映画館に行きたくなる広告の提案

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Transcript 映画館に行きたくなる広告の提案

10-1-017-0096
赤染かおり
目的
周知の映画館の魅力を知ってもらうのではなく、今までとは異なる映
画館の存在をアピールし、新しい理由作りをする。映画の広告はある
が、映画館自体の広告は全くといっていいほど見かけない。ここで
人々から注目されるような広告を作成することで、映画館離れしてい
る人々に映画館に対する価値を見出してもらえるであろう。人々に映
画館に行きたいと思わせることを本研究の目的とする。
概要
研究を進める手段としては、まず映画館の入場者数が減少した理由
を明らかにし、映画館の現状などを調べ、広告に載せる新しい理由と
して、「ちょっとしたこと」「日常的なこと」を映画館でなくてもいいが、あ
えて行かせる理由を提案する。低迷する映画館の集客率を上げるた
めに映画館に対する注目度をあげられるような広告を提案することが
最終目的である。
 方法
① 映画館の入場者数減少の理由について調査する。
①の減少理由も考慮しながら広告を作成する。
② 「新しい理由」の提案として3パターンの広告を作成。
③ ②で作成した広告をもとにアンケート調査。
④ アンケート結果から日常生活に映画館を組み込むにはなにが効
果的なのかを考察。
意義
映画館の入場者数減少の理由を分析し、また、人々が映画館に対し
てどのように考えているのかも調査することによって、映画館になに
が欠けているのかが明らかとなる。このことによって、映画館の価値
創造につなげることができ、映画館に対する注目度を上げられると考
える。

映画館に行きたくなる広告として3パターン提案する。

シネコンは映画館業界において重要な役割を果たしていると
言える。入場者数の増減は横ばいのままであるが、シネコン
があったからこそのこの現状であるため、広告作成において
もシネコンに重きを置く。

①自分ひとり、②友人と、③恋人と、
行くことを想定し、広告を作成する。
一番興味をひかれた広告
映画館にいこうという
気分になった広告

シンプルかつ、キャッチコピーが共感しやすいものであればあるほど、
人々の印象に残りやすい。また、ダジャレを用いた広告はダジャレ自体
が記憶に残りやすいのでふとした瞬間に思い出されることで映画館を想
起させることができるので有効な手段と言えるが、今回は私自身の広告
の出来にばらつきが出てしまったために票が伸びなかったと考えられる。
また、出来具合によって意見にもばらつきが出てしまっているため、広告
のどの部分がよかったのか、という部分が明確になっていない。

ちょっとしたこと、日常的なことを広告に用いることで、広告自体に親近
感を感じてもらい、「行きたい」「したい」と思わせることができると考えら
れる。

「男子会」をテーマとして作成すれば、まだ意識が浅く、恒例化している
とは言えない「男子会」に、注目を集めることができ、今後需要が増やす
ことができると考えられる。そこで、応用編として、簡単ではあるが提案す
る。