図表の書き方 - 山口東京理科大学
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Transcript 図表の書き方 - 山口東京理科大学
- 機械工学実験Ⅱ ガイダンス -
図表の書き方
山口東京理科大学工学部 機械工学科
2011年
©2011 Tokyo University of Science, Yamaguchi
1
目次
1. 表の書き方
2. 図の描き方
3. 回帰直線
4. グラフの種類(対数グラフ)
回帰直線の演習
©2011 Tokyo University of Science, Yamaguchi
2
1. 表の書き方
表1 ダイオードの順方向電流-電圧特性
通し番号
電圧 (V)
表番号,題目,
説明文は表の上
罫線を極力使わない
斜線を使用しない
0.00
0.03
0.06
0.09
0.12
0.15
0.18
0.21
0.24
0.27
0.30
電流 (μA)
0
11
43
108
174
230
283
332
375
417
470
内容を示す題目
説明文の追加
物理量と単位
の明示
単位は丸括弧内
数値の桁揃え
※これはレポート作成の説明用スライドである.スライド用の表では「表1」とは書かない.
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3
罫線を極力使わない
改善前
改善後
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4
表中に斜線を使わない
電圧
電流
改善前
改善後
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5
2. 図の描き方
回帰線の描画
(傾向が見られるとき)
パラメータ値の記
入によるデータ列
の区別
縦軸目盛の数
値の桁揃え
4
適度な大きさの●,◆など
を用いてデータを明示
電流 (mA)
3
目盛に数値
単位は丸括弧内
2
各軸に物理量
と単位の明示
1
座標軸に目盛
0
0
1
2
3
4
5
6
電圧 (V)
図1 抵抗の電圧と電流の関係
表番号,題目,
説明文は図の下
通し番号
内容を示す題目
説明文の追加
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6
座標軸と目盛の書き方
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電圧 V
電圧 (V)
物理量と単位の明示方法
電流 (mA)
電流 mA
単位は括弧に入れる
(V)
電圧
電圧 (V)
(mA) 電流
書く方向に注意
電流 (mA)
座標軸の中心に書く
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3. 回帰直線
最小二乗法
回帰直線
誤差
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4. グラフの種類
片対数グラフ
片軸が等間隔目盛,他の軸が常用対数目盛
指数関数的関係
の表現に適する
Y log e x log c
両辺の常用対数をとる:
傾きが log e
の直線
見かけの位置 ( x , Y ) ( x , log 10 y )
両対数グラフ
両軸が常用対数目盛
べき関数的関係
の表現に適する
両辺の常用対数をとる:
見かけの位置 ( X , Y ) (log
Y nX log c
10
x , log
10
y)
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傾きが n の直線
10
対数グラフの特徴
逆に見れば見
かけの位置Xは、
通常 X
0
1
2
3
x = 10X
対数グラフと言
われる理由
対数軸 x
1
10
100
X = log10x
1000
・ 幅広い数値におけるデータの特徴が理解できる。
・ 対数グラフ化することによりデータの特徴が分かる(指数的?)
Y
y
対数グラフ化
x
X
回帰直線の演習
14
12
10
電流 I (A)
最小二乗法の計算
I = 1.38V - 0.54
R2=0.987
8
6
4
2
0
0
2
4
6
8
電圧 V (V)
10
12
図1 電流電圧特性
回帰直線
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※ R2:決定係
数(1 に近いほ
ど、二つの量の
相関性が高い)
12
両対数グラフの例
2
1.5×1.17MW/m
2
400W IGBT (1.17MW/m )
Heat flux (W/m 2)
10
6
at 18.5mm×18.5mm
2
Zuber's qCHF=1.11MW/m
2
0.74 MW/m
(67% of Zuber)
at 23.3mm×23.3mm
Kutateladze's
correlation
105
Water
P ool boiling
P =1.0atm
10
20
30
Tsat (K)
図 壁面過熱度と熱流束の関係
4. グラフ用紙の種類
等間隔目盛グラフ用紙
一般的なグラフ用紙
線形関係
の表現に適する
片対数グラフ用紙
片軸が等間隔目盛,他の軸が常用対数目盛
指数関数的関係
の表現に適する
両辺の常用対数をとる:
両対数グラフ用紙
両軸が常用対数目盛
べき関数的関係
の表現に適する
両辺の常用対数をとる:
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回帰直線の演習
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電流 I (A)
最小二乗法の計算
I = 1.38V - 0.54
8
6
4
2
0
0
2
4
6
8
電圧 V (V)
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図1 電流電圧特性
回帰直線
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