Transcript 少子高齢化問題
少子高齢化 高橋香央里 加藤裕子 松本結 海老澤優 目次 少子高齢化とは? 深刻な少子化問題 出生数及び合計特殊 出生率の推移 日本の人口ピラミッド 年齢別人口推移とそ の問題点 急速に進む高齢化1 急速に進む高齢化2 国際比較 問題点の比較 日本政府の対策 日本政府が着手した 主な例 外国の対策 まとめ 少子高齢化とは? 出生率の低下や、平均寿命の伸びが原因で、人口 に占める子供の割合が減り、同時に高齢者の割合 が増えることをいいます。 http://www.ygt-oguni-j.ed.jp/h14_3/h1462/syousika.htm 深刻な少子化問題 生まれる子供の数が減少し、現在の人口を維持 できないばかりか、 経済全般/社会保障(特に年 金問題)/労働市場などに大きな影響を与える深 刻な問題 となっています。 少子化が進んできた理由としてあげられるもの ①女性の高学歴化 ②晩婚化 ③未婚化 ④住環境の問題 http://www.pat.hi-ho.ne.jp/musashi/index-nani.htm 出生数及び合計特殊出生率の推移 資料:「人口動態統計」厚生労働省大臣官房統計情報部 日本の人口ピラミッド 1950 富士山型 1947~49 第一次ベビーブーム 1966 丙午 1971 第二次ベビーブーム 2005 つぼ型 少子少産型 出生率 8.9% 死亡率 8.1% 自然増加率 0.8% 日本の人口ピラッミッド(推定) 2025 つぼ型 ベビーブームの2世代分が 老年人口層へ ・ 2050 第一次ベビーブーム世代がいなくなり、 第二次ベビーブーム世代が 80 歳代へ。 幼年人工はもちろん、生産年齢人口も 非常に少ない。 年齢別人口の推移 生産年齢人口の減少に伴い、幼年人口も減少している。 またベビーブーム世代の年代がいっきに老年層へとうつるため、 老年人口が急激な伸びを見せる 日本はいまや、65 歳以上の老年人口の割合は 19%とスウェーデ ン・ドイツを超えて世界で最高高齢化国家となっている。 データから分かる点とその問題 経済面 ・生産年齢人口(15~64 歳)の総人口に占める割合が低下 ↓ ・社会経済的に考えれば、富の創出基盤である生産年齢人口 が低下 ↓ ・貯蓄を取り崩して生活する高齢者の増加による貯蓄率の低下 ↓ ・年金、医療、福祉等の社会保障の分野における現役世代の負 担が増大 ↓ 《経済成長率の低下・国民の生活水準への影響が懸念される》 データから分かる点とその問題 社会面 ・単身者や子どものいない世帯が増加 ↓ 「家族」の形態が変化し、家系の断続や先祖に対す る意識の希薄化をもたらす ・人口の減少と高齢化の進行 介護保険や医療保険の制度運営にも支障をきたす ↓ 住民に対する基礎的なサービスの提供が困難 ・道路、河川、田畑、山林などの社会資本や自然環 境の維持管理も困難になる 急速に進む高齢化1 日本は、世界に例をみないほど急速に「高齢化」 が進行してます。21世紀半ばには、国民の2.5 人に1人が65歳以上の高齢者という超高齢化社 会が到来することが予測されています 。 参考:少子・高齢化 税の学習コーナー 急速に進む高齢化2 65歳以上の対総人口比 国際比較 「平成17(2005)年完全生命表」によると、主要国の平均寿命は以 下のとおりである。 日本 カナダ アメリカ フランス ドイツ アイスランド イタリア イギリス 男78.56 女85.52 (2005年) 男77.20 女82.10 (2002年) 男75.20 女80.40 (2004年) 男76.80 女83.80 (2005年) 男76.21 女81.78 (2003-2005) 男78.90 女82.88 (2001-2005年) 男77.16 女82.84 (2003年) 男76.62 女80.95 (2003-2005) 参考:ウィキペディアの高齢化社会 問題点の比較 世界の高齢化率 現在は7%だが2040年には14%に達し、地球 全体が高齢社会になると予測されている。 →暮らしを支える若い世代の負担が増える 日本 2050年には、高齢化率36%に達する「超(ちょ う)高齢社会」になると言われている。 日本政府の対策 日本では少子高齢化対策として、政府が出 生回復を目指す施策を推進する一方、少子高 齢化社会に対応した社会保障制度の改正と経 済政策の研究に取り組んでいる。 日本政府が着手した主な例 育児休業制度の整備 傷病児の看護休暇制度の普及促進 保育所の充実などの子育て支援 乳幼児や妊婦への保険サービスの 強化 外国の対策 フランスでは福祉制度や出生・育児優遇の 税制を整備している。 女性の勤労と育児の両立を可能とする「保 育ママ制度」の導入 子供が多いほど課税が低くなる「N分N乗税 制」の導入 ↓ この結果、出生率が回復した。 スウェーデンでは、女性の生活支援や低所得者 でも出産・育児がしやすくなるように各種手当の 導入のすすめた。 ↓ 出生率2人を超え、 先進国最高水準となった。 まとめ 日本も少子高齢化をなくすため、海 外の国の対策を参考にして、今後より よい社会になれるように対策をたて実 行にうつすべきだと思う。