MDOPとは? - Microsoft

Download Report

Transcript MDOPとは? - Microsoft

1
今日のトレーニングでご理解いただきたいポイント
1.Windows Vistaのビジネス機会とマーケット状況
2.Windows Vista EnterpriseとMDOPを
お客様にお勧めするポイント
3.お客様に合わせたWindows Vista とMDOPの
ライセンス提案
4. ライセンス販売
2
Tips集
1.Windows Vistaのビジネス機会と
マーケット状況
3
企業顧客のWindowsボリュームライセンス保有率と
ビジネス機会
お客様の企業規模ごとのライセンス保有率
今後最もライセンス販売の成長が
期待される中規模・小規模企業エリア
大手大規模企業
ライセンス保有率
40%
今後3年間で日本で45億円の
ビジネス機会
大規模企業
ライセンス保有率
20%
19%
中・小規模企業
ライセンス保有率
1%
4
Windows Vista 互換性対応状況の推移
Windows XPと比較し非常に速いタイミング
でビジネス向けSW・HWの対応進捗
(07年11月・互換性情報サイトより)
5
Windows Vista Enterprise Ready PC
企業向け最上位エディションであるWindows Vista EnterpriseがPCメー
カー各社の基準により動作確認されている、Windows Vista Enterprise を
ご利用いただくのに最適なPC。
2007年12月現在で9メーカー様よりビジネス向けPCラインナップ約150機
種が対応完了を表明いただいています。
6
Windows Vista導入企業事例
読売旅行株式会社様
膨大な数におよぶ顧客の個人情報を取り扱う旅行会社にとって、コンピュータ
システムの厳密なセキュリティは至上命題。同社が Windows Vista の導入を
決めた大きな理由の 1 つも、多層化されたさまざまなセキュリティ機能でした
中部電力株式会社様
17000台クライアントPCをWindows Vistaに移行。Windows Vista のイメー
ジング テクノロジによりWindows Vista, 2007Officesystemの共通化イメー
ジを作成し、展開コストを大幅に削減
西日本電信電話株式会社様
Windows Vista は、IPv6 にデフォルトで対応できる初めての OS として、
IPv6 のメリットを活かした次世代サービスの提供に活用
77
ここまでのおさらい
Windows Vista &MDOP クイック・クイズ ①
Windows Vista Enterprise Ready PCは、PCメーカー様から
約何機種のビジネスPCが対応しているでしょうか?
①
②
③
④
50機種
70機種
100機種
150機種
正解は
8
④150機種
2.Windows Vista とMDOPをお客様に
お勧めするポイント
9
Windows Vistaの最大の特徴
セキュリティ開発サイクルによる
初めてのクライアント OS
セキュリティを重視した開発体制
–
–
–
–
セキュリティアドバイザの設置
1,400 を越えるリスクモデルの開発
Secure Initiative Attack Team による監査・テスト
過去に発見された脆弱性を使ったテスト
情報技術セキュリティ共通基準認定(Common
Criteria Certification)の一つである評価保証レ
ベル4認定
10
クライアント OS を取り巻くお客様の課題
課題① 取り扱うデータ・情報の増加に伴う生産性低下
増え続けるクライアント PC 上のデータ
を効率よく処理できないことに対する
ユーザーの不満
課題② 内部情報漏えい対策
個人情報保護対応、内部統制の観点
からさらなるセキュリティ強化を求め
られている
課題③ クライアント管理コスト削減要求の高まり
アプリケーションの移行・管理を含む、
クライアント管理コストの削減が求めら
れているが、どのように削減したらいい
か分からない
1
瞬時に必要な情報を表示する「検索」機能
「Windows Vistaの優れた検索機能」
スタート メニュー、エクスプローラなどさまざまな
ところから、必要な情報を瞬時に発見。
インデックス ベースの検索は、結果が表示されるま
での待ち時間を大幅に削減。
ファイルの中身を含めた全文検索も、高速に可能
検索結果は、アプリケーションを起動する
ことなく、プレビュー機能で確認可能
2
パフォーマンスの向上
Word
「ロープライオリティI/O」
バックグラウンドサービスとして動くアプリ
ケーションを、HDDへのアクセス優先順位を
低くし、ユーザーはストレスなくアプリケー
ションを使うことができます。
インデックス
CPU
デフラグ
Defender
優
先
順
位
で
処
理
優先順位の高い順にタスクを処理
「Windows SuperFetch」
使用率の高いアプリケーションを、
ユーザー操作をシステム
が追跡
プログラムをメモリにロード
あらかじめメモリにロードすることにより、
アプリケーションの応答速度を向上できます。
ユーザーが頻繁に実行するアプリケーションをシス
テムが追跡し、あらかじめメモリ上にロード
3
PCの紛失・盗難対策
暗号化で万が一のPCの紛失
盗難による情報漏えいを防止
TPM / USB メモリ内のキーでHDDを暗号化
「Windows BitLocker ドライブ暗号化」
システム パーティション全体を暗号化します。暗
号化によりハード ディスクに直接アクセスしデー
タを抜き取る行為から情報を保護します。
TPM
暗号化キー
USBメモリ
ハード ディスクを暗号化
万一ユーザーがキーを紛失しても、管
理者は回復キーを与えることで暗号化
の解除が可能
Active Directory で回復キーを保管
暗号化されたハード ディスクは暗号化
キーがなければ読み込み不可
4
外部記憶装置の高度な制御
USB デバイスの利用を管理者が設定可能
IT ガバナンスの徹底に貢献
許可されていない機器は接続不可
USB 外付け DVD-R
ドライブ
グループポリシーによる外部記憶装置の高度な制御
クライアント PC に接続可能な USB 機器を制限する
ことで、悪意のあるユーザーによる社内情報の
持ち出しや USB メモリなどを媒介として拡大するマ
ルウェアの侵入や感染を防止することができます。
USB メモリ
USB メモリ リーダー
PCのポリシー
USB 接続プリンタ
許可された機器のみ接続可能
USB キーボード
USB マウス
Active Directory で接続を許可する
USB ハードウェアを管理
5
迅速なクライアントOSの展開
展開サービスでクライアント
管理コストを劇的に削減
① 展開イメージの決定、準備
② イメージの作成、編集
③ イメージのアップロード
Windows 展開サービス(WDS)による
OSの展開
クライアント PC の「導入」「リプレース」
マスター
「障害発生時の初期化」作業の多くは人手に
コンピュータ
よる作業であり、多大なコストがかかります。
展開サービスを利用することで、作業工数の
削減が可能になり、クライアント PC の管理
コストを大幅に削減することができます。
展開サーバー
④ Windows PE で起動
⑤ イメージの展開
⑥ 展開イメージの確認
展開クライアント
6
アプリケーション移行の効率化
仮想化によるアプリケーション移行の促進
◆仮想化技術で既存アプリケーションの継続利用を実現し、インストールしなくてもアプリ
ケーションの一括配信が可能に。
Windows Vista Enterprise ではVirtual PC 上
で4インスタンスまでゲストOSを利用可能
Office 2007
Office 2003
SoftGridにより仮想化されたアプリケーション
はサーバーから一元的に展開可能
仮想アプリ
ケーション
アプリケー
ション
アプリケー
ション
動作に必要な要素を
パッケージ化し、競合問題を解消
Office 2000
SoftGrid
シーケンサー
Office XP
仮想アプリ
ケーション
SoftgridはMDOPで
提供されます
SoftGrid
クライアント
仮想アプリ
ケーション
仮想アプリ
ケーション
仮想アプリ
ケーション
ここまでのおさらい
Windows Vista &MDOP クイック・クイズ
Windows Vista Enterpriseでは、Virtual PCなどのOS仮想化技術を
使って、1台のPC上で最大いくつまでの仮想OSを同時に稼働するこ
とができるでしょうか?
①
②
③
④
2つ
3つ
4つ
5つ
正解は、③4つです。
19
3. お客様に合わせたWindows Vista と
MDOPのライセンス提案
20
Windows Vista BusinessとEnterpriseの違い
Windows Vista Enterprise の4つの追加機能
Windows BitLocker ドライブ暗号化
PC の紛失/盗難による機密情報の漏えいを防止
Windows Vista Enterprise は ソフト
ウェア アシュアランス (SA) 特典でのみ
使用可能な特別エディションです。
Windows Vista Business が持つ基本
機能に加え、4 つの企業向け機能を追加
しました。
Virtual PC 2007 向けゲスト OS ライセンス
クライアント OS を4 ライセンスまで Virtual PC 上で使用可能
Multilingual User Interface (MUI)
多言語環境サポート(36言語)
Subsystem for Unix-Based Applications
UNIX アプリケーションを Windows 上で実行
Windows Vista Business の主な新機能、強化機能
新世代 OS Windows Vista Business は
生産性向上、モバイル機能、セキュリティ
運用支援などの機能を中心に様々なビジネス
ニーズに応える新機能の追加と機能強化が
図られています。
21
生産性向上
モバイル機能強化
・Windows エクスプローラ
・ファースト ブート
・Windows Aero
・電源管理
・検索フォルダ
・モビリティ センター
・ボリューム シャドウ コピー
セキュリティ強化
運用支援
・フィッシング対策
・新しいイベント ビューア
・Windows Defender
・イベント ログの転送
・拡張された EFS
・タスク スケジューラ
・強化された Windows ファイア
ウォール
・リモート デスクトップ
Microsoft Desktop Optimization Pack(MDOP)
MDOPとは?
デスクトップ管理を効率化するための5つのツールを一つのパッケージにまとめてご提供す
るサブスクリプション・ライセンスです。
仮想化アプリケーション技術によるアプリケーションの効率的な管理、SW資産管理ツール
によりによりビジネスインテリジェンスの向上、ポリシー管理手法の拡張、OSとアプリ
ケーションの障害の監視などの幅広いソリューションを提供します。
22
選べるWindows Vista のエディションと組み合わせ
TCO削減、アプリケーションや
より高度なポリシー管理をしたい
場合に
よりセキュアなPC環境や容易な
運用管理を実現したいお客様に
すべての規模のお客様に
OEMプリインストール・FPP
ボリュームライセンスで提供
23
*Subscription Access within SA required rich clients only
*
ソフトウェア・アシュアランス
(SA)のみで提供
SA
+
MDOP(Subscription )
で提供
ここまでのおさらい
Windows Vista &MDOP クイック・クイズ ①
Microsoft Desktop Optimization Pack (MDOP)ではいくつの
SWコンポーネントが提供されるでしょうか?
① 2つ
② 3つ
③ 4つ
④ 5つ
正解は、④の5つです。
25
4. ライセンス販売
26
Tips集
ポイント1: Windows Vistaの多言語対応について
Windows Vista では、Windows Vista Enterpriseのみで(※)多言語対応が可能
です。Windows Vista Businessでの利用はできません。Windows Vista では
シングルバイナリを採用しているので、日本語版上に言語パックを乗せること
により多国語の表示入力などができるようになりました。
入手方法:
言語パック(Language Pack)はSAライセンス契約のあるお客様がMicrosoft
Volume License Siteから言語を選びダウンロードすることができます。
(※
コンシューマラインではWindows Vista Ultimateも対応可能)
ポイント2: Virtual PC 2007について
Windows Vista Enterpriseでは、Virtual PCなどのOS仮想化技術を利用して1
台のOS上にゲストOS(仮想OSのこと)を最大4つ動かすことができます。こ
の場合、ホストOSはWindows Vista Enterpriseである必要があります。
最新のVirtual PC 2007は『マイクロソフト ダウンロードセンター』の
『Windows製品カテゴリ 』からダウンロードが可能です。
27
ポイント3: Windows Vista のSoftware Assurance (SA)について
SAで提供されるPerpetual License
(永続ライセンス)
SAで提供される、Windows Vista Enterpriseの使用権は、Windows Vista
Businessの永続的な使用権を取得した時点で永続的なものとなります。
Non-Perpetual License
(非永続ライセンス)
SAで提供されるWindows Vista Enterprise及び最新OSへのアップグレード権
以外のSAベネフィットの使用権は永続的なものではありません。SA契約期間
中のみに適用されます。例)Windows Fundamentals for Legacy PCs, CER,
e-learning Training Kitなど
28
ポイント4: Windows Vista Enterpriseの使用について
Q:
SAを更新しなかった場合でも、Windows Vista Enterprise
は使用できるのでしょうか?
A: ライセンス契約条項によると、SA契約期間中にVista
Enterpriseを実際に使用している如何に関わらず、Windows
Vista Enterprise は「Windows Vista Business の永続的な使
用権を取得した時点をもって永続的なもの」となります。よっ
てそのSAを追加したLライセンス(この場合はWindows Vista
Business)のインストール先PCに対して、SAはWindows Vista
Enterpriseの使用権を提供していることになります。そのPCを
破棄、または譲渡した場合はLライセンスの使用権は消滅しま
す。
29
ポイント5: ダウングレード件について
ボリュームライセンスプログラムで 取得した Windows Vista Business の
ライセンスをお持ちのお客様は以下のオペレーティング システムにダウング
レードする権利があります。
ダウングレード対象 OS
• Windows XP Professional
• Windows 2000 Professional
• Windows NT Workstation 4.0 or 3.5
• Windows 98 (Second Edition 含む)
• Windows 95
なお、Software Assurance を通して取得した Windows Vista Enterprise
のダウングレードの権利は Windows Vista Business のダウングレード対象
OS に準拠します。Windows Vista Enterpriseの多言語版をお使いのお客様
はWindows Vista Enterpriseに代えて、ダウングレード対象 OS の 多言語
版をご使用いただく事が可能です。
30
ここまでのおさらい
Windows Vista &MDOP クイック・クイズ ④
OEMPCにプリインストールされているWindows Vista
Businessのダウングレード対象OSは以下のどれでしょうか?
①
②
③
④
⑤
⑥
Windows
Windows
Windows
Windows
Windows
Windows
XP Professional
XP Professional Tablet PC Edition
XP Professional 64Bit Edition
2000 Professional
NT 4.0 Workstation
98
正解は、①、②、③のみです。
31
32