情報科学III

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平成21年度 情報科学III (理系コア科目・2年生)
サーバでのファイルの扱い、HTML
担当 岡村耕二
月曜日 2限
http://okaweb.ec.kyushu-u.ac.jp/lectures/jk3/
本資料の一部は、堀良彰准教授、天野浩文准教授等による
1
以前の講義資料をもとにしています。
前回のおさらい(1)
 この講義の目標
– クライアントからのアクセスがあった時にサーバで実行され,
ブラウザ画面での表示を動的に生成するようなプログラムを
作る.
• クライアントからの情報に応じて,データベースを検索,
更新する.
 作業環境の説明
– 端末室のPC
– システム情報科学府のサーバ
– 出席管理システム
 サーバサイドプログラミングとは
2
学外から課題などをする場合
 ah.s.kyushu-u.ac.jp に TeraTerm Pro などでログインします。
– TeraTerm Pro のインストールについては
http://hp.vector.co.jp/authors/VA002416/ を参考にしてください。ssh
拡張が必要です。
 bossp.is.kyushu-u.ac.jp は、ah.s.kyushu-u.ac.jp から ssh コマン
ドにてログインできます。
• ssh bossp.is.kyushu-u.ac.jp
3
注意
 bossp.is.kyushu-u.ac.jp にログインする
– ターミナル を使う
• export LANG=C (表示言語を英語にする)
• 一番最初だけ(httpd がアクセスできるようにする)
– chmod 711 .
– chmod 711 public_html
– chcon user_u:object_r:httpd_user_content_t public_html
4
前回のおさらい(2) --基本的な作業環境
九州大学
教育用計算機システムのPC
Windows
XP
サーバ
システム情報のサーバ
サーバ
ファイル
IDとパスワードはすでに発行済
み
ファイル
UNIX
+
webサーバ
他
IDとパスワードは
本日配布
このサーバには,webサーバの他に
PHP言語処理系
データベース管理システム(MySQL)
がインストールされている.
5
前回のおさらい(3) --最終課題で製作するもの
SQL
クエリ
ブラウザ
PHPプログラムは,クライア
ントからのリクエストに応じ
てデータベースにアクセス
し,その結果を整形してブ
ラウザに返す.
また,データベースにアク
セスする際には,SQL言語
によるクエリ(問い合わせ,
query)を発行する.
web
サーバ
PHP
プログラム
検索・更新
の結果
データベース
管理システム
(DBMS)
データベース
6
本日やること
 作業環境の説明(続き)
– 各システムでの作業の概要
– サーバのアカウント・パスワードの配布
– ログインのしかた
– UNIXコマンドの基礎
– HTML・PHPファイルの置き場所
 文字コードの話
 実習:簡単なwebページ作成
– PC上でHTMLファイル作成
– ファイルを適切なフォルダ(ディレクトリ)に複写
– ブラウザで確認
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各システムでの作業の概要
九州大学
教育用計算機システムのPC
システム情報のサーバ bossp
Windows
XP
ファイル
UNIX
+webサーバ
+PHP
+SQL
ファイル
ファイルの編集
• TeraPad を使用
ファイルの転送
• WinSCP3 を使用
サーバ上のwebページ・PHPプログ
ラムの確認
• Internet Explorerを使用
リモートサーバへのアクセス
• Tera Term Pro を使用
(PCからリモートサーバのコマンドを実行)
ログイン
パスワードの変更
webページ・PHPプログラム用ディレクトリ
の作成(初回のみ)
• mkdir コマンド
• chmod コマンド
8
PCのデスクトップ画面
このあたりに
Tera Term Pro
TeraPad
のアイコンが
ある.
残念ながら,WinSCP3のアイ
コンはデスクトップ上には出て
いない.
左下のスタートメニューから探
して起動すること.
9
リモートサーバへのアクセス -Tera Term Pro
 PCからリモートサーバへログインし,コマンド操作を行うための端末エミュ
レータソフト(フリー)
– http://hp.vector.co.jp/authors/VA002416/
 もともとは,Telnet プロトコルによる端末接続をサポートしていた.
– Telnetは通信データを暗号化しないため,悪意のある第三者が通信経
路上にいた場合,「盗み聞き」を防げない.
• 最初に入力するIDやパスワードが盗まれる危険性も.
– そこで,利用者認証の段階からすべての通信データを暗号化する SSH
(Secure Shell)プロトコルが考案された.
• 現在では,Telnet を禁止し,SSH によるアクセスのみを許可する
サーバが増えた.
– Tera Term Pro にも,SSH機能のための追加モジュールが提供されるよう
になった.
 教育用計算機システムの Tera Term Proでも SSH が利用できるので,今回
の講義でも必ず SSH を使用すること.
10
Tera Term Pro の操作(1)
 デスクトップのアイコンをダブルクリックして起動
この部分のホスト
を下のものに変
更する.
bossp.is.kyushu-u.ac.jp
11
Tera Term Pro の操作(2)
 セキュリティ警告が表示されるが,ホスト名を正しく入力できて
いることが確認できたら,そのまま続行する.
12
Tera Term Pro の操作(3)
 「SSH認証」ダイアログで,ユーザ名とパスワードを入力する.
ユーザ名は,教育用システムのアカウント名と同じにしてある.
パスワードは講義中
に別途伝達する.
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リモートサーバでの操作 -UNIXのコマンド
 Telnet や SSH でアクセスする場合,サーバに仕事をさせるに
は,キーボードからコマンド(文字列)をタイプして,Enter キーを
押す.
– 実行した結果の出力も文字列で画面(端末エミュレータウィ
ンドウ内)に表示される.
前回どこからアクセスしたか
画面上で次に文字が入力される位置
示すカーソル(点滅表示)
Last login: Mon Apr 16 18:55:09 2007 from ...
[te999999@bossp ~]$
サーバ(UNIX)が,利用者からのコマンドを待っている
ことを示す表示(プロンプト,prompt)
サーバへのアクセスを終了するときは,logout と入力して Enterキーを押す.
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カレントディレクトリ
 ディレクトリ(directory)
– Windows の「フォルダ」と同等のものだが,
UNIXでは,伝統的に「ディレクトリ」と呼ん
でいる.
– 残念ながら,UNIXでは,Windowsのような
グラフィカルな表示はできないことも多い.
 カレントディレクトリ
– 現在自分が作業をしているディレクトリ
– ある利用者がログインした直後のカレント
ディレクトリは,その利用者の「ホームディレ
クトリ」(略してホーム)と呼ばれる.
– ホームは,通常,ユーザ名と同じ名前に
なっている. また,「~」(ティルダ,tilde)とい
う文字で表すことがある.
te999999
+
doc
+
fun
-
kogi
file1
file2
15
UNIXコマンドの実行例(1) -パスワード変更
 passwd コマンド
– 現在のパスワードを新しいものに変更する.
• 現在のパスワードを入力(1回)
• 新しいパスワードを入力(2回)
– 辞書にあるようなつづりや,元のパスワードに似たもの,など
は拒絶される.
[te999999@bossp ~]$ passwd
Changing password for user te999999.
Changing password for te999999
入力した内容は画面に表
(current) UNIX password:
示されず,カーソルも動か
New UNIX password:
ない.
Retype new UNIX password:
passwd: all authentication tokens updated successfully.
[te999999@bossp ~]$
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忘れないうちに自分のパスワードを変更しておこう.
英数字を混ぜたもの(6文字以上8文字以下)がよ
い.
当然のことだが,以下のようなパスワードは盗まれる
危険が高いので使うべきでない.
自分のユーザ名(ログイン名ともいう)と同じつづり
自分の姓または名と同じつづり
辞書に出ているような言葉と同じつづり
固有名詞でも,一般名詞でも
タレント・有名人の名前と同じつづり
アルファベットのみ,または,数字のみ
“Password”
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UNIXコマンドの実行例(2) -ディレクトリ作成
 mkdir (make directory)コマンド
– カレントディレクトリ配下に,新しいディレクトリを作成する.
• ただし,カレントディレクトリ配下にすでにあるディレクトリ
のさらに下など,カレントディレクトリ直下以外の場所に作
ることもできる.
[te999999@bossp ~]$ mkdir public_html
[te999999@bossp ~]$
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UNIXコマンドの実行例(3) -ディレクトリの移動・確認
 cd (change directory)コマンド
– カレントディレクトリを移動させる.
– 1つ上のディレクトリに戻るには,「..」(ピリオド2つ)
– 何も添えずに「cd」とだけタイプすると,ホームに戻る.
 pwd (print working directory)コマンド
– カレントディレクトリを表示する.
[te999999@bossp ~]$ cd public_html
[te999999@bossp public_html]$ pwd
/home/te999999/public_html
[te999999@bossp public_html]$ cd ..
[te999999@bossp ~]$
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ここで,次回以降の課題ファイルを置くためのディレ
クトリ public_html を,自分のホームディレクトリに
直下に作成しておこう.
通常,各ユーザのwebページは,ホームディレクトリ
配下の public_html ディレクトリ配下に置かなけ
ればならない.
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UNIXコマンドの実行例(4) -ファイルの一覧表示
 ls コマンド (アルファベット小文字のエルとエス.listから)
– 単に ls とだけタイプして Enter キーを押すと,カレントディレクトリ配下
のファイルやディレクトリの名前だけを一覧表示する.
– 「LANG=C ls –l」とタイプすると,名前の他に,様々な情報を表示す
る.
• LANG=Cは,端末エミュレータが日本語をうまく処理できないような場
合に日本語メッセージ出力を抑止して,画面上の文字化けを防ぐた
めの「おまじない」
• そのような制約がない場合には,ls –l だけでよい.
日本語が正しく表示できる場合
[te999999@bossp ~]$ ls
には,LANG=C を付ける必要は
public_html
ない.
[te999999@bossp ~]$ LANG=C ls –l
total 8
•
drwxr-xr-x
2 te999999 student 4096 Apr 17 10:34 public_html
[te999999@bossp ~]$
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UNIXコマンドの実行例(5) -ファイル等の削除
 rm (remove)コマンド
– ファイルを削除する.
 rmdir (remove directory)
日本語が正しく表示できる場合
には,LANG=C を付ける必要は
ない.
– ディレクトリを削除する.
[te999999@bossp ~]$ mkdir test
[te999999@bossp ~]$ LANG=C ls –l
total 16
drwxr-xr-x 2 te999999 student 4096
drwxr-xr-x 2 te999999 student 4096
[te999999@bossp ~]$ rmdir test
[te999999@bossp ~]$ LANG=C ls –l
total 8
drwxr-xr-x 2 te999999 student 4096
[te999999@bossp ~]$
Apr 17 10:34 public_html
Apr 17 10:35 test
Apr 17 10:34 public_html
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UNIXコマンドの実行例(6) -利用権設定
 ファイルやディレクトリの利用権設定
– 自分自身・同じグループ内の他の利用者・それ以外の人が,
自分のファイルやディレクトリに対して,どのような操作をす
ることを許可するか
• 読み出し(Read)/書き込み(Write)/実行(eXecute)
 chmod (change mode)コマンド
– 自分のファイルやディレクトリの利用権設定を変更する.
[te999999@bossp ~]$ chmod 711 ~
[te999999@bossp ~]$ LANG=C ls –ld ~
total 8
drwxr-xr-x 2 te999999 student 4096 Apr 17
[te999999@bossp ~]$
日本語が正しく表示できる場
合には,LANG=C を付ける必
要はない.
10:34 /home/te999999
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ここで,webページがサーバの外からブラウザでアクセスで
きるよう,自分のホームディレクトリの利用権設定を変更して
おこう.
① 自分のホームディレクトリの利用権設定を「711」に変更する
chmod 711 ~
② ホームディレクトリの利用権がどうなっているかを確認する.
(日本語が表示できないとき)LANG=C ls –ld ~
(日本語が表示できるとき) ls –ld ~
③ 上記②のコマンドの出力の左端が以下のようになっていれ
ばOK.
drwx--x--x
ここをよく見比べる
5 te999999
...
実際は自分のIDになる
24
ファイルの編集 -TeraPad
 デスクトップのアイコンをダブルクリックして起動
「メモ帳」とたいして
変わらないので,
操作法の説明は省
略する.
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ファイルの転送 -WinSCP3
 Telnet と同様に,暗号化を行わないファイル転送プロトコルとし
て,FTP(file transfer protocol)があった.
– やはり,ファイルのアップロード・ダウンロードに際し,悪意の
ある第三者による「盗み聞き」の危険性が…
 そこで,暗号化を行うファイル転送方式が考案された.
– SCP(secure copy protocol)
– SFTP(SSH file transfer protocol)
 WinSCP3は,SCP/SFTP 両方の機能を持つファイル転送ソフト
– http://winscp.net/eng/docs/lang:jp
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WinSCP3の操作(1)
 起動直後のウィンドウ
– 教育用計算機のUNIXホストしか登録されていないので,
「新規」ボタンをクリックする.
27
WinSCP3の操作(2)
 「ホスト名」のところに bossp.is.kyushu-u.ac.jp
を入力
 ユーザ名・パスワードも入力して,「ログイン」ボタンをクリックす
る.
「秘密鍵」は空白の
ままでよい
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WinSCP3の操作(3)
 警告が表示されるが,ホスト名を正しく入力できていることが確
認できたら,そのまま続行する.
– ホスト名は,下に隠れているウィンドウの上部に表示されて
いる.
29
WinSCP3の操作(4)
 接続に成功すると,左右に分かれたエクスプローラ型のウィンド
ウが現れる.あとはドラッグアンドドロップでOK.
ローカル
(PC)側の
ファイル一覧
リモート
(サーバ)側の
ファイル一覧
アップロード
ダウンロード
30
文字コードの話
なぜ,LANG=C などという「おまじない」を付ける
必要があるのか…
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計算機は文字をどのように扱うか?
 計算機のメモリ・ディスク(ファイル)の中に格納されているデー
タでも,通信でやりとりされるデータでも,すべての文字
(character)は「番号」(code)で表されている.
H e l l o !
72
101
108
108
111
33
– ただし,実際には,十進数ではなく二進数である.
 どの文字をどの番号に対応させるか,というルールを,「文字
コード」という.
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むかしむかし…
 メーカごとに計算機内部で使用する文字コードがまちまちだっ
た.
– これでは,計算機間でデータのやり取りができない.
– そこで,標準化の動きが始まった.
 1963年,ASCII(American Standard Code for Information
Interchange,アスキーと読む)規格が誕生
– アメリカで日常使われる文字は100未満.
• アルファベット26文字×2(大文字・小文字)
• 数字 0~9
• その他の印刷可能文字(#,$など)
– これに30程度の制御文字(delete,carriage return,line feed
など)を加えても7ビット(27=128)で十分.
– パリティ検査のために1ビット余計に付けても8ビット(1バイト).
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非米語圏はどうなるの?
 $の代わりにポンド記号を必要とする英国の英語
 アルファベットにウムラウトなどの記号のつくヨーロッパ系言語
 アルファベット以外の文字を基礎とする言語
– 「子音・母音・子音」の組み合わせが1文字となる韓国語
– それぞれ数万の漢字を持つ日本語・中国語
などなど
オリジナルのASCIIコードのままでは表現できないため,ASCII
コードの微妙な拡張や,各言語用の文字コードが多数考案さ
れた.
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日本でよく利用される文字コードのいろいろ
 JISコード(ISO 2022-JP)
– インターネット上でメールやwebページを送受信するときの標準的な外部コード
(外部とのやり取りに使用する文字コード).2バイト=全角1文字.
 Shift_JISコード
– Microsoft系のOSを載せたPCでよく用いられる,日本独特の内部コード(計算機
内部で使用するコード). 2バイト=全角1文字.
 EUCコード(EUC-JP)
– 日本では,UNIX機でよく用いられてきた内部コード. 2バイト=全角1文字.
• 中国・韓国では,同様のコード(EUC-CN,EUC-KR)がPCの標準的な内部
コードにもなった.
 UNICODE
– 言語ごとに文字コードを用意するのではなく,世界の文字を統一的に表そうとす
る方式.16ビットではなく21ビットで1文字を表す.
• 日本・中国・韓国の漢字を無理に統合して文字数を抑えたことなどから,不
満・反発も起きている.
– ネットワーク上でやり取りするときには,これをさらに UTF-8 と呼ばれる形式に変
換
– これを内部コードに採用する UNIX(Linux)も増えつつある.
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実習に用いるサーバでは...
 PC では
– Shift_JIS が普通
– テキストファイルの改行コードは
「CR+LF」
CR(Carriage Return)
LF(Line Feed)
テレタイプの行頭復帰・行送
り文字に由来する制御文字
コードの名称.
 サーバでは
– CentOSの標準文字コードが UTF-8
– テキストファイルの改行コードは「LF」のみ
– MySQLも,データベースに非ASCII文字を格納する際に,
データを UTF-8 形式で表現する.
– PHPで作成するプログラムも,同じ文字コードに合わせたほ
うが都合がよいので,UTF-8 にしたい.
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作業の際に使用する文字コード
九州大学
教育用計算機システムのPC
システム情報のサーバ bossp
Windows
XP
UTF-8
UNIX
+webサーバ
+PHP
+SQL
UTF-8
TeraPad でファイルを作成するとき
• UTF-8形式で保存すること
• 改行コードは「LF」にすること
Tera Term Pro でサーバにアクセ
スするとき
• 送受信に用いるコードを
UTF-8に設定できないと,画面
表示が一部文字化けすること
がある.
(標準の文字コードが UTF-8)
(改行コードは「LF」)
(PCからリモートサーバ
のコマンドを実行する)
(コマンドの実行結果がPC
のウィンドウ内に表示される)
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日本語がうまく表示できないときの「文字化け」
[amano@bossp ~]$ ls -l
合計 16
drwxr-xr-x 2 amano teacher 4096
drwxr-xr-x 2 amano teacher 4096
[amano@bossp ~]$
4月 17 17:26 public_html
4月 17 17:27 test
サーバはこんな風に表示しているつもりなのに…
Tera Term Pro の画面ではこんな風になってしまう…
[amano@bossp ~]$ ls -l
┗6
drwxr-xr-x 2 amano teacher 4096
drwxr-xr-x 2 amano teacher 4096
[amano@bossp ~]$
羆7 17:26 public_html
羆7 17:27 test
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HTMLについて
• 簡単なチュートリアル「初心者向けHTMLガイド1.1」
(http://itslab.csce.kyushu-u.ac.jp/~hori/lecture/cs3/2007/ncsa-j.html)
• 全体の構造
<html>
<head>
<meta http-equiv=“CONTENT-TYPE” CONTENT=“text/html; CHARSET=UTF-8”>
<title>(ページのタイトルをここにかく)</title>
</head>
<body>
(ページ本体を記述する HTML を書く)
</body>
</html>
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本日の実習課題の説明
40
本日の課題 -作業環境の確認
 TeraPad で簡単な HTML ファイル(コンテンツは自由:自己紹介など、ただし、
個人・プライバシー情報は含めないようにしてください。)を作成して,UTF-8
形式で保存する.
– 保存する際には,「ファイル」メニューの中の,「文字/改行コード指定保
存」を選択する.
• 文字コード:UTF-8
• 改行コード:LF
 WinSCP3 を用いて,そのファイルをサーバ bossp のディレクトリ
public_html に転送する.
 Internet Explorer で,自分の web ページが表示できることを確認する.
– http://bossp.is.kyushu-u.ac.jp/~te999999/ (ファイル名)
 作成した上記 web ページのURLを,RAMシステムの「レポート」機能で提出
する.
– 「レポートのURL」欄を正しく修正してから,提出すること.
41