日本の問題点

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Transcript 日本の問題点

金融業における
CSR・SRI
立教大学
北原ゼミナール
第一章 CSR・SRIとは
第二章 諸外国の現状との比較
第三章
日本の金融業界におけるCSR・SRI
第四章 RK(立教北原)プラン
第五章 将来の展望
企業にとってCSR活動は・・・
第一章
CSR・SRIとは
第一章
CSR・SRIとは
社会の持続的発展 + 企業の持続的発展
社会貢献機会の提供
SRIがある事で・・・
以上より、
CSR活動の促進
消費者
株主
CSR・SRIを普及さ
企業のCSR活動は
企業だけでなく、投資家も
顧客
投資家
社会貢献機会の提供
企業
せる意義がある。
常に評価される。
間接的に社会貢献ができる。
WIN
SRIは必要?
CSRは必要?
WIN
CSR活動を推進する意義がある。
S質の高いCSR活動が
R
Iの意義は
社会貢献の幅を
広げる事ができる。
求められる。
環境社会
地域社会
ここにある。
配慮
従業員
資源
第一章 CSR・SRIとは
我々が考えるCSR・SRIの在り方
●植林活動
●CO2削減
●自然環境保全
慈善活動
ここを中心とした
●エコ商品・サービス開発
CSR活動とするべき。
●社会的事業
本業を
通したCSR
●企業統治
●法令遵守
●リスクマネジメント
企業の誠実さ
SRIは、基本的にボランティア精神ある人のための投資機会となれば良い
第二章 諸外国の現状との比較
米国と英国の特徴
NPOの存在
優れた
SRIパフォーマンス
機関投資家の参入
第二章 諸外国の現状との比較
日本の問題点
機関投資家の不在
劣るSRIパフォーマンス
第三章
日本の金融業界におけるCSR・SRI
金融業が果たすべき役割とは?
CSRは本業を通したもの
SRIファンドの
が中心にあるべきだ。
パフォーマンス向上
CSR活動推進企業
への積極的な融資
金融業が果たすべき
社会や経済に
役割とは?
CSRの概念を根付かせる。
第三章
日本の金融業界におけるCSR・SRI
CSR活動推進企業への積極的な融資
例:日本政策投資銀行の環境配慮融資
三菱東京UFJ銀行のシンジケートローン
東京都の環境配慮融資制度(2008年)
環境格付けという専門的分野を
環境評価
環境評価
従来から行っている政投銀に委託する。
日本政策投資銀行
環境に配慮した
融資
融資
リスク分散
モニタリングコスト軽減
取組を行う
連携
連携
シンジケート団
三
菱
東
多摩信用金庫 京
U
F
東京東信用金庫
J
東日本銀行 銀
行
地銀
取扱金融機関
地銀
環境配慮活動を
都内中小企業
行う企業
CSR活動推進企業への積極的な融資として
東京都民銀行
資金
地銀
地銀
八千代銀行
望ましい在り方である我々は評価する。
地銀
地銀
新銀行東京
融資
融資
第三章
日本の金融業界におけるCSR・SRI
社会や経済にCSRの概念を根付かせる。
金融業界が先陣を切って
本業のCSRを行う。
金融教育
魅力的な
SRI商品の開発
社会に貢献する
融資
第四章
RK(立教北原)プランの提案
日本版GFSの提案
預金者・投資家に
SRIへの関心を促す。
CSR活動を支援する。
金融機関にとって
極力負担とならない。
オランダのGFS
日本版GFSの提案
企業
審査・低利投融資
返済
承認
申請
申請
銀行
日本政策
グリーンバンク
投資銀行
グリーンファンド
預金・投資
認証
協力
政府
低率の
リターン
優遇税率
優遇税率
預金者・投資家
日本版MFIの提案
日本の生活保護の財政
本論文27ページ参照
生活保護受給者や失業者への
政府からの保護は十分ではない。
民間金融機関が本業のCSRと
して援助できないだろうか。
日本版MFIの提案
マイクロファイナンスとは
我々が考える日本版MFIでは・・・
●既存のインフラ・ネットワークが使える。
●資金調達の利便性
●ある程度知名度がある。
アップスケーリング
ダウンスケーリング
既存
別会社
グループローン
個人ローン
●MFIの形骸化を防ぐ。
●日本とグラミン銀行では条件が異なる。
日本版MFIは社会的に大きな意義があるため、実現可能となれば金融
機関にとって大きな役割を果たした事になる。
第四章
RK(立教北原)プランの提案
以上、我々は独自案として2点あげた。
日本版GFSの提案
●CSR推進企業を支援できる
●最小限のコスト・リスクに抑える事ができる
●SRIへの関心の向上
日本版MFIの提案
●失業問題への支援として大きな役割となる。
●本業を通した意義あるCSRとして社会にインパクトを残せる。
●SRIへの関心の向上
第五章 将来の展望
機関投資家参入の必要性
NPOの重要性
将来的にこれら2つが
ポイントとなる。
第五章 将来の展望
機関投資家参入の必要性
基本的にSRIは
ボランティア精神ある人を
ターゲットとする。
しかし、ある程度パフォーマンス
が良好でなければならない。
第五章 将来の展望
機関投資家参入の必要性
欧州の年金法改正による
情報開示の義務化
このように政府が関与していく事も
将来的には必要となる。
第五章 将来の展望
NPOの重要性
年金法改正の存在意義はNPOにある。
英国ではNPOの存在から倫理的運用を求められる。
年金法改正により、SRIが普及した。
反倫理的経営
不祥事
監視
間 接 的 に 知 ら せ る 。企業への不信感
デモ運動
企業
NPO
大衆
第五章 将来の展望
機関投資家参入の必要性
●SRIパフォーマンスの改善
●選定銘柄の基準の明確化
●政府の介入(年金法改正等)
機関投資家の参入へ
NPOの重要性
●地銀・信金・労金とNPOバンクの協力による
NPOへの融資
●NPOの更なる台頭によるCSR・SRIの発展
我々のRKプラン以外でこれらが確立する事で、
CSR・SRIは更なる発展を遂げると我々は考える。
御清聴
ありがとうございました。