可児市議会の議会・議員活動について(報告資料・パワーポイント)

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Transcript 可児市議会の議会・議員活動について(報告資料・パワーポイント)

可児市議会の議会・議員活動
可児市議会
1
議会と市長の関係について
陳情・請願など
選挙
選挙
行政サービス
二元代表制
条例・予算などの提案
対等な関係
議決・検査・提言など
2
議会の役割について
議会の役割とは、
► 可児市の重要な事項の意思決定すること
議決権
► 議決した内容を責任を持って監視すること
採決の様子
一般質問の様子
3
議決事項について
議決の対象となるものは、
► 条例の制定、改正、廃止
► 予算の決定
► 決算の認定
► 重要な契約の締結
► 重要な財産の取得・処分
など
4
議会活動について(本会議)
本会議とは全議員で審議する会議
本会議の決定で法的効力が発生
本会議
定例会…定期的に開催(3月・6月・9月・12月)
臨時会…必要に応じて開催
定例会の流れ
5
議会活動について(常任委員会①)
常任委員会は、
► 能率的、専門的な審査を行うために設
置
► 議案等の付託内容ごとに担当委員会で審査
► 委員長は審査結果を本会議で報告
► 付託内容がない場合も市政運営確認のため随時開催
平成25年常任委員会開催状況
常任委員会名
開催回数
予算決算委員会
14回
総務企画委員会
12回
建設市民委員会
10回
教育福祉委員会
12回
委員会審査の様子
6
議会活動について(常任委員会②)
委員会での議員間討議により、
► 予算案や条例案、計画案などに対して提案・要望
成案に議会の意思が反映
その他の取り組みとして、
議員間討議の様子
► 参考人制度活用により関係者を招致し、
請願審査の充実
出資法人の経営状況把握
請願での参考人招致
7
議会活動について(常任委員会③)
政策提案に結び付けるため、
► 各種団体との懇談会
► 市内施設や先進地などの視察
► 全議員参加の視察報告の実施
► 委員会主催の研修会実施
自治連絡協議会との懇談会
亀山市(子ども総合センター)視察
全議員対象の報告会
8
議会活動について(議会運営委員会・特別委員会)
議会運営委員会
► 議会運営全般の協議や意見調整およびルール作り
例:会議規則や議員の政治倫理規程
► 議長からの諮問事項の調査・研究
プロジェクトチーム
議員定数・報酬などの諮問についてPTを
昨年9月に設置。本年8月に議長へ答申。
特別委員会
► 必要に応じて設置される委員会
議会広報特別委員会
・議会だよりなど議会広報を担当
議会活性化特別委員会(平成26年9月新設)
・議員定数や報酬、常任委員会のあり方を調査研究
9
議会活動について(その他の会議)
議会全員協議会
► 議案審査や議会運営について全議員が協議、調整、
意見交換などを行う
議会報告会実施会議
► 議会報告会の運営について協議を行う
正副委員長会議
► 委員会の会議運営について協議、調整、意見
交換などを行う
会派代表者会議
► 会派代表が会派間の協議・調整を行う
10
議会活動について(その他の活動)
可児高等学校地域課題解決型キャリア教育支援事業
若い人材が流出する前に、
様々な職業や経験がある大人 × 高校生(若い世代)
► 地域への愛着や当事者意識の醸成
► 広い視野や高い専門性の獲得など
可児市の持続的な発展に寄与する人材育成
大人(議員・医師など)と生徒が意見交換
生徒が意見交換の結果発表
11
議員活動について
議員としての活動は様々…
► 公式行事への参加
► 請願・陳情、要望などの相談対応
► 関係機関への同行
自治会要望への同行
► 自治会など各種団体の会合・式典などへの参加
► 議員個人、会派での視察・研修への参加
► 後援会の活動
► 支援者などへの市政報告会、意見交換会の開催
► 所属の政党活動や選挙活動
12
議員の活動記録①
プロジェクトチーム
議会改革調査研究PTによる議員活動状況調査
► 議会や議員の活動を分類して調査・記録を実施
公務性が高い
議員活動記録 平成26年3月分集計
分類
分類名
A議員
1
2
本
会
議
3
4
そ
の
他
の
会
議
委
員
会
8.75 20.25
5
正
副
議
長
・
委
員
長
公
務
議
員
派
遣
等
8.5
0 19.25
6
7
8
会
議
付
随
用
務
1
~
3
以
外
の
会
議
(
P
T
、
勉
強
会
)
9
各
種
審
議
会
・
組
合
議
会
等
10
会
議
付
随
用
務
(
個
人
)
4
3.5
0 22.75
4.25
3.25
12
4.5
請
願
、
陳
情
、
要
望
1.5 13.75
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
会
派
活
動
市
民
、
各
種
団
体
会
合
・
聞
き
取
り
現
地
調
査
、
視
察
、
研
修
、
付
随
事
務
市
、
県
、
国
、
他
行
政
関
係
団
体
市
公
的
行
事
市
以
外
公
的
行
事
公
的
以
外
の
行
事
政
党
活
動
後
援
会
活
動
選
挙
活
動
0 23.25
8
1.25
2.5
14.5
0
4
0
7.5
0
0
2.25
2.25
3
2.5
27.5
0.75
11
6.25
0
0
6.75
1.25
27
26
0
5.25
0
0
7
2.25 13.75
4.25
0 11.75
5.5
0
0
9
0.15 11.75
3.95
0.25
2.35
6.95
B議員
12
19
1.25
0
C議員
11.5
24
4
3.75
D議員
9.75 23.75
4.75
0
0 23.75
4.75
1
E議員
9 16.25
7.5
0
0 36.25
5.25
0 24.75
平 均
10.2 20.65
5.2
0.75
3.85 19.75
4.45
0
公務性が低い
1.65
19.2
4.5
14.5
21
1
~
16
の
計
そ
の
他
総
合
計
0
0
0
3.5
0 12.75
0
0
0
0
0
0 14.75 115.8 41.75 157.5
0
0
0 12.75
12.5 23.75
1.25
0 54.25 129.8 91.75 221.5
0.25
0 17.05 115.6 36.25 151.9
4.5 11.65
7.3
129
17
~
21
の
計
18
147
81.5 12.75 94.25
122
17
139
13
議員の活動記録②
► 公務性の高い活動以外にも、公務性は低くても
議員として欠くことができない幅広い活動を実施
その他
本会議
選挙活動
後援会活動
議員活動記録(平成26年3月分)
の平均値に基づく円グラフ
委員会
公務性の低い活動
その他の会議
政党活動
公的以外の行事
議員派遣等
市以外公的行事
市公的行事
市、県、国、
他行政関係団体
公務性の高い活動
会議付随用務
現地調査、視察、
研修、付随事務
1~3以外の会議
(PT、勉強会)
市民、各種団体
会合・聞き取り
会派活動
正副議長・
委員長公務
請願、陳情、要望 会議付随用務(個人)
各種審議会
組合議会等
14
議会活動の必要性について①
事例1:可児市子どものいじめの防止に関する条例
平成24年度予算において、
いじめ問題に取り組む第三者機関設置費用を計上
条例が準備されていなかった
条例を早急に作るよう予算執行に付帯決議
日本初の子どものいじめ防止に関する条例を制定
条例を参考に国会もいじめ防止対策推進法を制定
15
議会活動の必要性について②
事例2:可児市空き家等の適正管理に関する条例
可児市においても老朽空き家対策は重要な課題
団地での空き家問題は深刻
市民からの要望をきっかけ
建設市民委員会で約2年にわたり調査・研究・協議
空き家等の適正管理に関する条例の制定
16
議会活動の必要性について③
事例3:予算編成に対する提言
決算審査を踏まえ、より良い予算が編成されるため
全会一致で市長に対して提言を作成
提言に関連する予算・事業が充実
► 住宅リフォーム助成金の拡充
► 地域防災計画の充実
► 災害時に使用する機器の充実
► 小中学校耐震化の促進など
市民生活がより良くなるよう取り組んでいる
17
可児市議会に対する評価について①
議会だより第53号より抜粋
18
可児市議会に対する評価について②
議会だより第53号より抜粋
19
議員の活動経費について
議員の調査研究などの活動補助金 …政務活動費
名
称
年間支給額(一人当たり)
可児市議会
240,000円
類似団体平均
281,000円
※類似団体:全国の人口が9万人から11万人の団体
透明性の確保・説明責任を果たすために、
► ルールを作成、原則領収書(1円以上)を添付
► 年間報告だけでなく中間報告も実施
► 議長と議会事務局による確認
► 年間報告は議会だより、ホームページ等で公開
20
議員定数と報酬について
議員定数と議員報酬の状況
名
称
議員定数
議員報酬月額
可児市議会
22人
400,000円
類似団体平均
24.1人
414,000円
※類似団体:全国の人口が9万人から11万人の団体
可児市議会では議員定数や報酬について調査研究中
目的
議会の権能を十分に発揮できる議会にするため
プロジェクトチーム
議会改革調査研究PTが8月に調査報告
議会活性化特別委員会が今後の調査研究を進行
21
議会・議員を取り巻く環境について
地方議会・議員を取り巻く環境は厳しさを増している
原因は
► 議員報酬が生活給でない
► 退職金がない
► 議員年金の廃止
► 生活に余裕のある市民
► 時間調整のしやすい市民
将来は
► 若年層の成り手がより一層減少
► 議員の高齢化が進む
22
今後の取り組みについて
議会活性化特別委員会において
► 議員定数・報酬などの課題を検討
その過程で
► 専門家の意見を活用
► 市民との意見交換会の開催
意見を参考に課題解決に取り組む
専門家活用の委員会
市民参加の意見交換
23
ご清聴ありがとうございました
24