Transcript PKとPD

よく分かるかも
PK/PD(・ω・)
抗菌薬の選択
①原因菌に有効
②副作用が少ない
③常在細菌叢をかく乱させることの少ない狭域
スペクトラム
④臓器移行性がよい
⑤安価である
原因菌の居場所にダイレクトに働きかけるもの
安ければなお良い
薬剤耐性菌の発現を防ぐには
①確実な抗菌薬による治療(・▽・)<つくらない
②耐性菌の増加防止(・▽・)<増やさない
③耐性菌の伝播防止(・▽・)<広めない
必要な量だけ
必要な薬を
MIC(最小発育阻止濃度)
MBC(最小殺菌濃度)
MPC(耐性菌抑制濃度)
Cmax、T1/2、AUC
Time above MIC
sub-MIC Effect
`・ω・
`・ω・
`・ω・
`・ω・
PK/PDは
治療、耐性菌の増加防止に
おいて有用である!
PKとPD
●Pharmacokinetics(薬物体内動態)
A:投与量・投与法(経口、注射…)
B:時間-生体内濃度推移
→横軸 →縦軸
時間
●Pharmacodynamics(薬力学)
A:薬物濃度曝露
B:薬効強度
PKは縦軸が濃度
PDは横軸が濃度
あれ、これって…
合体
できるんじゃ
ない?!
濃度
☆薬効は時間の関数として表せる
→縦軸 →横軸でグラフをかくと
このレベルは、
感受性菌が淘汰され、
耐性菌が選抜される
危険ゾーンなのです
耐性菌の
発育阻止が
可能なレベル
→MPCの概念を適応
感受性菌の
発育阻止が
可能なレベル
→MICの概念を適応
MPC(mutant prevention concentration):耐性菌抑制濃度
MIC(minimum Inhibitory Concentration):最小発育阻止濃度
時間
詳しく見ていこうと思うの…(・ω・)
Cmax時
の効果
AUC
(血中濃度曲線下
面積)の概念
耐性菌の
発育阻止が
可能なレベル
感受性菌の
発育阻止が
可能なレベル
→MICの概念を適応
Time above MIC
時間
PK/PDから見た3種類のタイプ
●Cmax/MICタイプ:一度にどんと投与する!
●AUC/MICタイプ:とにかくたくさん投与する!
●TAMタイプ:だらだら投与する!(いわゆる時間依存性)
Cmax/MIC
一回投与量と
投与時間に相関
AUC/MIC
トラフ値↑で
腎毒性、聴器毒性
→投与間隔を確保する
カナマイシン
ストレプトマイシン
ゲンタマイシン
(・▽・)注射と外用がほとんど
アジスロマイシン
ジスロマック
アミノグリコシド系
(マクロライドだがこれだけは例外!)15員環
TAM
MICの4-5倍の濃度で
抗菌力は頭打ちとなる
フルオロキノロン(ニューキノロン)系
キノロン系
ケトライド系
リネゾリド(VREに有効)
~キサシン(バクシダール、クラビット、
シプロキサン、オゼックス、スパラ、ガチフロ)
βラクタム系
アモキシシリン(パセトシン、サワシリン)
クラブラン酸・アモキシシリン(オーグメンチン)
S1セファクロル(ケフラール)
S3セフテラムピボキシル(トミロン)
セフジニル(セフゾン)
セフジトレンピボキシル(メイアクト)
セフカペンピボキシル(フロモックス)
ファロペネム(ファロム)
ペニシリン系
セフェム系
カルバペネム系
テリスロマイシン(ケテック)
リネゾリド(ザイボックス)
マクロライド系
14エリスロマイシン(エリスロシン)
ロキシスロマイシン(ルリッド)
クラリスロマイシン(クラリス、クラリシッド)
16ジョサマイシン、リカマイシン
グリコペプチド系
テイコプラニン(タゴシット)
バンコマイシン※AUC/MICとも相関する
MRSAの第一選択
sub-MIC effect:一定時間MIC以上を持続すると、薬物除去後も抗菌作用が持続する。T1/2が長いほど長い
PAE (postantibiotic effect):sub-MIC effect以外の理由により、薬剤除去後も一定時間抗菌作用が持続する
PASME(Postantibiotic sub-MIC effect):PAEとSMEは区別できないことも多いため、混ぜてみた
その他の抗菌薬
リンコマイシン(ダラシン)
テトラサイクリン系
ミノサイクリン(ミノマイシン、ミノペン)
ドキシサイクリン(ビブラマイシン、パルドマイシン)
ST合剤
な
ぞ
!
メトロニダゾール(フラジール)
ばし
ばし