Transcript GEAラベル
環境ラベルに密着
高崎経済大学 加藤健太ゼミナール C班
上田 小関 亀井 千田 長沼
発表の流れ
1. 環境ラベルの必要性
2. 既存の環境ラベルの問題点
3. GEAラベルの提案
1. 環境ラベルの必要性
産業分門
44.6%増加
運輸部門
業務その他部門
対策が必要!!
家庭部門
エネルギー転換部門
36.7%増加
工業プロセス
廃棄物
私たちにできること
環境配慮商品の購入!!
環境市場の形成
環境配慮商品の開発・製造
商品の環境情報の提供
環境配慮商品の購入
いつ商品を購入しようと決めますか
eその他
2%
d口コミ
6%
aテレビ
18%
cインターネット
環境ラベルは、環境情報の
22%
提供手段として最適!!
b店頭
で見て
52%
高崎駅前実施
回答者数74人
2.既存の環境ラベルの問題点
既存の環境ラベルの問題点
(1)環境負荷を総合的に評価していない
(2)消費者にとっての利便性が低い
(1)環境負荷を総合的に評価していない
例. 統一省エネラベル
ラベルの使用基準
省エネ基準でしか評価
省エネ法により定められた
していない!!
省エネ基準
を満たしている。
最近のエアコンは
省エネ性能を高めるために、代替フロンを使用
環境負荷を総合的に
代替フロンは、CO2の約2000倍の温暖化効果を持つ
評価しなくてはいけない!!
省エネ製品を購入するほど、地球温暖化のリスクが高まる!!
(2)消費者にとっての利便性が低い
環境ラベルを利用しない理由は何ですか
2% 2%
2%
5%
a存在を知らない
20%
ラベルの表示場所が悪い!!
5%
d値段・デザイン
などを優先する
30%
ラベルの混在によって
b見かけない
18%
意味が理解されていない!!
高崎駅前実施
回答者数74人
cいろいろなラベル
があって意味が分からない 16%
環境ラベルは多くの種類があるが
総合的な評価と
高い利便性を両立している
環境ラベルはない!!
そこで
GEAラベル
私たちは
(Good Environment
Assessment)
新しい環境ラベル
を提案します。
3. GEAラベルの提案
総合的
評価
高い利
便性
GEA
ラベル
(1)環境負荷を総合的に評価する
着目する環境負荷項目
資源採取から製造、流通、使用、廃棄、リサイクルまでの
ライフサイクル全体にわたっての環境影響に着目している。
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
資源の消費
エネルギーの消費
大気・水・土壌への汚染物質の排出
廃棄物の排出
有害物質の利用
生態系の破壊
その他の環境負荷
評価方法(例)
星認定!!
ラベル認定
トップ基準
GEA基準
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
ラベル案
星の数で表示
QRコードで詳細を確認することができる
(2)高い利便性を実現する
メーカーに見えやすいところに
GEA
表示することを義務付ける!!
ラベ
ル
GEAコーナー
店舗にわかりやすくすることを
義務付ける!!
GEA
全ての商品を対象にする
GEAラベルがあることが
環境に配慮された商品の証にな
る
環境配慮商品を購入することは大切だと思いますか
dまったく大切でない
2%
cあまり大切でない
10%
aとても
大切である
b少し
42%
大切である
46%
購入に関する関心は高い
高崎駅前実施
回答者数74人
環境配慮商品を優先的に購入したいですか
d思わない
6%
a高くても
買いたい
5%
c安ければ
高ければ購入されない!!
買いたい
29%
b同じ価格なら
買いたい
60%
高崎駅前実施
回答者数74人
そこで
環境配慮商品の購入に
経済的インセンティブを与えます!!
経済的インセンティブの仕組み
・商品類型ごとに、星の数に応じてポイント
が付与される。
集めたポイントは、現金等と交換できる。
・財源は、ラベルのない商品に課税して
確保する。
エコポイントのついた商品の購入後
環境に対する意識の変化はありましたか
bなし
45%
aあり
55%
高崎駅前実施
回答者数74人
a商品の環境情報を意識するようになった
b商品が環境に配慮されているか気にするようになった
c環境ラベルを見るようになった
d環境配慮商品を購入するようになった
環境配慮商品の購入によって、
e環境を意識した行動をとるようになった
環境に対する意識は変わる!!
9% 9%
13%
26%
43%
高崎駅前実施
回答者数74人
エコポイント対象外だが・・・
調理家電も省エネ選ぶ
売上高
3倍増加
日本経済新聞 2009年9月25日31面
以上のことにより
環境意識向上のために
GEAラベル
を提案します。
一人ひとりの行動が
未来を変える
参考文献
『エコプロダクツ時代の到来』山本良一監修、日科技連出版社、
1999年11月21日出版
『エコラベルとグリーンコンシューマリズム』山田國廣、府藤原書店
、1995年8月30日出版
『環境ラベル』環境管理規格審議委員会第二分科会環境ラベル小
委員会、産業環境管理協会、1995年8月1日出版
『環境システム工学』足立芳寛、松野泰也、醍醐市朗、瀧口博明
著、東京大学出版会、2004年4月15日出版
『製品アセスメント総鑑1992年版』緑陽社、1992年11月10日出版
『製品アセスメントとリサイクル設計事例‐自動車 家電製品 OA
機器等‐』永田勝也監修、財団法人クリーン・ジャパン・センター、
1996年9月30日出版
参考文献
環境ラベル等データベース
(http://www.env.go.jp/policy/hozen/green/ecolabel/in
dex.html) 09/07/10取得
家電製品 製品アセスメントマニュアル
(http://www.aeha.or.jp/assessment/admin/doc/Produ
ct_Assessment_Manual_jpn.pdf) 09/07/10取得
・財団法人家電製品協会
(http://www.aeha.or.jp/) 09/07/10取得
日本経済新聞 2009年9月25日31面
日経ビジネス 2009年9月21日号
ご清聴を感謝いたします。
ありがとうございました。