量子凝縮と超流動・超伝導現象

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東大物性研究所久保田研究室
量子凝縮と超流動・超伝導現象
全ての(素)粒子はBoson,または Fermionである。物質は、もとを辿れば
これら粒子からなっている。相互作用が無視できるような理想気体(希
薄な粒子系)で、温度が十分低くなれば必ず量子凝縮:Fermi縮退或は
Bose凝縮が起こる。これは宇宙空間でも地球上でも同じに起こる。
レーザー冷却された原子でも量子凝縮は普遍的の様である。数億度
と言う高温ではあるが、超高密度の中性子星では液体ヘリウム3と同
様中性子クーパー対が超流動を形作っていると考えられている。
さて超流動現象は、Bose凝縮と関連付けられるが、果たして超
流動の本質は何であろうか? これまで知られているHeの超流
動以外に超流動は存在しないのだろうか? 電子の超流動で
ある超伝導現象は非常に広範囲の温度領域で見つかっている。
量子渦状態の基礎研究
新たな超流動を発見するには
どうしたら良いのか? 粘性抵
抗ゼロをもとに調べるのは大変
難しい。しかし、超流動(超伝
導)の本質は、量子化した流れ、
或は渦(量子渦)であり、この振
舞を研究する事でヒントを得ら
れるものと考えられる。
SUR2003 at ISSP
久保田研究室のurl’s
http://homepage.mac.com/pbkubota/KubotaLab/Personal7.html
http://www.issp.u-tokyo.ac.jp/labs/extreme/kubota/
大学院は
理学系研究科 物理学専攻
新領域創成科学研究科 物質系専攻
久保田研究室へ
久保田研究室の
新しい技術開発と
QuickTi me ý Ç ² êLí£ÉvÉçÉOÉâÉÄ Ç™Ç±ÇÃÉsÉNÉ`ÉÉǾå©ÇÈǞǽDžÇÕïKóvÇ­Ç •
ÅB
国際交流 Manchester 2003
寒剤を用いない連続運転冷凍機
Superfluidity under Rotation
2003. ISSP & Chuzenji Lake
May 2003.
新しい現象の探査
物性研ワークショップ
「空孔励起による超流動」
2003.12.20−21