有田指導主事説明「教育課程・学校説明書・実施

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Transcript 有田指導主事説明「教育課程・学校説明書・実施

平成25年度 第3回地域学力推進協議会
教育課程
学校説明書 を活用した学校改善
実施計画書等
大分県教育庁佐伯教育事務所
学校改革担当指導主事 有田千香
学校説明書とは・・・
①前年度
・学校経営の方針
・学力向上の取組
・学校評価の結果
②今年度
・学校経営の方針
・学力向上の取組
・学力調査の概要
・学校評価の計画
4点セット
(重点目標・達成指標・
重点的取組・取組指標)
③確認事項
・運営委員会を核と
した学校運営
・わかる授業づくり
・いじめ、不登校、
地域人材活用等
前年度の学校評価を受け、今年度の取組を学期ごと1枚にまとめたもの
実施計画書とは・・・
①~③学力向上に関する取組
・わかる授業作り(授業改善)
・低学力層対策や補充指導の取組
・定着を把握する取組
⑤達成度
(評 価)
④体力向上に関する取組
(一校一実践等)
学校説明書を受け、学期の月ごとの取組を1枚にまとめたもの
教育課程とは・・・
学校教育の目的や目標を達成するために、
教育内容を児童・生徒の心身の発達に応じ、授
業時数との関連において、総合的に組織した学
校の教育計画のこと。
学校において編成する教育課程は、法令や学
習指導要領に従い、各教科・道徳・外国語活動・
総合的な学習の時間及び特別活動についてそ
れらの目標やねらいを実現するよう教育の内容
を学年に応じ、授業時数との関連において総合
的に組織した各学校の教育計画である。
学習指導要領解説・総則編(小学校・中学校)より
日々の教育活動(授業)内容を一冊にまとめたもの
①②③そして④は、重なっている!
毎日の授業で活用する教育課程を学校改善に活用
①4点セット
重点目標・達成指標
重点的取組・取組指標
②学校説明書
③学力向上プラン
体力向上プラン
実施計画書・報告書
④教育課程
教育課程実施上の配慮事項
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児童・生徒の言語環境の整備と言語活動の充実
体験的・問題解決的な学習及び自主的・自発的な学習の促進
学級経営と生徒指導・生徒指導と進路指導の充実
ガイダンスの機能の充実
見通しを立てたり、振り返ったりする学習活動の重視
課題選択や自己の生き方を考える
指導方法や指導体制の工夫改善など個に応じた指導の充実
障害のある児童・生徒の指導
海外から帰国した児童・生徒や外国人の児童・生徒の指導
情報教育の充実、コンピュータ等や教材・教具の活用
学校図書館の活用
指導と評価の改善
部活動の意義と留意点等
家庭や地域社会との連携及び学校相互の連携や交流
下線部は、中学校のみ
学習指導要領解説・総則編(小学校・中学校)より
教育課程を活用した学校改善
教育課程にも
PDCAサイクルが必要!
編 成
実 施
編成・実施は行っているが、
評価と改善は不十分?
評 価
改 善
よりよい教育課程を編成するために
①実施された教育課程をどのように評価したか、
その内容や方法の工夫をする。
どこに目をつけて=内容
どのようにして=方法
(全体構想の改善 or 部分の改善)
(具体的な方法の共有 and 蓄積)
4点セットとの連携
校内研修との連携
授業改善・評価
学校図書館の活用
総合的な学習の時間
例(○○中学校教育課程)
①教育課程編成の基本方針
②学校教育全体構想
③学校教育目標の具現の方途
④学年経営・保健室経営の構想
⑤年間授業時数
⑥各教科の単元一覧表、・・・
・各教科
・道徳
・
学校評価シートの活用で
授業改善シートで
保健室利用人数で
PTA参加率で
本の貸し出し冊数で
よりよい教育課程を編成するために
②PDCAサイクルを確立するために、教務主任を中心
とした組織体制作りを工夫する。
PDCAサイクルを回す組織
(現存の組織 or 新しい組織の活用 )
(校 長)
(教 頭)
(教務主任)
(学年部)
(○○チーム)
1学年部
学力向上チーム
2学年部
体力向上チーム
3学年部
人権 生活指導
役割分担
(どこをどの組織が請け負うのか)
例(○○中学校教育課程)
①教育課程編成の基本方針
②学校教育全体構想
③学校教育目標の具現の方途
④学年経営・保健室経営の構想
⑤年間授業時数
⑥各教科の単元一覧表、・・・
・各教科
・道徳
・
運営委員会
学年部
各分掌チーム
担任会
キーワードは、『重点化』と『意識化』
学校
教育目標
4点セット
①
重
点
目
標
達
成
指
標
学校説明書
学力・体力向上プラン
取
組
指
標
②
重
点
的
取
組
教育課程
実施日の記入欄 朱書きによる日々の書き込み等を行う。
次年度には評価・改善ができている。
教育課程を活用した学校改善
編 成
教育課程にも
PDCAサイクルが必要!
実施しながら
評価と改善を行う!
実 施
評 価
翌年の教育課程を編成するとき
には、改善ができている!
改 善
学校課題に合わせ取り組むこと
取り組めること
学校の特徴となるもの
全教職員・組織で共有