス帳の開発。
・4-6名1チーム。
・アドレス帳の格納情報、入力、変更、検索のデザイ
ンを重視する。
演習・実習 テーマ サンプル
授業
2-2ユーザインターフェース
演習時数
3
テーマ名 機械に弱い人のビデオ予約のインターフェースの設
計
概要
ビデオ予約の使い易いインターフェース画面を設計
する。
・画面および、ハード的な操作ボタンの設計
演習・実習 テーマ サンプル
授業
1-3システムの要求分析と基本設計
1-4 システム設計
演習時数
2
テーマ名 自動販売機の機能をじっくり考える。
概要
自動販売機に要求される機能を定義する。
・あらゆる条件を考慮した機能を定義する。
単純そうであるが、奥が深い。
演習・実習 テーマ サンプル
授業
1-9 保守と障害対応
演習時数
1
テーマ名 ブラウザでホームページが見れなくなった場合。
概要
ブラウザでホームページが見れなくなった場合の障
害対応書を作成する。
・下記の項目を定義
障害想定箇所・原因、想定現象、確認方法
暫定的な対応方法、リカバリー方法
5.1. 科目「マルチメディア表現」案
表現の教育はアートを含みます。
演習・実習 テーマ サンプル
授業
3-2グループコンテンツ制作実施
演習時数
16
テーマ名 マルチメディア童話を作ろう
概要
子供を対象としたマルチメディア絵本の製作
・実写、CGなどの表現方法は自由
・動画またはインターラクティブ性をもたせするかは自
由
・制約条件としては、題材は古典とする。
・外部の子供が評価する環境を用意すること。
演習・実習 テーマ サンプル
授業
3-2グループコンテンツ制作実施
演習時数
24
テーマ名 プロモーションビデオをつくろう。
概要
実際の曲をもとにしたプロモーションビデオの製作
・実写、CGなどの表現方法は自由
・曲、歌手の映像に関しては著作権に注意。
・テレビ用のCMを意識した作りにしても可。
演習・実習 テーマ サンプル
授業
2-2グループ演習実施
演習時数
8
テーマ名 単純図形でアニメーション
概要
単純図形のみを使用したアニメーションの作成
・直線、円、三角のみを使用してアニメーションを作成
する。
・過去(1980年代)に白熊や雨など名作あり。
(ソフトの名前忘れた?)
演習・実習 テーマ サンプル
授業
2-2グループ演習実施
演習時数
24
テーマ名 理想の学校
概要
現在の学校をベースに理想の学校のコンテンツを
作る。
・実写、CGは問わないが、あくまで現在の学校の建
物、敷地などをベースに、新しい教室、設備などを追
加した映像・CGを作成する。
演習・実習 テーマ サンプル
授業
1-12 オーディオ
演習時数
3
テーマ名 音の地図
概要
駅から学校までの地図を音だけで作成する。
・音の背景として言葉が入るのは許可する(店の呼び
込みなど)が、ナレーションでの説明は不可。
(演習時数はもう少し必要かも、音だけの学校案内の
方がいいかもしれない)
演習・実習 テーマ サンプル
授業
1-12 オーディオ
テーマ名 音の圧縮による閾値
概要
原音を各種圧縮により聞き比べてみる
・原音の種類
・圧縮の手法
・圧縮率
閾値:識別できるかの値
演習時数
3
演習・実習 テーマ サンプル
授業
1-5 絵コンテと演出プラン
演習時数
2
テーマ名 休日の一日
概要
最近の休日の一日の生活を絵コンテで表現する。
・特別に絵コンテには文字をいれてはいけない。
・複数人で互いに絵コンテから、その一日の生活がど
のうよなものだったか相互に想像させる。
演習・実習 テーマ サンプル
授業
1-9レタッチ・ペインティング
演習時数
3
テーマ名 未来の顔
概要
現在の自分の顔をもとに、中年又は老年になった時
の顔を作成する。
・合成、ペィンティングの方法は問わない。
補足:開発ツール・LMS(Leaning Management System)
ソフトウェア階
層
概要
製品等
素材開発
テキスト、グラフィク、映像、
プログラム等の教材の素材を作
成する。
・Java、HTML等の言語
・Photoshop、Illustrator
・Premiere
・GoLive/LiveMotion
素材組上げ/
教材作成
素材を組上げ実行できる教材に
する。小規模の教材の場合は、
この段階で使用可能になる。
・Authorware
・Director、Flash
・Java, HTML, CGI
教育実施/
教育管理
複数の教材を総合的に管理して、
教育を実行する。大規模教材や
e-learningの場合は、学習の実
行、履歴・成績、協同作業環境
等が統合されたプラットフォー
ムとなる。
・Java, HTML, CGI
・Authorware
・e-leaning用プラットフ
ォーム
補足:開発ツール・LMS(Leaning Management System)