Transcript 生活保護の問題点
生活保護の問題点 専門演習B 1146617c 松田知子 目次 • 生活保護とは? •私が問題視すること ・資産の保有について ・基準の二重性について •改善 生活保護とは? •生活保護とは 人が生活上、あらゆる理由によって困難に遭遇 し、社会保障や社会手当などでも解決できず、 収入が最低生活水準を割り込んだ時に利用で きる制度。 生活保護とは? • 保護基準とは? 生活保護制度によって保障される健康で文化 的な最低限度の生活水準のことである。 毎年、厚生労働大臣による告示によって決定さ れている。 生活保護基準とは? • 保護基準とは? 保護基準のダブルスタンダード ・生活保護利用資格としての生活水準 (要否判定基準) ・生活保護で保障される生活水準 (程度決定基準) 生活保護とは? 生活保護の種類 生活扶助 葬祭扶助 住宅扶助 医療扶助 教育扶助 出産扶助 介護扶助 生業扶助 生活保護とは? • 資産の保有 ・預貯金 最低生活費の二分の一 ・車の保有 条件を満たせば可 ・不動産 居住用は認められる ただし、ローンの返済が残っているものは認めら れない。 問題点 • 資産の保有について 資産を持つことについて、あまり肯定的でない 印象を受ける。持家や車というのは今や、持つ ことが珍しいことではなく、生活保護をもらう中 で、自分がやりくりできるなら、ローンを払って いても、車を持っていてもよいと思う。また、貯 蓄をもう少し認めないと、貧困が受け継がれて いきやすくなると思う。 問題点 • ダブルスタンダード 要否判定基準には満たないけど、程度決定基 準より低い水準で暮らしている人という層が生 まれている。 程度決定基準に統一するべきである。 • より受けやすい生活保護へ ダブルスタンダードにより生み出された層への 保護を開始する。つまり、基準を統一したもの にする。また、資産の保有の基準を緩める。例 えば、最低生活基準の3倍の額を認めることに する。このようにすれば、生活保護を一旦受け て、また生活を立て直しやすくなり、生活保護か ら脱却できる人が多くなるはずである。 • 手厚い保障 生活保護を受ける世帯の中で一番多いのが、 高齢者世帯である。また、障害者世帯や傷病 者世帯も多い。保障を駆使してもお金が足りず、 最後のセーフティネットである生活保護を利用 せざるを得ないのである。だから、国が手厚くそ うなる以前の段階で保障すべきである。