19年度総会資料 - MEMSパークコンソーシアム

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MEMSパークコンソーシアム
平成19年度総会資料
MEMSパークコンソーシアム
平成20年3月
報告事項1
MEMSパークコンソーシアム
平成19年度活動報告及び決算報告
1
平成19年度の活動方針(レビュー)
【設立趣意書】(平成16年10月19日)
目的:MEMS技術を始め、仙台地域に蓄積された様々な分野における知的資源を最大限活かし、
基盤技術の確立から製品化技術全般までを視野に入れた、付加価値高いものづくりを実現。
MEMSパークコンソーシアム活動目標:
産学官におけるあらゆる機関が情報を共有しつつ、MEMS技術を用いた未知なる技術・市場
を開拓していくための先端的研究開発を国内、さらには世界各地の研究開発機関とネット
ワークを組みつつ実践し、新しい産業を創出する。
【平成19年度活動方針】
MEMS産業化の実現のため、情報共有を進めて、協働の場を提供する等の支援を行う他、
MEMS開発を担う人材の育成を実現する。
①MEMS関連プロジェクトの創出
・研究会SIGの設置・推進
・事業化検討SIGの設置・推進
・FS調査助成事業の実施
②MEMS開発を担う人材の育成
・MEMS設計セミナーの実施
・MEMS中核人材の育成
・MEMS道場(交流プログラム)の実施
③ MEMS関連情報の発信とMEMSパーク
における情報の共有化
・公開セミナーの開催
・会員限定セミナーの開催
・WEBサイト、メーリングリストの充実
④関連機関、関連プロジェクトとの連携
・MEMSに関する情報の発信
・ネットワーク形成を目的とした連携
2
平成19年度の活動実施概要
【平成19年度の実施活動概要】 ※会員数110社
①MEMS関連プロジェクトの創出
・「農作物(さくらんぼ)セキュリティシステム」フィールドテスト
②MEMS開発を担う人材の育成
・MEMS道場(育成プログラム)「設計セミナー」の開催 6名受講
・MEMS集中講義の開催(8/22~8/24 80名参加)
③ MEMS関連情報の発信とMEMSパークにおける情報の共有化
・公開セミナーの開催(5回)
・会員限定セミナー:「MEMSPCカフェ」の開催(1回)
・展示会への出展(第18回マイクロマシン展、セミコンジャパン2007、nanotech2008)
・MEMSパークコンソーシアムパンフレット作成、WEBの更新
④関連機関、関連プロジェクトとの連携
・他機関との連携事業(産総研GIC、(財)マイクロ・マシンセンター)の実施
・メーリングリストの配信 一般向け12回(564部発行/回)、会員向け50回
3
平成19年度の活動について
(平成20年2月末現在)
セミナー関係
区分
回
テーマ
高周波メカニカルフィルタ技術
平成19年7月24日(火)
-ワンチップマルチバンド無線システムの実現に向けて-
会場
参加者数
東北大学マイクロナノマシニング
45
研究教育センター
第17回
平成19年8月9日(木)
~11日(土)
東北大学マイクロナノマシニング
研究教育センター
34
第18回
平成19年8月22日(水) MEMS集中講義
~24日(金) マイクロマシニング1 (概論、フォトファブリケーション、エッチング) [江刺] 他
東北大学工学部 機械知能系
機1講義室
77
第19回
平成19年8月31日(金)
MEMSパークコンソーシアム/グリーンプロセスインキュベーションコンソーシアム
-第2回連携・シンポジウム-
産総研東北センターOSL会議室
75
第20回
平成19年12月12日(水)
標準化と圧電デバイス
「国際標準化への取組みの重要性」他
東北大学マイクロナノマシニング
研究教育センター
40
第1回
平成20年2月1日(金)
第1回MEMSPCカフェ
「スイスのマイクロエレクトロニクスの動向とCSEMの取り組み」
三井物産ビル(東京・大手町)
33
平成20年1月21日(月)
(財)マイクロマシンセンターとの共催事業
「MEMSの設計・加工技術と応用例」
仙台市情報・産業プラザ
63
第16回
公開セミナー
会員セミナー
日時
近代技術史学
「ナショナル・イノベーション・システム」他
共催関係
第10回MEMS講習会
合計(延べ)
367
後援関係
名称
日時
主催、テーマ等
「マイクロシステム融合研究開発
東北大学主催
平成19年7月30日(月)
拠点キックオフフォーラム」
「マイクロ・ナノ異分野融合システム国際フォーラムin仙台 2007」
第55回マイクロナノマシニング
東北大学マイクロナノマシニング研究教育センター主催
平成19年8月31日(金)
セミナー
「Thermal Management of Microelectronics--Silicon Microchannel Heat Sinks.」
仙台国際フォーラム2007
仙台市、フラウンホーファー協会、東北大学主催
第3回フラウンホーファーシンポ 平成19年11月9日(金)
「Research for Industry in MEMS/MOEMS and packaging」
ジウム in SENDAI
ドイツ マイクロ・ナノテクノロ
ジー IVAMセミナー&交流会」
平成19年12月4日(火)
IVAM、東北大学、JETRO仙台、仙台市、TOHOKUものづくりコリドー
マッチングセミナー
会場
仙台サンプラザ
105
東北大学マイクロナノマシニング
研究教育センター
江陽グランドホテル
10
110
仙台ホテル
48
出展関係
名称
日時
平成19年7月25日(水)
第18回マイクロマシン/MEMS展
~27日(金)
平成19年12月5日(水)
セミコンジャパン2007
~7日(金)
Nanotech2008国際ナノテクノロ 平成20年2月13日(水)
ジー総合展・技術会議」
~15日(金)
会場
(財)マイクロマシンセンターからブース提供
TOHOKUものづくりコリドーとの共同出展
東京ビッグサイト
SEMIジャパンからブース提供
幕張メッセ
TOHOKUものづくりコリドーとの共同出展
東京ビッグサイト
4
平成19年度活動の総括
【平成19年度事業毎の総括】
①MEMS関連プロジェクトの創出
技術相談の一環として会員企業同士の連携により 「農作物(さくらんぼ)セキュリティシステム」
フィールドテストを実行できた。
②MEMS開発を担う人材の育成
「MEMS道場(設計セミナー)」を実施することで、MEMS技術の事業化に必要な設計技術を
向上させる上で一定の成果を得られた。ただし、受講者数が減少してきており、サービスの
統廃合を検討する必要がある。
③MEMS関連情報の発信とMEMSパークコンソーシアムにおける情報の共有化
セミナーについては公開が主ではあるが、昨年度と同等を実施することで情報の発信として
一定の役割を果たすことができた。その一方で、会員限定セミナーの開催が1回に留まるなど
不十分な結果であった。
また、会員企業同士の情報共有を促進するようなWEBサイトの充実を図れなかった。
④関連機関、関連プロジェクトとの連携
産総研GICやマイクロマシンセンターとの連携事業等産業支援機関との連携を実施すること
ができた。
5
MEMSパークコンソーシアム
平成19年度決算報告
6
平成19年度MEMSパークコンソーシアム決算報告
[一般会計]
平成20年2月29日現在
収入の部
項 目
前年度繰越金
会費収入
雑収入
合 計
金 額
6,451,734
9,550,000
23,262
16,024,996
摘 要
110会員(191口)
銀行利息等
支出の部
項 目
広報関係費用
出展関係費用
セミナー関係費用
事務関係費用
会議関係費用
合 計
金 額
481,635
135,760
546,060
2,796,372
0
3,959,827
2月29日現在の残高
摘 要
パンフレット作成(\276,150)、サーバ管理費 など
「セミコン・ジャパン2007、Nanotech2008」出展関係
セミナー(\291,540)、 MEMS道場(\254,520)など
事務員人件費(\1,890,000)、事務委託費(\378,000)など
総会関係費(3月支出予定)
12,065,169
年度内(3月)の支出予定
項 目
会議関係費用
広報関係費用
事務関係費用
金 額
1,200,000
500,000
300,000
摘 要
総会関係費(会員セミナー含む)
HP改訂費用
7
平成19年度MEMSパークコンソーシアム決算報告
[特別会計]
平成20年2月29日現在
収入の部
項 目
前年度繰越金
雑収入
合 計
金 額
9,498,700
4,548
9,503,248
摘 要
銀行利息等
支出の部
項 目
FS調査支援金
合 計
金 額
1,996,840
1,996,840
2月29日現在の残高
摘 要
平成18年度実施
7,506,408
(一般・特別会計残高合計 19,949,836円)
なお、特別会計については20年度より一般会計繰越金として繰り入れるものとする。
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報告事項2
事務局の移転について
1
事務局の移転について
MEMSパークコンソーシアムの事務局については現在㈱インテリジェント・コスモス研究
機構内に設置しているが、東北大学の研究資源との相乗効果を創出するために、次年度
はMEMSパークコンソーシアムの事務局を東北大学大学院工学研究科付属マイクロ・ナノ
マシニング研究教育センターに設置するものとする。
現事務局:株式会社インテリジェント・コスモス研究機構内
(仙台市青葉区南吉成6-6-3)
新事務局:東北大学大学院工学研究科付属マイクロ・ナノマシニング研究教育センター内
住所:仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-01
※連絡先、担当者名については確定し次第、皆様にご報告させていただきます。
仙台駅からのアクセス:
仙台駅前西口バスプール9番乗り場から工学部経由動物公園循環、宮教大、青葉台、
成田山行きに乗車、「工学部中央」で下車。
2
事務局の移転について
東北大学大学院工学研究科付属マイクロ・ナノマシニング研究教育センター内
3
第1号議案
MEMSパークコンソーシアム
平成20年度活動方針及び予算案
1
平成20年度の活動方針
【平成20年度活動方針】
MEMS分野の技術、市場を開拓していくために必要な先端的研究開発に対する支援を行う。
コンソーシアムの知的資源、ネットワークを活用した企業化、製品化に向けたプロジェクトの
検討を行う。
活動に当たっては東北地域産業クラスター形成戦略「TOHOKUものづくりコリドー」の事業と
緊密に連携を図って行う。
(Ⅰ)情報発信事業
セミナーの充実、WEBサイト、メーリングリストの充実を図る。
(Ⅱ)人材育成事業
経済産業省事業「MEMS中核人材育成事業」を継承し、上半期中に事業実施のための
枠組みを構築し、下半期を目途に事業を実施する。
(Ⅲ)技術相談事業
MEMSに関連する研究者、公設試等産業支援機関等とのネットワーク形成を進め、
MEMSに関するワンストップ相談窓口を構築し、下半期を目途にサービス提供できる
体制を整える。
(Ⅳ)ネットワーク活動
セミナー後交流会を開くことにより、会員同士、講師の方々との情報交流を促進し、
会員同士、講師の方々とのネットワーク形成を支援する。
(Ⅴ)MEMS関連産業の集積を促進するプロジェクト創成の検討
MEMS関連産業の集積を促進する企業化、製品化等に向けたプロジェクト創成に
ついて、事務局長を中心として検討を行う。
2
MEMSパークコンソーシアム 20年度事業
(Ⅰ)情報発信事業
MEMS分野の研究開発・産業化に関する情報の収集及び提供に資する事業
・セミナーの開催
MEMS技術に関する様々なテーマを設定して、MEMS技術の普及を図る。
1.マネジャー向けセミナーの実施
MEMS技術を応用したアプリケーションを中心としてMEMS分野の研究開発・
産業化に資する情報の提供を行う。
2.技術者向けセミナーの実施
MEMS技術の基礎を中心として研究開発・産業化に資する情報の提供を行う。
各セミナーともに5回程度開催を予定。会員の利便性も踏まえ仙台以外でも開催。
※原則会員限定とし、非会員については資料代等を徴収するものとする。
※一口につき、各会員一回一名の参加を可能とする。
・WEBサイト、メーリングリストの充実
MEMSPCは情報発信の核であり、一層の充実を図る。
従来の活動をより充実させると共に、会員から情報発信できる仕組み(掲示板等)を
構築する。
3
MEMSパークコンソーシアム 20年度事業
(Ⅱ)人材育成事業
MEMS分野の研究開発・産業化のために従事する人材の育成に資する事業
MEMS技術の事業化に必要な「中核人材」の育成を実施。既存産業の高付加価値化、
競争力強化のため、MEMS技術全般を体系的に習得した人材を育成する。
・MEMS中核人材育成講座
MEMS技術に関する基礎的な講義及びプロセス技術の概要についてスクーリングを
行う。あわせて試作プロセス実習を行うことで、MEMSデバイス製造の一連の流れを
学習するとともに、デバイスの試作開発を行う。
4
MEMSパークコンソーシアム 20年度事業
(Ⅱ)人材育成事業
予定:
上半期は詳細カリキュラムの検討、事業実施方法の検討を行います。
下半期からの事業実施を予定しております。
(実施が確定致しましたら皆様にお知らせいたします。)
その他:
基礎講座のみ、設計実習(企画相談)のみなどにも対応を予定しております。
詳しくは事務局までご相談ください。
5
MEMSパークコンソーシアム 20年度事業
(Ⅱ)人材育成事業
なお、20年度は下記についても検討を進めてまいります。
MEMSデバイス作成の一連の流れを体験でき、試作開発を行うことができる長期の人
材育成コースに加え、短期でMEMSに関する知識と技術に触れることができるMOTを中
心とした経営者層対象コースや中核者層対象コースの実施も検討しております。
※本事業は地域におけるMEMSインフラ構築の一環として捉え、東北大学の知的資源をフル活用
すると共に、仙台地域にある既存のMEMSインフラ(東北大学、宮城県産業技術総合センター、
㈱メムス・コア等)を活用したハードインフラづくり、人材インフラづくりであると定義し、カリキュラ
ムの再構築、事業の体制整備を行うものである。
6
MEMSパークコンソーシアム 20年度事業
(Ⅲ)技術相談事業
MEMS分野の研究開発・産業化を推進するために研究開発を支援する事業
・MEMSパークコンソーシアム技術相談
概要:
会員企業様からの技術的な相談に対し、シーズ会員による技術相談、公設試等支援
機関や民間ファンドリーとの橋渡しを行い企業の研究開発を促進する。
実施手法(予定):
MEMSパークコンソーシアムホームページからアクセスしていただき、技術相談フォー
ムに相談内容を記入し、送信してください。後日、事務局よりご連絡をさせていただきま
す。
※技術相談窓口は事務局となります。事務局長、コーディネータが対応いたします。
※会員企業様のご要望に応じて、秘密保持契約を締結することも可能です。
なお、本事業については実施体制の整備が必要であることから、下半期からの運用を
予定しております。
7
MEMSパークコンソーシアム 20年度事業
(Ⅲ)技術相談事業
相談スキーム(案):
MEMSパークコンソーシアム
事務局
MEMSPC
会員
技
術
相
談
受
付
窓
口
回
提答
案・
等紹
介
コ事
ー務
デ局
ィ長
ネ
ー
タ
共
同
研
究
紹
介
マ
ッ
チ
ン
グ
東北大学教授等
シーズ会員
公設試等国内外
産業支援機関
(提携会員)
試作開発機関
マイクロマシンセンター
ファンドリーサービス
産業委員会
MEMSPC
会員
8
MEMSパークコンソーシアム 20年度事業
(Ⅳ)ネットワーク活動
MEMS分野に関する産業界及び産学官における交流・連携の促進に資する事業
・MEMSPCカフェの開催
セミナーの開催に合わせ、講師の先生方及び会員企業同士のネットワーク形成の
場として「MEMSPCカフェ」を開催。
軽食を取りながら、講師の先生や他企業と意見交換を行い、協業や共同研究等に
繋げる場として「MEMSPCカフェ」をご利用いただく。
※原則、マネジャー向けセミナーと同時開催とする。
※一口につき、各会員一回一名の参加を可能とする。
9
MEMSパークコンソーシアム 20年度事業
(Ⅴ) MEMS関連産業の集積を促進するプロジェクト創成の検討
MEMS分野の研究開発・産業化を推進するために研究開発を支援する事業
MEMS関連産業の集積を促進に資する企業化、製品化等を行うためのプロジェクト創
成に向けた検討を行います。
※内容については事務局長を中心として検討いたします。
※検討をする段階で会員企業の皆様のご意見を拝聴する可能性がございますので、その際には
ご協力いただければ幸いです。
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MEMSパークコンソーシアム 20年度事業
(Ⅵ)その他活動
MEMS分野の研究開発・産業化に関する情報の収集及び提供に資する事業
・HP上での情報交流
概要:
会員企業様からのイベント情報、新製品情報等を受付け、MEMSパークコンソーシアム
のWEB上で、会員企業の情報を見ることができるようにする。
実施手法:
自社イベント情報等を事務局にお送りください。MEMSパークコンソーシアムのWEBに
情報をアップさせていただきます。
会
員
企
業
新製品情報
事
務
局
MEMSPC
WEBページへ
アップ
イベント情報
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MEMSパークコンソーシアム
平成20年度予算案
12
平成20年度MEMSパークコンソーシアム予算案
収入の部
項 目
前年度繰越金
会費収入
合 計
金 額
17,500,000
9,000,000
26,500,000
摘 要
金 額
750,000
200,000
1,800,000
1,150,000
4,100,000
1,000,000
17,500,000
26,500,000
摘 要
パンフレット作成、サーバ管理費 など
マイクロマシン展、セミコン・ジャパン2008出展関係
会員セミナー、MEMSPCカフェなど
技術相談運営費
事務員人件費、事務委託費など
総会関係費
110会員(180口) (仮)
支出の部
項 目
広報関係費用
出展関係費用
セミナー関係費用
その他事業関係費
事務関係費用
会議関係費用
予備費
合 計
13
第2号議案
平成20年度MEMSパークコンソーシアム
代表の選出について
1
平成20年度MEMSパークコンソーシアム
代表の選出について
総会にあたり規約第8条により、代表の選出をお願いしたい
と存じます。
代表-江刺 正喜 東北大学大学院工学研究科 教授
参考)MEMSパークコンソーシアム規約
第8条 役員の任期は3ヵ年とする。ただし、再任を妨げない。
2
第3号議案
MEMSパークコンソーシアム
規約の改定について
1
規約の改定について
組織の簡素化、各委員会の機能の明確化のために規約の改定を行う。
<主な改定点>
①組織の簡素化
技術委員会の廃止
②委員会名称の変更
「運営委員会」を「幹事会」に変更
③会議体の明確化
総会、幹事会、推進委員会の機能の明確化
④事務局の明確化
事務局体制の明確化、機能の明確化
改定規約案は別紙参照
本改定は20年4月1日より施行する。
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