街コンに参加したいと思う広告に関する研究

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Transcript 街コンに参加したいと思う広告に関する研究

街コンに参加したいと思う広告に関する
研究
11-1-019-0003 岩崎 梨歩
目的
街コンは地域の活性化や日本の直面している
問題(少子高齢化や晩婚化など)を打破する可能性があるイベント
同世代からはあまり良いイメージを持たれていない
今後参加する可能性がある20代前半の人たちをターゲットとし、
街コンに対する負のイメージを払拭して参加したいと思ってもらえる
広告を作成する
方法
①インターネットで調査
②街コンスタッフを体験する
③同世代に街コンについてアンケート調査A
④既存の広告についてアンケート調査B
⑤街コンへ参加し参加者との交流の中でアンケート調査C
⑥ABCの結果から広告を作成し、
街コンに参加したいと思う広告を考察
街コンについて
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

街コンとは、街と合コンのコンを繋げた造語で街を盛り上
げる合コンという意味がある。
同性2名1組が開催地区の飲食店を制限時間内で飲み
食べ歩きしながら出会いを求める形式。
飲食店にとってはアイドルタイムの来客が少ない時間帯
に開催されるため、売り上げにも貢献している。
12:50
受付スタート
16:10
オーダーストップ
移動終了
13:30
イベントスタート
16:30
イベント終了
13:45
フリータイム
16:40
2次会
16:00
ラストオーダー
18:30
2次会終了
街コンの認知度と参加人数のアンケート

質問1 : 街コンを知っていますか?(サンプル数53人)

質問2 : 参加したことはありますか?
広告作成
①安心感を強調した広告
②大阪エリアNo1の参加
人数で規模の大きさを強
調した広告
③参加店舗と
料理を強調した広告
④詳しい情報のみの広告
広告についてのアンケート
質問 : 4つの広告を見て街コンに参加してみたいと思った
広告はどれですか?理由もお願いします。
サンプル数 : 39人
理由
①
公式サイトなら安心、メディアに取りあげられていて安心
 ②
規模が大きくておもしろそう、色んな人と出会えそう
 ③
行ってみたかった店があった、金額の割に合いそう
 ④
スケジュールがあって分かりやすい、友達を誘いやすい

最終広告の提案
①と③を
組み合わせた広告
まとめ

人が広告を見て街コンに参加してみたいと思う要素は、安心感を強調し
文字が多くなっても行くメリットや細かな情報が記載されている広告である。

安心感を伝えるには写真を入れることが効果的だが、写真にプラス、メ
ディアの力が加われば更に人々は安心感を抱くということが分かった。見
る人にとって未知であるイベントは特に興味を持ちにくかったり、不信感を
抱きやすかったりするので人物や雰囲気の伝わる写真があることが不信
感を取り除き目に留まる広告の情報として効果的である。

街コンを研究する中で女性と男性の街コンに対する意識の差が明らかに
なった。男性は街コンで素敵な女性に巡り合いたいという気持ちで参加し
ているのに対し、女性は街コンを次に繋げるような出会いの場という認識
が薄く、それよりも話題性に乗っかっておいしい料理やお酒の食べ歩き飲
み歩き、まだ行ったことのないお店の発掘がメインで+αとして良い出会
いがあればいいな、という意識が強いことが分かった。