05 資料4(パワーポイント文書)

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資料4
1
◇ 地域公共交通を取り巻く制度・関連事業について
 地域公共交通活性化再生法の一部改正について
 地域公共交通に係る支援制度について
◇ 由利本荘市地域公共交通網形成計画について
 本市における現状
 各種調査結果の分析と課題について
 交通網形成計画の基本方針(案)について
2
3

地域公共交通活性化及び再生に関する法律の一部を改正する法律(平成
26年法律第41号)等が、平成26年11月20日に施行
4


地域全体の公共交通ネットワークを総合的に再編する取組みを進める
必要があることから、「地域公共交通再編事業」が創設
「地域公共交通再編事業」は、地方公共団体の支援を受けつつ、
◦ ①特定旅客運送事業に係る路線、運行系統若しくは航路または営業区域の
編成の変更
◦ ②他の種類の旅客輸送事業への転換
◦ ③自家用有償旅客輸送による代替
◦ ④①②又は③に掲げるものと併せて行うものであって、次に掲げるいずれか
のもの
 異なる公共交通事業所等の間の旅客の乗継を円滑に行うための運行計画
の改善
 共通乗車船券の発行
 乗継割引運賃の設定、交通結節施設における乗降場の改善、旅客の乗継
に関するわかりやすい情報提供、ICカードの導入その他の地域公共交通
の利用を円滑化するための措置
5
6
7

地域別人口および年齢構成比の推移
◦ S60頃を境に人口が減少傾向、H12以降は、ほぼ全地域で減少
◦ 65歳以上の人口比率が年々増加し、市内のほとんどの地域で約30%以上
◦ H47年度には約6.1万人にまで減少すると推計される
▼年齢構成の推移
100%
▼市内各地域における人口推移
11.0%
13.0%
15.9%
20.0%
23.9%
27.0%
29.2%
65.3%
63.5%
61.8%
60.4%
59.1%
80%
[人]
110,000
60%
100,000
90,000
80,000
66.6%
40%
8,563
8,287
7,952
7,364
6,813
6,711
6,922
6,856
6,693
6,615
6,022
5,853
5,547
5,252
4,860
20%
6,229
5,416
6,616
6,384
4,400
10,716
10,590
60,000
6,949
6,994
6,798
6,514
6,209
5,731
6,320
6,288
6,379
6,665
6,582
6,427
5,965
7,505
7,329
7,143
6,741
6,246
5,784
5,242
10,372
10,073
9,794
9,071
20.7%
20.4%
18.8%
16.5%
14.3%
12.6%
11.8%
S55
S60
H2
H7
H12
H17
H22
0%
3,959
70,000
50,000
68.4%
15歳未満人口
8,321
5,348
8 0 ,5 8 2
80,000
20,000
42,962
44,442
45,108
45,724
45,297
44,594
老齢人口(65歳~)
年少人口(~14歳)
7 5 ,8 3 7
7 5 ,9 3 0
24,859
44,326
出典:国勢調査
生産年齢人口(~64歳)
8 5 ,2 2 9
30,000
65歳以上人口
▼将来人口の推移(推計値)
人口(人)
100,000
40,000
15~64歳人口
6 6 ,0 3 7
6 1 ,2 4 7
26,705
27,890
60,000
27,697
26,519
10,000
24,846
40,000
50,403
0
S55
S60
H2
H7
H12
H17
H22
本荘地域
矢島地域
岩城地域
由利地域
大内地域
東由利地域
西目地域
鳥海地域
40,162
36,395
20,000
23,578
33,454
30,881
27,810
9,967
8,733
7,785
6,838
6,064
5,520
5,074
平成22年
平成27年
平成32年
平成37年
平成42年
平成47年
平成48年
0
出典:国勢調査
45,144
5 6 ,4 6 2
出典:国立社会保障・人口問題研究所
8

鉄道輸送実績の推移
◦ 市内JR線鉄道駅別の1日当たり輸送人員は、概ね減少傾向
◦ 由利高原鉄道利用者数も減少傾向であり、特にH22以降に大きく減少
⇒利用者のニーズを取り入れ、利用者の確保に向けて取り組む必要がある
▼市内鉄道駅の年間乗降客数(JR)
▼利用者数の推移(由利高原鉄道)
400,000
600,000
498,955486,545
500,000
350,000
3 4 8 ,6 0 4
3 2 8 ,2 8 9
3 3 0 ,7 2 3
3 2 3 ,3 0 8
300,000
400,000
2 8 3 ,6 7 8
2 7 7 ,4 0 7
196,450
185,220
24,212
27,834
250,000
300,000
200,000
200,000
138,335132,495
105,850
100,000
45,990 42,340
38,690 32,485
0
0
0
羽
後
本
荘
羽
後
岩
谷
H21
H22
244,162
234,336
225,728
150,000
76,650
0
0
西
目
264,630
折
渡
H23
羽
後
亀
田
H24
岩
城
み
な
と
道
川
H25
※折渡駅、道川駅は無人駅のため乗降客数のデータなし
出典:JR東日本HP
100,000
15,700
13,540
25,090
27,120
68,274
70,587
71,297
70,460
63,016
64,353
H18
H19
H20
H21
H22
H23
50,000
0
定期外
通勤
通学
出典:由利本荘市
9

バス輸送実績の推移
◦ 羽後交通路線の輸送人員は以下のとおり(補助対象系統のみ)
・ H22年度:319,275人 H25年度:555,552人
⇒補助対象路線の輸送人員は増加傾向にあるが、全体的に減少傾向にある
◦ コミュニティバスの乗車実績は以下のとおり
・ H22年度:30,737人(6路線) H25年度:78,644人(13路線)
⇒路線数の増に伴い増加傾向にある
▼羽後交通バス系統別年間輸送人員(補助対象系統のみ)
▼市コミュニティバスの乗客客数
バス系統別年間輸送人員(H22~H25)
[人/年]
180,000
由利本荘市コミュニティバス乗車実績(H24~H25)
[人/年]
20,000 18,785
166,688
18,000
160,000
16,000
140,000
14,000
116,908
120,000
14,751
12,238
12,000
100,000
12,900
12,287
10,305
10,000
8,137
8,000
77,636
80,000
5,901
5,778
6,000
61,234
4,000
43,579
2,000
4,903
4,259
3,083
2,483
1,255
1,231
2,006
60,000
1,637
1,026
1,132 711
1,141
837
74
45
0
40,000
20,000
13,036
11,945
25,286
25,036
19,634
12,130
7,421
南
北
線
東
西
線
岩
城
線
南
沢
線
高
尾
線
羽
広
線
西
目
線
軽
井
沢
ス
ク
0
伏
見
笹
子
線
猿
倉
線
中
直
根
線
皿
川
線
桃
野
線
ー
ル
本 荘
H22
H23
H24
H25
岩 城
大 内
H24
出典:由利本荘市
西 目
鳥 海
矢 島
H25
出典:由利本荘市
10

由利本荘市におけるバス運行経費の推移
◦ 羽後交通路線については、連携計画策定後、路線再編に伴い補助金額が縮
小し、一定の効果が見られる
◦ コミュニティバスについては、路線数の増に伴い、負担が増えている。
⇒運行形態の見直しや潜在利用者の掘り起こし、一層の利用促進策が必要
▼羽後交通路線への補助金の推移
▼コミュニティバスの収支
[千円]
84,496
90,000
80,000
70,000
60,000
49,283
50,000
40,000
30,000
23,320
23,771
26,108
20,000
10,000
0
5,394
4,077
6,179
6,792
H21
4,070
5,879
H22
経常収益
出典:由利本荘市
13,105
8,730
10,707
8,149
H23
県補助金
H24
H25
経常費用
出典:由利本荘市
11

現況の路線網
◦ 鉄道:2路線
 羽越本線(JR)
 鳥海山ろく線(由利高原鉄道)
◦ バス:27路線
 羽後交通路線バス(12路線)
 市内循環バス(2路線)
 コミュニティバス(11路線)
岩城
大内
本荘
西目
由利
東由利
矢島
鳥海
12

地域公共交通総合連携計画策定前後の路線バス網の推移
◦ 連携計画に基づき、羽後交通の不採算路線を代替運行することで、これまでの路線の確保に努めてき
たが、人口減少や高齢化により交通空白地域から公共交通の運行要望が増加
⇒新たな対応・対策が必要

H22計画策定前のバス路線

現時点のバス路線
H22 路線図
H25 路線図
羽後交通㈱
羽後交通㈱
由利本荘市
由利本荘市
13

交通空白地域の現況
鉄道駅から半径800m及びバス停から半径
300m以内に含まれない地域を「交通空白
地域」と定義した
◦ 公共交通機関がカバーできている面積は、
市全体の約70%弱
◦ 主に山間部を中心に交通空白地域が存在
◦ 本荘地域においても、交通空白地域が存在
交通空白地域
地域
メッシュ数
総数
人口
メッシュ数
公共交通の
カバーしている
面積(%)
人口
本荘
89
2,996
292
45,314
69.5%
矢島
43
1,026
97
5,362
55.7%
岩城
6
48
97
5,987
93.8%
由利
33
654
101
5,413
67.3%
大内
54
1,481
216
8,613
75.0%
東由利
82
1,080
141
3,967
41.8%
西目
9
699
53
6,420
83.0%
鳥海
69
842
222
5,549
68.9%
全域
367
8,556
1,167
85,307
68.6%
H22国勢調査より算出
14


交通空白地域の現況
【本荘地域】
◦ 市内で人口が最も多く、羽後本荘駅や
由利組合総合病院には多数の運行系
統が集中
◦ 県道49号及び69号沿いの館前、金山
、北ノ股、南ノ股地域の公共交通のカ
バー率が低い。 (図の青点線円内参
照)
本荘IC
交通空白地域
地域
メッシュ数
人口
総数
メッシュ数
公共交通の
カバーしている
面積(%)
人口
本荘
89
2,996
292
45,314
69.5%
全域
367
8,556
1,167
85,307
68.6%
H22国勢調査より算出
15


交通空白地域の現況
【矢島地域】
◦ 矢島地域は鉄道及びバス路線が通る
国道沿線以外にも居住地が広く分布
◦ 公共交通のカバー率は、市内で2番目
に低い
交通空白地域
地域
メッシュ数
人口
総数
メッシュ数
公共交通の
カバーしている
面積(%)
人口
矢島
43
1,026
97
5,362
55.7%
全域
367
8,556
1,167
85,307
68.6%
H22国勢調査より算出
16


交通空白地域の現況
【岩城地域】
◦ 岩城地域は、公共交通のカバー率
90%以上と市内で最も高い地域
交通空白地域
地域
メッシュ数
総数
人口
メッシュ数
公共交通の
カバーしている
面積(%)
人口
岩城
6
48
97
5,987
93.8%
全域
367
8,556
1,167
85,307
68.6%
H22国勢調査より算出
17


交通空白地域の現況
【由利地域】
◦ 鉄道および国道近隣部の居住地は公
共交通カバー圏域となっている
◦ 西部の県道287号沿線の町村、西沢
地域は公共交通のカバー率が低い
(図の青点線円参照)
交通空白地域
地域
メッシュ数
総数
人口
メッシュ数
公共交通の
カバーしている
面積(%)
人口
由利
33
654
101
5,413
67.3%
全域
367
8,556
1,167
85,307
68.6%
H22国勢調査より算出
18


交通空白地域の現況
【大内地域】
◦ 大内地域は居住地に対し概ね公共交
通がカバーしている
◦ バス路線から距離がある地域が点在
交通空白地域
地域
メッシュ数
人口
総数
メッシュ数
公共交通の
カバーしている
面積(%)
人口
大内
54
1,481
216
8,613
75.0%
全域
367
8,556
1,167
85,307
68.6%
H22国勢調査より算出
19


交通空白地域の現況
【東由利地域】
◦ バス路線が通過する国道から離れた
地域においても居住地が広く分布
◦ 公共交通機関で居住地を十分網羅で
きておらず、公共交通のカバー率は市
内で最も低い
交通空白地域
地域
メッシュ数
人口
総数
メッシュ数
公共交通の
カバーしている
面積(%)
人口
東由利
82
1,080
141
3,967
41.8%
全域
367
8,556
1,167
85,307
68.6%
H22国勢調査より算出
20


交通空白地域の現況
【西目地域】
◦ 居住地に対し概ね公共交通がカバーし
ている
交通空白地域
地域
メッシュ数
総数
人口
メッシュ数
公共交通の
カバーしている
面積(%)
人口
西目
9
699
53
6,420
83.0%
全域
367
8,556
1,167
85,307
68.6%
H22国勢調査より算出
21


交通空白地域の現況
【鳥海地域】
◦ バス路線が通る国道・県道沿線以外に
も居住地が広く分布
交通空白地域
地域
メッシュ数
総数
人口
メッシュ数
公共交通の
カバーしている
面積(%)
人口
鳥海
69
842
222
5,549
68.9%
全域
367
8,556
1,167
85,307
68.6%
H22国勢調査より算出
22

交通空白地域の現況まとめ
◦ 交通空白地域の分布の傾向から、8地域を以下の3パターンに分類
・市街地が面的に広がり、鉄道・バス路線で居住地をカバーができていない
・居住地が点在し、鉄道・バス路線がカバーできていない
・概ね公共交通で居住地をカバーできている
⇒各地域の特性に合致した対策が必要
交通空白地域の傾向
地域
本荘
矢島
市街地が面的に広がり、
鉄道・バス路線で居住地を
カバーができていない
居住地が点在し、鉄道・バス 概ね公共交通で居住地をカ
路線がカバーできていない バーできている
○
公共交通の
カバーしている
面積(%)
69.5%
○
55.7%
○
岩城
93.8%
由利
○
67.3%
大内
○
75.0%
東由利
○
41.8%
西目
鳥海
○
○
83.0%
68.9%
H22国勢調査より算出
23

公共交通に対するニーズを把握するため、各種調査を実施
◦ 交通空白地域における意識調査
◦ 市街地部におけるニーズ調査
◦ 通勤・通学ニーズ調査
交通空白地域における意識調査
市街地部におけるニーズ調査
通勤・通学ニーズ調査
【目的】
交通空白地域における住民の移動実態
及びニーズ(移動目的、送迎等の利用
交通手段等)の把握
【目的】
市街地部における公共交通の路線再編
ニーズの把握
【目的】
通勤・通学時の鉄道およびバス路線利
用者の公共交通へのニーズ把握
【調査内容】
交通空白地域における公共交通への住
民の現況の利用状況、ニーズと課題等
【調査内容】
通勤・通学目的外での移動時における
住民の公共交通機関利用状況、路線再
編にあたってのニーズと課題等
【調査内容】
通勤・通学目的での移動時における住
民の公共交通機関利用状況、路線再編
にあたってのニーズと課題等
【調査方法】
主要駅および主要施設でのヒアリング
調査
【調査方法】
○バス乗り込み調査
○主要駅におけるアンケート調査
○事業所アンケート
【調査方法】
交通空白地域に住む住民の方へのアン
ケート調査
ニーズの把握・問題点の解決する上での課題の抽出
24

交通空白地域における意識調査
【目的】
交通空白地域における住民の移動実態及びニーズ(移動目的、送迎等の利
用交通手段等)の把握
【調査方法】
◦ 交通空白地域へのアンケート調査
【調査対象】
◦ 本荘地域の一部、矢島地域の一部、由利地域の一部、東由利地域全域
▼意識調査の手順
受託業者
ア ン ケート 作成
町内会長等
由利本荘市
配布・ 回収依頼
回収・ 分析
▼調査票回収数
ア ン ケート 配布
回収・ 郵送等
▼調査票(抜粋)
地域区分
住民
ア ン ケート 記入
手渡し 等
全数
№
地域名( 地区名)
1
本荘地域( 小友)
571
2
矢島地域
3
由利地域( 前郷)
4
世帯毎の回収
回収率
回収数
回収率
1 ,8 4 4
353
62%
824
45%
309
1 ,0 2 2
226
73%
528
52%
183
696
151
83%
378
54%
東由利地域( 老方)
304
858
169
56%
361
42%
5
東由利地域( 蔵)
213
541
111
52%
241
45%
6
東由利地域( 黒渕)
115
337
72
63%
169
50%
7
東由利地域( 宿)
186
550
135
73%
281
51%
8
東由利地域( 田代)
113
335
71
63%
159
47%
9
東由利地域( 舘合)
271
814
154
57%
367
45%
10
東由利地域( 法内)
97
280
89
92%
201
72%
―
218
―
合計
―
2 ,3 6 2
人口
人口の回収
回収数
不明・ 無回答
世帯数
―
7 ,2 7 7
113
1 ,6 4 4
70%
3 ,7 2 7
51%
出典:由利本荘市
25

交通空白地域における意識調査
①交通空白地域における交通手段の現状(自家用車保有状況)
◦ 交通空白地域における年齢層は、60代の占める割合が最も多い
⇒将来的に車を運転できなくなり、潜在的な交通弱者になる可能性
◦ 95%の世帯で自家用車を保有。特に3台以上の保有が55%であり、「車に依存してい
る世帯」が多い
◦ 「運転できる人」が79%を占め、「家族の送迎」に頼る人が18%存在
⇒家族への負担、家族の送迎サービスに頼れなくなると交通弱者へと転換
▼年齢
問5 .あなたのご自宅(世帯)では、
自家用車を何台持っていますか
問2. あなたの年代を教えてください
10代以下
244
7%
60代
951
26%
持っていな
い
186
5%
20代
176
5%
80代以上
388
10%
70代
578
16%
40代
405
11%
50代
603
16%
▼世帯内の運転者
▼世帯の自家用車所有台数
30代
338
9%
3台以上
1981
55%
問6 .ご家族の中で、車を運転できる方は
いますでしょうか?
自分も家族
自分で運
転できない
が、家族は
運転できる
(送迎でき
る)
625
18%
自分で運
転できる
が、自分の
車が無い
ので家族
の車を借り
る
2台以上:82% 173
5%
車所有者:95%
1台
452
13%
2台
953
27%
車での運転・送迎
が可能:97%
も
運転できる
人がいない
96
3%
自分で運
転でき、自
分の車も
持っている
2626
74%
運転できる:79%
26

交通空白地域における意識調査
②各地域での駅、バス停までの所要
時間
◦ 駅やバス停まで30分以上かかる
回答者の割合が高い地域が存在
(とりわけ、東由利地域法内地区・
矢島地域など)
▼各地域での駅・バス停までの所要時間
問7 自宅から最寄りの鉄道駅、バス停までの 所要時間についてお聞きします
0%
20%
本荘地域
40%
27.9
矢島地域
5.8
8.5
由利地域
1.4
18.6
東由利地域-老方
16.0
17.6
15.3
11.4
23.0
21.9
80%
8.5
7.2
23.6
24.1
28.8
16.5
17.1
24.1
東由利地域-宿
12.1
10.1
10.8
54.0
東由利地域-田代
44.6
東由利地域-舘合
44.4
6.6
10.6
~5分未満
16.2
5分以上~
10分未満
15.8
15.4
19.7
17.8
12.1
10分以上~
15分未満
10.8
6.6
74.5
東由利地域-黒渕
7.4
5.4 4.2 2.9 0.8
5.1 4.4 4.8
5.7 1.3 8.9
8.9
8.8
22.2
8.9
8.6
15分以上~
20分未満
100%
35.3
23.2
31.9
東由利地域-蔵
東由利地域-法内
60%
16.2
19.7
7.2
12.9
46.0
20分以上~
30分未満
30分以上
27

交通空白地域における意識調査
③駅、バス停までの移動手段
◦ 駅やバス停まで時間を要する地
域では、家族の送迎等、不便を強
いられている現状
 矢島地域
 由利地域
 東由利地域 法内・黒渕地区
問8 自宅から最寄りの鉄道駅、バス停までの移動手段についてお聞きします
▼各地域での駅・バス停までの移動手段
0%
20%
本荘地域
矢島地域
40%
48.2
18.4
由利地域
80%
5.7 0.5
5.3 3.1
10.8
13.2
20.9
0.8
39.4
62.5
東由利地域-蔵
5.1
16.2
33.5
東由利地域-宿
1.3
42.4
3.4 1.1
62.0
東由利地域-舘合
1.3 0.6
58.5
11.8
徒歩
4.6 1.5
自転車
16.7
1.1
14.2
1.4 0.6
2.8 0.6
自家用車
(自分で
運転)
3.8
19.5
8.6 0.4 0.4
25.3
10.1
19.3
55.4
二輪車
(オートバイ、
原付)
2.2 0.8
19.0
66.7
東由利地域-田代
1.0 0.6
0.4
1.7 6.7 4.6
86.6
東由利地域-黒渕
100%
30.7
49.3
31.3
東由利地域-老方
東由利地域-法内
60%
15.9
20.0
家族の方
の送迎
タクシー
0.6
1.4 1.4
2.1 4.6
その他
28

交通空白地域における意識調査
④新たな交通手段に対する要望
◦ 既存のバス路線から離れた東由利地域 法内・老方地区では、デマンドタクシ
ー系のニーズが高い傾向
◦ 黒渕地区では、路線系(コミュニテイバス)のニーズが高い傾向
⇒地域の実情に即した運行形態の検討が必要
▼新たな交通手段に対する要望
問21 新たな交通手段に対する要望を教えてください
0%
20%
本荘地域
5.1
18.9
矢島地域
8.6
14.0
由利地域
5.0
東由利地域-老方
9.2
東由利地域-蔵 2.1
東由利地域-黒渕
4.3
東由利地域-宿
4.9
東由利地域-田代 1.4
東由利地域-舘合
東由利地域-法内
14.8
7.0
60%
27.1
28.6
100%
26.4
43.0
28.7
44.2
3.5
5.7
33.8
41.8
2.1
23.4
46.2
17.7
80%
46.0
17.1
14.4
21.3
1.8
40%
8.6
34.9
61.7
14.2
41.7
19.0
61.0
10.6
42.4
22.8
48.0
2.6
20.1
12.9
2.1
7.3
5.7
7.1
9.4
料金は高いが自宅から直接行ける呼び出し型タクシー
a.より運賃が安めで、運行時間帯限定で 自宅から地区中心部まで向かう乗合タクシーやバス
b.より運賃が安めで、ルートや時刻が固定の地区中心部まで向かうコミュニティバス
新たな交通手段は必要ない
その他
29

交通空白地域における意識調査
⑤外出の目的・目的地
◦ 外出の目的として、買物・通院での利用が多い
⇒スーパー・道の駅等の施設や、病院へのアクセス等の考慮が必要
◦ 外出時の目的地には病院(組合病院等)、商業施設が多い
⇒基幹となる路線バスや循環バス等の立ち寄りを考慮することで、利便性が向
上する可能性がある
問16. 外出の施設名について、施設一覧からお答えください
▼目的地の施設
700
病院を目的地とする移動が多い
(組合病院、本荘第一病院等)
600
▼外出の目的
500
問12 .主にどのような目的で外出しますか
趣味・ レジャー等
165
習い事
5%
89
友人・親
2%
戚訪問
114
3%
その他
265
7%
298
300
200
127
100
71
51
買物
2273
65%
44
9 2
144
32
14 4 20 25 1 10
7 1 18 6 6 9
115
56
55
14 8 11
145
131
69
9 12 3 21 3 1 1 1 2 7
3 0
4 0
22
9
31
39 46
3 1
7 1
由利本荘市役所
矢島総合支所
岩城総合支所
由利総合支所
大内総合支所
東由利総合支所
西目総合支所
鳥海総合支所
その他(官公庁)
秋田県立大学
本荘高等学校
由利高等学校
由利工業高等学校
矢島高等学校
西目高等学校
その他(大学・高校)
由利組合総合病院
佐藤病院
本荘第一病院
国立病院機構あきた病院
由利本荘医師会病院
菅原病院
その他(主な病院)
ユースプラトー
花立山荘
鶴舞温泉
岩城温泉「港の湯」
由利の里交流センター「ゆりえもん」
総合交流ターミナル「ぽぽろっこ」
黄桜温泉「湯楽里」
かしわ温泉
休養宿泊施設「鳥海荘」
フォレスタ鳥海
文化交流館「カダーレ」
ぱいんすぱ新山
赤田の大仏(長谷寺)
ハーブワールドAKITA
史跡伝承保存の里 天鷺村
滝温泉
直売所 菜らんど
その他(公共宿泊施設・保養施設)
道の駅「岩城」
道の駅「おおうち」
道の駅「東由利」
道の駅「にしめ」
道の駅「清水の里・鳥海郷」
その他(道の駅)
マックスバリュ本荘中央店
フレスポ本荘
ホーマック本荘店
イオンスーパーセンター本荘店
コメリホームセンター本荘店
マックスバリュ矢島店
マックスバリュ御門町店
マックスバリュ石脇店
マックスバリュ本荘店
マックスバリュ新川口店
マックスバリュ新西目店
その他(大型商業施設)
通院
516
15%
0
415
買物目的での利用も
含まれる可能性あり
400
17 12 8 3
会合・集会
97
3%
買物目的での移動
597
官公庁
教育施設
病院
公共宿泊施設
保養施設
道の駅
大型商業施設
30

交通空白地域における意識調査
⑥外出の利用頻度・外出する曜日
◦ 「週に2~3日程度」が最も多く、次いで「週に1日程度」が多い
⇒週2日程度の利用頻度が多いことから、現行路線の運休及び待機時間を活用
した隙間運行や複数路線(複数地域)を車両1台で対応するなどの効率性を
検討する必要がある
問13 .外出の頻度について、最も当てはまる
ものを
▼外出の頻度
1つお答えください。
年に2~3
回程度
39 月に1~2
日程度
1%
524
15%
週に1日程
度
1029
29%
▼外出目的別の利用頻度
ほとんど外
出しない
46
1%
毎日あるい
は
ほぼ毎日
808
23%
週に2~3
日程度
1100
31%
31

交通空白地域における意識調査
⑦冬季の移動に対しての課題・ニーズ
◦ 待合所の環境整備(待合所・歩道の除雪等)、バスの遅延の解消や遅延情報
の提供などの遅延時の対応の声が多い
⇒既存の鉄道・バスの施設改良等に加えて、道路維持管理との連携、利用者が
多いバス停における最寄り施設との連携
(例:病院や商業施設の軒下までの乗り入れ、施設側の待合スペースの活用)
地域名
問20 冬季に鉄道やバスを利用する上で、
改善してほしい点を選んでください
▼冬季の改善要望
0
500
運行が通勤通学時間帯に合わない
(冬季に自転車などの代わりに鉄道・バス
を利用する場合)
1,000
その他
1,500
本荘地域
(小友)
待合所の環境改善
バス停の場所がわかりにくい。雨、風、雪をしのげ
る屋根がない
定時制の確保
運休せずおくれることのないこと。
矢島地域
待合所の環境改善
立石にバス停が出来て良かったですが、小さくても
ボックス型の待ち合い所があればいい。
由利地域
定時制の確保
運休、遅延バス代行等の対応
1,302
876
317
東由利地域
待合所の環境改善 バスを待ってる間寒い&長い
(宿)
定時制の確保
379
内容
待合所の環境改善 待合所が雪でうまっているのをみかける
駅やバス停まで行くまでが大変(足元が悪
いなど)
鉄道やバスを待っている間が寒い
分類
おくれる場合あり待ち時間寒い(冬)
東由利地域 待合所の環境改善 バス待合所を造ってほしい(久保部落)
(舘合)
定時制の確保
バスの遅れる時間が長過ぎる
定時制の確保
冬季バス運行時間遅れの確認方法
32

市街地部におけるニーズ把握調査
【目的】 市街地部における公共交通の路線再編ニーズの把握
【調査方法】 市内主要駅及び公共施設等の利用者を対象としたヒアリング調査
【調査場所】
◦ 市内主要駅:羽後本荘駅
◦ 公共施設:文化交流館カダーレ
◦ その他施設:由利組合総合病院
▼調査票回収数
箇所
計
調査場所
▲調査写真(由利組合総合病院)
回収数(票)
備考
179
羽後本荘駅
88
平日、休日
文化交流館カダーレ
71
平日昼過ぎ、休日
由利組合総合病院
20
平日午前~昼
▲調査写真(文化交流館カダーレ)
33

市街地部におけるニーズ把握調査
①利用目的
◦ 「通勤・通学」が最も多く約45%、次いで「遊び」・「買物」・「通院」がそれぞれ約
30%・約25%・約20%
◦ 利用頻度別に見た場合では、「通院」目的での移動は、「週1,2回程度」が約
20%、「買物」目的での移動は「週3回程度」が約30%
⇒通院・買物目的での利用を対象とする運行では、最低でも週2回程度の運行
頻度を確保することが望ましい
問3-2
利用目的
▼利用目的
0%
【複数回答可】
0
10
20
20%
40%
60%
80%
100%
(人)
30
通勤通学
40
50
ほぼ毎日
81.0%
4.8% 9.5% 4.8%
40
業務
通勤通学
週5回程度
6
通院
86.7%
6.7% 6.7%
16
買物
27
4
帰宅
6
その他
6
業務
通院
週3回程度
22
遊び
観光
利用頻度別 利用目的
▼利用頻度別にみた利用目的
n=86
20.0%
30.0%
10.0%
20.0%
20.0%
買い物
遊び
週1,2回程
2.9%
度
20.6%
23.5%
38.2%
5.9%5.9%
観光
帰宅
その他 5.6% 11.1%
未回答
7.5%
27.8%
1.1% 4.3%
11.1%
27.8%
8.6%
5.6% 11.1%
5.4%
その他
1.1%
1.1%
※複数回答可、未回答・未利用:95票
34

市街地部におけるニーズ把握調査
②バス路線再編についての意見・要望
◦ 運行本数の増便や、より速い時間帯もしくはより遅い時間帯のバス運行につ
いて多くの要望があった。こうした要望は市内のみに関わらず、広域バス路線
でも見られた。
⇒意見・要望と費用・経済性を考慮したうえで、運行本数の改善に向けた取り組
みが必要
▼路線再編に向けた要望・課題
路線再編に向けた課題・要望
n=80
【複数回答可】
0
20
バス停配置の改善
所要時間・定時制
12
50
乗り継ぎ性の向上
5
運行ルートの改善
19
2
情報案内
車・自転車等で十分
その他
60
2
運行本数・時間帯の改良
運賃体系の改善
40
4
地域
本荘
分類
時間帯の改善
要望内容
遅くとも朝8時台のバスを維持して欲しい
本荘
運行本数の改善
もう少し小さいバスでもいいからたくさん本数を増やして欲しい
本荘
運行本数の改善
夜7時以降の本数を増やしてほしい(上り下りとも)
矢島
運行本数の改善
もっと本数が増えたら、もっと利用したい
由利
運行本数の改善
本数を増やしてほしい。
西目
運行本数の改善
鳥海
運行本数の改善
秋田市
運行本数の改善
本数が少なすぎる
矢島から鳥海までの本数が2,3本少なくなって不便なので、本数を増やしてほ
しい。
もっと増やしてほしい。
にかほ市 運行本数の改善
秋田市内まで行けるバスがもっとあれば、秋田駅に行く回数も増える
にかほ市 時間帯の改善
待ち時間が長い
不明
1
8
※複数回答可、未回答:99票
不明
不明
不明
不明
運行本数の改善
秋田行きの本数を増やして欲しい
バス停配置の改善
運行本数の増加と市内中心部のバス停の増加
運行本数の改善
運行本数の改善
午後のバス本数を増やして欲しい
時間帯の改善
運行本数・時間帯の
改善
乗り継ぎ性向上
時間帯をバランス良く!市内に買い物にいくのに不便
少なすぎて時間帯がすごく開いていたり、待ち時間がとても長くて不便。急行
秋田線の秋田行きは本数が多いが、矢島線は本数が少なく、1時間に1本ない
ときもある。まずは増便してほしい。
35

市街地部におけるニーズ把握調査
③冬季における課題・要望
◦ 「運行遅れの改善」や、バス待合所における屋根の設置などの「待合所の環
境改善」に係る要望・課題が多い傾向
◦ 運行遅れ等を知らせる「情報案内」への要望も複数見られた
⇒冬季の運行に関する情報提供や、屋根付き待合所の設置、暖房等の快適な
バス待合所の整備が必要
また、「情報案内」の改善に向けて、運行マップ等のソフト面での対策だけでな
く、既存の路線を統合・簡略化させ、より分かりやすく再編する等の抜本的な
対策も併せて行うことが望ましい
n=56
▼冬季の改善要望
冬季の課題・要望
【複数回答有】
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
所要時間・定時制
16.1%
1.8%
待合所の改善
25.0%
情報案内
5.4%
ステップの改善
5.4%
鉄道との連携
その他
50.0%
42.9%
運行本数・時間帯の改良
運行ルートの改善
40.0%
3.6%
10.7%
※複数回答有、未回答:123票
出発地域
分類
定時制の確保
待合所の改善
内容
バス停に屋根がほしい。冬場のバスの遅れをなんとかして
本荘
ほしい
バスが遅れる。毎年のことだが、降雪時は早く出発するなど
本荘
定時制の確保
対応を考えて欲しい
到着時間を示す電光掲示板がほしい。(寒い中で待つから。
矢島
情報案内
冬は特に)
定時制の確保
電車よりも時間が遅れて、目的時間に間に合うか心配にな
由利
情報案内
る
大内
所要時間・定時制 時間に遅れる。本数を増やして欲しい
西目
待合所の改善
バス停に屋根など、雪をしのげる所があれば良い
にかほ市 定時制の確保
冬は遅れるのでなおしてほしい
情報案内の充実
バスが遅かったり早かったりよくわからないので、バスの運
不明
行情報がわかるようにして欲しい
冬季は道路状況や気候で時刻が遅れるのは分かるが、遅
不明
所要時間・定時制
れたときに臨時便を出すなどの対応が必要なのでは。
バスを待っている人を見ると寒そうなので、暖かいバス停に
不明
待合所の環境改善
なればいいと思う
36

市街地部におけるニーズ把握調査
④その他課題・要望
◦ 「運行本数・時間帯の改良」が48%と最も多く、次いで「運賃体系の改善」要望
が約21%、「情報案内の改善」要望を求める利用者が約10%
◦ 「その他」として、羽後本荘駅にはエレベーター、エスカレーターがないことから
、ベビーカーや高齢者向けに駅内の通行環境の改善が求める意見・要望が多
かった。
n=56
その他課題・要望
▼その他課題・要望
【 複数回答可】
0.0%
バス停配置の改善
所要時間・定時制
20.0%
40.0%
運行ルートの改善
情報案内
その他
本荘
運行本数の改良 本荘駅発の路線をもっと増やした方が良い。
由利
運行本数の改良 本数を増やしてほしい。
由利
時間帯の改良
バリアフリー化
東由利
運行本数の改良 本数を多くして欲しい。ミニバスでも良い
西目
運行本数の改良
秋田市
バリアフリー化
不明
バリアフリー化
不明
その他
不明
その他
60.0%
7.1%
48.2%
3.6%
10.7%
運賃体系の改善
待合所の改善
課題の分類
5.4%
運行本数・時間帯の改良
乗り継ぎ性の向上
出発地域
21.4%
5.4%
12.5%
25.0%
意見内容
本荘駅の階段がきついので、老人がこれからも使っていけるか心配。バスが
なくならないといいな。おばこ号と違う時間帯があって、電車が使えない時は
バスを使って本荘に出られるダイヤを維持・改正してほしい。
電車の本数を1時間に2~3本。西目から本荘までしか出ないこともよくある
ので
ベビーカー等で乗りやすくして欲しい
羽越本線より頻度は落ちるが、秋田市内へ行くのに急行秋田線もよく利用す
る。こちらは電車と比べて階段の昇り降りがないことと、秋田駅東口の病院
近くまで行けるので助かっている。羽後本荘駅でもエレベーターやエスカレー
ターがあるとよい。
駅にエレベーターをつけてほしい。バリアフリーに。由利高原鉄道の近くに住
んでいるから、もし自分が運転しなくなったら、鉄道を使いたい。車より安全
だと思う
時間帯や行き先によっては乗客数が少ない時もあるので、バスを小型にして、
例えばマイクロバスなどのサイズにしてみてはどうか
37

通勤・通学ニーズ調査
【目的】 通勤・通学時の公共交通へのニーズ把握
◦ バス乗り込み調査
【調査方法】 広域バス路線車内におけるヒアリング調査
【調査路線】 広域バス3路線(急行秋田線、象潟線、中田代線)
◦ 主要駅におけるアンケート調査
【調査方法】 市内主要駅におけるヒアリング調査
【調査場所】 市内主要駅:羽後本荘駅
◦ 事業所アンケート
【調査方法】 調査票を郵送で配布し、郵送・FAX・メールのいずれかで回収
【調査対象】 市内にオフィス等を構える事業所のうち、一定規模の従業員が
在籍する事業所(44事業所)
38

通勤・通学ニーズ調査
◦ 主要駅におけるアンケート調査・バス乗り込み調査
①利用者属性
◦ 通学利用の高校生や大学生が約44%、次いで会社員が約27%
◦ 秋田市を目的地とする利用者が約24%と最も高い割合。次いで本荘地域が約
21%、にかほ市が約13%
⇒秋田市及びにかほ市との広域バス路線の強化により、広域連携軸の機能を
高める取り組みも必要
▼目的地(地域)
問3 目的地
▼利用者属性[職業]
中学生
0.0%
n=70
属性:職業
中学生
その他
25.7%
主婦・主夫
2.9%
高校生
30.0%
高校生
大学生
会社員
会社員
27.1%
大学生
14.3%
主婦・主夫
その他
n=78
本荘
その他
県内
市内
3%
特定不可
県外
15%
3%
市内
特定不可
45%
にかほ市
13%
秋田市
24%
矢島
岩城
本荘
21%
矢島
4%
岩城
1%
大内
西目 5%
8%
大内
西目
秋田市
にかほ市
横手市
県外
市内特定不可
特定不可
39

通勤・通学ニーズ調査
◦ 主要駅におけるアンケート調査・バス乗り込み調査
②路線再編についての要望
◦ バス路線の再編に向けた要望・課題としては、通勤・通学の時間帯における
運行本数の増便や、運行時間帯の改善を求める意見が7割以上
⇒通勤・通学に利用しやすいよう、十分な運行本数の確保、周辺の企業・学校等
の始業時間に合わせたダイヤ設定など、利便性の向上に向けて取り組むこと
が重要
出発地域
問5 路線再編についての意見要望
▼路線再編についての意見・要望
【複数回答可】
n=26
(人)
0
バス停配置の改善
所要時間・定時制
運行本数・時間帯の改良
乗り継ぎ性の向上
運行ルートの改善
運賃体系の改善
待合所の改善
情報案内
ステップの改善
鉄道との連携
その他
5
10
15
20
19
1
1
0
0
0
2
0
0
分類②
分類③
内容
本荘
本荘
運行本数・
時間帯の改良
矢島
運行本数・
時間帯の改良
強いて言えば本数30分1回くらい増えるとよい。
市内
特定不可
運行本数・
時間帯の改良
秋田線の本数を増やしてほしい。
市内
特定不可
運行本数・
時間帯の改良
早い時間帯(7:30~など)の本数を増やしてほしい。
市内
特定不可
運行本数・
時間帯の改良
乗り継ぎ性
の向上
にかほ市
運行本数・
時間帯の改良
所要時間・
定時制
にかほ市
乗り継ぎ性の
向上
1
2
分類①
運行本数・
時間帯の改良
組合病院に行くバスを増やしてほしい。(始発時間をもっと
早く)
乗り継ぎ性
の向上
鉄道との
連携
鉄道との
連携
本数が足りない。できたら、急7:11乗るが、それに合う時間
のバスあるとよい。さがえ町一丁目→駅前まで朝6:50に着
くようなバスがあるとよい。
電車の時間帯とバス路線の時間帯ちょうどよくしてほしい。
病院にもっと早くつけばいい
JR羽後本荘駅発車、到着時間との接続時間に少しゆとり
があってほしい。(道路状況で渋滞)
40

通勤・通学ニーズ調査
◦ 主要駅におけるアンケート調査・バス乗り込み調査
③冬季のバス利用に関する要望・課題
◦ 「所要時間・定時制」に関わる要望が約30%、運行遅れを事前に見越したダイ
ヤ・運行本数を望む声が約20%
◦ 雪を凌げる待合所の整備等の「待合所の環境改善」要望が約18%
⇒特に朝夕など時間帯での、「所要時間・定時制」の確保、「運行歩数・時間帯の
改良」を求める要望は強く、冬季における運行の見直しや利用者負担を軽減
するサービスの提供が求められる
n=35
問8 冬季の要望・課題
▼冬季における要望・課題
【複数回答可】
(人)
0
バス停配置の改善
所要時間・定時制
運行本数・時間帯の改良
乗り継ぎ性の向上
運行ルートの改善
運賃体系の改善
車で十分
待合所の改善
情報案内
ステップの改善
鉄道との連携
その他
2
4
6
8
10
12
1
10
7
0
0
1
0
6
0
0
2
8
冬季・自由意
見分類1
運行本数・
本荘
時間帯の改良
所要時間・
東由利
定時制
所要時間・
秋田市
定時制
所要時間・
秋田市
定時制
所要時間・
秋田市
定時制
にかほ市 待合所の改善
市内
所要時間・
特定不可 定時制
市内
運行本数・
特定不可 時間帯の改良
市内
待合所の改善
特定不可
出発地域
冬季・自由意
見分類2
要望課題内容
朝夕のバスの運行本数を増やしてほしい。全体的に。
時刻、遅れないでほしい。
鉄道との連携
時刻遅れないで。止まらないで。止まったら代行バスを出してほしい。
冬季は混雑しているため、時刻通りにバス停に到着しないことが多い。
情報案内
その他
鉄道との連携
時間が大変遅れる。(営業所に問い合わせをしてもどの辺を運航しているのか
不明とのこと。どのくらいの時間待てば来るのかわからない)
バス停に屋根もなく、吹きさらしだからバス待っている間、具合悪い。
電車は止まることが多い直してほしい。バスは遅れた場合、目的地周辺で降ろ
すなど融通を利かせてほしい。
特に変わりなく利用する。電車がよく止まるので、バスに流れる人が多い。混む
し遅れるので増便してほしい。
特に変わりなくバスを利用する。岩城郵便局前バス停に屋根付の待合所を設
置してほしい。(雪をしのぐ場所がないため)
41

通勤・通学ニーズ調査
◦ 事業所アンケート調査
①主な通勤手段
◦ マイカーや自転車・徒歩、送迎バスの割合が多く、公共交通(鉄道・バス)の利
用者は少ない
②通勤手当の現状
◦ 公共交通の利用を推奨している事業所は、全体の12%
◦ 公共交通に対して通勤手当を支給している事業所は全体の38%
問7▼主な通勤手段
主な通勤手段
0
マイカー(送迎含む)
自社の送迎バス
JR
由利高原鉄道
路線バス(羽後交通)
市営バス(ごてんまり号など)
二輪車・バイク
自転車
徒歩
その他
5
10
15
n=26
20
25
▼通勤手当・支援の有無
問8
通勤手当、通勤支援
30
0
5
公共交通に対して通勤手当あり
10
20
▼公共交通機関の推奨有無
問11 公共交通機関利用の推奨
n=26
25
している, 3,
12%
10
マイカー通勤に対して手当あり
15
n=26
している
20
していない
公共交通機関付近の駐車場に対し
0
手当あり(駐車料金など)
送迎バス等の運行あり
通勤手当なし
していない,
21, 88%
2
6
その他 0
42

通勤・通学ニーズ調査
◦ 事業所アンケート調査
②通勤利用において公共交通利用が少ない要因
◦ 推奨している理由としては、従業員の事故リスク回避・環境配慮等
◦ 推奨しない理由としては、乗りたい時間に運行されていない、本数が少ないと
いった、主に運行ダイヤによるものの割合が高い
⇒夜間に運行されないため、通勤利用を促進させるためには、運行時間帯の拡
大を検討
▼公共交通を推奨する理由
問11 している理由
0
0.5
1
1.5
2
2.5
【複数回答】n=26
3
3.5
4
▼公共交通を推奨しない理由
問11 していない理由
0
4.5
2
会社から最寄りのバス停が遠い
従業員の交通事故のリスクが低減するから
4
4
目的地(会社~最寄り駅・従業員の居住地)までの路 …
3
到着時間が安定しない
1
その他
16
15
1
6
1
時間がかかる
その他
14
7
運賃が高い
環境への配慮の一環として
12
12
乗り継ぎが悪い
待合所が無い
10
9
乗りたい時間に運行されていない
コストが安いから 0
8
4
運行本数が少ない
駐車場の確保が困難だから 0
6
【複数回答】n=26
5
4
43

通勤・通学ニーズ調査
◦ 事業所アンケート調査
③通勤利用における改善ニーズ
◦ バス路線再編に向けたニーズとしては、運行ダイヤに関連するもののほか、
ルートの見直しや、公共交通相互間の乗継に関するものが挙げられた
問12 公共交通についての改善について
▼公共交通を推奨する理由
0
本荘中心市街地でのバス運行ルートの見直し
本荘中心市街地以外でのバス運行ルートの見直し
運行する時間帯の見直し
運行本数の増便
鉄道とバス、もしくはバス同士の乗継向上
自転車駐輪場、バス停や駅の周辺駐車場等の整備 0
車両のバリアフリー化
運賃などの見直し
定時性の確保
その他
1
2
3
5
6
6
4
5
1
6
3
4
4
【複数回答】n=26
5
6
7
【自由意見(抜粋)】
戸口から戸口が身についており、バスの利用は
向上しないと思う。
通勤時間帯のJRとバスの乗り継ぎの利便性向上
定時制の確保(特に冬季)
タクシーの現状をもう少し考えて欲しい。バスの運
行には援助金等が支給されているが、我々タク
シーは客の減少と戦っているのだから、同じ公共
車ならもう少しタクシーの事も考えて欲しい。
44

各種ニーズと各種調査結果から浮かび上がった課題
交通空白地域における意識調査
・潜在的な交通弱者が多数存在
・本荘市街地とのアクセスが主流動、近
隣市町村への移動も存在
・地域毎に要望する交通モードが異なる
・買物、通院が主な外出目的(週2日程度
の頻度)
市街地部におけるニーズ調査
通勤・通学ニーズ調査
・通勤通学、買物、通院が主な目的であ
り、買物、通院目的での移動は週2日程
度が主流
・現況の利用状況は、高校生、大学生の
利用は多いが、通勤者はマイカー通勤
が大半であり、公共交通の利用者は少
ない
・路線再編に向けては「運行本数の増
便」、「運行時間帯の拡大」が主な要望
・冬季においては待合所の改善、遅延解
消、遅延情報の提供等が主な要望
・比較的特定の曜日・時間帯での外出
・待合所の改善・遅延解消等の冬季の主
なニーズ
・その他、駅、バス等のバリアフリー化の
要望
・公共交通利用者には、秋田市・にかほ
市等、広域路線バスの利用割合が比較
的高い
・鉄道とバスの乗継性の向上、運行本数
の増便等が挙がった
・冬季には定時制の確保、待合所の環境
改善、情報提供に対する要望
ニーズと問題点から浮かび上がった課題の解決に向けて取り組む
【目標1】潜在的な交通弱者への対応
【目標5】バス路線・運行情報の充実
【目標2】交通空白地域の解消
【目標6】交通結節点等における環境の整備
【目標3】地域ニーズに即した運行形態の検討
【目標7】広域連携軸の強化
【目標4】バス・鉄道間の乗継利便性の向上
【目標8】公共交通機関の魅力向上
45
今年度に策定する「地域公共交通網形成計画」では、由利本荘市および地域公
共交通活性化再生法の基本理念に基づき3つの基本方針と8の目標を設定
由利本荘市における地域公共交通の活性化に向けた基本理念
交通弱者への対応を図るため、交通空白地域を解消するとともに、持続可能な公共交通体系を構築する。
地域公共交通活性化再生法の基本理念
まちづくりとの連携、面的なネットワーク整備
<3つの基本方針>
<8の目標>
【目標1】
潜在的な交通弱者への対応
【方針1】
地域拠点間のアクセス強化
【目標2】
交通空白地域の解消
【目標3】
地域ニーズに即した運行形態の検討
【方針2】
地域拠点を核とした
フィーダー交通の導入
【目標4】
バス・鉄道間の乗継利便性の向上
【目標5】
バス路線・運行情報の充実
【目標6】
交通結節点等における待合環境の整備
【方針3】
地域拠点・交通結節点の整備促進
【目標7】
広域連携軸の強化
【目標8】
公共交通機関の魅力向上
46

基本方針のイメ-ジ
3つの計画の方向性
乗換拠点の
整備
・フィーダー輸送による交通空白の解消
・拠点間を結ぶ交通サービスの維持・確保
・乗換拠点の整備
まちづくり
プラス
乗換拠点の
整備
ネットワーク
乗換拠点としての整備
(駅舎整備との整合)
既存事業者による
拠点間交通の維持・確保
本荘市街地
乗換拠点の
整備
由利
由利
既存鉄道・バスによる
拠点間交通の維持・確保
東由利
矢島
乗換拠点の
整備
※フィーダー:コミュニティバス/デマンドタクシー
乗換拠点の
整備
47