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中妻照雄研究会
パートについて
ファイナンス理論
1
現在は主に2つの分野に分かれてパートゼミを開催しています。本ゼミでの活
動に加えて、ゼミ生はそれぞれの分野に特化したパートゼミで日々研究に勤し
んでいます。
中妻照雄研究会とは
◆ 資産運用
中妻照雄研究会はファイナンスを専攻する研究会です。具体的には、デリバティブを活
用したリスクヘッジや、最適なポートフォリオの組成、M&Aに係る企業価値算定等を扱って
います。中妻ゼミではファイナンスという学問の中で自由に研究分野を選べ、新たにパート
を作ることも可能です。実際に様々なパート(戦略投資、不動産etc…)が歴代のゼミ生によ
り作られてきており、これからも是非そのような積極性を持ち合わせた人にゼミに入って頂
きたいと考えています。
ゼミ生の中には、1、2年生の時からファイナンスの知識を習得して既にインターンなどで
実践に移している人も多くいますし、逆にゼミに入ってから始めたという人もいます。しかし、
ゼミが始まって1ヶ月程経った頃には全員が同じ土俵で議論を戦わせることができ、半年
後には各々の分野における高度な専門的知識を身に付けられます。
また私たちが目指している一つの目標は、学部卒でもビジネスの世界で即戦力として通
用する優秀な『高度金融人材』になることです。その上で近年は社会の最前線で活躍する
先輩方との連携を強めており、業界に精通しているOB先輩方からのフィードバックを得る
ことで、アカデミックな知識のみならず実務で必要な能力も養っています。
連絡先
【外ゼミ代表】
大屋栄 (おおや さかえ)
[email protected]
中妻研究会
6月29日 第1回入ゼミ説明会資料
【入ゼミ担当】
魯俊易(ろ しゅんえき)
[email protected]
羽深ゆり(はぶか ゆり)
[email protected]
 ゼミHP「慶應義塾大学経済学部 中妻照雄研究会」
http://seminar.econ.keio.ac.jp/nakatuma/link.html
 Twitterアカウント: @nakatsuma_2013
Webサイト上では今後、入ゼミ説明会、
オープンゼミ、三田祭など様々な情報を
更新していきます。掲示板では随時質問
を受け付け、またリーディングリストも掲載
しています。今のうちから学習を始めたい
意欲的な学生はぜひ活用してください。
ゼミ HP
リーディングリスト
資産運用パートでは現代ファイナンス理論を語る上で欠くことができない金融工学
の2大分野である、①デリバティブのプライシングと②ポートフォリオ理論の基礎を勉
強しています。
①に関してはヨーロピアンコールオプションのプライシングモデルとして有名なブ
ラックショールズモデルを詳しく理解することが目標です。まず基本的な数学を勉強
し,その上でデリバティブについて勉強してもらいます。
②に関しては、ハリー・マーコヴィッツによって考案された平均分散法を基礎とする
現代ポートフォリオ理論を勉強します。基本的な投資理論を学び、MATLABを利用
した実証分析(ポートフォリオ、ファクターモデル、投資戦略など)を行っています。
参考文献
『Investment Science』 David G. Luenberger
『Modern Portfolio Theory and Investment Analysis』 Edwin J. Elton
『Stochastic Calculus for Finance』 Steven E. Shreve
◆ コーポレイトファイナンス
コーポレートファイナンスパートでは企業の資金調達やM&Aに係る企業価値算
定等を始め、コーポレートファイナンス全般を網羅的に扱っています。
資金調達の方法としては大きく株式(equity)と負債(debt)の2パターンがあります。
現実の企業において資本構成はたびたび企業価値に影響を与えることが知られ
ており、エクイティファイナンス・デットファイナンス双方のメリット・デメリットを勘案し
た上で企業価値を最大化するような資本構成の探求を行います。
またM&Aでは、企業価値を算定することにより買収価額を決定する必要がありま
す。そうした企業価値算定の手法としてDCF方式、収益還元方式、類似会社比準
方式などがあり、特に実務でも広く用いられているDCF方式について深く扱いま
す。DCFに際し必要となる理論の習得はもちろん、実際にDCFを用いた企業価値
算定とプレゼンテーションを行うなど、アカデミックかつ実践的に学習しています。
参考文献
『MBAバリュエーション(日経BP実践MBA)』 森生明
『Principles of Corporate Finance』 Richard A. Brealey, Stewart C. Myers,
Franklin Allen
『The Theory of Cooperate Finance』 Jean Tirole
ゼミ員構成
4年生 :13名(男子10名、女子3名)
3年生 :8名(男子7名、女子1名)(うち他学部1名)
院生 :10名
現在1名がパリ政治学院とのダブルディグリープログラムを利用し
て留学しています。昨年度は2名の院生が同プログラムに参加し、
今年度も1名が中妻ゼミから派遣されます。
入ゼミ試験について
中妻研究会
6月29日 第1回入ゼミ説明会資料
2
募集人員:15名程度
選考方法:A日程のみでB日程は行いません。昨年度は、学習計画書の提出、グ
ループディスカッション、グループ面接を実施し、総合的に選考しました。今年度
の選考方法に関しては、後日にHPとTwitterにてお知らせします。
2年生にお勧めする参考書
ファイナンス分野に関心のある方は導入として以下の書籍をお薦めします。
活動内容
① 本ゼミ(金曜4, 5限)
今年度前期は、中妻教授の講義の下でファイナンスの基礎知識を勉強しています。
4限にファイナンス理論の講義、5限に行列演算ソフトMATLABを用いたプログラミ
ングの学習を行っています。
② パートゼミ
9期を中心とするセミ員による講義や学部生によるプレゼンテーションを
行っています。
所属パートに関係なく、どちらの活動にも参加することができます。

資産運用パート(水曜4限)

コーポレートファイナンスパート(木曜4限)
③ インゼミ
ベイズ統計学を専攻する千葉大学各務ゼミと行います。
④ 課外活動
 CFA Institute Research Challenge
実際のアナリストやファンドマネージャーの指導のもと企業分析を行い、アナリス
トレポートとプレゼンテーションのクオリティを競います。
慶應からは中妻ゼミが唯一参加しています。
⑤ 三田祭
例年三田祭では各ゼミ員が三田論を発表しています。
⑥ 合宿
『道具としてのファイナンス』 石野雄一(日本実業出版社)
『金融工学入門』 デービッド・G.ルーエンバーガー(日本経済新聞社)
当研究会HPのリーディングリストも参考にしてください。
学生への要望
当研究会は実践的なファイナンスを学べる場所です。そのため、パートに
よっては高度な数学の知識やプログラミングが必要になることもあります。 入ゼミを
志望する学生は、ファイナンスの基礎的な知識や、最低限度の数学力を身に付け
ていることが望ましいです。数学が苦手でもやる気のある学生は歓迎します。私た
ちは、学ぶことに意欲的で志の高い学生に当研究会へ入って頂きたいと考えてい
ます。
ゼミ必修科目
今年度は以下の科目が必修科目として指定されました。
 解析学 (月曜2限)
 時系列分析 (火曜1,2限)
 代数学 (木曜2限)
 計量経済学上級 (金曜2限)
 ベイズ統計学 (金曜3限)
ゼミ生から見た中妻照雄教授
先生はご専門のベイズ統計学、ファイナンスについて幅広い知識をお持ちで、
 新歓合宿(1泊2日)
今年度は、都内のある宿を予約し、新歓合宿を行いました。
院生、学部生のレベルに合わせて柔軟な指導をしてくださいます。授業以外でも、
 夏合宿(2泊3日)
例えばお酒がお好きで飲み会にも積極的に参加してくださるなど、大変気さくな方
千葉大学の各務ゼミと合同で行います。
3年生は三田論、4年生は卒論の中間発表を行います。
です。