問題 - 情報科指導法

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Transcript 問題 - 情報科指導法

情報科指導法Ⅰ
第2回
情報社会
本日の内容
• アンケート結果から
• レポートから
• 前回のまとめ
•情報社会
アンケート結果から
5.0
• パソコンのスキル
• アンケート
4.5
4.0
3.5
3.0
2.5
2.0
1.5
1.0
Mail
Excel
フ
ァ
イ
ル
PP
解圧
凍縮
Word
Soft
コ
ン
ト
ロ
ー
ル
パ
ネ
ル
レポート(高校時代の情報教育)から
• 情報の科目・授業内容
• 高校時代を振り返って
•
•
•
•
授業の感想
他教科との比較
学校設備の利用状況
問題点・改善点等
前回のまとめ
• 教科「情報」の3つの目標とは、
1. 情報活用の
2. 情報の
3. 情報社会に
実践力
科学的な理解
参画する態度
• 普通教科「情報」から共通教科「情報」へ
情報A
情報の科学
情報B
情報C
社会と情報
情報社会
• 産業社会から情報社会へ
パソコンの普及
情報社会
インターネットの拡大
大量の情報が
生産
蓄積
伝達
される社会
デジタル技術の進化
メディアの多様化
光と影
情報とは
• 情報とは何か
• 行動や意志を決めたりするときの判断材料になる事実や事柄
データ
情報
知識
共有
data
information
knowledge
再利用
• この定義でいいのか?
発信者
受信者
情報の特徴
1. 残存性
物と違い、人に渡しても消えない
• 注意点
2. 複製性
簡単にコピーができる
• 注意点
3. 伝搬性
• 注意点
インターネットの普及で、大量の情報が伝達
メディアリテラシー
情報
発信者
受信者
メディア
1. 情報メディア:新聞、雑誌、ラジオ、TV、電話・・・
2. 表現メディア:文字、音声、画像、表・・・
3. 伝達メディア:紙、空気、DVD、電波、電線・・・
• メディアリテラシー
リテラシー=読み書きする能力
• メディアを通じての情報を鵜呑みにせず内容を正しく
理解し判断する能力。またメディアを用いて発信する
能力が要求されている。
メディアの歴史
• 記録
BC30世紀
パピルス
BC196
石
1450年
活版印刷
1839年
カメラ
1877年
蓄音機
1900年代
磁気テー
プ
1900年代
光学ディ
スク
• 通信・放送
古代
狼煙
1837年
モールス
1876年
電話
1895年
無線
1920年
ラジオ
1935年
TV
1969年
インターネット
1996年
デジタル
放送
情報技術
• 社会を支える情報技術
• GPS
• 電子マネー
• RFID…電波による個体認証技術の総称、ICチップ
• 人にやさしい情報技術
• webアクセシビリティ
• ユニバーサルデザイン
• ユーザーインターフェース
情報バリアフリー
ユビキタスネットワーク社会
• 平成16年度情報通信白書
• 日本独自の新しい概念
1.
2.
3.
4.
いつでも
どこでも
何でも
誰でも
身近な情報システム
• 予約
• オンラインバンキング
• e-ラーニング
• POSシステム
• ネットショッピング
• 図書館
• 住基ネットと電子政府
クラウド(cloud)コンピューティング
• データやソフトウェアの所在を意識することなく、いわゆるイ
ンターネット上のサーバ、すなわち「クラウド(雲)」の中に移
し、必要に応じて取り出せる。
1. DropBox
2. SkyDrive
3. GoogleDrive
ネットワークコミュニケーション
• 電子メール
• メーリングリスト
• blog
• SNS
• Facebook、Mixi・・・・・
• ホームページ
• BBS(bulletin board system)
• テレビ会議
誰もが情報の送り手と
受け手の両方の役割を
持つようになる
情報モラル教育
• 情報モラル教育の必要性
• 新しいコミュニケーション、技術
• 見えないつながり
• 適切な指導が困難
情報モラル教育
日常モラル+情報社会の特性
の理解
• 情報モラル教育の目標
• 自ら判断し行動できる力と態度
情報社会で適切な活動を行うための
基になる考え方と態度を育成
情報社会の問題点
• サイバー犯罪
•
•
•
•
コンピュータに関連する詐欺・窃盗・横領
不正アクセス
非合法な情報の売買や公開
対策は?
• 不正アクセス禁止法、電子契約法、プロバイダ責任制限法・・・
• デジタルデバイド
• テクノストレス
• ネットワークコミュニケーションのマナー
法整備
知的財産権の構成
産業財産権
知的財産権
著作権
その他
産業財産権
1.
2.
3.
4.
特許権
実用新案権
意匠権
商標権
ロゴ
5. 特許電子図書館
発明
アイデア
デザイン
著作権
• 産業財産権との違いは?
1. 著作者の権利
著作物
創
作
著作権者
1. 著作者人格権
• 公表権、氏名表示権、同一性保持権
2. 財産権
• 複製権、上演権、公衆送信権、口述権、展示権、頒布権、譲渡・貸与権、翻訳・翻案権
2. 著作隣接権
• 著作者人格権(氏名表示権、同一性保持権)
• 財産権(許諾権、報酬請求権)
3. 肖像権・パブリシティ権
著作権の例外規定
• 私的使用のためのコピー
• 教育機関や公共図書館などでのコピー
• 福祉目的でのコピー
• 憲法や法令の文書
なぜか?
著作物を利用に関する流れ
著作物か
はい
保護期間内の著作
物か
著作権者の利用許諾
はい
例外規定内か
はい
はい
著
作
物
を
利
用
どのような権利を侵害しているか(1)
1. 著作者の了解を得ないで、学校の文化祭で演劇を上演。
侵害していない
2. 他人が撮影した有名人が写っている写真を勝手にWebに掲載。
複製権
パブリシティ権
公衆送信権
肖像権
3. TV放映された番組をビデオで録画して配布。
複製権
頒布権
4. TV放映された番組をビデオで録画して弟にあげた。
侵害していない
どのような権利を侵害しているか(2)
5. 講習会において市販されている問題集を1冊コピーし製本して学生
全員に配布。
複製権
6. 市販のバッハのCDに入っている音楽を無断でwebのBGMにした。
著作隣接権
7. 人気漫画のキャラクタを参考にして少し違ったキャラクタを作
り、店のパンフレットに使った。
複製権
翻案権
同一性保持権
8. Webに掲載されているイラストを、ダウンロードして印刷。侵害していない
個人情報
基本4情報
• 氏名、性別、住所、生年月日、勤務先、学歴・・・・・・
• 個人情報が漏えいする原因
•
•
•
•
名簿
フィッシング
会員登録
・・
• 個人情報保護法
• プライバシーマーク
• 上新電機WEB
利用者による情報セキュリティ対策
• IDとパスワード、ワンタイムパスワード
• ウイルス対策
• ファイアウォール
• バックアップ
• UPS
• アクセス制御(ファイルやフォルダ)
• フィルタリング(ブラックリスト方式、ホワイトリスト方式)
セキュリティ対策技術
• インターネットは、荷物が丸裸で運ばれているようなもの
「盗聴」「改ざん」「なりすまし」の危険
• 暗号化
• シーザー暗号
• 共通鍵暗号方式
• 公開鍵暗号方式
• デジタル署名
• 認証局(CA)
平文
鍵
暗号化
複号
暗号文
シーザー暗号
• 古典的な暗号化方法。文字をずらして作成する
• 暗号:
rzptlfbf を解いてみよう
• 「鍵」:何文字、どちらにずらしているかを考える
• ヒント1:右にずらしている
• ヒント2:5文字
mukogawa
共通鍵(秘密鍵)暗号方式
• 仕組み
平文
暗号化
送信者
• メリットとデメリット
• 代表的なもの
• AES
暗号文
暗号文
復号化
受信者
平文
公開鍵暗号方式
• 仕組み
平文
暗号化
暗号文
送信者
予め受信者から送られてきた公開鍵で
暗号化
• メリットとデメリット
• 代表的なもの
暗号文
復号化
平文
受信者
自分しか持っていない秘密鍵で復号
問題
• 4桁の整数を鍵として、ひらがな文を次の方法で暗号化する。
• 平文を「きょうははれです」とし、1~4の整数を並べ替えた「4213」
を暗号化の鍵とする。
• 平文を4文字ずつ区切り、鍵の数字1桁を1文字ずつ対応させ、4文字の
ひらがなを1~4の数字順に並び替え、暗号文をつくる。
1. 暗号文は、どのようになるか
2. 復号の鍵はどのようになるか
レポートについて
• テーマ:情報教育はなぜ必要か
• ファイル名は、MWU-ID+(テーマ)
• MWU-IDが「mw123456」なら,ファイル名は、
mw123456情報教育はなぜ必要か.DOCX
• 提出は、電子メールで送信する。宛先:[email protected]
• 提出期限:次週火曜日まで。締切厳守