統合型ドリルシェル 「ドリル工房」の拡張
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Transcript 統合型ドリルシェル 「ドリル工房」の拡張
統合型ドリルシェル
「ドリル工房」の拡張
社会情報システム学講座 4年
0312002047 鎌田奉訓
2006/2/17
卒業研究成果発表会
1
研究成果
研究の流れ
「ドリル工房」の
現状分析
システムの
設計・開発
システムの評価
□「ドリル工房」の現状分析
システムの問題点の洗い出し
□システムの設計・開発
ドリル工房ver.2.0の開発
□システムの評価
ユーザビリティ評価でシステムの使いやすさを評価
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卒業研究成果発表会
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ドリル工房
ドリル工房とは
出題アルゴリズムの収集とデータの統合
可視化によるアイテムの動作の明示
オフラインでの問題実行
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「ドリル工房」の分析結果
問題実行時の選択肢作成方法
問題文にとって適切でない選択肢が作成される
問題編集機能
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アイテムのデータを編集することができない
アイテムの削除ができない
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システム設計
データ管理
問題データをデータベース(MySQL)で管理
アイテムデータに新たな属性を追加(カテゴリ属性)
実行パラメータをユーザごとに設定
デザインカスタマイズ機能
簡易変更機能
詳細変更機能
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システムの設計
選択肢作成方法
旧システム
出題アルゴリズムにより、
同アイテムプールからランダムに
実行されたアイテムプールが呼び出される
出題するアイテムが決定する
アイテムを抽出し選択肢を作成
アイテムプール
問題
都が平安京に遷都
されたのは何年?
アイ
テム
アイ
テム
アイ
テム
アイ
テム
アイ
テム
アイ
テム
アイ
テム
アイ
テム
アイ
テム
1.794年
2.藤原道長
3.鎌倉幕府
4.1600年
1か、4の
『歴史につい
どっちかだ
て学ぼう!』
ね!
を学習しよう
選択肢
問題実行
出題
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システムの設計
選択肢作成方法
出題アルゴリズムにより、
選択されたアイテムと同じカテゴリ
検索結果からランダムにアイテム
選択されたアイテムプールを呼び出す
出題するアイテムが決定する
を全アイテムプールから検索
を選択し誤答選択肢を作成する
アイテムプールA
アイテムプールB
アイテムプールC
新システム
問題
『歴史につい
う~ん、どれ
て学ぼう!』
を学習しよう
だろう?
都が平安京に遷都されたのは何年?
1.794年 2.701年 3.710年 4.1192年
問題実行
出題
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システム開発
•それではシステムをお見せします
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プロトタイプ版評価
プロトタイプ版とは
問題編集機能と問題実行機能を実装したシステムである.
評価方法
操作手順書に従って、システムを試用してもらい,アンケートに回答
アンケート内容
5段階評価,自由記述
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プロトタイプ評価結果
質問内容
A
B
C
D
E
平均
システム全体で操作上不都合なことはなかった
3
4
4
3
3
3.4
システムのレイアウトとデザインは見やすかった
5段階評価
5
4
5
5
5
4.8
ユーザ登録はスムーズに行うことができた
5
5
5
5
5
5
「操作上不都合なことはなかった」の評価が平均3.4と低い
5
5
5
5
5
5
ログインはスムーズに行うことができた
結果になった.
5
4
5
5
4
4.6
5
3
5
5
4
4.4
アイテムプールの編集は容易にできた
デザインやレイアウトに関する評価は高い評価を得られた.
アイテムプールの新規作成は容易にできた
アイテムの新規作成は容易にできた
4
3
5
4
5
4.2
アイテムの編集は容易にできた
4
4
5
5
5
4.6
アイテムの削除は容易にできた
自由記述
5
5
5
5
5
5
問題の選択から実行までスムーズに操作できた
3
5
5
5
5
4.6
5
5
5
5
5
5
5
5
5
5
5
5
選択肢は見やすい表示であった
5
5
5
5
5
5
選択肢は見やすい表示であった
5
4
5
5
5
4.8
容易に学習することができた
5
5
5
5
5
5
3
5
5
4
4.4
用語がわからない
問題文は見やすい表示であった
説明がもう少し欲しい
通常実行の設定画面は見やすい表示であった
学習結果は見やすい表示であった
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改善
評価の結果から以下の改善を行った。
出題アルゴリズムの説明を追加した。
問題編集などの入力フォーム説明などを詳しくし
た。
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本評価
今後、システムが完成次第、本評価に実施する予
定である。
評価手順
プロトタイプ版評価同様、操作手順書に従い、システムを
試用してもらいアンケートを行う予定.
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まとめ
本研究では,ドリル工房の改善と拡張を行い,ユー
ザビリティ評価を行った.
問題実行時の選択肢作成の問題点を改善した.
問題の編集機能が正常に動作するようになった.
問題実行時のデザインを変更する機能を作成した.
今後の課題
お持ち帰り教材にもすべての出題アルゴリズムと出題形
式を実装する必要がある.
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参考文献
1.
2.
佐藤晶一(2004), 統合型ドリルシェル「ドリル工房」の開発と評価,
岩手県立大学卒業論文
金西計英,林賢太郎,光原弘幸,矢野米雄,「教材知識に基づきWBT
上で演習問題を生成する機能の実現」,教育情報システム学会誌
vol.20 No.2 2003 p71~p81
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