(PEM)のハードウェア開発

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三宅
熊谷
正泰1、山本 誠一3、伊藤 正敏1,4、
和明1、田代 学1、馬場 護2
1東北大サイクロ・核医、
3神戸高専・電気、
2東北大サイクロ・放管、
4仙台画像検診クリニック
サイクロトロン・RIセンター分子イメージング棟会議室
11:35 ~ 12:35
【Session6 : 高分解能PET】
2009/11/25
CYRIC 共同利用実験 第30回研究報告会
1
乳がんについて
 基本コンセプト
 開発の流れ
 プロトタイプ機 ハードウェア

 外観・ブロックダイヤグラム・検出器・キャビネット

ファントム等測定
 点線源・線線源・乳房ファントム
実用機へ向けて
 まとめ

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



日本人女性の死因のトップ。
30代から40代の働き盛り子育て世代に多い。
早期発見により完治しやすい。早期発見が重要。
従来の視触診、エコー検査やX線マンモグラフィー
に加えて診断精度の向上を図る。
乳がん早期発見・診断のための
PEM装置の開発
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1. 高解像度・高感度
新開発のシンチレータ(東北大多元研、Pr:LuAG)の
特性(高速性、高エネルギー分解能)を生かす
 撮影時間:3~10分、分解能:1.5mm~
コンソール
2. 平板対向型検出器



コスト、大きさ、
マンモグラフィーとの親和性
3. FOV:15cmx20cm
検出器
4. 低コスト

各PET施設に一台づつ
ガントリー
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プロトタイプ機の開発
東北大学他
JST地域研究開発資源活用促進プログラム 平成18年~20年
実用機の開発
古河機械金属他
NEDO大学発事業創出実用化研究開発事業プログラム 平成21年~
商品化
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回転
ADC、
FPGA
PC、電源
エレベーション
首振り
検出器ユニット
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高圧電源
ゲイン調整
重心演算
PMT
LuAG結晶
ADC
イベント弁別
コインシデンス
データ生成
PCI Bus
ADC FPGA
PC
データ蓄積
画像再構成
表示・患者登録
PMT
ゲイン調整
重心演算
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1x3Sum基板
ゲイン調整基板
PMT
216mm
LuAG結晶
結晶サイズ
2.2 x 2.2 x 15 mm3
x 64 x 20
x 4 block
177mm
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124mm
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ADC
FPGA
データ収
集用PC
高圧電源
プリアンプ
電源
画像再構
成用PC
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FWHM約3.1ns
Count
FWHM約11.9ns
-30
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-15
0
15
30
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ns
10
Na22点線源を
10cm間隔で移動
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分解能1.1mmを達成
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左:チューブファントム。上の二本の間隔は2mm
中:プロトタイプ機による画像。上の二本が分離
右:全身用PET装置(島津SET2400W)による画像
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2mm
4mm
6mm
8mm
10mm
低濃度FDG寒天中に高濃度FDGスポットを作成
4mmのスポットが見えている
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 検出器ブロックの小型化
 ゲイン調整基板のASIC化
 ガントリー・キャビネットの小型化
 各種基板、電源の小型化
 ガントリー・キャビネット一体化
 性能改善
 FPGAプログラムチューニング
 計数率特性向上
 臨床機としての検討
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1.
2.
3.
プロトタイプ機完成
時間分解能3.1ns、空間分解能1.1mm
各種ファントムによる撮影
今後の課題
 PEM装置の実用機開発へ向けての検討
 計数率特性などの性能向上
 小型化
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