大学生のインターンシップの認識

Download Report

Transcript 大学生のインターンシップの認識

1
意識調査
 結果分析
 考察
 出典

2

調査の狙い
学生の「インターンシップ」への認知度、理解、
興味、参加への期待、阻害要因を把握すること。

調査対象者
敬愛大学経済学部の学生 149名
 調査の設定
調査1→ インターン関係のビデオの視聴 → 調査2
3
(1) インターンシップに対する認知
4
NO.
内容
大学が紹介するアルバイト
1
2
3
4
全体
インターンシップ
認知
既知
未知
6.6%
2.9%
7.8%
企業において一定期間正社員の仕事を
体験するプログラム
92.6%
97.1%
91.2%
長時間、企業で働くことになる
17.6%
17.6%
17.6%
短時間、企業で働くことになる
80.9%
82.4%
80.4%
82.4%
88.2%
80.4%
16.9%
11.8%
18.6%
企業から給与をもらえる
41.9%
44.1%
41.2%
企業から給与をもらえない
56.6%
55.9%
56.9%
インターンシップ先の企業への就職に
有利になる
インターンシップ先の企業への就職に
有利にならない
5
どちらか
興味を
興味を といえば どちらで
計
持ってな
持った
興味を
もない
かった
持った
136
43
77
14
2
区分
全体
インター
ンシップ
認知
既知
未知
100%
31.6%
56.6%
10.3%
1.5%
34
16
17
1
-
100%
47.1%
50.0%
2.9%
-
102
27
60
13
2
100%
26.5%
58.8%
12.7%
2.0%
6






将来、どんな業種・職種に就くべきかを考え
るヒントを得たい
今の自分に何が足りないかを知りたい
企業に勤める社会人の人と直接話をしてみた
い
実社会の厳しさを体験したい
今の自分が企業の人からどのように評価され
ているかを知りたい
正社員とアルバイトの違いを肌で感じてみた
い
7







企業に迷惑になるのではないかと思う
耐えられるか不安である
アルバイトの仕事とは異なり、厳しそう
参加しても就職につながることが保障されてい
ない
参加しても希望の仕事をさせてもらえるかどう
かがわからない
無給で働くというのが納得できない
インターンシップに時間を使うなら、アルバイ
トに時間を使いたい
8
1.
学生のインターンシップに対する認知度が
低いことを解消する必要がある。
ビデオを見る前の認知度→25%
 インターンシップの情報に触れる機会が少ない
 ビデオを見た後→興味、関心、参加意向

大学の教育課程や就職支援プログラムの
中に、インターンシップを導入すること。
9
2. 学生がインターンシップに対して正しいと
は言えないイメージや、多大な期待を抱い
ている傾向を是正する必要がある。
「給与がもらえる」というイメージ
 「実社会における厳しさを体験したい」という
希望

どういう目的を実現する場合に有効であ
るか、どんな限界があるかを伝えること。
10
3.
インターンシップに対して学生が抱えている
不安を解消し、参加可能性のある学生を広げ
ていくことが必要である。
現在のアルバイトを第一に考える傾向
 正社員とアルバイトの違いを認識できない

インターンシップに対する正確かつ具体的な
情報を提供し、不安を解消する必要がある。
11
中村哲, 観光ホスピタリティ教育, 2006, 第1
号, p.32-49.
12