Transcript 東京都 資料 中井章人
東京産婦人科医会60周年記念シンポジウム 実際の産婦人科医師数と施設数 （日本産婦人科医会調べ2008） 日本産科婦人科学会員数 15513名（2009年1月） 分娩取り扱い施設数 2923施設 病院 1177施設 診療所1746 施設 分娩取り扱い施設の医師数 7324名 東京産婦人科医会60周年記念シンポジウム 1ヶ月当たりの平均当直回数 7 6.3 5.9 6 5 4.7 4.5 4.2 4 3.3 3.7 3 2 1 0 12年産婦* 18年産婦** 20年産婦 小児科 外科 内科 救急 日本産婦人科医会（2008年アンケート調査より編集） 東京産婦人科医会60周年記念シンポジウム 総合周産期、地域周産期施設における就労環境 総合 地域 対象施設 75 233* 有効回答 64 (85.3%) 170 (72.0%) 勤務時間／週（h/w） 56.5 54.9 当直 回数（／月） 5.3 4.4 睡眠時間（ h） 3.8 4.5 翌日勤務緩和 20 (31.3%) 33 (19.4%) 手当増額 12 (18.8%) 36 (21.2%) 分娩手当 14 (21.9%) 48 (28.2%) 特殊手当 10 (15.6%) 25 (14.7%) ハイリスク加算の還元 10 (15.6%) 16 (9.4%) クラークの配備 26 (40.6%) 62 (36.5%) * 236施設中産婦人科のない3施設は除く 全体 1177 853 (72.5%) 52.1 5.9 4.7 142 (16.7%) 124 (14.5%) 230 (27.0%) 110 (12.9%) 66 (7.7%) 256 (30.0) 日本産婦人科医会勤務医部2008年 東京産婦人科医会60周年記念シンポジウム 東京都の出生数の推移（1960-2006年） (n) 250000 200000 150000 100000 50000 0 1960 1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 (year) 東京都人口動態調査（2006年） 東京産婦人科医会60周年記念シンポジウム 年齢別出生数の推移（1960-2006年） (n) 140000 15-19才 20-24才 25-29才 30-34才 35-39才 40-44才 120000 100000 80000 60000 40000 20000 0 1960 1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 year 東京都人口動態調査（2006年） 東京産婦人科医会60周年記念シンポジウム 合計特殊出生率の推移 2.5 2 1.5 1 東京都 0.5 全国 0 1960 1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 year 東京都人口動態調査（2006年） 東京産婦人科医会60周年記念シンポジウム 【日本産科婦人科学会東京地方部会会員数】 年度末会員数 前年度より増減 1995年 （平成7年） 2,480 1996年 （平成8年） 2,475 ▲5 1997年 （平成9年） 2,463 ▲ 12 1998年 （平成10年） 2,437 ▲ 26 1999年 （平成11年） 2,420 ▲ 17 2000年 （平成12年） 2,413 ▲7 2001年 （平成13年） 2,429 16 2002年 （平成14年） 2,465 36 2003年 （平成15年） 2,466 1 2004年 （平成16年） 2,465 ▲1 2005年 （平成17年） 2,404 ▲ 61 2006年 （平成18年） 2,406 2 2007年 （平成19年） 2,451 備考 45 2007.11.2現在 分娩分娩取扱い施設：196施設 常勤医師数 ：約1000名（2008年12月東京産婦人科医会調べ） 東京産婦人科医会60周年記念シンポジウム 東京都の産婦人科医師、施設数の推移（2008年） (n) 1800 1618 1600 1562 1499 1491 310 1436 1405 1378 1380 1400 1344 1341 1331 1303 1280 287 1200 1000 260 267 1083 1036 258 981 977 249 908 800 901 845 844 829 237 812 600 761 228 767 772 210 会員数 指定医数 400 201 分娩施設 196 200 160 0 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 (year) 東京産婦人科医会2008年12月 東京産婦人科医会60周年記念シンポジウム 施設数 分娩数 総数 196 101456 病院 診療所 101 (51.5%) 95 (48.5%) 71020 (70.1%) 30436 (29.9%) 総合周産期母子医療センター ９施設（105床） （大学付属施設 ６施設） 地域周産期母子医療センター 13施設（90床） （大学付属施設 ６施設） 計 22施設（195床） 協力施設 計 ２施設（24床） 24施設（219床） 東京産婦人科医会60周年記念シンポジウム 東京都の助産師充足率（％） 病院 充足率 ０ 診療所 ０％ 21.1 １ー29％ ０ 16.9 30ー69％ 42.3 2006日本産婦人科医会調査 70ー100％ 19.7 23.4 76.6 東京産婦人科医会60周年記念シンポジウム 東京都の周産期死亡率の推移 40 35 30 25 20 15 10 5 0 1960 1963 1966 1969 1972 1975 1978 1981 1984 1987 1990 1993 1996 1999 2002 2005 周産期死亡率（1000対比：1994年までは妊娠28週以降、以後は22週以降の死産数 と早期新生児死亡数を出生数で除したもの） 東京都人口動態調査（2006年） 東京産婦人科医会60周年記念シンポジウム 東北部 分娩数：9163 病院5,診療所19 西北部 分娩数：9563 病院13,診療所10 多摩 分娩：28652 病院29,診療所27 東部 分娩数：10620 病院7,診療所11 西部 分娩数：10767 病院13,診療所10 西南部 分娩数：8105 病院12,診療所10 南部 分娩数：5405 病院7,診療所6 中央 分娩数：8452 病院16,診療所2 東京産婦人科医会60周年記念シンポジウム ブロック毎の周産期母子医療センター配置とNICU病床数 地域 分娩数* 総合 地域 協力 NICU 出生千対NICU 東部 12411 1 1 0 18 1.5 中央 5727 1 3 1 33 5.8 南部 8221 2 0 0 21 2.6 東北部 10084 1 2 0 27 2.7 西北部 13844 1 2 0 30 1.7 西部 7673 1 2 0 27 3.5 西南部 9772 1 0 1 27 2.8 多摩 33724 1 3 0 36 1.2 計 101456 9 13 2 219** 2.2 *平成18年人口動態調査に基づく分娩数 **総合、地域周産期センターNICU195床に協力施設病床数を加えたもの 帝京大学は東北部として表示 東京産婦人科医会60周年記念シンポジウム 平成17年分娩数（東京都福祉保健局総務部企画課統計調査） 東京 98534 区部 64815 多摩 32146 平成17年度の産婦人科医師数（東京都福祉保健局総務部企画課統計調査） 東京 1289人 区部 1024人 多摩 263人 1000分娩あたりの医師数（東京都福祉保健局総務部企画課統計調査） 東京 13人 区部 15.8人 多摩 8.2人 東京産婦人科医会60周年記念シンポジウム 東京都における出生1000対NICU病床数 3 2.5 2 全体 1.5 区部 多摩 1 0.5 20 06 20 05 20 04 20 03 20 02 20 01 19 99 19 98 19 97 19 96 0 東京都周産期医療対策部会 2007.1 東京産婦人科医会60周年記念シンポジウム NICUの問題点 日本産婦人科医会 2005.3 対象：全国NICU 363施設（有効回答248施設68%） NICU加算許可ベッド数 ：5.72 １年以上長期入院患者数 ：0.53 NICU後方支援施設ある ：23.3% ない ：65.7% 東京産婦人科医会60周年記念シンポジウム 東京都NICU・GCU利用者住所別内訳 東京都福祉保険局 神奈川県 ７% 258人 その他 ３% 114人 千葉県 ７% 385人 埼玉県 ９% 356人 東京都 74% 2875人 実際、都民が使用できるNICU病床は65％にすぎない 東京産婦人科医会60周年記念シンポジウム 東京都の妊婦健診補助券の現状（2008. 6 東京産婦人科医会調査） 14回の自治体 中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、品川区、目黒区、大田 区、中野区、杉並区、北区、荒川区、板橋区、足立区、葛飾区 奥多摩町 ７回の自治体 練馬区、八丈町 ５回の自治体 千代田区、渋谷区、豊島区、江戸川区 八王子、立川、武蔵野、三鷹、青梅、府中、昭島、調布、町田、小金井、小平、日野、 東村山、国分寺、国立、福生、狛江、東大和、清瀬、東久留米、武蔵村山、多摩、 稲城、羽村、あきる野、西東京、穂積町、桧原村、大島、利島、新島、神津島、三宅 島、御蔵島、青島、小笠原島 東京産婦人科医会60周年記念シンポジウム 周産期死亡率（東京都福祉保健局総務部企画課統計調査） 東京都 4.8、 区部 4.6、 多摩 5.1 周産期死亡率（平成17年） 16 14 12 10 8 6 4 2 奥多摩町 檜原村 日の出町 瑞穂町 西東京市 あきる野 羽村市 稲城市 多摩市 武蔵村山市 東久留米市 清瀬市 東大和市 狛江市 福生市 国立市 国分寺市 東村山市 日野市 小平市 小金井市 町田市 調布市 昭島市 府中市 青梅市 三鷹市 武蔵野市 立川市 八王子市 江戸川区 葛飾区 足立区 練馬区 板橋区 荒川区 北区 豊島区 杉並区 中野区 渋谷区 世田谷区 大田区 目黒区 品川区 江東区 墨田区 台東区 文京区 新宿区 港区 中央区 千代田区 0 東京産婦人科医会60周年記念シンポジウム 東京都周産期体制改善への提言 ・地域格差の改善 周産期ネットワークにおけるブロックの見直し 周産期施設の拡充（総合１に地域３） 母体救急対応可能な施設の追加認定 妊婦健康診査補助等の統一化 ・総合周産期施設の負担軽減 コントロールセンター創設、コーディネータ配備 ・助産師、看護師の育成と確保