第41回日本語教育学講座公開講演会(講師:本多啓先生)

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Transcript 第41回日本語教育学講座公開講演会(講師:本多啓先生)

第41回日本語教育学講座講演会
日本語と英語の無標識可能表現について
講師:本多啓先生(神戸市外国語大学教授)
日本語の無標識可能表現については呂雷寧氏によるものをはじめ
として多くの研究の蓄積がある。他方で英語の中間構文に可能の
意味があることが以前から指摘されている(Fellbaum 1985など)が、
それに加えて影山 (1998) などにより、中間構文が日本語の自動詞
表現に対応することが指摘されている。以上から、英語の中間構
文は日本語の無標識可能表現に対応する可能表現と言える。本発
表ではこれらを踏まえ、「無標識であるにもかかわらず可能の意
味が生じることの経験的基盤」「日英語における無標識可能表現
の広がり」「「可能表現」を認定することの困難さ」などについ
て考えていく。
日時:2015年1月23日(金) 午後4時30分〜6時
場所:名古屋大学・東山キャンパス文系総合館7階カンファレンスホール
(地下鉄名城線「名古屋大学駅」①番出口徒歩5分)
入場無料
国際言語文化研究科「多角的視野に立つ日本語教育のための研究者・教授者養成プロジェクト」
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問い合わせ:鷲見幸美<[email protected]>
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