MEMSパークコンソーシアム 平成21年度活動報告及び決算報告

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Transcript MEMSパークコンソーシアム 平成21年度活動報告及び決算報告

報告事項
MEMSパークコンソーシアム
平成21年度活動報告及び決算報告
平成21年度の活動方針(平成20年度総会決定)
【活動方針】
平成20年度の結果を踏まえ、人材育成事業の活動を促進し、会員企業に対しての技術的なサー
ビスを強化します。
①情報発信事業
他機関との連携による効果的なセミナーを実施し、MEMS技術の高集積化や複合化を積極的に促すとともに、
WEBサイト等を利用し、これまで以上に会員企業からの情報発信の充実を図ります。
②人材育成事業
試作実習に関しては会員企業等が自ら企画したデバイスの試作実習ができるように講座内容を変更するなど、
企業ニーズに対応した人材育成事業を実施します。また、次世代のMEMS技術を担う若い人材を育成するため
第1回 International Contest of Applications in Nano / Micro Technologies (iCan2009)事業(MEMSデバイスを用
いたアプリケーションを提案、試作する国際コンテスト)への事業運営サポートを通じ、大学生等をターゲットにした
人材育成を行います。
③技術相談事業
MEMSに関連する研究者、公設試等産業支援機関等とのネットワーク形成を進めます。
④ネットワーク活動
「MEMSPCカフェ」の更なる充実を図り、会員同士、講師の方々との情報交流を促進し広範なネットワーク形成を支
援します。
⑤MEMS関連産業の集積を促進するプロジェクト創成の検討
各事業を展開していく中でプロジェクトの芽を見出し、関係機関とも連携を密にしながら、プロジェクト創成に向けた
支援について検討していきます。
平成21年度の活動実施概要
①情報発信事業
・MEMS集中講義の開催(参加者 107 名)及び公開セミナーの開催( 2 回)
・展示会への出展(第20回マイクロマシン/MEMS展、セミコンジャパン2009)
・第20回マイクロマシン/MEMS展とフラウンホーファーシンポジウムへの東北6県公設試の共同出展 [ 新規 ]
・MEMSPCニュースの配信(一般向け 15 回( 547 部発行/回)、会員向け 45 回)
・MEMSパークコンソーシアムパンフレットの作成
・後援したイベント(仙台国際フォーラム、MEMS Engineer Forum2010 他 8 件)
②人材育成事業
・基礎講座(インターネットスクール)の実施 延べ受講者数: 163 名
・設計実習の実施 受講者数: 2 名(受講企業 2 社)
・試作実習の実施 受講者数: 2 名(受講企業 2 社)
・iCAN2009国内予選会の実施 [ 新規 ]
③技術相談事業
・技術相談を実施 相談件数:15件
④ネットワーク活動
・MEMSPCカフェの実施 4 回
⑤MEMS関連産業の集積を促進するプロジェクト創成の検討
・他機関との連携:(独)産業技術総合研究所グリーンプロセスインキュベーションコンソーシアム(産総研GIC)
※今年度:会員数 79 社、前年度:会員数 107 社
平成21年度の主な活動について
(平成22年2月末現在)
セミナー関係
区分
回
【MEMSPCカフェ】
テーマ
会場
参加者数
仙台から広がるマイクロシステムの国際ネットワーク,新しい 研究開発モデル,そし 東北大学マイクロナノマシニング
43
てビジネス
研究教育センター
第24回
平成21年4月1日(水)
第25回
平成21年7月30日(木)
産学連携ワークショップ「東北6県公設試の取り組みについて」
(第20回マイクロマシン/MEMS展)
東京ビッグサイト
第26回
平成21年8月4日(火)
~6日(木)
MEMS集中講義 in 名古屋
マイクロマシニング1 (概論、フォトファブリケーション、エッチング) [江刺] 他
豊田中央研究所 福利厚生セン
ター 「アクタス」Aホール
107
第27回
平成21年10月27日(火)
MEMSパークコンソーシアム/グリーンプロセスインキュベーションコンソーシアム
-第4回連携・シンポジウム-
産総研東北センターOSL会議室
96
第28回
平成22年3月30日(火)
マイクロシステム融合研究開発センター(μSIC) キックオフシンポジウム
東北大学 工学研究科
機械系講義棟 第一講義室
第11回
平成21年7月10日(金)
MEMSPCカフェ in SENDAI
「東北各県公設試験研究機関における微細加工等に関する取組み」
フレンチレストランLe ciel
29
第12回
平成21年7月30日(木)
MEMSPCカフェ in マイクロマシン展
東京ビッグサイト
83
第13回
平成21年8月5日(水)
MEMSPCカフェ in 名古屋 「会員企業からの技術情報の提供」
豊田中央研究所 福利厚生セン
ター 「アクタス」Bホール
58
第14回
平成21年11月17日(火)
MEMSPCカフェ in TOKYO 「会員企業からの技術情報の提供」
東北大学東京分室
(サピアタワー)
23
公開セミナー
会員セミナー
日時
75
合計(延べ)
514
イベント関係
名称
ICAN2009 国内予選大会
日時
平成21年10月13日(火)
京都大学の2チーム、信州大学の1チームが入賞
特別講演として東京大学名誉教授 養老 孟司 氏よりご講演を頂いた。
会場
東北大学百周年記念会館
(川内萩ホール)
150
出展関係
名称
日時
平成21年7月29日(水)
第20回マイクロマシン/MEMS展
~31日(金)
平成21年12月2日(水)
セミコンジャパン2009
~4日(金)
会場
大学・団体・研究所ブースでの出展
(TOHOKUものづくりコリドー、東北六県公設試験場との共同出展)
東京ビッグサイト
TOHOKUものづくりコリドーとの共同出展
幕張メッセ
後援関係
名称
仙台国際フォーラム2009
MEMS Engineer Forum 2010
日時
平成21年11月24日(火)
~25日(水)
平成22年3月18日(木)
~19日(金)
主催、テーマ等
会場
仙台市、フラウンホーファー協会、東北大学主催
ホテルメトロポリタン仙台
MEMS Engineer Forum 2009実行委員会 (事務局:㈱インプレスR&D)
TFTホール(東京有明)
105
-
4
平成21年度の主な活動について
1.事業運営のためのワーキンググループの実施
各事業の運用を検討・運営するためのワーキンググループを実施。
実施回数: 23 回
事務局構成メンバー:事務局長、東北大学、宮城県、仙台市、東北経済産業局
2.人材育成事業運営のためのワーキンググループの実施
人材育成事業試作実習の実施方法検討・運営のためのワーキンググループを実施。
実施回数: 5 回
構成メンバー:事務局長、東北大学、宮城県、仙台市、東北経済産業局、
宮城県産業技術総合センター、株式会社メムス・コア
3.事業内容検討のための推進委員会の実施
21年度事業の進捗確認、22年度事業検討のために設置された推進委員会の実施。
実施回数: 1 回
構成メンバー:事務局長、東北大学、宮城県、仙台市、東北経済産業局
東北経済連合会、東北セミコンダクタ株式会社
平成21年度の事業トピックス
MEMS集中講義 in 名古屋
iCAN2009国内予選会
日時:平成21年8月4日(火)~6日(木)
場所:豊田中央研究所
参加者数: 107 名
日時:平成21年10月13日(火)
場所:東北大学百周年記念会館
参加者数: 150 名
江刺教授をはじめ、東北大学のMEMS研究者
等により、MEMS技術の基礎的知識から各種分
野のアプリケーションへの応用展開まで、様々な
角度からMEMS技術に関する情報提供を行いま
した。
本コンテストは、MEMSデバイスを用い、大学生
等がそのアプリケーションを考え、試作するコンテ
ストであり、学生の柔軟な発想を未来社会に活か
すことを目的として日本では初めて開催いたしま
した。
最優秀チーム 京都大学 チームTBT
加速度センサを用いたエアギターのデモの様子
同時開催第13回MEMSPCカフェの様子
平成21年度の事業トピックス
iCAN2009国内予選会が各種新聞で報道されました。
2009年10月 日本経済新聞(全国版)
2009年10月 河北新報
2009年10月 日刊工業新聞(全国版)
仙台放送、NHK(仙台放送局)、テレビ東京でも取り上げられました。
平成21年度活動の総括
①情報発信事業
MEMS集中講義、産総研グリーンプロセスインキュベーションコンソーシアムとの連携シンポジウムには、100名を超え
る方々にご参加頂き、情報発信事業がMEMS産業の裾野を広げる効果の一翼を担ったものと思われる。
また、マイクロマシン展への東北6県の公設試との共同出展により連携強化が図られた。
②人材育成事業
・平成20年度に引き続き、独立採算制で事業を実施した。
・基礎講座に対しては年間100名を超える登録者があり、MEMS技術を理解する人材を増やす目的としては 一定の
効果があった。
・試作実習においては、これからMEMS開発に取り組みを始める企業2社が技術者を派遣するなどMEMS産業の裾野を
広げる効果があった。
・大学生、高校生を対象とした「iCAN2009」については、全国から16チームの参加があり、MEMSデバイスを活用
した創造的なアプリケーションの提案がなされ、実際に試作をしてもらうことで、若手人材の育成に寄与したものと
思われる。また、積極的な広報活動により、マスメディアにも大きく報道され、MEMSパークコンソーシアムの活動の
認知度向上に貢献した。
③技術相談事業
MEMSパークコンソーシアム及び関係機関には様々な相談が寄せられた。
④ネットワーク活動
MEMSPCカフェを通じて、MEMS技術研究の第一人者である研究者や企業との活発な意見交換が図られ、MEMS関連
技術・研究分野のネットワーク網が拡大した。
⑤MEMS関連産業の集積を促進するプロジェクト創成の検討
上記の事業を進めることで東北大学等研究機関との共同研究に繋がる案件も出てきており、今後とも、各事業を展開
していく中でプロジェクトの芽を見出し、MEMS関連産業の集積を促進する事業化、製品化等に向けたプロジェクト創成
に繋げていく。
MEMSパークコンソーシアム
平成21年度決算報告
平成21年度MEMSパークコンソーシアム予算案
(平成20年度総会決定)
収入の部
項 目
前年度繰越金
会費収入
人材育成試作実習受講料
合 計
金 額
21,348,653
9,000,000
5,000,000
35,348,653
20年度決算額
17,805,905
8,350,000
3,850,611
30,022,571
金 額
910,000
700,000
3,880,000
5,000,000
2,000,000
2,210,000
1,300,000
19,348,653
35,348,653
20年度決算額
1,269,695
211,400
1,973,710
3,850,611
0
168,502
1,200,000
21,348,653
30,022,571
摘 要
110会員(180口) (仮)
支出の部
項 目
広報関係費用
出展関係費用
セミナー関係費用
人材育成試作実習
iCan2009運営費
事務関係費用
会議関係費用
予備費
合 計
摘 要
パンフレット作成、サーバ管理費 など
マイクロマシン展出展関係
会員セミナー、MEMSPCカフェなど
人材育成試作実習受講料と相殺
国内予選開催費等
事務員人件費、事務委託費など
総会関係費
平成21年度MEMSパークコンソーシアム決算見込み
収入の部
項 目
前年度繰越金
会費収入
人材育成受講料
雑収入
合 計
金 額
20,834,976
5,750,000
5,000,000
3,587
31,588,563
摘 要
金 額
689,980
794,845
1,857,795
5,000,000
2,031,016
439,247
1,300,000
19,475,680
31,588,563
摘 要
パンフレット作成、サーバ管理費 など (3月支出予定含む)
「第20回マイクロマシン展、セミコン・ジャパン2009」出展関係
MEMS集中講義等公開セミナー、MEMSPCカフェ
試作実習運営経費
国内予選開催費等
事務局旅費、事務消耗品など
総会関係費(3月支出予定)
79会員(115口)
銀行利息等
支出の部
項 目
広報関係費用
出展関係費用
セミナー関係費用
人材育成運営費用
iCAN2009運営費
事務関係費用
会議関係費用
次期繰越金
合 計
第1号議案
MEMSパークコンソーシアム
平成22年度活動方針及び予算案
平成22年度の活動方針
【活動方針】
平成21年度の結果を踏まえ、情報発信や人材育成、技術相談事業を促進し、会員企業に対しての技術的な
サービスを強化します。また、「試作コインランドリ」の本格始動に合わせ、国内外への情報発信を積極的に行い
ます。
①情報発信事業
MEMS集中講義や他機関との連携による効果的なセミナーを実施し、MEMS技術の高集積化や複合化を積極的に促す
とともに、WEBサイト等を利用し、これまで以上に会員企業からの情報発信の充実を図ります。
展示会への東北6県の公設試との共同出展を継続し、公設試との連携をより一層強化する。
②人材育成事業
試作実習に関しては昨年度と同様に会員企業等が自ら企画したデバイスの試作実習ができるよう、企業ニーズに対応
した人材育成事業を実施します。
また、次世代のMEMS技術を担う若い人材を育成するため第2回 International Contest of Applications in Nano / Micro
Technologies (iCan2011)事業(MEMSデバイスを用いたアプリケーションを提案、試作する国際コンテスト)への事業運営
サポートを通じ、大学生等をターゲットにした人材育成を行います。
③技術相談事業
東北大学西澤潤一記念研究センターで開始予定の「試作コインランドリ」との連携、MEMSに関連する研究者、公設試
等産業支援機関等とのネットワーク形成を進めます。
④ネットワーク活動
「MEMSPCカフェ」の更なる充実を図り、会員同士、講師の方々との情報交流を促進し広範なネットワーク形成を支援し
ます。
⑤MEMS関連産業の集積を促進するプロジェクト創成の検討
各事業を展開していく中でプロジェクトの芽を見出し、関係機関とも連携を密にしながら、「MEMS×○○プロジェクト」
の実施など、プロジェクト創成に向けた支援について検討していきます。
MEMSパークコンソーシアム 22年度事業
(Ⅰ)情報発信事業
MEMS分野の研究開発・産業化に関する情報の収集及び提供に資する事業
・セミナーの開催
MEMS技術に関する様々なテーマを設定して、MEMS技術の普及を図ります。
主要イベントは以下のとおりです。
①MEMS集中講義
マイクロマシニングの基礎概論からアプリケーションへの応用など、MEMS技術について3日間集中的に
講義を行います。(※詳細は次ページをご覧下さい)
②MEMSPC/産総研GIC共同シンポジウム
産総研GICとの共催によりバイオとMEMS技術の融合をテーマとしたシンポジウムを開催します。
※この他にもセミナーの企画を行います。
会員の皆様からのテーマの提案をホームページにて受け付けています。
希望するテーマがございましたら、ホームページよりご提案ください。
・WEBサイト、メーリングリストの充実
MEMSPCは情報発信の充実を図ります。
※ホームページ上で、会員の皆様からの情報をお待ちしております。
会員企業様の新製品情報、会員企業様が主催するセミナー等がございましたら、ご投稿ください。
・マイクロマシン/MEMS展、セミコンジャパンへの出展
※その他、報道機関等を活用した活動のPRを積極的に行って参ります。
MEMSパークコンソーシアム 22年度事業
(Ⅰ)情報発信事業-MEMS集中講義
MEMS分野の研究開発・産業化に関する情報の収集及び提供に資する事業
MEMS集中講義について
MEMS集中講義では、毎年全国各地において、東北大学のMEMS研究者がマイクロマシニングの基礎概論からアプ
リケーションへの応用など、3日間集中的に講義を行っております。
22年度は産総研つくばセンター様のご協力により産総研つくばセンター つくば中央共用講堂にて開催いたします。
開催予定は以下の通りです。
日程:平成22年8月5日(木)~7(土)
場所:産総研つくばセンター つくば中央 共用講堂
参加費:無料 (申込不要、当日直接参加可)
定員:400名
※参加者には講演資料及び
講演データ(CD-R)を差し上げます。
皆様のご参加お待ちしております!
【プログラム】
【8月5日(木)】
10:00-12:30
13:30-16:00
16:10-17:40
18:00-19:00
【8月6日(金)】
9:30-11:30
11:40-12:30
13:30-16:00
16:10-17:00
17:00-18:00
18:00-20:00
【8月7日(土)】
9:30-11:30
11:40-12:30
13:30-14:30
14:30-15:50
16:00-18:00
マイクロマシニング1 (概論、フォトファブリケーション、エッチング) [江刺]
マイクロマシニング2 (堆積、接合、複合プロセス、パッケージング他) [江刺]
ナノインプリント、接合、センサネット、ピエゾMEMS [高橋、高木、小林]
産総研東事業所MEMS施設見学
自動車・家電関連 (圧力、加速度センサ・ジャイロ他) [江刺]
マイクロアクチュエータ [江刺]
情報・通信 関連 (ディスプレイ、印刷、記録、光スイッチ) [羽根、田中]
圧電共振子とRFフィルタ [橋本]
MEMSビジネスモデルと課題 [戸津、前田]
交流会 (MEMSPCカフェ)
医療・バイオ 関連 (カテーテル、検体検査 他) [芳賀、末永]
マイクロエネルギ源 [田中]
ナノクリスタルSi [越田]
ナノマシニングとナノ構造体 [小野]
製造検査 関連 (電子線制御、分析、微量流体制他) [江刺]
MEMSパークコンソーシアム 22年度事業
(Ⅱ)人材育成事業
MEMS分野の研究開発・産業化のために従事する人材の育成に資する事業
MEMS技術の事業化に必要な「中核人材」の育成を実施。既存産業の高付加価値化、
競争力強化のため、MEMS技術全般を体系的に習得した人材を育成します。
・MEMS人材育成講座
MEMS技術に関する基礎的な講義及びプロセス技術の概要についてスクーリングを
行います。併せて試作プロセス実習を行うことで、MEMSデバイス製造の一連の流れを
学習するとともに、デバイスの試作開発を行います。
講座名
講座内容
所要時間
基礎講座
MEMS開発に必要な企画,設計,試作,評価に関わる基礎知識を
習得する。併せて,MEMSのアプリケーション,事業化に必要な技術経
営についても学ぶ。インターネットスク-ルを利用して受講する。
20コマ
(41時間)
設計実習
試作するデバイスを企画した後,MEMS専用設計解析ソフトウエアであ
るCoventor Wareを利用して設計を行う。ソフトウエアの使い方を学習
し,デバイスの解析,プロセスの設計,マスクパターン設計の能力を養う。
2日間~
10日間
試作実習
自ら企画したデバイスについての試作を行う。4インチのプロセスラインを
用い,マンツーマンに近い指導を行い,装置の原理,使い方,プロセス
のノウハウを学習する。試作したデバイスを評価し,レポートにまとめる。
約3ヶ月
MEMSパークコンソーシアム 22年度事業
(Ⅱ)人材育成事業(基礎講座)
①実施概要
東北大学のインターネットスクール(ISTU)を活用し、e-learningによりMEMS開発に必要な企画、
設計、試作、評価にかかる基礎知識を習得することができる講座です。
また、併せて、MEMSのアプリケーション、事業化に必要な技術経営についても学ぶことができる
ようになっています。
②対象
初心者(工学系大学卒業程度)から、既にMEMSに携わっている技術者等
③実施内容
全20コマ(受講時間41時間)で、講義は必要なところだけ受講することも可能です。
また、受講期間に制限は設けず、受講者のペースでの受講も可能です。
④受講料
無料(会員、非会員問わず)
(インターネットに接続できる環境が必要です)
MEMSパークコンソーシアム 22年度事業
(Ⅱ)人材育成事業(設計講座)
①実施概要
MEMS専用設計解析ソフトウェアである「Coventor Ware」を活用し、基本的な使用法について学ぶ
だけでなく、MEMSデバイスを試作する前に、試作デバイスの性能を見積り、製造工程の適否などの
検証も可能なコースを実施します。熟練した技術者により、ほぼマンツーマンで指導を受けることが
可能です。
②対象
初心者(工学系大学卒業程度)から、既にMEMSに携わっている技術者等
③実施内容
入門コース( 2日間):Coventor Wareの基本的使用法の学習
基礎コース( 5日間):入門コースに加えて、選択した課題に取り組み、
設計解析の基礎を学習
実践コース(10日間):入門コースに加えて、各自が作製したいデバイス
について自由に設計、解析を行う
解析のための3Dモデル
④受講料
コースによって異なります。
詳しくはホームページをご覧下さい。
MEMSパークコンソーシアム 22年度事業
(Ⅱ)人材育成事業(試作実習)
①実施概要
自ら企画したデバイスについての試作を行う。4インチの
プロセスラインを用い,マンツーマンに近い指導を行い,装置
の原理,使い方,プロセスのノウハウを学習します。
②予定
下半期の講座実施を予定しています。
③対象
既にMEMSに携わっている技術者等
④受講料
実費を算定して徴収します。
1.カリキュラムをトータルで受講した場合の受講期間は、約4ヶ月となります。
2.受講前に事前打合せを行い、設計、試作内容を決定します。
容量型3軸加速度センサの試作例
MEMSパークコンソーシアム 22年度事業
(Ⅱ)人材育成事業(iCAN2011国内予選)
①iCAN2011について
MEMSデバイスを用いたアプリケーションを提案、試作する国際コンテスト。スポンサーから提供されるマイクロナノデバイス
を活用して将来のマーケットを動かすパワーを秘めた新たなアプリケーションを生み出すことを目的としています。
10月~12月に仙台にて国内予選を開催予定。国内予選を勝ち抜いたチームが中国で2011年6月に開催される世界大会に
出場します。
②スポンサー(予定)
MEMSIC、Microsensing 他
③対象者
高校生、大学生、大学院生
④スケジュール(予定)
2010年4月~6月 国内予選出場者募集
2010年6月 書類審査
2010年10月~12月 国内予選大会開催
主催:東北大学、MEMSパークコンソーシアム
2011年6月 iCAN2011開催(中国 北京)
⑤賞金(世界大会)(予定)
1st Prize:3000USD
2nd Prize:2000USD
3rd Prize:1000USD
Special Awards:500USD
参加予定国・地域一覧
China
USA
Japan
Germany
Taiwan
Hong Kong
Switzerland
Netherland
New Zealand
Canada
United Kingdom
Korea
Singapore
Sweden
Kyoto University Mechatronics Creators β
LEDブーメラン 「Sky Fish」
MEMSパークコンソーシアム 22年度事業
(Ⅲ)技術相談事業
MEMS分野の研究開発・産業化を支援する事業
・MEMSパークコンソーシアム技術相談
会員の皆様からの技術的な相談については、ホームページにて随時受け付けています。
MEMSパークコンソーシアムでは東北大学との連携のもと、試作開発拠点(「MEMS試作コインランドリ」)となる
西澤潤一記念研究センターに関する情報を随時会員メールにて配信していきます。
MEMSパークコンソーシアム
【相談スキーム】
事務局
MEMSPC
会員
WEB
技術相談
受
付
窓
口
回答・紹介
提案等
コ
ー
デ事
ィ
ネ務
ー局
タ
共
同
研
究
紹
介
マ
ッ
チ
ン
グ
東北大学教授等
シーズ会員
公設試等国内外
産業支援機関
試作開発機関
西澤潤一研究センター等
MEMSPC会員
MEMSパークコンソーシアム 22年度事業
(Ⅳ)ネットワーク活動
MEMS分野に関する産業界及び産学官における交流・連携の促進に資する事業
・MEMSPCカフェの開催
会員相互、講師の方々とのネットワーク形成の場として、カフェ形式のセミナー
(MEMSPCカフェ)を開催します。軽食を取りながら、講師の先生や様々な企業の方々と
の意見交換を行い、事業連携や共同研究等に繋がる場を提供します。
※一口につき、各会員一回一名の参加が可能です。
※ホームページにて取り上げて欲しいテーマの募集及び事業紹介を行いたい企業を募集しております。
MEMSPCカフェは会員の皆様と作り上げていく事業ですので、是非テーマをご提案ください。
第11回MEMSPCカフェ in SENDAI
第13回MEMSPCカフェ in 名古屋
MEMSパークコンソーシアム 22年度事業
(Ⅴ) MEMS関連産業の集積を促進するプロジェクト創成の検討
MEMS分野の研究開発・産業化を支援する事業
各事業を展開していく中でプロジェクトの芽を見出し、関係機関とも連携を密にしながら、
プロジェクト創成に向けた様々な形での支援について検討していきます。
新産業の創出
未知なる
技術・市場の
開拓・創成
MEMS
技術を応用
国内外研究
機関による
ネットワーク
仙台地域に
国際的に卓越した
MEMS技術の
プラットフォーム形成
東北大学江刺教授が
保有する革新技術の
イノベーション創出に
向けた展開
社会に
インパクトを
与える革新的な
市場の提唱
MEMS関連
プロジェクトの創出
産業振興
基礎の強化
MEMS開発人材育成
MEMS開発情報発信と共有化
MEMS関連機関との連携
先端的研究開発の実践
新たな産業の創出
MEMSパークコンソーシアム
平成22年度予算案
平成22年度MEMSパークコンソーシアム予算案
収入の部
項 目
前年度繰越金
会費収入
人材育成試作実習受講料
合 計
金 額
19,475,680
6,000,000
5,000,000
30,475,680
21年度決算額
20,834,976
5,750,000
5,000,000
31,588,563
金 額
700,000
1,000,000
2,100,000
5,000,000
1,000,000
1,500,000
1,300,000
17,875,680
30,475,680
21年度決算額
689,980
794,845
1,857,795
5,000,000
2,031,016
439,247
1,300,000
19,475,680
31,588,563
摘 要
80会員(120口) (仮)
支出の部
項 目
広報関係費用
出展関係費用
セミナー関係費用
人材育成試作実習
iCan2011運営費
事務関係費用
会議関係費用
予備費
合 計
摘 要
パンフレット作成、サーバ管理費 など
「第21回マイクロマシン展、セミコン・ジャパン2010」出展関係
MEMS集中講義等公開セミナー、MEMSPCカフェ
試作実習運営経費
国内予選開催費等
事務局旅費、事務消耗品など
総会関係費