セラミックス講義11回目 6月29日(火)スライド(pptファイル)

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セラミックス
第11回 6月 29日(火)
- 単位認定について -
(レポート課題および期末試験について)
担当教員 永山 勝久
2010年度 材料工学科 2年生 前期 専門必修科目
『セラミックス』 単位認定 について
(- レポート課題提出と前期末試験について -)
1. 「レポート課題」 について
① レポート課題提示:7月 6日(火)講義時及びホームページに掲載
② レポート課題提出:7月20日(火)2限 講義終了時(3303教室)
1)履修者は必ずレポートを提出すること
※上記期日に未提出の場合は、単位は認定しない
2)4月以降、出席を計5回取ったが、遅刻ならびに欠席
が多い学生は、『レポート課題』に全力を注ぐこと
【注意】
1.レポートは必ずA4サイズの用紙を使用すること(※ 表紙を必ず付けること)
2.手書きの場合は、黒色万年筆、黒色ボールペン(※ 鉛筆書きは不可)
3.各種専門書籍またはホームページ中に掲載されている 図,表を使用する場合は、
レポートの最後に 『参考文献』 を必ず付け、出典を明記すること(※ 図,表の貼付け可)
(インターネット掲載の 図,表 を使用する場合は、http:アドレス名 を必ず明記すること)
2.『2010年度 セラミックス 前期・期末試験』 について
① 期末試験の日程:7月27日(火)(前期講義最終日)
② 実施教室:4号館 4407 及び 4408 2教室で実施
③ 試験時間:10時50分~12時00分(:70分間)
(※10時40分までには必ず着席すること、座席表は当日掲示)
(・・・前期末試験の日程、実施教室、試験時間等については、
後日学生課が掲示するため、各自十分確認・注意すること)
◎シラバス中の成績評価欄に記載通り、レポート40%、
期末試験60%で成績を付け、これに出席点を加算し、
単位を認定する。
光学的機能
- 代表材料 -
光通信用ガラスファイバー[:SiO2(石英ガラス)製ファイバー]
※ 石英ガラス(SiO2)
・・・可視光(人間が目で見ることができる波長の光)を最も良く伝える固体
[ 光ファイバの概要 ]:①直径20μm
②1本の光ファイバーで、電話1万本の回線を通す
③光信号(デジタル信号)を、1秒間に1億個の信号を送信する
[ 要求特性 ]:光の減衰率が 1デシベル(dB) 以下のSiO2
光がガラス中を1㎞伝播することによって、1/1に減衰するとき
1デシベル(dB) とする =“1㎞での減衰率がゼロ(損失が全くない)”
[ 光ファイバーの構造 (:次ページの図 参照 )]
・・・中心部 コア :Si(+Ge)O2
・・・外周部 クラッド:SiO2
↓
中心部:コアの屈折率が外周部:クラッドよりも高いため、コアに入った光は
クラッドとの境界部で全反射を繰り返し、外部に光がもれないでファイバー中を伝播する
図 光ファイバーの光の伝わり方
[製造法]:原料ガス(SiCl4(四塩化ケイ素)+GeCl4(四塩化ゲルマニウム)+O2+H2)
を石英ガラスチューブ中で燃焼
↓
原料ガス中から Si(+Ge)O2 が石英チューブの内側に析出
↓
石英ガラスチューブごと加熱して引き伸ばす