日経NEEDSデータベースの利用方法

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情報処理基礎A・B
第4回 日経NEEDSデータベースの
利用方法
日経NEEDS地域総合ファイル
(NEEDS-ADB)のオンライン利用


利点
 多くの基礎的情報が定形で利用可
 日本全国を市区町村単位でカバー
 本学のユーザであれば誰でも利用可
欠点
 データの更新は年1回なので,Up-To-Dateな
情報の取得には不向き
 現在のところ,コマンド形式による利用なので
キーボード初心者には不向き
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収録項目の概要

国レベルの主要な調査を1970年以降の範囲で
カバー(機関名は旧省庁名)
 総務庁統計局(国勢調査・就業構造基本調
査・事業所統計・家計調査年報)
 経済企画庁(県民経済計算年報)
 農林水産庁(生産農業所得統計)
 通商産業省(商業統計)
 厚生省(地域医療基礎統計)
 運輸省(自動車保有車両数)
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利用に関する注意



検索は, UNIXシステムに直接接続して利用する。
基本的なUNIXのコマンドを知っておく必要がある。
検索キーは,すべてコード化されている。した
がって,データの項目に対応するコードと地域
(都道府県あるいは市区町村)に対応するコード
を知る必要がある。
検索結果の保存形式(3種類)を指示する必要が
ある。
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項目コードの概要


データ項目には以下のような5桁のコードが付与
されている。
形式: 英字+4桁の数字
 英字の意味
C…地域総合データ(各種データ)
P…人口・国勢調査データ
S…工業統計,商業統計データ
F…地方財政データ
コード体系はNEEDS-ADB独自
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地域コードの概要


地域には以下のような5桁の数字コードが付与さ
れている。
形式: 県コード+市区町村コード
 県コードは2桁。北から南へ01(北海道)~47
(沖縄県)が用いられる
 市区町村コードは3桁。原則として101~200
番台が市区,301以降は町村
コード体系はJISに準拠しているので汎用性(互
換性)が高い
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利用手順の概要(1)

UNIXシステムにTELNETを用いて接続する。接
続先(HOST)は,pegasusを指定する。
 実習用システムでは「利用者メニュー」「ネット
ワークツール」「Tera Term Pro」を選び,
「HOST」の欄に「pegasus」と入力する
 学内LANからのみアクセス可能(学外からは,
直接には不可)
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利用手順の概要(2)



「login: 」に対して,ユーザIDを入力しEnterキー
を押す
「Password:」に対してパスワードを入力(文字は
エコーされないので注意)しEnterキーを押す
「> 」に対して,「needsadb」と入力しEnterキーを
押す
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利用手順の概要(3)


以下,検索用のコマンド(キーワード)を使用して
検索をする。詳細は坂口のWebページ上の利用
マニュアルを参照のこと。
 検索モード(保存形式)の指定
 検索実行
 画面出力による確認
 検索結果のファイルへの保存
検索プログラムの終了およびUNIXシステムとの
通信切断は,いずれもexitと入力すればよい。
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利用手順(1)

UNIXシステムにTELNETを用いて接続する。接
続先のマシン名(HOST)には,pegasusを指定す
る。
 実習用システムでは「利用者メニュー」「ネット
ワークツール」「Tera Term Pro」を選び,
「HOST」の欄に「pegasus」と入力する

サービスは「SSH」にしておく
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ホスト名の指定
(実習室での場合)
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利用手順(2)


認証ダイアログになったら,ユーザ名とパスワー
ドをそれぞれ入力する。
 警告ダイアログが表示された場合は「続行」
接続画面となるので,表示されてくる「> 」(また
は「% 」)に対して,「needsadb」と入力しEnter
キーを押す。
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ホストへの接続直後の画面
(認証画面)
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ログイン後の画面と
コマンド入力の様子
コマンド入力可能な状態を示す記号
(プロンプト記号)
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操作の基本


マウスは利用できない。「コマンド」をキーボード
から入力して操作する。
検索結果の一覧やコード表示を行なっている際,
自動的に画面の動きが休止状態となることがあ
る。この時は,次のキーを押すことで操作する。
 スペースキー:次の1画面分を表示
 「B」キー:1画面前を表示
 「Q」キー:表示を終了
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NEEDS-ADB検索プログラムの
利用方法

詳細は,Webページ上にある利用マニュアルを
参照(授業のホームページからもたどれる)
 アドレス
http://sakkun.cc.yokohama-cu.ac.jp/~sakkun/world/needs/

複数ページあるので注意
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保存されたファイルの利用方法


検索結果の保存時の注意
検索結果をsaveコマンドを使って保存すると,u:
ドライブに保管される。
 save result.csv
のようにファイル名の最後を「.csv」としておくこ
と。
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Excelでの操作




事前にデスクトップ上にある「UNIXドライブへの接続」を
ダブルクリックしてu:ドライブが使える状態にしておく。
Excelを起動したら,【ファイル】→【開く】で「ファイルの種
類」を「テキストファイル」とし,「検索先」をu:ドライブに切
り替えて読み込む
 または,u:ドライブの該当ファイル(~.csv)を直接ダブ
ルクリックしてもよい
【ファイル】→【名前を付けて保存】で「ファイルの種類」を
「Excelブック」に切り替え,「保存先」を適宜変更する。
 通常利用のためには,z:ドライブが適当
Excelの機能を使用した加工を行ない,最終結果を保存
(上書き保存)する。
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ファイル名について

WindowsやUNIXのアプリケーションでは,ファイル名の
最後を,ファイル内容の識別用に用いている。
→無頓着でいてはいけない。主な識別名については覚えておく。
ファイルの種類
Wordファイル
拡張子
.doc
Excelファイル
PowerPointファイル
.xls
.ppt
.csv
CSV(Comma Separated Value)形式
のテキストファイル
一般のテキストファイル
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練習問題(実習課題3)



別紙資料に従って下記についてNEEDS-ADBか
ら得たデータをExcelで処理する
 横浜市の区別の人口密度
 横浜市の区別人口の推移
処理結果を納めたExcelファイルをメールで提出
一連の流れを踏まえて,提出課題1を出題する
ので,必ず練習しておくこと
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次回は…


次回(2004/11/09・10)
 実習室で練習問題をこなす。
 前後して,提出課題1の内容をホームページ
上で発表するので,必ず確認しておくこと。
次々回(2004/11/16・17)
 Excel VBAによるプログラミング入門
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