Transcript MICROF_IHC
X線CTスキャナによる 内部観察・計測・ リバースエンジニアリングサービス 株式会社 国際先端技術コンサルティング 1 X線CTスキャンの種類・用途 X線の種類と撮影用途 分解能 マ イクロフォーカス X線 高い 1μm. 分解能=装置などで対象を測定・識別 サブミクロン フォーカス X 線 5μm. できる能力 当社マイクロフォーカス X線の可能範囲 80μm. 当社のCT機では5μmまで対応可能 です。 電子部品・樹脂製品・電子機器 ノ ーマ ルX線 200μm. 産業用CT 大型金型・人体・自動車エンジン 500μm. 低い 0 80 120 180 225 320 420 450 単位 kV X線出力 低い 高い (株)国際先端技術コンサルティング 2 装置紹介 弊社X線CTスキャン特徴 ・高い分解能のμフォーカスX線 ・μフォーカスX線では日本最大級 ワークサイズ(W:500mm.×D:500mm.×H:700mm.) ・CT=時間が長いを弊社CTは約1/4で可能 ・単価=CT画像1枚辺りから1検体・1案件単位 ・傾向観察案件などは、途中経過報告を徹底 (株)国際先端技術コンサルティング 3 実例:内部欠陥・破損 パイプの溶接 溶接部分 ワーク 直径約3mm.のSUS パイプをSUS継手に 溶接 大きな欠陥は見えるが、 小さいボイドは見えな い X線透視画像 3Dモデル 3Dモデルは忠実再現 内部を自由観察可 能指定箇所の 距離 総体積 CT画像 溶接の断層画像を撮 ることで欠陥が発見 できる 黄色〇=クラック 橙○=異物 角度 計測可能 (株)国際先端技術コンサルティング 4 実例:拡大率と分解能 LED内部詳細 溶接状態 分解能 約5.7μm. 拡大率 約88倍 ワイヤーボンディング 線幅 約 32μm. CT 3Dモデル ワーク 細かい部品・欠陥を拡大し 透視画像 3D表示・計測可能 (株)国際先端技術コンサルティング 5 サンプル画像: BGA基板の3D立体表示 BGAボイドの寸法、体積の測定や動画にて回転させ、全体的な形状、集積の分布を表 示し観察することも可能です。 (株)国際先端技術コンサルティング 6 サンプル画像:集積回路画像 IC画像 CT断層画像による3D立体表示 X線透視画像 (株)国際先端技術コンサルティング 7 サンプル画像:ICカード画像 カード画像 CT断層画像による3D立体表示 X線透視画像 (株)国際先端技術コンサルティング 8 サンプル画像:自動車用ピストン 自動車用ピストンのCT画像数百枚をコンピュータ処理し3D立体画像 として表したものです。 赤い部分がボイド(巣穴)になります。ボイド大きさ(長さ、体積)の測定 が可能です。 (株)国際先端技術コンサルティング 9 サンプル画像:拡大撮影 一部を拡大撮影し、さらに詳細を 観察することが可能です。 あらゆる方向から内部へカットイン (切り込み)することが可能で確認 したい部分をあらゆる方向から観 察することができます。 (株)国際先端技術コンサルティング 10 サンプル画像:スケルトン表示 ピストンのスケルトン表示です。動画にて回転させ、ボイドの全体的な形 状や集積の分布を表示し観察することも可能です。 (株)国際先端技術コンサルティング 11 サンプル画像:インテークマニフォールドカットイン画像 インテークマニホールドの3Dカット イン画像です。 (株)国際先端技術コンサルティング 12 リバースエンジニアリング:現物からCAD図やレプリカを作成することが可能です。 タービンブレードのCAD作成 現物 CTのデータからはその特性により内部 の構造(寸法データ)まで取り込むこと が可能です。 CT_DATA CTのDATAを基に 3D CAD DATA作成 STL_DATA 3D CAD (株)国際先端技術コンサルティング 13