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アパレル業界の実態とこれから 10851374 米田ちさと 目次 第1章 まえがき 第2章 アパレル業界の昔と今 第3章 SPA業態の登場 第4章 チェーンストア業態の登場 第5章 顧客づくりと満足度を上げるには 第6章 あとがき~これらを踏まえてこれからのアパレル 業界~ 第2章 アパレル業界の昔と今 1960~1970年代→ジーンズやスニーカー等作業服をファッ ションに利用、ニュートラディショナル、個性を重視したファッ ション 1980年代→デザイナー&キャラクターブランドの流行、渋カジ、 この状態を打開するためにアパレル業界で ボディコン 行われている新しい業態は・・・? 1990年代→バブル崩壊によるストリートカジュアルの流行 現在は・・・消費者のニーズは変化し、百貨店業界は低迷流行 は巡っているのにファッションにお金はかけない時代へ、高 価格ならばそれ相応の商品やサービスを強く求めるように 第3章 SPA業態の登場 ★3-1 SPAとは ・アメリカのGAPのドナルドフィッシャー会長1986年に発 表 ・仕入れから店頭までの一連の流れを自社で行うこと ・speciality store retailer of private label apparelの 略 ★ 3-2 メリットとデメリットとこれからの展望 ・メリット 自社で全て管理する事により顧客ニーズを素早く察知 低価格で消費者に商品を提供できる サプライチェーンでのロス、コストを少なくできる ・・デメリット 生産現場から販売現場までの幅広い知識が必要 企画反映に時間がかかる 生産現場が外国で状況を把握しづらい SPAであることは不可欠! 自社製品ばかりで新鮮さに欠ける これらのデメリットに対抗する企 業取り組みは・・・? これからの展望は・・・ 各企業がコストやロスの削減のためにSPAを取り入れてい るためデメリットの対策が必須 ●ファーストリテイリング 各国の生産部に担当者、匠チー ムの派遣 ●ワールド 仮説→修正→検証を繰り返して企画期間の 短縮、SPARCSで無駄を顧客満足に変化、自社製品 以外の商品の投入 ●パル 自社商品以外の投入 しかし売り上げ、利益に差がでている! ★3-3 パルとワールドの比較 20000 18000 16000 14000 12000 10000 8000 6000 4000 2000 0 400000 350000 300000 250000 200000 150000 100000 50000 0 2009 2010 2011 売上高 2009 2010 2011 営業利益 売上高で圧倒的に差があるに も関わらず、営業利益でいかに パルが効率良く経営しているか がわかる 16000 14000 12000 10000 8000 6000 4000 2000 0 2009 2010 経常利益 2011 ワールドが挽回するには・・ ★パルの勝因 好調店舗の改装、出店を積極的に行う 不調店舗の素早い撤退 ★ワールドの挽回策 不調ブランドの見直し 好調ブランドの進出と認知度をあげる ブランドの個性を出して、違いをはっきりさせる 第4章 チェーンストア業態の登場 ★4-1 チェーンストア業態とは 資本を元手とし、ブランドやサービスや経営方針を統一し 、1つの店舗では出来ないことをし、それによって人々の 暮らしを豊かにする事。 ★4-2 メリットとデメリットとこれからの展望 ・メリット 経営方針を統一することによるコストの削減 コーディネーションにより店内の商品でコーディ ネートが可能な事 経営する多数の店舗の状況を把握する事で大 量に売れる商品、消費者の意見がわかり、標準 化できる事 ・デメリット SPAと同じく消費者の意見を反映するのに時 間がかかる事 価格競争が懸念される事 対抗するには・・・・? 対抗策として ・流行を素早く敏感に感じとって商品に反映していく すでに行っている代表的な企業はハニーズ ・3S主義 差別化 簡素化 標準化を行う すでに行っている代表的な企業はファーストリテイリング ★4-3 ファーストリテイリングのチェーンストア ・広い客層の獲得、それに合わせて高頻度のご来店 ・コーディネーションの実現 ・消費者の立場から考えた商品の販売 ・バーティカルマーチャンダイジング ・これらに合わせて3S主義(差別化、簡素化、標準化の実現) 第5章 顧客作りと顧客満足度を上げるには ★5-1 ロイヤルカスタマー作り ・ロイヤルカスタマーとは ある企業の商品やサービスに対して忠誠心の高い顧客。 獲得するた めに・・・・。 生産現場から販売現場まで消費者の気持ちを重視! よって顧客満足度を上げる! ★5-2 顧客満足度を上げるための取り組み 生産の段階でトレードオフする 管理の段階で不良品を販売現場に流さないようにする 販売の段階で消費者のニーズに対応でき、且つ丁寧な 接客ができるスタッフの育成 販売の段階で消費者にとって居心地の良い店舗づくり 満足度を上げている代表的な企業 ファーストリテイリング ユナイテッドアローズ 第6章 あとがき~これらを踏まえてアパレル 業界の今後~ ・流行は巡っているが、消費者のニーズは変化 低価格の商品を求め、高価格であればそれ相応の価値 を求める ・よってSPAが不可欠、合わせてデメリットの克服を目指 すべき ・チェーンストア業態が増加、3S主義と組み合わせる ・顧客満足度の向上がキーワードに これらに関して言える事は4P(プレイス、プライス、プロダ ト、プロモーションの重要性) 第7章参考文献 Fashion-rekishi(http://www.fashion-rekishi.com/) WORLD公式HP (http://www.world.co.jp/) 株式会社PAL公式HP( http://www.palgroup.co.jp/) ユナイテッドアローズ公式HP(http://www.unitedarrows.co.jp/) ハニーズ公式HP (http://www.honeys.co.jp) モーニングスター(http://www.morningstar.co.jp/) Spring(サービス産業生産性協議会)公式HP (http://www.service-js.jp/cms/index.php) チェーンストア経営の原則と展望 21世紀のチェーンストア