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ICU部門 1 ICU部門 ICU部門概要 • ICUで発生する人工呼吸器関連肺炎、カテーテル関連血流 感染症、尿路感染症の3種類の院内感染症の発生率を明 らかにする • 熱傷患者を除くICU入室患者全てが対象 • 感染症発生率は／デバイス・日ではなく／患者・日で算出 －デバイス使用日数のカウントは不要 • データ提出：半年に一回（2月末日、8月末日） ※ 患者の退室日が基準 • 還元情報：半期報、年報 2 ICU部門 サーベイランスの流れ 集中治療室に入室した全患者 （熱傷患者は除外） サーベイランスシートの作成 入室3日以降に発症した感染症 人工呼吸器関連肺炎 カテーテル関連血流感染症 尿路感染症 感染症発症なし 集中治療室からの患者退室 入力支援ソフトへのデータ入力 Web送信により半期（6ヶ月分）のデータを提出 還元情報の活用 3 ICU部門 サーベイランス対象 • 患者基本情報 – 熱傷患者を除く全ICU入室患者 – 乳児・小児も含む • 感染症発症患者 – 入室3日以降の発症のみ対象 • ICU退室（一般病棟への転棟）で、観察終了 －ICU退室後の感染症発症は対象外 4 ICU部門 各感染症について • 人工呼吸器関連肺炎 – 非侵襲的人工呼吸は対象外であり、侵襲的人工呼吸に 限る • カテーテル関連血流感染症 – 中心静脈カテーテルに限らず、末梢静脈カテーテルも含む • 尿路感染症 – 留置カテーテル使用の有無に関わらない ３つすべての感染症がサーベイランス対象 5 収集項目 • 熱傷患者を除くICU入室患者全員に対して – 患者ID – ICU入室日と入室時間、ICU退室日 – 人工呼吸器関連肺炎、カテーテル関連血流感染症、 尿路感染症の有無 • 感染症発症患者に対して – 診断日 – 培養検査の有無 – 分離菌の有無と分離菌名 カテーテル関連血流感染では分離菌名が必須 6 ICU部門 サーベイランスシートの作成 熱傷患者を除くICU入室患者全 員に関し記載 感染症患者に対し記載 7 サーベイランスの流れ ICU部門 集中治療室に入室した全患者 （熱傷患者は除外） サーベイランスシートの作成 入室3日以降に発症した感染症 人工呼吸器関連肺炎 カテーテル関連血流感染症 尿路感染症 感染症発症なし 集中治療室からの患者退室 入力支援ソフトへのデータ入力 Web送信により半期（6ヶ月分）のデータを提出 還元情報の活用 8 ICU部門 入力支援ソフトの動作環境 • 推奨ハードウェア構成（Ver.3.3) – OS： Windows Vista, Windows 7, Windows 8, Windows 8.1 – CPU：1GHz以上 – メモリ：512MB以上 – ハードディスク：150MB以上の空き容量 • 注意点 – 管理者権限を持つユーザーのみインストールが可能 – ソフトの使用は管理者以外でも可 ICU部門 入力支援ソフトのセットアップ① 参加医療機関専用ログイン画面 JANISサイト トップページ 10 ICU部門 入力支援ソフト(Ver3.３）を用いたデータ入力 入室患者登録 黄色の部分が必須項目 全対象患者で入力が必要 11 ICU部門 入力支援ソフトを用いたデータ入力 感染症データが入力されるとタグの 記載が【未】→【有】【無】に変わる 菌コードと原因菌名は一方を入力 すると他方は自動入力される 12 入力支援ソフトでのデータ検索 ICU部門 条件を設定し検索すると、下のWindow に該当データが表示される 列名をクリックすると、 検索結果がソートされる 13 サーベイランスの流れ ICU部門 集中治療室に入室した全患者 （熱傷患者は除外） サーベイランスシートの作成 入室3日以降に発症した感染症 人工呼吸器関連肺炎 カテーテル関連血流感染症 尿路感染症 感染症発症なし 集中治療室からの患者退室 入力支援ソフトへのデータ入力 Web送信により半期（6ヶ月分）のデータを提出 還元情報の活用 14 提出用データファイルの作成 ICU部門 １．報告書出力をクリック ２．選択した6カ月分の データが提出用データファイ ルとして作成されます ３．バージョン情報は ｢231」と入力 ４．このボタンで保存 15 ICU部門 サーベイランスデータの提出 参加医療機関専用ログイン画面 JANISサイト トップページ 16 ICU部門 サーベイランスデータの提出 保存したファイルを「参照」ボタンで選択 し、下にある「提出」ボタンを押す 厚生労働省 医政局 地域医療計画課 17 ICU部門 データ提出後の確認 データ提出1～2時間以内にデータ提出状況一覧に提出件数、エ ラー、注意・警告件数が表示されます。提出したデータが正しく送信 できているか確認してください 【エラー】 必須項目が未設定などで、デー タが受け付けられていない →データを修正し、再度提出 【注意・警告】 データは受け付けられているが、 誤ったデータである可能性 →誤ったデータの場合は修正し、 再度提出 ICU部門 データの修正方法 1. キーコード（患者ID、ICU入室日、ICU入室時間） の修正が必要な場合、または一部の患者情報を削除する場合 ⇒事務局で提出済みのデータを削除後、修正後の報告用ファ イルをweb送信で再提出する まずは、お問い合わせフォームから該当期間のデータ削除を依頼 2. キーコード以外の修正の場合 ⇒報告用ファイルをweb送信すると上書きで修正される サーベイランスの流れ ICU部門 集中治療室に入室した全患者 （熱傷患者は除外） サーベイランスシートの作成 入室3日以降に発症した感染症 人工呼吸器関連肺炎 カテーテル関連血流感染症 尿路感染症 感染症発症なし 集中治療室からの患者退室 入力支援ソフトへのデータ入力 Web送信により半期（6ヶ月分）のデータを提出 還元情報の活用 20 ICU部門 還元情報 感染の指標と注意点 感染症発生率 = 解析対象患者の感染症発生件数合計 解析対象患者のICU入室日数合計 ×1000 （／1,000患者・日） ●解析対象患者はICU入室日数が３日以上のICU入室患者 ●ICU入室日数の単位は患者・日 ディバイス・日の収集／集計は行っていない 21 還元情報 半期報・年報 患者・日 自施設の解析対象患 者の患者・日 集計対象医療機関解析対 象患者の患者・日 （pooled mean） ICU部門 集計対象医療機関の 解析対象患者の 患者・日 分布 ●は自施設の2,054 を示している 22 還元情報 半期報・年報 感染症発生率 自施設の人工呼吸器 関連肺炎発生率 集計対象医療機関全 体の人工呼吸器関連 肺炎発生率 ICU部門 集計対象医療機関の 人工呼吸器関連肺炎 発生率 分布 ●は自施設の人工呼 吸器関連肺炎発生率 0.0を示している 23 還元情報 半期報・年報 原因菌 自施設の原因菌 ICU部門 集計対象医療機関の原因菌 24 ICU部門 医療機関基本情報 • 2014年から、病床数、平均在院日数を参加医療 機関専用サイトで入力。 • ICU病床数の登録も含む → データの精度管理のため • 年初のデータ提出時に、各部門責任者・担当者な どの登録内容の確認が必須。 25 ICU部門 医療機関基本情報 26 お問い合わせ方法 ICU部門 ご質問等は、 JANISホームページ 【お問い合わせ】より ご連絡ください