1406_sodo_basic_shibetsu
Download
Report
Transcript 1406_sodo_basic_shibetsu
自治を回復し、
まち・むらの課題を、
まち・むらの力で解決するために
- 協働と総働の基礎を再確認する IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]
代表者 川北 秀人
http://blog.canpan.info/iihoe/
IIHOEって?
組織目的: 地球上のすべての生命にとって、
(1994年) 調和的で民主的な発展のために
社会事業家(課題・理想に挑むNPO・企業)の支援
隔月刊誌「NPOマネジメント」発行
育成・支援のための講座・研修
地域で活動する団体のマネジメント講座(年100件)
行政と市民団体がいっしょに協働を学ぶ研修(年60県市)
企業の社会責任(CSR)の戦略デザイン
ビジネスと市民生活を通じた環境問題の解決
2020年の地球への行動計画立案
専従3名+客員1名、東京(新川)、約3500万円
総務部 中峰次長のお話から(140623)
総合計画(08~17年):地域力
地域政策懇談会→円卓会議へ
=市民+連携+地域資源+交流
機能型:介護、子育て、まちづくり
①市民参画・協働 ②コミュニティ 病院応援も
市長マニフェスト:市民参加・主役 事業者:
コミュニティ再構築、青年・女性塾 協働のまちづくり推進事業:(04~)
役割分担・連携(距離解消)・人材 14団体・21件・190万円
まちづくり基本条例(12年~):
講演、美化・整備・植栽など
市民自治+情報共有
→見直し:緩和+増額→6件申請
相手に伝わる表現を
外部との連携:企業、合宿利用者
コミュニティ・事業者:地縁・機能型 ふるさと大使
共助から調整・行政補完
→多機能小規模自治組織
福祉パトロール(45地域)、防災
地域担当職員→アドバイザーへ
牧野市長のお話から(131214)
子ども議会でも熱心な質問
来年度からモデル地区で検証
1100㎢、毎朝の除雪600㎞
高齢者行方不明者「捜索」訓練
自治会が地域づくりの基礎
商工会議所通じ登録呼びかけ
やさしい・たくましい・新しい
地域担当職員 管理職120名
3本の木に36の実りを
独居高齢者 全戸訪問
健康長寿日本一のまちへ
災害時要援護者名簿 作成着手
コミュニティ再生+自治会活性
自主防災組織 設立(31+4/72)
まちづくり基本条例
地域自らパークゴルフ場造成!
「健康スポーツ都市」宣言
各地域から提案を!
健康長寿推進室(部門横断)
コスモスロード:国公大臣表彰
+保健師 地域担当制
みどりの散歩道
福祉センター 温浴施設に併設
今後の医療は(施設から)地域!
「サフォーク・ジム」 市内各地に
TPP影響 生産+関連業で135億円
2人1組の福祉パトロール
食料自給率600%
→各自治会実施へ(45/72)
自治会役員引き継ぎ しっかりと
牧野市長のお話から(140622・23)
体育行事:地域の絆づくりに重要 71自治会再編:最小4~最大550
保育園(12名)の合同行事
50世帯以下 35会
各地域に合った行事づくり
地域包括ケア:道北で最も充実
消費者協会:劇団さくら
法改正:要支援1・2市移管など
大臣表彰!市外でも大活躍! →3課統合して健康長寿推進室
議会:人口減少にどう臨むか? 地域担当職員制度4年め
安全・安心・健康づくり日本一
+保健師 地域担当制(15年~)
+人材育成
地域サロン 4地域開設
合宿の里づくり40年:2万人/年 病院:療養再開(25床)
東京オリパラに向け「聖地」に
入院2割減、後期高齢者2割増
マラソン男子ナショナルチーム、
トライアスロン香港ナショナルも 人口減少より人材減少が怖い
まちづくり基本条例に「自治会」も 10回連続 青年&女性塾 予定
地域づくりの担い手
前例踏襲じゃダメ、チャレンジを
協働は、法が禁じること以外すべて可能
業務の
顧客
直接、市町村民に
(個人・法人)
産業、環境、教育、福祉、国際、広報、
建設、水道、交通、林業、税務・・
多老化(総数・比率とも)に伴う
「サービス需要増+税収減」状況を
支え続けるために、
協働できることをひとつでも
基本原則
より早く効果的に増やし続ける
原則として
すべて庁内
財政、人事、
監査・・
「より効果的に
市民と庁内に
貢献する」ために、
市民から意見・
協力を求めて
業務改善を
積み重ねる
中期目標+計画+実務(PDCAの対象に) 意見・協力募集
交流・表彰の機会:案件形成、相互学習 (例:効果測定、
具体的な
官民合同でスキルの向上
研修協力)
進め方
高齢者・外国人等への説明・支援協力!
(市民対象に「行政のしくみ」解説も)
すべての部署で、協働を前提に!
・広報・広聴:広報配布、市政モニタリング
・総合政策:総合計画の評価
・人事:職員研修の企画・実施(八王子市)
・管財:表示改善(大阪市)、一口オーナー(熊本城)、避難所運営
・市民税:ふるさと納税、外国人向け広報(静岡県)
・生活保護:セーフティネット(岩手・青森 消費者信用生協)
・障碍者福祉:当事者団体(ピアカウンセリング)、就労支援
・高齢者福祉:健康増進、見守り・寄り合い
・保育園:病児保育(在宅・派遣型)
・環境:分別指導、再生・販売、温暖化防止、環境保全
・観光・文化:ガイド・ウェブサイト多言語化(留学生)
・都市整備・建設:アダプト、自転車管理、まち歩きプログラム
・学校:総合学習、体育・理科(実験)、授業クラブ
・病院:学習支援、災害対応・上下水道:水源保全、節水、廃食油回収
・選管:投票啓発 ・消防:救急啓発、自主防災組織:避難+避難所運営
まちの力は、関係の密度がつくる!
人口密度より人「交」密度!
町(区域)でも街(建物の集まり)
でもなく、「まち」:人と人との関係
「衣食」「住」の次は、「医移職充」
衣食は外から持ち込み配布も可能
住の安心は、建物だけじゃない!
今後の医療は予防がさらに重要!
移動・職業・充実は、関係そのもの
田上・長崎市長のお話から(管理職研修)
協働は「発想」から!
一人芝居から、プロデューサーに!
事業・業務の執行段階だけでなく、連携・紹介でも成果に
「自然環境を守る・育てる」課の目的→市民はパートナー
特別なことじゃなく、日常・普段の仕事の進め方として
行政「だけ」で事業・予算→成果を大きくするために転換を
周囲の人びとが資源に見えてくる→誰に何ができるか
市民とコミュニケーションする力!
市民が求めるのは「普通の言葉で会話できる職員」
「制度の説明だけ!」、「自分の担当だけ!」、「コロコロ異動する
職員より、自分のほうが詳しい!」
「この申請に来たのはなぜか?」にまで遡ることで、より深い解決
や満足に結び付く
トラブルを減らす&市民の喜びを高める・増やす!
田上・長崎市長のお話から(管理職研修 @1311)
特別なことじゃない
より良い成果を出す・課題解決したい・新しいことに取り組むとき
大学・他市など、誰かと一緒に取り組むのは、とても自然なこと
事例はたくさんある
地球市民集会ナガサキ(国際会議):誇りにできる事例
ミニ出島修復:長崎工業高校生が協力!
子育て支援センター運営、公衆トイレ改修、長崎さるく、・・・
まず、やってみる
おっくうかもしれないけれど、やってみると大きな効果
→すべての課で13・14年度のテーマに!
協働クロストーーク:気付き、きっかけ、共感→心の垣根↓
提案型協働事業:地球温暖化防止:エコライフフェスタ
中学校デートDV防止研修(DV防止ながさき)
竹山・堺市長のお話(区長・局長・部長&中堅職員対象)
・憲法が保障する地方自治(第94条)
→ 他から干渉されない団体自治から住民自治へ
・自然権としての基本的人権(ルソー)と同様に、
地域も自治を志向した時点で地域主権(×地方分権)
・「基礎自治体優先」「自助+補完性」「近接性」原則
(欧州自治憲章:公的責務は、市民に最も身近な地方
自治体が優先的に履行する)→民主主義の基本
→ 権限と財源は現場に!→手が届く都市内分権を
・人が人を支える社会、お任せ民主主義からの脱却
→ 強力なリーダー待望論は日本を滅ぼす
→ 自立=相互依存(inter-dependent 阪大 鷲田教授)
・ドライバーは市民。職員はナビゲーター。知るため現場へ
・見て見ぬふりしない、おせっかいな市職員に!
2020年の世界・日本は?
中国のGDPは、日本よりいくら多い?
原油、鉄、レアメタルなどの価格は?
日本の国民一人当たりGDPは何位?
日本の高齢者率は?
国債の残高は?
既存インフラの補修コストは?
橋:15m以上が15万か所!→20年には25%以上が50年経過!
施設:700㎢以上!→市町村管理が半数以上、30年以上が3割!
下水道:陥没は年5000か所以上!
道路、ダム、住宅、上水道、電力、鉄道、・・・
社会保障(医療・介護)費は、いくら増える?
消費税は、いくら必要?
延長線上で考えるな!
日本のGDPが世界に占める割合が最大だったのは?
2013年に日本のGDPが世界に占める割合は?
では、2018年には?
同年、中国のGDPは日本の何倍?
同年、ブラジルの1人当たりは、日本のいつと同じ?
それは、韓国のいつと同じ?
士別市も、これまで20年と、これから20年は違う
1990年
計(人)
0~14歳
15~64歳(A)
2000年
2010年
28162 24991 21787
2020年
18772
3291
2584
1823
(生産人口)
1309
▲49%
▲47%
18754 15503 12069
15700
▲27%
▲22%
4884
2030年
9363
7548
▲37%
▲35%
4523
6197
7134
7586
6843
16.1%
24.8%
32.7%
+57%
40.4%
43.6%
▲4%
4.1人
75歳~
2.5人
2671
1.6人
3771
1.2人
4368
1.1人
4566
+41%
+15%
+4%
85歳~
649
1066
1635
1890
65歳~(B)
高齢者率
A÷B
2020年の士別市は?
高齢者率は?→ 40.4%(全国より40年早い)!
高齢者1人を支える生産人口は、わずか1.2人!
75歳以上は?→4368人(市民の4人に1人)!
ヘルパーなど、福祉の担い手をどれだけ必要?
社会保障(医療・介護)費は、いくら増える?
高齢者の健康=地域の資源+資産!
生産人口は?→22%減(00年比 39%減) !
既存インフラの補修コストは?
市税収入は?
道路、橋、公営住宅、上下水道、庁舎・施設、・・・・
市債残高は?
消費税は、いくら必要?
士別市の高齢者・後期高齢者のくらしは?
2000年 2005年 2010年 2015年
24,991
23,311
21,787
20,252
人口(人)
6,197
6,763
7,134
7,541
高齢者
2,671
3,238
3,771
4,156
後期高齢者
世帯数
高齢者単身
2020年
18,772
7,586
4,368
10.7%
13.8%
17.3%
20.5%
23.3%
9,449
796
9,398
968
9,100
1,153
8,634
1,288
8,086
1,331
206+590
227+741
260+893
286+1003
293+1038
後期高齢者
単身
377
540
665
753
802
90+287
124+416
147+518
163+588
173+629
後期単身率
高齢者夫婦
後期 夫婦
14.1%
1,009
219
16.7%
1,264
349
17.6%
1,390
480
18.1%
1,498
570
18.4%
1,523
620
高齢世帯率
後期世帯率
19.1%
6.3%
23.7%
9.5%
27.9%
12.6%
32.3%
15.3%
35.3%
17.6%
士別市の財政はどう推移する?
単位:億円
05年度
歳入
市税(対 歳入)
個人(同)
法人(同)
固定資産(同)
地方債
163
22(13%)
5( 3%)
2( 1%)
10( 6%)
16(10%)
歳出
職員給与
160
21
職員数
公債
公営事業繰入
(国民健康保険)
(介護サービス)
(病院)
(下水道)
(他(介護保険等))
扶助費(対 歳出)
23
21
( 3)
( 1)
( 5)
( 4)
( 5)
12(
10年度(05比)
180
22(12%)
7( 3%)
1( 0.9%)
10( 5%)
21(12%)
171
15(-27%)
333
289(-13%)
22
29
( 4)
( 1)
(12)
( 3)
( 7)
7%)
15( 9%)
将来負担(対 税収・年) 236(10.6)
236
地方債残高
13
支出予定
13
積立金
213(9.6)
233( - 1%)
5(- 62%)
24(+87%)
12年度(同)
173
22(12%)
7( 4%)
1( 0.8%)
9( 5%)
20(11%)
15年度?
10年 個人住民税
32,392円/人
生産人口
10年比 -12%
05年比 -23%
168
人件費・扶助費・
15(-28%)
公債費を除く
288(-13%) 歳出額(≒調達額)
23
94億円(59%)
25
後期高齢者
( 2)
( 0.8)
10年比 +10%
(10)
05年比 +28%
( 3)
( 6)
16(10%)
202(9.2)
10年 980,499円/人
230( - 2%)
4( - 68%)
32(+143%)
まちの「サバイバル」力を
どう維持するか
まちの売上高トップ10は、どう変化したか?
10年前、現在、10年後のトップ10は同じか?
まちの競争力は、どう維持・向上するのか?
まちの競争力は、誰が支えるのか?
地場産業は、まちの競争力を高める力となるか?
変化の中で、資源を活かせる産業は何か?
子どもに、どんな仕事を「本気で就業体験」させるか?
まちの競争力を支えるために、行政は何をすべきか?
まちの競争力を支えるために、企業は何をすべきか?
くわしくは「NPOマネジメント」第29号「まちのマーケティング」参照
まちづくりは、誰のため? 何のため?
あいさつできる関係づくりのため
子どもたちの世代が誇りを持って
暮らし、働くため
20年で人口が半減した町で、小中学生が
農畜漁林業の生産・販売を体験し、町長
に提言する年50時間以上の町おこし授業
(北海道・浦幌町、「NPOマネジメント」第63号参照)
災害時などの安心のため
障碍者・高齢者のための「避難支援」と
「避難所の課題確認」訓練(別府市)
元気な地域は、人数ではなく姿勢が違う
自分が住み続ける地域の未来の
ために、本当に大切なことを
実現できるように、全力を尽くす。
出し惜しみしない
できないフリしない
あきらめない
「誰かがどうにかしてくれる」なんて
甘えない
地域産業は狩猟か・農耕か?
本当にすごい観光地は、自ら地域を耕している
たとえば、由布院の溝口さん、中谷さん、時松さん
たとえば、山形・庄内の風間さん、奥田さん、金子さん
たとえば、別府の菅さん、鶴田さん、野上さん
もはや、牡蠣の養殖業者でさえ、森を守る時代!
→ 地域をむさぼる産業から
地域を耕す産業(Communi-culture Industry)へ
自治会・町内会は、
行事を半減して、事業=福祉+経済を!
【現在】
親睦も安全も福祉も行事の連続。。
→地域の住民が気軽に付き合い、
日常生活に必要な情報交換や
安全確保などを行なうとともに、
地域生活をより快適にするため、
自主的・自発的に共同活動しな
がら、まちづくりを進める。
問題解決 (交通安全、防火・防災、
防犯・非行防止、資源回収)
生活充実 (福祉、青少年育成、
健康増進、祭礼・盆踊り、
運動会、文化祭など)
環境・設備維持 (清掃・整備、
集会所管理など)
広報・調整
【今後】
「小規模多機能」自治!
→行政機能の集約化を補い、
住民減少・高齢化などに伴い
必要性が高まる安全・安心の
確保のための「適地適作(策)」
型の地域づくりを進める。
共通の「基本機能」と
独自の「魅力づくり」
・最小限の安全・安心の維持
・文化・伝統の継承
・経済的な競争力の維持・向上
雲南市の地域自主組織のすごさ
・「公民館」から「地域交流センター」へ
共益的な生涯学習施設から、自治の拠点へ
・「小規模多機能」自治
合併による「行政機能の集中・効率化」を補う
「適地適作(策)」型の地域づくり
幼稚園放課後の預かり保育(海潮)
閉店された農協跡で産直市&100円喫茶(中野)
共通の「基本機能」と独自の「魅力づくり」
最小限の安全・安心をどう維持するか?
文化・伝統をどう残すか?
経済的な循環・競争力をどう維持するか?
真地(まーじ)団地自治会(那覇市)
・1981年開設の市営住宅、400世帯
・車両部で買物支援
「移動も寄り道も生きがい」、今後は役所にも!
・2011年度に「地域福祉部」新設!
「第1次福祉計画」(11-13年度):
見守り、活性化、運行、資金造成
・見守り:同棟の支援者、新聞・宅配も協力
・木曜:「ふれあいデイサービス」(14-16時)
・金曜:「百金食堂」(100円昼食会)
・土曜:カラオケ!
独居高齢者のための
厳冬期限定共同住宅「のくとい館」
(岐阜県高山市)
・全14室、各室に台所・浴室完備、月額2万2千円
朝夕食は食堂で
・旧・教職員住宅を活用(08年12月)
・市社協の提案+国交省「新たな公」補助金で実現!
・「まちなかに暮らす息子と同居しても、
知り合いがいないけど、ここだと一日が早い」
行政は総働をどう促すか?
(団体自治偏重から、住民自治充実へ)
地縁団体は「行事・活動→事業」
「役割・運営→経営」へ
行政は「要望を聞いて対応
→事業と組織の経営支援:
定量情報の提供+基盤の整備」
(→地域が自ら現状を理解して、
小規模多機能化を進める支援を)
地域が「自治=経営」者として自ら現状を知り、
小規模多機能化を進めるために
まず行政がすべき準備
⓪小規模多機能自治の必要性を
首長・議会・職員に徹底する
← 長期見通し(±10年)をつくる
+地域状況を定量化・相対化する
+先進地域から学ぶ
①小規模多機能自治を促す制度
・施策をつくる
(例:公民館→自治拠点)
②小規模多機能自治の必要性を
住民に伝え、取り組みを促す
③「自慢大会」や「円卓会議」で
状況や知恵の共有を促す
④次世代育成を促すために、
雇用者に働きかける
地域が自ら進めるべき取り組み
①地域状況を長期的・定量的・
相対的に把握・共有する(知る)
②地域内外から学び続ける
地域の詳しい見通しをつくる
(後期)高齢者率、独居世帯率
→買物、移動、見守り、配食、
清掃・雪下ろし、耕作放棄 など
生活必須ニーズの推移予測
③行事・会議・組織を棚卸しする
地域の行事(小規模も含む)、
会議、組織をすべて書き出し、
労力(=時間)を可視化する
④多機能化の取り組みを進める
⑤組織づくりを進める
地域の人口構成を年齢別に把握する
男
●●●●●●●
●●●●●●●
●●●●●●●●
●●●●●●
●●●●●●
●●●●●
●●●●●
●●●●●●
●●●●●●●
●●●●●●●
90~
80代
70代
60代
50代
40代
30代
20代
10代
~10
女
●●●●●●●●
●●●●●
●●●●●●
●●●●●●
●●●●●●
●●●●●●
●●●●●
●●●●
●●●●●
●●●●●●
もう一歩踏み込んで考えるために
当たり前ですが、5年経つと、周囲も、自分も
5歳ずつ年を取る
できない・難しい・時間がかかることが増える
時間は同じな(減る)のに、優先順位が違う
対応力が落ちるのに、突発事項は増える
「残す・減らす・増やす・始める」は冷静に!
予防・緩和できることは、始めておく!
「団体ごとに行事」ではなく、「地域のための
機能・役割」
「自主防災組織」より「合同災害対応訓練」
自治会の再編を機に、次の段階に備える!
80歳以上の増加に備えるために、
・行事の棚卸し
→ますます行事<事業=福祉+経済!
・組織の棚卸し
→会・団体・自主組織の部会は毎年白紙に
(会の数だけ役がある!)
・会議の棚卸し
→時間を最大限に活用するために、
話す・調整するより、現場で動く時間を!
「若い人」を巻き込むなら
「若い人」の都合も考える!
早く決める、文句言わずまかせる
子どもの行事と連動する!
スポ少、おけいこ、PTAとの連携
料理好きな女性は活躍する!
伝統料理の勉強会は、
地域の先輩との交流機会!
本日午後と夕方の流れ
・協働・総働の意義・ポイントと事例(午前の内容)
・各班の提案(の原案)の発表@7分+質疑@7分
→付箋に「質問」か「助言・ヒント」を全員必ず書く!
×感想 ×励まし
・班別作業:提案ブラッシュアップ(10分発表準備)
・各班から提案(修正版)発表@10分
→付箋に「質問」か「助言・ヒント」を全員必ず書く!
×感想 ×励まし
・班別作業:自己紹介→主な「質問」に答え、
「助言・ヒント」を参考に「改善・研究すべき点」を
10項目以上挙げる
・「改善・研究すべき点」10項目以上発表@5分
夕方の発表に備えて
取り組むテーマ
チーム名
メンバー
目標:・・・ 現実:・・・
取り組みたいと
感じた動機
課題の原因:
①・・・、②・・・だから
現状の本市内の対策
・・・、・・・、・・・
そこで、
本市の新施策!
他地域の事例
A市:・・・・!
B町:・・・・!
a) ・・を・・と・・に!
b) ・・で・・を・・に!
c) ・・と・・を・・に!
差=課題:①・・・・・・
②・・・・、③・・・・
2020年・30年に向けた山形は?
どんな人に、どう働いてほしいのか?
どこの誰に、何を、どうやって買ってもらう?
必要なのは、ブランドの確立か、品質の向上か?
県民のニーズ=生活様式は、どう変わるか?
他県・他国に対し、どの産業の競争力を、どう高める?
高齢者のくらしを、どう支えるのか?
医療・介護の「供給」と「コスト」を、どう最適化する?
子育て・子育ち支援を、どう拡充するのか?
子どもを産む・育てる保護者への支援だけでなく、
子ども自身が本気で育つプログラムを、どう設ける?
→ 「従来通り」「延長線上」を捨てる決心と行動力!
最終発表(12分)のコンテンツは
表紙:テーマ、メンバー
そのテーマを取り上げた理由・動機
そのテーマの経緯・現状と、今後の見通し
これまで既にこうなってて、ほっとくと10年後はこうなっちゃう!
経緯・現状・見通しの原因・背景(必ず定量的に!)
県・市町村・企業への提案(3項目程度)一覧
提案の詳細な内容
(誰のために)何を、どう変えるか?
「15年まで」と「20年まで」それぞれの「目標」と「進め方」
どんな成果が、どの程度期待できるか?
要するコストや労力は?
助成機関などとの関係では、
・セブン-イレブン記念財団公募助成 最終審査員(05年~)
・トヨタ環境基金 一次選考担当(07年~)
・科学技術振興機構 社会技術研究開発センター
実装支援プログラム(08年~)
・あの「エコポイント」アドバイザー委員!
・日本郵便 年賀寄附金 評価委員(10年~)
・文部科学省 公民館等社会教育活性化支援P 審査委員(13年~)
・社会起業塾イニシアティブ 塾長/シニアメンター(02年~)
(旧・NEC社会起業塾、10年~NEC・横浜市・花王)
・東海若手起業塾(08年~)
・パナソニックNPOサポートファンド
環境分野 選考委員(04年~)、委員長(06-11年度)
・経産省ソーシャル/コミュニティ・ビジネス支援事業 など
資金提供者は何を期待しているか?
状況の緩和・改善
→ ニーズに対する効き目
原因の解消
→ 再発の抑制・防止
基盤の整備
→ 団体内でも、社会にも
担い手の成長
→ 特に、自主財源率の改善
各班のご発表 1回め
【A】資源を有効活用したまちづくり
【C】IT:サテライト・起業・学校設立
資源:サフォーク羊・豊富な農産物
望ましい街の未来:やっぱり雇用!
意外に市民は知らない・伝わってない ベッドタウン化は難しい・・
バラバラ→「Syoku」育
情報登録→メルマガ、交流施設、
※雇われ(に来)る人<仕事をつくる人
※主な顧客はどこの誰?5パターン
SNSですぐにできること?
結び付きの仮説
【B】TPPに負けない米・農業経営
体験機会、地産地消、先進支援、
特産品=米の販路拡大
まちなか体験農園、市民による格付、
定期購入、直売所連携、イベント
※どこのどんな人がリピータに?
縮む東京・国内だけでなく海外も!
水・米・酒のブランドづくり
各班のご発表 2回め
【A】資源を有効活用したまちづくり
サフォーク羊、農産物、自然、祭、・・
産品食べてない・行事参加してない
目標:魅力の集約・発信
現状:バラバラ、発信不足
課題:施策共有不足
対策:SNSあるけど。。。
事例:船橋市、函館市
そこで、Syoku育ネットワーク!
①統合 ②つながり促進 ③
※We Love Kashiwa(柏)
【B】TPPに負けない米・農業経営
市内作付最大の米を守る
目標:地産地消確立→ブランドへ
現状:体験農園、応援アドバイザー
課題:発信不足+ターゲット?
対策:
事例:
そこで、「士別米」、水・酒の発信も
※ブランド=約束←誰に何を?
【C】IT:サテライト・起業・学校設立
「こうあってほしい士別」像から
目標:若手世代の定住
現状:流出。。
課題:求められる職種+遊びが少ない
+特色を生かした産業が少ない
+子どもが士別を好きになる機会
対策:
事例:神山(徳島)、西粟倉(岡山)
そこで、起業できる人材+学校設立
※いろんな分野の学校のサテライト
特区
各班での話し合いの結果、「改善・研究すべき点」10項目
【A】資源を有効活用したまちづくり
・農家の産品をリアルにどう運ぶ?
・小さな子どもから農業体験必要
・DB:子育ても←一本化の統合効果
・DB作って・食べて・発信してどうなる
・まとめる難しさ
・もっと絞ったら?
【B】TPPに負けない米・農業経営
・他の作物もセットで(農家全体で)
・発信:市民全体で、サフォークも
・地産地消:みんなで→酒は厳しい
・販売先・市場がわかる資料
・まず食べてから意見
・地産地消:積極的に発信
【C】IT:サテライト・起業・学校設立
・発信できる魅力?←誰がどんな?
・小中高でも起業教育
・設立した学校で育てる人材像?
・市民と協働できる部分?
・市内企業で求められる人材?
・結びつける方法?
・コスト?
・他分野?
・
・
ニーズをどう「しらべる」か?
しらべる(research)
= かぞえる(count)
+ くらべる(compare)
+ たずねる(ask)
+ さがす(search)
→ 仮説を検証し続ける!
詳しくは、ぜひ「NPOマネジメント」第49号 特集
「ニーズを共有するために、調べる手法・伝える手法」を
セガサターンを
1000万台売るためには、
10万台売れる理由を
100つくればいい
秋元 康
(当時はセガの役員)