微生物効果とバチルスガードプレゼン - 株式会社バイオ・グリーン~自然

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自然環境農法の定義とは

栽培期間中に使用する

トーマスくんの効用

月1回使用すると、 どういう効用が有るか

土づくりをシッカリした。 まずまずだから、 もっと良くしたい 前半は 後半を

連作による障害を出来るだ け出したくない

肥料の効率をもっと良くしたい。

土の下の根っこでは、どのような事が行われてい るのか? 根の周りに色んな 菌 が 集まってきます。 植物から出る「 老廃物 」を 食べて、自分の栄養にした り、 有害な物 (アレロパシー 物質等)を 無害化 したりし ます。 植物に 酵素・アミノ酸・ホル モン・ビタミン等を供給 もし たりします。

植物は人間と同じです。

• 土壌 は 植物 にとって 家 であり、 布団 なんです。 • 植物 は、生育期間中に 土壌中 に 代謝産物 (うん こ)を沢山出します。 • 汚い家で住んだり、うんこだらけの布団で眠った りするのは、人間もイヤですよね。

植物 にとって、 家や布団の掃除人 が土壌中の 有 用微生物 です。 植物のウンコ には、 核酸 糖質 脂肪 アミノ酸 その他の 生理活性 物質 が含まれてい ます。 中には アレロパ シーに関係する物 も有ります。

掃除人は、 細菌と糸状菌 (主に好気性菌)が中心です。 • 土壌中 の 微生物の数 は、 1グラム中数十億個 とも数千億個 とも言われてますが、ハッキ リ解っておりません。 • 糸状菌より細菌の数が優勢 の方が 土の状態 は良い 様です。

細菌 や 糸状菌 はどんな者が? • 細菌には 酵母・乳酸菌・枯草菌(納豆菌)・緑 膿菌・大腸菌・ラン藻類・放線菌の仲 間の一部・光合成細菌などが属します。 ・ 糸状菌には 麹菌・キノコ類・フザリウム類・灰カ ビ類・毛カビ類・放線菌一部など

土の中の 菌相 の変化 • • • • • • 植物 が根っこから出す 物質 は、植物の種類によって 違います。 トマトはトマト の、 アスパラはアスパラ の 独特の代謝 産物(ウンコ) を出します。 連作の効かない物ほど ウンコ も独特で強烈です。 土の中の 微生物 も、ウンコの種類により、それを好 む者に 偏って繁殖してきます 。 その結果、 菌の種類 が、土づくりをした 最初の頃と すると変わってしまいます 。 偏りが出来ると、掃除も行き届かなくなります。

新しい掃除屋さんを送り込む 為の

トーマスくん

 トーマスくんを 毎月1回 流してあげると、土の中の菌 相が、 最初の新しい菌相 に戻ります。  トーマスくんを 定期的に流す ことは、掃除ばかりする 菌の 他の役割をする菌を補充 する事になります。  土の中では、 堆肥を分解 したり、 アンモニアを硝酸 に 変えたり、 セルロースを糖に 変えたり、 リン酸を吸 収しやすく したりする作用が絶えず行われています。  定期的な

「トーマスくん」

散布が効果的にな ります。

根っこは人間で言えば

口・肝臓・胃腸・肛門

 植物は口がきけず、動く事も出来ませんが、人 間と同じです。  その植物で一番大事なのは、皆さんご存じの通 り「根っこ」です。  トーマス菌は、一番大事なところに働き、植物の 重要な部分を守ってくれます。

バチルスガード について

• • • • • • • • • • • バチルス菌とは? バチルスガードにはバチルス菌だけ? どういう風に作ってる? 害はないの? どういう訳で良いの? 農薬との混合は大丈夫? どういう効果が見込めるの? 具体的にどんな菌? バイオ・ガードについて? 保管方法は? 効果的な組み合わせは?

バチルス菌とは?  良く知られているのは「納豆菌」ですね。  枯草菌という名前が本来の呼び名です。  とても沢山の種類があり、数千~数万とも言われ ています。  「バチルス」というのが種族の名前で、ちなみに 納豆菌は正式には「バチルス・ナットウ」と言い ます。  良く聞く名前は「バチルス・サブチリス」ですね  「ラクトバチルス」という乳酸菌を作る物も居ま す。

バチルスガードにはバチルス菌だけ?  バチルス菌の他に「乳酸菌」「酵母菌」「麹菌」 が主体に入っています。

どういうふうに作っているの? • • • • • バチルスガードの原料は全て「食品」です。 糖分が中心です。 他には「米ぬか」と「蛋白質分解物」です。 好気条件で培養してます。 開放系ですから、少しは他の菌も入ると思います が、乳酸とアルコール、また、バチルス菌の増殖 速度が速いため、安全に培養できます。

害はないの?

 害は有りません。  普通の農薬と違って、マスクも手袋も要りま せん。  植物にも安全です。  飲んでも良い位です。  病原性の有る菌種は御座いません。

農薬との混用は?

• • • 殺菌剤との混用は避けて下さい。 殺虫剤とは混ぜても効果が上がっています。 展着剤との混用も問題が有りませんでした。

どういう訳で良いの?

• • 植物の葉の表面には、クチクラ層が有り、植 物を守っていますが、葉の裏にはクチクラ層 は無く、気孔や菌の付着できる窪み等が有り ます。その部分に「バチルス菌」「乳酸菌」 「酵母菌」等の「善玉」と言われる菌が先に 生息すると、他の菌が着かなくなります。 他の菌が居ても、抗菌物質や酸を出したり、 他の菌がエサを取りにくくしたりして、増殖 を阻害したり、死滅させたりします。

どういう効果が見込めるの?

• • • • 今のところ、糸状菌関係の被害が減っていま す。 土に落ちると、土も良くなるようです。 ウドンコ等、カビ系菌病、ボト、軟腐、白絹、 褐班、炭疽等に罹りにくくなるようです。 仮に罹っても、拡がらないようです。

具体的にどんな菌?

• • • • 枯草菌 は「藁」「納豆」等から 45種 以上 酵母 は [ ブドウ ][ アケビ ][ ぬか床 ][ 味噌 ][ キムチ ] 等から 8種 以上 乳酸菌 は [ 牛の乳房 ][ 糠床 ][ 味噌 ][ キムチ ] 等か ら 数種類 麹菌 は [ 味噌 ][ 焼酎麹 ] 等から 2種類 藁以外は食べられる物から採りました。

バイオ・ガードについて?

【原料と製法】 天然海藻エキス・有用微生物群(トーマス菌)・フ ミン酸・酵素・光量子(クァンタム)エネルギー水 を混合して独自の製法による植物活性保護液。 【用途と効果】 天候不順等により根の働きが弱った時、草勢が衰え た時などの回復や、病害発生が予測される時の予防 に。

すべての植物は、根の働きが原点です。

 そうなんです。根が弱れば草勢・樹勢が弱り そうなると、天候等廻りの環境に左右され易 く幾多の障害と直面してしまいます。  曇天や雨天が3日以上続くと根の活動は弱り ます、しかし上部では養分が欲しいのですが 供給が不足して枯れたり色々な障害に至って しまいます。  ちなみに植物の根は活動が止まると回復まで に4~6日掛かると言われております。

植物の活動が弱った時の疲労回復に

 前項の様な時、バイオ・ガードを葉面散布す る事により細胞活性や根の回復を早目るお手 伝いをします。  定期散布【1~2週間隔)は予防効果は勿論 品質向上にも優れた効果を発揮します。  濃度は定期予防時・・・3~500倍液で 障害発生予測時・・・・1~300倍液で

効果的な組み合わせは?

 バチルスガードと「トーマスくん」、バチル スガードと「バイオガード」、以上3種類を 混ぜて同時に散布すると、より効果的です。

保管方法は?

• • • 常温で保管できます。 太陽光線(直射日光)の当らないところに保 管して下さい。 保管が良ければ約1年位大丈夫ですが、やは り早めに使用して下さい。

1.土壌還元で土はどう変わる? 2.アミノ酸・酵素・核酸とは? 3.微生物の働き。その他

土壌還元で土はどう変わる?  ある生産者さんの土壌で追跡調査しまし た。

作の終了時点では硝酸態窒素が多かった

 作が終了し、ロータリーをかけた直後の 土壌には、 アンモニア態 窒素は少なく 、 殆どが 硝酸態 窒素でした。

還元終了時点ではアンモニア態窒素に

• 硝酸態窒素が殆ど無くなり、代りにアンモニア 態窒素が多くなりました。

基肥の施肥後植えつけ前には・・・

 また硝酸態窒素が 増えました

何故そうなったのか?

 最初は酸素を含んだ水分が有るので、好気性菌 が酸化分解を盛んにします。    土中の酸素が好気性微生物の働きで少なくなる と・・・ 残渣の分解に酸素が消費される。(高温化) 嫌気性菌(高温菌)が還元型の分解を始めます。   硝酸は好気性菌による酸化型の残渣分解のため に消費され、酸素が無くなると嫌気性菌の還元 型の残渣分解に変わり、蛋白質が分解されてアンモ ニアが出来てきます。 また、硝酸還元菌がアンモニアを作ります。

酸素が無くなると・・・

 表面には、かろうじて好気性菌が生活します  土中では酸素が少なくなってきます。そうす ると嫌気性菌(細菌類)の働きが強まります。  土中では還元型の分解が進みます。  高温・嫌気条件で残渣の分解が進みます。

被覆を剥がして耕起すると・・・

 土壌に酸素が供給され、また酸化型の分解に なります。  温度が下がり酸素が供給されると、胞子の状 態だった放線菌が急速に発生してきます。  アンモニアが硝酸菌により硝酸に変わって行きま す。

還元消毒で期待される効果とは

 最初に養分と水と酸素が有るので、好気性菌群が 力を発揮し、高速で残渣を分解します。  分解熱が出て高温になり、その熱で胞子類等も殺 菌します。  酸素が不足すると好気性菌群は死滅し、ダブル効 果になり表面では、細菌類・乳酸菌・枯草菌・糸 状菌類の高温耐性菌が繁殖します。  終了後耕起することで、土中に有用菌が増加

アミノ酸・酵素・核酸について

• アミノ酸とは 一言で言うと「糖分付きの窒素」 そのまま吸収され、直に利用できる優れもの • 酵素とは 澱粉・蛋白質等を合成・分解する触媒 蛋白質に金属が含まれた物 • 核酸とは 細胞の中の核に含まれる DNA・RNA等遺伝子の構成要素

アミノ酸

 こういう物です

微生物が関与して供給します

 有機肥料(有機物)に含まれる蛋白質を分解 してアミノ酸に変え、それを微生物が吸収し ます。  実は、その時に微生物は体の外に「酵素」を 出すんです

なぜアミノ酸は良いと言われるか

• • • • • 窒素は、通常、硝酸態窒素の形で植物に根から吸 収されます。 硝酸態窒素は植物の細胞内でアンモニア態窒素に 変わり、糖・リン酸と合成され、アミノ酸になり ます。 アミノ酸は硝酸・アンモニア・アミノ酸という変 化を2過程省略します。 吸収されて直に蛋白質に合成でき、植物が疲れず に済みます エネルギー消費量が減り、その分成長や貯蔵に回 せます。

微生物が作るアミノ酸  施す有機物によってアミノ酸組成も変わる。 動物質蛋白と植物性蛋白の違い。 微生物と植物が養分の取り合いをしている 植物と微生物の共生関係

アミノ酸の種類

酵素とは • • • • 有名なのは「アミラーゼ」。澱粉を分解します。唾液中 にも有ります。 セルロースやリグニン(植物残渣)はセルラーゼ等の糖 質分解酵素でブドウ糖等吸収しやすい形に分解されます。 蛋白質を分解するのは「プロテアーゼ」。ペプシン等胃 や小腸で分泌されます。蛋白質を1個づつのアミノ酸に 分解し、吸収されやすくします。 (酵素を一番多く分泌するのは酵母) 微生物の細胞の中では、分解と合成が行われます。 人間も食物は、胃や腸で消化され吸収されて、細胞で利用 されます 植物の中でも人間と同じように、養分吸収とその利用がな されます。

酵素はトーマスくんの中にも当然アミノ酸 も入っています。 一番は、土壌中でトーマス菌が酵素・アミ ノ酸を作りだし、植物に供給していると う事。  良い土づくりをすると、有機物が適度に 含まれ、有用微生物が多く生息し、アミ ノ酸も酵素もタップリの圃場が出来上が り、天候に左右され難い良い作柄が期待 できます。

核酸とは • • • • • • • • • ザット言うと、遺伝子(DNAとRNA)の構成因子。 糖分と窒素を含む塩基とリン酸がくっついた物。 細胞分裂(成長)の時、多く必要とされる。 吸収されると、即利用できる。 リン酸分が不足すると生育が良くなくなるのは、核酸 の合成量も少なくなるから。 古くなると分解され、再利用される。 動物・植物・微生物等の細胞中に多く含まれ、特に細 胞核の中に多い。 微生物が土壌中で死ぬと、細胞が壊れて、土壌中に核 酸がばら撒かれる。 エネルギー代謝(ATP)にも利用されている。

核酸てなあに?どんなの?

• 植物の栄養吸収 根からの吸収 人間で言うと、口から食べて消化する通常の吸収。 根から出す「根酸」やその他の生理活性物質で根 毛から吸収し易くして体内に取り入れる。 選択的吸収により必要な物は分解しなくても吸収。 師管・導管を伝って各部へ運ばれる。 葉からの吸収 葉面の細胞から直接吸収される表面の細胞から近 辺の細胞へ、細胞間で運搬される尿素・ミネラ・ 水分の他に、アミノ酸・核酸・酵素・糖分等も直 接吸収される事が、最近の研究で解ってきた。

養分吸収と光合成とエネルギー     植物は、葉の葉緑素で太陽エネルギーを利用して、水と 炭酸ガスから「ブドウ糖」を作ります。(光合成) ブドウ糖からデンプンや脂肪を作ります。 吸収した「窒素」や「リン酸」や「ミネラル類」からア ミノ酸や蛋白質を作ります。 デンプン・脂肪・アミノ酸・蛋白質等から成長に必要な 物質を作ります。    根からの吸収には、葉からの水分放出による浸透圧の変 化と、毛細管現象と、選択的吸収の3種類が有りますが、 毛細管現象以外にはエネルギーが必要です。 光合成にもエネルギーが必要です。 もちろん色んな物質を作るのにもエネルギーが必要です。

• 植物のエネルギーの作り方 人間も植物もエネルギーの作り方は同じです。 地球上の生物は全て、糖質を分解するときに出る エネルギーをATPという「核酸にリン酸がついた 物」に蓄えて、それが分解される時にでるエネル ギーで生命活動をしています。 1個のブドウ糖から34個のATPが得られます。 光合成で1個のブドウ糖を作るのに18個のAT Pを消費します。 差し引き16個のATPで窒素からアミノ酸を 作ったり蛋白質を作ったりするのです。 エネルギーは「クエン酸回路」を回すことで得られ ます。

菌類の細胞模式図

原核生物(細菌・藍藻)の模式図

糸状菌と植物の共存関係

土壌団粒化の模式図

菌根菌の模式図

微生物の生存方法

微生物の大きさの比較

菌が菌を排除している様子

菌が養分を取り込む仕組み

菌の働き

菌の働き

10月4日

10月21日