Transcript パワーポイント版

日常生活の指導
～衣服の着脱～
○学部○年 氏名 ○ ○
《長期目標》
一人で制服、体操服の着脱ができる
衣服着脱チェック項目リスト
＜ハンガーのかけ方＞
（一部抜粋）
ズボン
かぶりの上衣
１
針金部を首に通す。
１
右足の脇線と脇線を合わせて持つ。
２
肩、そでつけ線を合わせてバランスをとる。
２
左足の脇線と脇線を合わせて持つ。
３
肩線をハンガーに沿ってそろえる。
３
ズボンの左右の足を広げて、ねじれがないか確かめる。
４
前後の向きを確かめる。
４
すそを合わせる。
５
バタバタとあおる。
６
置く。
前開き式上衣
１
右手でハンガーを持ち、左手で上衣のえり部分を持つ。
×
７
なで伸ばす。
２
そでの穴にハンガーを入れる。
×
８
ハンガーに通す。
３
そでを通したハンガーを左手で持ち、右手で反対側の
上衣えり部分を持つ。
×
９
ほぼ中央の位置でぶら下がるように調整する。
４
反対側のそでの穴にハンガーを入れる。
×
５
肩線をハンガーに沿ってそろえる。
×
６
えりを直す。
×
スカート
１
脇線を合わせてスカートを置く。
○
２
ウエスト左端を持つ。
○
３
ハンガーのクリップでウエスト左端をはさむ。
×
４
ウエスト右端を持つ。
○
５
ハンガーのクリップでウエスト右端をはさむ。
×
１ 学 期
《短期目標１》
☆ブラウスのスナップを留めることができる。
～手だて～
①ブラウスのボタンを大き目のスナップに付け替える。
②手の届きやすい２つめ、３つめから練習する。
③教師が手を添えて一緒に行い、徐々に介助を少なく
していく。
評価
穴を注視して、自分でスナップをとめること
ができるようになった。
《短期目標２》
☆スカートをハンガーにかけることができる。
～手だて～
①スカート用ハンガーはクリップのはさむ力があまり必要で
ない物で練習する。
②教師が手を添えて一緒に行い、徐々に介助を少なくして
いく。
評価
スカートをハンガーにかけることがで
きるようになった。
《短期目標３》
☆ブラウスをハンガーにかけることができる。
～手だて～
①教師が手を添えて一緒に行い、徐々に介助を
少なくしていく。
②教師が実際にやってみせる。
評価
ブラウスをハンガーにかけることが
できるようになった
模倣する力があるため、教師が同じよう
にやって見せることは効果的であった。
ブラウスを脱ぐ時、袖口を持ち引っ
張って脱ぐことができるため、裏返
しになることがなく、表裏の間違い
がほとんどなくなった。
２ 学 期
《短期目標１》
☆ブラウスのボタンを留めることができる。
～手だて～
①大きめの平らなボタン（直径１．５㎝）から練習を始
め､できるようになったら小さいボタンに替えて練習
する。
②手の届きやすい２つめ、３つめから練習を始める。
③教師が手を添えて一緒に行い、徐々に介助を少なく
していく。
評価
小さいボタンのはめ外しができる
ようになった。
ボタンを外す
ボタンをはめる
襟元のボタンはまだ
難しいため、スナッ
プのままにしている。
《短期目標２》
☆立った姿勢でズボンの着脱ができる。
～手だて～
①ズボンをはくときは、片方の足を入れたら、壁に手を
ついてもう一方の足を入れる。
②ズボンを脱ぐときは、足元までズボンを下げてから
片足ずつ脱ぐ。
③上手にできたらその場でほめる。
評価
立った姿勢で右足のズボンを入れた後、
壁に手をついて左足のズボンを入れて
はくことができるようになった。
１学期は座ってズボンの着脱を
していた。バランス力がついて
きたため、立った姿勢の着脱を
試みた。
３ 学 期
《短期目標１》
☆スカートをハンガーにかけることができる。
～手だて～
①指先の力がついてきたため、ハンガーを替えて練習
する。ハンガーのクリップとスカートのウエスト部分を
立ててから挟むようにする。
②しっかり挟むことができたか一緒に確認する。
③上手にできたら、その場でほめる。
評価
自分で挟むことができるようになって
きたが、一方のベルト部分を挟み逃す
ことがあるため、確認する必要がある。
※動画(クリックするとスライドショーが始まる）
課題
1. ウエスト部分の挟み逃しに気づき、やり直すこと
ができる。
2. スカートがずり落ちないように、クリップの奥まで
入れて挟むことができる。