このPowerPointは、12/27(木)に行われた平成24年度

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平成24年度 第8回 陸前高田市
保健医療福祉未来図会議
分科会
「テーマ:高齢者」
平成24年12月27日(木)13:05~13:55
陸前高田市役所 第4号棟 第6会議室
※このPowerPointは、12/27(木)に行われた平成24年度第8回陸前高田市保健医療福祉未来図会議及び分科
会において使用した内容に、当日の出席者の皆様からのご意見等をふまえ、加筆修正し作成したものです。
※内容についてのご意見、お気づきの点等お問い合わせは下記までお願いします。
陸前高田市地域包括ケアアドバイザー 日本赤十字秋田看護大学 佐々木亮平 [email protected]
本日(12/27)の会議資料
①本日の次第
②本日のPowerPoint
③高齢者の居場所未来図
④「はまってけらいん、かだってけらいん運動」資料
⑤災害公営住宅の整備に関する方針
⑥前回(11/30)会議議事録
⑦月刊「公衆衛生」12月号
⑧その他・・・多数
本日(12/27)の分科会の進め方
①会議資料
・「高齢者の居場所」未来図
⇒陸前高田市保健医療福祉未来図
(たたいてちょう台)から抜粋
※分科会は先月(10月)からの試みです。
○今月は陸前高田市の「高齢者」にテーマを絞り、
医療、介護、保健に限らず生活を支える上での現状
や課題について、自由にご発言をお願いします。
出席者による発言内容
※以下のスライドは、当日(12/27)、ご発言いただい
た内容(概略)を原則、発言順でまとめてあります。
※組織名・発言者を明記し、この場での議論の周知、
住民のみなさんへの公開度を上げ、説明責任を果たし
ていきたいと考えていますのでご了承願います。
※なお、この分科会は、平成24年10月からの試みで、
この議論から何か結論や市の方針等を導き出すことを
最終目的としておりませんのでご理解願います。
今回(12/27)分科会意見交換内容①
○陸前高田市民生部 菅野直人部長:
市では区画整理事業、高田西地区の造成工事、災 害公営
住宅の建設など目に見える形で復興への具体的な動きが進ん
でいる。今回はテーマを「高齢者」とし、色々な立場からご意見
いただきたい。
○日本赤十字秋田看護大学 佐々木亮平:
(前回11/30の分科会のおさらいとして)高齢者の実数が増え
ていき、高齢者率も高くなっていく。街づくりを進めるうえで高齢
者が高齢者を支えることが大切。そのための、ネットワークづく
りとそれをコーディネートできる人材の育成が大切。
人口動態の推移(陸前高田市)
0~14歳
15~64歳
65~74歳
75歳~
25000
20000
15000
10000
5000
4391
4788
5024
5244
5261
5097
2010年
2015年
2020年
2025年
2030年
2035年
0
今回(12/27)分科会意見交換内容②
○陸前高田市地域包括支援センター 佐藤咲恵氏:
市長寿社会課において、介護については定期的に会議を開催
している。
①介護保険連絡会議
→ 市からの伝達事項、事業所での課題の共有等
②介護支援専門員連絡会議
→ ケアマネジャー等の集まり。それぞれの抱えている課
題等について協議する場。ショートステイが少ない・要支
援者の利用が多く、要介護の人が利用できるデイサービ
スが不足しているなどの課題があげられている。
今回(12/27)分科会意見交換内容③
○陸前高田市地域包括支援センター 佐藤咲恵氏:
③地域ケア会議
→ 関係者でのネットワークづくりを主な目的としている。フ
ォーマル・インフォーマル問わず、事例を取り巻く関係者
が支援の方向性を考える場。
④在宅療養を支える会
→ 顔が見える関係性から心が見える関係性へ。
介護予防・・・支えあう仕組み、さまざまな事業の提供。
認知症サポーター養成講座。
今回(12/27)分科会意見交換内容④
○陸前高田市民生部健康推進課 吉田悦子保健師:
介護予防事業で仮設住宅をまわっている。一次介護予防該
当者(65歳以上)5633名、二次予防対象者1563名。運動、
認知、鬱の該当率高い。しかし実際話を聞いてみると記入間違
いも多いように見受けられる。
年間7地区で介護予防教室開催している。二次介護予防者の
中には鬱、認知は少ないが一次予防の中には該当者あり。家
族もどうしたらよいのかと困っているような方もいる。
介護予防教室の内容は運動、栄養(実践できるような)、口腔(
入れ歯をみせてもらったり)
参加できない方々には家庭訪問をしている。
今回(12/27)分科会意見交換内容⑤
○盛岡南部地域リハビリテーション広域支援センター
南昌病院 社会福祉士 吉田利春氏:
広域支援として介護予防事業に協力している。市が対象者の
選定を行い、講師を南昌病院が務めている現在の形式がスム
ーズに事業を展開していける方法と考える。
実際に事業を展開してみて、評価項目の数値が向上している
ので効果があるのではないか?
○日本赤十字秋田看護大学 佐々木亮平:
介護予防教室終了後のつながり先は?
今回(12/27)分科会意見交換内容⑥
○陸前高田市民生部健康推進課 吉田悦子保健師:
(介護予防教室修了者に対して)震災前はプール、お化粧をし
たりと様々なことをメニューに組み込んでいた。
現在はひだまりクラブでお茶っこのみや運動等。
仮設に住んでいる方は入ってくるが、地区の方たちはなかな
か入ってこない。社会福祉協議会の生活支援員と協力して勧奨
している。
○健康運動指導士 藤野恵美氏:
二次介護予防の実施は?
今回(12/27)分科会意見交換内容⑦
○健康推進課 吉田悦子保健師:
ホライズン、南昌病院、松原苑などに依頼して7地区で開催し
ている。
○健康運動指導士 藤野恵美美氏:
新たな地域へ移動した方へのコミュニティ作りはあるのか?
○健康推進課 蒲生紋子保健師:
訪問、サロン等で目は向けているが、現在は無い。
○健康運動指導士 藤野恵美氏:
仮設ではコミュニティがあるが、仮設から出た際のコミュニティ
づくりが難しいのではないか。
誘ってもらえればすんなりと入れるかと思う。
今回(12/27)分科会意見交換内容⑧
○公益社団法人 地域医療振興協会
ヘルスプロモーション研究センター長 岩室紳也:
(陸前高田市地域包括ケアアドバイザー)
仮設住宅では、コミュニティを作らなければという機運がある
が、地域には同じような仕組みがないのが現状。
○気仙地域リハビリテーション広域支援センター長
気仙苑 理学療法士 金野千津氏:
コミュニティ作りの場は創れるが、足が無い方たちを集めるこ
とが大変。送迎が重労働になっている。今後は“震災だからやっ
ている”ではなく“継続してできる事業”をしていくための人材育
成に力を入れていく必要性が強くなっている。
今回(12/27)分科会意見交換内容⑨
○一般社団法人 東日本未来都市研究会
医療福祉分野検討チームコーディネーター 山村友幸氏:
住田町では、地域の人で出かけるための“足”を共有するため
の勉強会を実施していく。それが軌道に乗れば陸前高田市でも
活動をシェアしたい。
○いわて生活協同組合 飯塚郁子氏:
ワーカーズ・コレクティブ(雇う-雇われるという関係ではなく、
働く者同士が共同で出資して、それぞれが事業主として対等に
働く労働者協同組合のこと)の考え方を広めていくことで、“足”
の解決の一助に。移送サービスの活動をするグループの支援
のための説明会を大船渡で実施予定。
今回(12/27)分科会意見交換内容⑩
○陸前高田市民生部健康推進課 佐々木誠課長:
災害公営住宅については、今後、具体的に市民の声を反映さ
せて設計に入っていく。保健医療福祉分野の声もしっかり届け
ていきたい。
○日本赤十字秋田看護大学 佐々木亮平:
高齢者と一言で言っても、さまざま立場の高齢者があることか
ら、高齢者へのかかわり方も、色々な角度からかかわっていくこ
とができるし、必要である。
今回(12/27)分科会意見交換内容⑪
○岩手県立高田病院長 石木幹人先生:
仮設で生活している人のADLの低下は緩やかなのに対し、
家の残った人のADLの低下は顕著。
仮設では比較的コミュニティがつくられており、遊び相手、話
し相手がいるが、地域ではそれがなくなってしまったことが大
きい。
子どもについても同じ現象がある。「おらほのラジオ体操」等
を活用した活動や、既存のコミュニティを有効に活用していく
ことが大切。
(※分科会意見交換は以上)
平成24年度 第8回 陸前高田市
保健医療福祉未来図会議
平成24年12月27日(木)14:00~15:30
陸前高田市役所 第4号棟 第6会議室
※このPowerPointは、12/27(木)に行われた平成24年度第7回陸前高田市保健医療福祉未来図会議及び分科
会において使用した内容に、当日の出席者の皆様からのご意見等をふまえ、加筆修正し作成したものです。
※内容についてのご意見、お気づきの点等お問い合わせは下記までお願いします。
陸前高田市地域包括ケアアドバイザー 日本赤十字秋田看護大学 佐々木亮平 [email protected]
本日(12/27)の会議資料もHPに公開します

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
今日の未来図会議の内容は、来週中(※今月も公開
が大幅に遅れ申しわけございませんでした)にホーム
ページ上に公開します。
これまでのこの会議内容や未来図、全戸訪問結果等も
同じく公開しています。
「災害時の公衆衛生」、「陸前高田市」で検索していた
だきますとヒットします。
http://www.koshu-eisei.net/saigai/saigai.html
本日(12/27)の会議の進め方
1 テーマ
「はまってけらいん、かだってけらいん運動」
の普及 ~それぞれができること~
(※のぼり旗交付式、終了後)
本日(12/27)の会議の進め方
2 協議内容(意見交換、情報共有)
(1)12/27の分科会報告
(2)各団体関係機関のみなさんから
その後の活動状況の報告及び来年度に向けての
方向性など、その他・・・
~ はまってけらいん、かだってけらいん運動に
ついて、できそうなことをふまえて ~
(3)はまってけらいん、かだってけらいんグッズの
配布は会議終了後に・・・
今回(12/27)の未来図会議の概要
○次スライド以下、3枚を参照
「はまってけらいん、かだってけらいん」運動の象徴であ
り、この運動を推進する文字通りの旗印となる「のぼり旗
」と「ステッカー」の完成。
新しい年を迎えるにあたって、新しい動き、活動の始ま
りを確認。
「はまってけらいん、かだってけらいん運動」
~それぞれができること~
◆のぼり旗完成!
戸羽市長:
「挨拶・声掛け等、普段当たり前にしていることを
当たり前にする雰囲気が復興に繋がる!ちょっとし
た事の積み重ね!」
「はまってけらいんかだってけらいん運動は、
そのきっかけづくりになる。」
「はまってけらいん、かだってけらいん運動」
~それぞれができること~
◆のぼり旗の持つ意味
誰が来てもいいよ!というサイン誰もが気兼ねなく集えるきっか
けづくり。
見える被災・見えない被災に関連した、さまざまな溝、障がいを
打開する一つの手段!
色々な機関が、旗を掲げて活動することで、話題作りになり住民
に浸透しやすくなる。
心のケアを“する”ではなく、心のケアに“なっている”意識を
住民に拡げる原動力。
「はまってけらいん、かだってけらいん運動」
~それぞれができること~
・震災復興に関連した事業は、時間の経過とともに、縮
小・消滅していく。
「はまってけらいんかだってけらいん」の意識が住民に
浸透していれば、人と人同士の関係性がなくなることはな
い。
住民による
住民ができる
住民のためのこころのケアに!
今回(12/27)未来図会議意見交換内容①
○陸前高田市 戸羽太市長:
発災から1年9か月経過。孤立をする人・なかなか周囲の輪に
入れない人がいることは事実。挨拶をする、声掛けをする等普
段当たり前にしていることを当たり前にする雰囲気が復興につ
ながる。ちょっとした事の積み重ねが大切であり、こういった運
動(はまってけらいんかだってけらいん運動)はそのきっかけづ
くりになる。
○県立高田病院 石木幹人院長:
こののぼり旗は「なんかいい!」。誰が来てもいいよっていう
サインにできれば誰もが集えるきっかけになる。
未来図会議に先立って行われた
「はまってけらいん、かだってけらいん」運動
のぼり旗交付式
戸羽市長から、石木院長へ
未来図会議出席者による記念撮影
・市広報
2013.1.12 第2グランド
2013.1.12 第2グランド
2013.1.10 矢作小
今回(12/27)未来図会議意見交換内容②
○日本赤十字秋田看護大学 佐々木亮平:
今回の会議では、「はまってけらいんかだってけらいん」運動
を通して、それぞれができることを語っていきたい。
○ヘルスプロモーション研究センター長 岩室紳也:
行政だけでは住民のすべてのニーズにこたえることはできな
い。各団体が活動していることを集めることで、漏れのない活
動が実現する。
「はまってけらいんかだってけらいん」運動を単なるスローガ
ンにしてはいけない。県立高田病院にのぼり旗第1号を掲げて
いる。
今回(12/27)未来図会議意見交換内容③
○県立高田病院 石木幹人院長:
高田病院が、病気の人だけではなく、健康な人も立ち寄れる
ような雰囲気をつくれれば・・。
個人的には、医療よろず相談をやりたいと思っている。病院
に行くほどではないけど、体のことがちょっと心配な人が相談で
きる場を作れれば・・。
今回(12/27)未来図会議意見交換内容④
○岩手県大船渡保健所 浅沼保健課長:
大船渡保健所では、自殺対策アクションプランに「はまってけ
らいんかだってけらいん運動」の思想を盛り込んで商工会・福
祉・介護さまざまな分野に働きかけて推進していきたい。次回
には、自殺対策アクションプランを皆さんにお示しできると思う。
また、1月31日に、岩室医師による「はまってけらいんかだっ
てけらいん運動」の講演会を予定。
そのほか陸前高田市の3歳児齲歯率岩手県内でワースト1(
23年度)ということが先日の会議でわかり協力していきたい。
また、1月9日にこころのケア講演会「支援者にための支援」に
ついて兵庫県心のケアセンター加藤先生を講師に招いて実施
予定である。
今回(12/27)未来図会議意見交換内容⑤
○陸前高田市健康推進課 鳥澤保健師:
う歯率岩手県ワースト1について、原因として、震災による避
難生活のため食べるものを選べなかったことや、口腔ケア不足
が考えられる。
乳幼児健診で見えてくるものとして、与えているおやつがガム
・アメ・グミ・チョコ・ジュース・スポーツ飲料など。また、祖父母に
預けることも多くなり、祖父母がおやつを与えるという訴えも母
親などから聞く。
対策として、祖父母への啓発や、広報を活用した意識の変容
をするとともに健診時の聞き取りを強化し施策に反映させてい
きたい。
1歳6ヶ月児のう歯有病率
全国
岩手県
岩手県トップ
ワースト
陸前高田市
%
35.00
30.00
25.00
20.00
15.00
10.00
5.00
0.00
16年度
17年度
18年度
19年度
20年度
21年度
22年度
23年度
3歳児のう歯有病率
全国
岩手県
岩手県トップ
ワースト
陸前高田市
%
80.00
70.00
60.00
50.00
40.00
30.00
20.00
10.00
0.00
16年度
17年度
18年度
19年度
20年度
21年度
22年度
23年度
今回(12/27)未来図会議意見交換内容⑥
○親子の広場 きらりんきっず 代表 伊藤昌子氏:
http://kirarinkids.blogspot.jp/
最近の親の様子として、見知らぬ土地での子育てに不安を感
じている方が多い。同居生活で色々とつらいこともあるようで、
きらりんでしっかり話をしていってもらっている。
若いお母さんたちは、おやつ=補食ではなく、甘い物という意
味で捕らえている。郷土料理をつくる会など開催して伝承して
いく。
今回(12/27)未来図会議意見交換内容⑦
○岩手県こころのケアセンター 福井康江氏:
健康生活調査で日中家庭訪問すると、祖父母が孫と一緒に
いる時間が長くなっている印象がある。父母は仕事があって、
預けざるを得ない状況である。
祖父母世代は孫世代との付き合い方に迷いが生じているの
ではないか?講演会などを行って“育爺”を育てることも大切で
はないか?
○一般社団法人 東日本未来都市研究会
医療福祉分野検討チームコーディネーター 山村友幸氏:
子育て支援、少子化について考えていく必要がある。
岩手県沿岸部では震災後妊婦数が増えている傾向にある。
今回(12/27)未来図会議意見交換内容⑧
○いわてリハビリテーションセンター 理事長 高橋明氏:
震災から2年で、震災の影響で…というのはそろそろ通用しな
くなってくると思われる。
今できていないことをできていないという人が必要。今後につ
いて、さまざまなところでさまざまことを考えているはずなので、
そういった方々に声かけをして、その声を集めることが必要。
○県立高田病院 石木幹人院長:
資源がかなり少なくなっている中でやっていく方法を考えない
といけない。
今回(12/27)未来図会議意見交換内容⑨
○東八幡平病院 及川忠人院長:
介護や福祉のシステムは一度作ってしまうと修正が難しい。
被災して、すべてがなくなってしまったことを逆にチャンスと考え
て活動することが大切。
○陸前高田市ネットワーク連絡会 事務局 保坂志保氏:
今までボランティア等に入ってきた人たちは、高田が好きでや
ってきている。大学生などの若い力や専門知識を持った人たち
の力をうまく活用してほしい。高田に住みたいと思っている人も
いるので、そういった整備をすることも大切ではないか?
平成24年12月23日にボランティアセンターは閉鎖した。今後
は社協で通常のボランティア受け入れとしてやっていく。ネット
ワーク連絡会議は次回、平成25年1月22日予定。
今回(12/27)未来図会議意見交換内容⑩
○神戸大学キャリアセンター ボランティア支援部門
コーディネーター 藤室玲治氏:
公民館で行う行事では仮設住民は地域の行事に入りにくい、
逆に仮設住民が多い行事には家の残った人は入りにくい。そう
いった溝は深い。今回ののぼり旗が、誰でも入ってきてもよいと
いうサインとして浸透していけば効果ある。
阪神淡路大震災の経験から、仮設住宅の統廃合のころ(4年
目、5年目あたり)が一番問題が出てくる。力のある人は早くに
出ていき、残るのは社会的に弱い人たち。現在とは違った問題
が出てくる。
支援する側も4年目以降を見据えて議論していくことが大切。
今回(12/27)未来図会議意見交換内容⑩
○いわて生活協同組合 飯塚郁子氏:
平成24年12月24日にクリスマス炊き出し実施。仮設住宅同
士の横のつながりも出てきているところがあり、別の仮設の人
を誘って参加している人もいた。
12月30日には年末の炊き出しを実施予定。今回ののぼり旗
をぜひ立てて周知していきたい。
○いわてリハビリテーションセンター 上田大介氏:
気仙苑のサポート等で協力を継続中。2月2日宮古で地域連
携研修会を実施予定。講師は佐々木亮平氏。
陸前高田市での「はまってけらいんかだってけらいん運動」を
他市にも紹介していきたい。
今回(12/27)未来図会議意見交換内容⑪
○県立高田病院 石木幹人院長:
仮設住民で、家を建てるためのお金を貯めるために食費を切
り詰めて栄養失調になっている人がいるようだ。
○立教大学 松山真氏:
(小友町)モビリアで健康体操と栄養指導のセットで教室を実
施。デジタルカメラを貸し出して食事内容を撮ってもらい栄養の
分析をして結果を住民に返したり、運動モニターをつけて運動
量を分析し結果をお返しするといった活動も予定している。
陸前高田市の自殺予防対策連絡協議会(社会福祉課担当)
を実施していく。
今回(12/27)未来図会議意見交換内容⑫
○東八幡平病院 及川忠人院長:
郷土料理のことについて、そういった活動で世代間の差という
ものも小さくなっていくと思う。それらを実施するための人材育
成がやはり重要。
○ヘルスプロモーション研究センター長 岩室紳也:
「はまってけらいん、かだってけらいん」運動のプロはまだいな
い。(誰もがプロになれる)専門職同士の連携、街づくりの連携
を深めていくことが大切である。
※会議終了後に「はまってけらいんかだってけらいん」運動の
のぼり旗やステッカー類を参加者へ配布した。
多様な専門家による連携・チームワーク

マルチモデル(権威モデル)
専門職の独立実践が基本
専門職の役割の明確化
専門職別に課題を達成
保健師 専門性
役割
ケースワーカー
専門性
役割
医師
専門性
役割
専門性
役割
ヘルパー
吉池毅志、栄セツコ:保健医療福祉領域における「連携」の基本的概念整理.桃山学院大学総合研究所紀要 34(3), 109-122, 2009
http://www.andrew.ac.jp/soken/pdf_3-1/sokenk184-1.pdf
専門家の協働による連携・チームワーク

インターモデル(コンセンサスモデル
) 専門職相互の意思決定
専門職の役割の重複・平等主義
専門職が異なるスキルを用いて協働
保健師 専門性
役割 A
ケースワーカー
専門性
役割 B
医師
専門性
役割 A
専門性 ヘルパー
役割 B
吉池毅志、栄セツコ:保健医療福祉領域における「連携」の基本的概念整理.桃山学院大学総合研究所紀要 34(3), 109-122, 2009
http://www.andrew.ac.jp/soken/pdf_3-1/sokenk184-1.pdf
まちづくりで求められる連携・チームワーク

トランスモデル(マトリックスモデル
) 専門職の他専門職の知識技術の相互吸収
専門職の役割の開放性、代替可能性
専門職の階層性なし
保健師 専門性
役割
ケースワーカー
専門性
役割
医師
専門性
役割
専門性
役割
ヘルパー
吉池毅志、栄セツコ:保健医療福祉領域における「連携」の基本的概念整理.桃山学院大学総合研究所紀要 34(3), 109-122, 2009
http://www.andrew.ac.jp/soken/pdf_3-1/sokenk184-1.pdf
※配布した
のぼり旗
最終デザイン
「保健医療福祉」
・・・を入れた。
※希望者は
陸前高田市
健康推進課
までご連絡を!
0192-54-2111代表
※ステッカー
最終デザインと、
大きさ、形状、量は次
スライドのとおり。
来年度の未来図会議(月1回)の予定
○日程
H25年:4/19(金)、5/17(金)、6/21(金)、7/19(金)、
8/8(木)、9/13(金)、10/8(金)、11/15(金)、
12/20(金)
H26年:1/17(金)、2/14(金)、3/14(金)
○大きな方向性
現状報告だけでなく、進捗管理、評価も・・
次回(第9回)未来図会議予定
◆日時
平成24年2月1日(金)14:00~15:30
(※上記に先立って分科会を継続実施)
分科会「テーマ:高齢者」 13:00~13:50
◆場所
陸前高田市役所 第4号棟 第6会議室
◆次々回(第10回)
平成25年3月15日(金)14:00~15:30