磨けば光る・共に支える 「豊橋の森ご紹介」事業について

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磨けば光る・共に支える
「豊橋の森ご紹介」事業について
とよはしきこり隊
高橋 啓
磨けば光る・共に支える「豊橋の森ご紹介」事業について
■事業内容:
①豊橋市内の森林保全(スギ・ヒノキ)の必要性
②豊橋市農政課の森林整備補助事業の紹介
③森林ボランティア とよはしきこり隊の紹介
を市内山林所有者に伝えるために、
・パンフレットを作成
・とよはしきこり隊が行う間伐実施時に山主向け見
学会を開催し、パンフレットを活用し、①~③の
内容を山主に伝える
磨けば光る・共に支える「豊橋の森ご紹介」事業について
■平成19年度実績:
①パンフレットの作成・印刷
②豊橋市農政課と協働し、
嵩山地区山主向けのPRを、
嵩山地区森林整備地での見学会を通じて行った
磨けば光る・共に支える「豊橋の森ご紹介」事業について
磨けば光る・共に支える「豊橋の森ご紹介」事業について
■とよはしきこり隊:
豊橋市がH17年、豊橋市森林組合解散に伴い、市
内森林保全の補完的役割を担う森林ボランティア候
補の人材養成を行い、
①除間伐等の森林整備支援
②森林の健全な育成を保全するための森林巡回
を担う、ボランティア団体の設立を促した。
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■とよはしきこり隊:
・ H17年発足、豊橋市森林ボランティア養成講座
(年一回、9~12月、10回ほどの講習)修了者が参加。
・H20年現在、隊員33名
・間伐事業実績:
H17年 0.3ha(賀茂地区)
H18年 0.6ha(多米地区)
H19年 0.23+0.3ha(嵩山地区)
計:1.43ha
磨けば光る・共に支える「豊橋の森ご紹介」事業について
■豊橋市の森林の課題…その1
●豊橋市の課題
① 市内森林の52%を占める人工林の公益的機能
(土砂流出防備・生態系保全・CO2固定・地域住民への貢献)を
保全したい
② 森林整備助成情報を広報で伝えてはいるが
自発的申請が少ない
③ とよはしきこり隊用の森林整備地の確保を
行わなければならない
④ 地域住民である山主への啓蒙活動を行いたい
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■豊橋市の森林の課題…その2
●山林所有者の問題
① 資産価値(=木材価格)の低下による
森林管理の放棄
② 山林所有者の高齢化による自立的管理放棄
③ 山主の世代交代の際、森林管理情報が
後継されない
④ 行政による森林整備支援情報が
山主に十分に伝わらない
磨けば光る・共に支える「豊橋の森ご紹介」事業について
■豊橋市の森林の課題…その3
●とよはしきこり隊の課題
① 市内の人工林の公益的機能回復を図りたい
② 養成はされたが活動する森林がない
③ どのように山主へPRしたらよいのか判らない
山主が何を求めているか判らない
→豊橋市農政課と連携して、自治区を通じて
山主に
① 森林整備の必要性を訴える
② 森林整備コスト助成情報を伝える
③ きこり隊の紹介を行う
磨けば光る・共に支える「豊橋の森ご紹介」事業について
■事業の成果
●きこり隊にとって…
・自らの活動目的を再確認
・近所の人々(自治区を含め)や家族に、自らの活動を説明
できるアイテムを持った
・森林所有者、自治区とのコミュニケーションを行うことができた。
●行政にとって…
・森林ボランティア「とよはしきこり隊」との関係を再確認できた
・協働のあり方や責任分担のあり方の確認、
改善策を検討できた
磨けば光る・共に支える「豊橋の森ご紹介」事業について
■今後の事業
① 来年度、間伐事業地にて、自治区対象、現地説明
会を行いながら、パンフレットを活用し、市内人工林整
備促進を進める。
② 豊橋市農政課と、とよはしきこり隊の協働の関係に
ついて話し合いを続けていく。
③ パンフレット等PR事業を通じて各隊員の意識向上
を図る。