発表資料 - 多摩大学

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Transcript 発表資料 - 多摩大学

機会コストが買い控えに及ぼす影響
―欲しいけど買わない消費者の心理的苦痛の解消―
耐久消費財班
多摩大学 豊田ゼミナール
阿部剛平 阿部由芽子
大野惠子 大野翔太
田口佳央莉 松原直也
1
研究概要
機会コストが買い控えに及ぼす影響
―欲しいけど買わない消費者の心理的苦痛の解消―
背景
不況により消費者の購買意思決定は慎重に行われている
問題
消費者の検討時間の長期化で、購買意向の低下により
買い控えが起きている
目的
消費者の検討時間が長期化している要因を探り購買意向
の向上につなげる
2
耐久消費財の特性と不況の影響
耐久消費財とは
比較的高価なものであり、長期間(1年以上)使用するもの
意思決定の重要性(杉本1997)
耐久消費財は意思決定が重要なもの
であるため、購買に対して慎重になる。
不況の影響
不況により、
使える金銭が限られており、
「失敗したくない」という心境から、
購買に対してより慎重になっている。
不況下の耐久消費財の購買は慎重になりがちである
3
業界選定
携帯電話業界と設定
2002~2013年度推移・予測(MM総研2009調べ)
理由: 新販売方式により小売価格が大幅に上昇。そのため、
購買に対し障壁ができ、以前より一層熟慮していると考えられるため
携帯電話を対象財とし、研究を進める
4
問題点1
現代の消費者行動の特徴
長期化する検討時間
「インターネットの浸透により『検討』という概念をつくる起算点が確実に
早くなっており、購入検討期間が年々明らかに長期化している」
(船井総合研究所 2008)
ITの発達により初期情報の入手が手軽になり購買検討時間が長期化している
5
先行研究1
検討時間と購買意向の関係
しかし、検討時間が長期化することは、購買意向に負の影響を与える
ということが指摘されている(J.SENGUPTA G.J.Fitzsimons 2000)
-
検討時間
↑
購買意向
検討時間の長期化の原因を探り、有効なアプローチを提案することが
不況下のマーケティングにおいて重要と考え、研究目的と設定した。
6
問題点2
現代の消費者行動の特徴②
購買という最後の行動を寝かせたり、熟成させたりする買い物が増えている。
モノの性能で自分にとっての最適な商品を検討し、選択しても、買物の決心がつかず、
そのカテゴリー自体の買物を控えてしまう。
(博報堂買物研究所2007)
現代の消費者行動
これ欲しいな!
よし、買おう!
【耐久消費財では買い控えが深刻な問題となり、
不況の原因とも言われている】
うーん・・・
やっぱり、もう少したって
から買おうかな
(年)
しかし
耐久消費財買い替え実態調査2009
日本経済新聞社
製品選択の意思決定はするが、
「購買」に至れず買い控えをしてしまう消費者が増えている
7
問題点の整理
決買
定い
すた
るい
ま製
で品
はを
ス
ム
ー
ズ
購
買
検
討
時
間
の
長
期
化
携帯電話が欲しい【カテゴリーレベル】
docomoの携帯が欲しい【ブランドレベル】
docomoの○○が欲しい【製品レベル】
docomoの○○の購買をもう少し考えよう
購買に踏み切れず
【カテゴリー自体の買い控え】
×
「欲しい製品を決定した後」から「購買」に至るまでの検討時間の長期化の要因を探る
8
欲しい商品は決まっているにも関わらず、
なぜ検討時間が長くなり購買に踏み切れないのか?
9
着眼点
「買いそびれてしまった、買いそびれている理由(電通消費者研究センター2002)」
企業が、商品サービスの短命化の中で新
しいものを次々に出さなければいけない
という状態に置かれ、
新しい技術が次々に出ている。
ドックイヤー競争
n=167
より良い製品、より良い条件で購入したいという気持ちが
耐久消費財の買い控えと関係しているのではないか
10
先行研究2
EX)
先行経験と意思決定
携帯電話の購買
(購買が初めての場合)
うーん・・・
やっぱり、もう少したってから
買おうかな
これって本当に良い製品な
のかな?
携帯買ったことないから分
からないなぁ・・・
購
買
経
験
ゼ
ロ
結果
購
買
経
験
ゼ
ロ
人は過去の経験を重視するため、その経験がない場合は購買に対し
慎重になる傾向がある
(長島・新堂 2002)
11
先行研究3
不安と意思決定
EX)携帯電話を買う場合
(2台目を買う)
迷っている携帯電話
今使用している携帯電話
VS
うーん・・・やっぱり、
今の携帯電話のままでいいや
選択肢間のトレードオフが大きいと選択困難になり、それに伴うネガティブ感
情を低減するため、人は現状維持の選択を好む。 Luce 1998
12
先行研究4
機会コスト
機会コストとは
一つの選択肢を選択する事は、諦めた選択肢の
持つ魅力的な面を手に入れる機会を失うという
「コスト」が含まれる。(Schwarz 2004)
※ 資源の希少性によって迫られる選択に際して生じるコスト
本研究では、「選択ミスによる心理的苦痛」と定義
消費者は、機会コスト<選択ミスによる心理的苦痛>を気にして
購買に踏み切れないでいるのではないか
13
消費者の選択ミスによる心理的苦痛の具体化
より良いものを求めるが故に、
見えない機会に対し不安を抱き購入する機会を見送ってしまう。
いつ巡り合えるかわからない機会や、商品に期待する。
実はもっと優れた製品
があるのではないか
この携帯電話が欲しい。
でも、すぐバージョン
アップしたものが発売
されるかも…
もっといい条件
で購入できる場所
があるのではないか
機会コストにも種類があり、購買シーンによって影響力が違うのではないか
14
機会コスト①:
新商品機会コスト
未来の新機種
いま欲しい製品
VS
うーん・・・
やっぱり、もう少したって
から買おうかな
新商品が出るのではないかという不安
<新商品機会コスト>
15
機会コスト②:
店舗間機会コスト
今いる店
他の店
VS
本当にA店で買ってしまって
いいのかなぁ。
?
A店で買うよりも
B店で買った方が得なん
じゃないかなぁ。
他の店舗で買った方が得なのではないかという不安
<店舗間機会コスト>
16
機会コスト③:
値下がり機会コスト
\20,000
\20,000
\15,000
VS
この価格で買っていいの
かなぁ。
もう少し待てば値下がり
するんじゃないかなぁ
値下がりするのではないかという不安
<値下がり機会コスト>
17
各機会コストの定義
本研究での各機会コストの定義
① 新商品機会コスト
:
新商品が出るのではないかという不安
② 店舗間機会コスト
:
他の店舗で買った方が得なのではないかという不安
③ 値下がり機会コスト
:
少し待てば値下がりするのではないかという不安
④ 売り切れ機会コスト
:
売り切れしてしまうのではないだろうかという不安
※詳細は末尾のAppendix を参照のこと
参考
電通消費者研究センター2002
「買いそびれてしまった、買いそびれている理由」
本研究では、機会コストを新商品・店舗間・値下がりの3種類に拡張した。
18
仮説構築にむけて
耐久消費財は、同一カテゴリーの購買頻度が少ないため、
前回の購買と同製品を購入することは少ない。
( 製品のリピート購買が起こりにくい )
定義
トライアル:【自分の金銭で初めて携帯電話を購買する場合】
買い替え
: 【自分の金銭で2台目以降の携帯電話を購買する場合】
参考:先行研究2
EX) 耐久消費財の購買
Docomo SH-08Aが壊れたから
Docomo SH-02Bを買おう!
3年間も使ったし、もう買い替えだな。
同じ製品ではない
本研究では消費者の購買経験を「トライアル・買い替え」で分類した。
19
参考(仮説構築のまとめ)
トライアルと買い替えの定義
トライアル:【自分の金銭で初めて携帯電話を購買する場合】
買い替え
: 【自分の金銭で2台目以降の携帯電話を購買する場合】
機会コストの定義
新商品機会コスト:新商品が出るのではないだろうかという不安
店舗間機会コスト:他の店舗で買った方が得なのではないだろうかという不安
値下がり機会コスト:少し待てば値下がりするのではないだろうかという不安
20
研究全体図
不況
【J.SENGUPTA&G.J.Fitzsimons
2000】
【佐野美智子 2002】
財の希少性
耐久消費財
検討時間
購買意向
【H2群】
【杉本徹雄 1997】
決定の重要性が高い
ITの
発達
【船井総合研究所 2007】
【H1】
買い替え
か
トライアル
【H3群】
機会コスト
情報入手が容易になる
「検討時間が長期化している人」「検討期間の長期化、又、買い控えを引き起こして
いる要因」を明らかにする。
21
仮説
H1
トライアルの時ほど、検討時間が長期化する
H2群 検討時間が長期化している人は、機会コストの不安を感じている。
H3群 機会コストを解消させると購買意向があがる
H2群&H3群 機会コスト
1
新商品機会コスト
2
店舗間機会コスト
3
値下がり機会コスト
3つの仮説を用いて、検証する
22
調査概要
調査日
:2009年11月10日(火)
調査対象
:多摩大学
有効回収
:195人
性別
:男性153人・女性42人
調査方法
: A41枚のアンケート調査用紙を授業内に配布
1年生~4年生
質問用紙概要 :問1・問2の二つに分類
問1
過去の携帯電話の購入経験についての設問
問2
トライアルと買い替えという二つの購買状況を仮定し、回答者に想起させる
上記を前提条件とし、各機会コストに対する不安の感じ方についての設問
23
H1:仮説検証
H1:トライアルの時ほど検討時間が長期化する
:
有意ではあったが、
想定した方向は逆になった
棄却
1ヶ月以内と1ヶ月以上に着目
47.2%
調整残差
1週間以内
2週間以内
3週間以内
1ヶ月以内
1ヶ月以上
買い替え
-0.96
0.45
-2.39
0.03
2.36
トライアル
0.96
-0.45
2.39
-0.03
-2.36
35.6%
分析にはカイ2乗検定の調整残差を用いた。
トライアルよりも買い替えの方
が商品に対する関与が強くなっ
たのではないかと考えられる。
買い替えの人の方が検討時間が長期化している傾向が見られた。
24
H2:仮説検証
買い替えの人
H2-1
検討時間が長期化している人は、新商品機会コストの不安を感じている
:採択
H2-2
検討時間が長期化している人は、店舗間機会コストの不安を感じている
:棄却
H2-3
検討時間が長期化している人は、値下がり機会コストの不安を感じている
:採択
回帰分析
R2乗
新商品機会コスト
新商品機会コスト
0.0530.053
店舗間機会コスト
0.005
値下がり機会コスト
売り切れ機会コスト
0.0660.066
標準化係数
0.23
0.23 0.016 0.016
採択
採択
0.457
棄却
0.257 0.007 0.007
採択
採択
0.072
0.257
有意確率
買い替えの人は、 H3-1(新商品)、 H3-3(値下がり)を不安に感じている
という事が確認された。
25
H3:仮説検証
H3-1
新商品機会コストを解消させると購買意向が上がる
:採択
H3-2
店舗間機会コストを解消させると購買意向が上がる
:棄却
H3-3
値下がり機会コストを解消させると購買意向が上がる
:棄却
回帰分析
標準化係数
R2乗
新商品機会コスト
新商品機会コスト
0.036 0.036
店舗間機会コスト
売り切れ機会コスト
-0.19
有意確率
採択
採択
-0.19
0.059 0.059
0.04
-0.201
0.46
棄却
0
-0.004
0.968
棄却
仮説H3-1(新商品)は採択された。つまり、新商品機会コストが購買意
向に対し、負の影響を与えていることが確認された。
26
研究全体図
不況
【J.SENGUPTA
G.J.Fitzsimons
2000】
【佐野美智子 2002】
財の希少性
検討時間
購買意向
耐久消費財
【H2群】
【杉本徹雄 1997】
【H3群】
【H1】
決定の重要性が高い
ITの
発達
【船井総合研究所 2007】
情報入手が容易になる
買い替え
新商品
機会コストの解消
新商品・値下がり
機会コストが不安
検討時間が長期化しているのは買い替えの人であり、
新商品機会コストが、検討時間の長期化の一要因であると言える。 27
結果
H1より
H2群より
ト
買い替えの人の方が検討時間が長期化している傾向がある
検討時間が長期化している人は、新商品機会コスト・値下がり機会コス
の不安を感じている
H3群より
向
検討時間が長期化している人の新商品機会コストが解消されると購買意
が上がる
検討時間が長期化している消費者の新商品機会コストを解消する事で・・・
1.検討時間が長期化している人の購買意向を向上する事ができる
2.検討時間の長期化を食い止める事ができる
3.購買という実際の行動へと結びつける事ができる
マーケティング戦略に役立つインプリケーションを提案
28
インプリケーションにむけて
H3-1より
新商品
機会コストの解消
まだ出ていない新商品が
出るのではないかという不安
+
購買意向
買い替え
携帯電話の買い替え年数
3.5 年
2 年
企業想定
09年度
国内携帯電話市場と買い替えサイクルの推移・予測(MM総研2009)をもとに作図
・買い替えの促進、新商品機会コストの解消の必要性
買い替えのタイミングを消費者に知らせ、
新商品への不安を解消させる
29
耐久消費財の既存モニター制度
NEC:携帯電話
製品サービスの開発を目的とし、携帯電話をよく使用する人を対象にモニ
ター制度を実施。
アイディア
目的:製品開発
NEC
(NECアイディアサークルglitter)
インプリケーション
目的:新商品機会コストの解消
手段:プロモーション
対象者:買い替えを訴求したい消費者
モニター制度を、買い替えの消費者へのプロモーションに役立てる。
30
買い替え促進モニター制度
目的
携帯モニターの導入
新商品機会コストの解消
メーカーから直接お願いされる事で、
「今、が買い時で」
「これが最新なんだ」と知覚する
買い替えの促進
メーカー希望の製品PR
買い替えサイクルの短縮
メーカー
新製品モニター制度のお知らせ
製品を購入してから
1年10か月経つ消費者
新製品を2週間使用できる代わりに
製品についての評価をしてもらう。
Ex)ブログ・レビュー
買い替えのタイミングと、新製品の魅力を先取りさせる事で、未来への期
31
待が薄れて、新商品機会コストを解消させる事が出来る。
3者のWIN
メーカー
1:新商品情報の取得
2:新商品の使用
1:新商品のPR
2:PR材料の獲得
3:リアルなユーザー
の声を取得
4:顧客の囲い込み
1:買い替えの促進
WIN-WIN
-WIN
顧客
キャリア
メーカー、キャリア、顧客の3者にとってWINの関係になる
32
参考文献
■Sengupta, Jaideep Fitzsimons, Gavan J. [2000] 『 The Effects of Analyzing Reasons for Brand
Preferences 』Journal of marketing research, v. 37, no. 3, Aug. 2000
■Barry Schwartz [2004] 『The Paradox of Choice : Why More Is Less Ecco Press』Ecco; 1 edition (December 22,
2003)
■Luce,M.F. [1998] 『Choosing to avoid: Coping with negatively emotion-laden consumer decisions. 』 Journal of
Consumer Research,24,409-443
■Inman,J.J.& Zeelenberg,M. [2002]. 『Regret in repeat purchase versus switching decisions: The attenuating role of
decision justifiability. 』 Journal of Consumer Research,29,116-128.
■J.D.cripp.s,R.J.Meyer [1994] ,『Heuristics and Biases in Timing the Replacement of Durable Products’』 Journal of
Consumer Research,Vol.21,pp.304-318
■博報堂買物研究所[2007] 『買物欲マーケティング』 ダイヤモンド社
■杉本徹雄 [1997] 『消費者理解のための心理学』 福村出版
■リクルート [2008] 『注文住宅と住宅設備に関する動向調査』 月刊「HOUSING」
■清水聰[2006] 『戦略的消費者行動論』 千倉書房
■船井総合研究所[2007] 『消費者の長期化する購入検討期間に対応した販促戦略』 コンサルティングレポート Vol,25
■李炅泰[2008] 『カントリー・オブ・オリジン・エフェクト研究の現状と課題に関する一考察』 経営論集71号
■佐野美智子[2002] 『消費者心理指標は消費支出予測に役立つか?』 季刊家計経済研究2002 SUMMER No.55
■新井範子・植竹朋文[2005] 『インターネット上の情報探索行動の類型化の試み』
■樫村崇・松井豊・新井洋輔[2005] 『購買行動時の考慮集合と選択可能集合から見たマキシマイザー理論の検討』
■道家瑠見子・村田光二[2007] 『意思決定における後悔:現状維持が後悔を生むとき』
■長島直樹・新堂精士[2002] 『情報サーチと消費者行動』 Economic Review 2002.7
■MM総研 http://www.m2ri.jp/index.php
■アンヴィコミュニケーションズ http://www.amviy.jp/bbs/archives/2005/06/post_39.html
■電通消費者研究センター http://www.dentsu.co.jp/trendbox/consumer/index.html
■NEC http://www.nec.co.jp/
■アイシェア http://www.ishare1.com/
33
ご清聴ありがとうございました
34
Appendix 売切れ機会コスト除外の理由
4 売切れ機会コスト:売り切れてしまうのではないかという不安
EX)携帯電話の購買
残り2コ限り!
うわ!売り切れちゃう!
早く買おう!
売り切れてしまう不安 = 強迫観念 購買促進につながる
機会コストの概念(選択ミスによる心理的苦痛)とは異なると判断。
売切れ機会コスト新定義:継続研究へ
売切れ機会コスト:売り切れた商品の方が良いのではないかという不安
35
Appendix
アンケート①
<買い替え>
問2.携帯電話の購入についてお聞きします。
携帯電話・PHS の購入についてのアンケート
Q1.次のような状況にあると仮定し、回答してください。
あなたは、新しい携帯電話が欲しいと思い、現在持っている携帯電話 B から『携帯電話A』に買い替えようと思っていま
す。今、実際に携帯電話を購入しようと思い、
『家電量販店 A』という電気屋に来ました。しかし、本当にこの製品で良い
性別:
(男・女)
年齢:
(
のかどうか、まだ悩んでいます。
歳)
条件
問 1.携帯電話・PHS の購入経験についてお聞きします。
Q1. 携帯電話・PHS を自分で購入した経験はありますか?当てはまる方に○を付けてください。
現在あなたが
家電量販店 A
いる場所
携帯電話売り場
携帯電話 A
購入予定商品
携帯電話 A を選択す
情報検索サイトや店頭などで十分
るまでの過程
比較した後、現在携帯電話 A の購
入を検討中である。
【 はい・いいえ 】
はいとお答えになった方は Q2へ、いいえとお答えになった方は問2へ。 上記のような条件下において、あなたが携帯電話を購入する時に感じる不安について、どの程度不安を感じ
るかをお答えください。
例)
【感じない
1・2・3・4・5
感じる】
Q2.今まで自分で購入した携帯電話・PHS の個数はいくつですか?
【
① 『携帯電話 A』を『家電量販店 A』で購入すると考えた時、
『家電量販店 A』は他の店よりも条件が悪いので
個】
はないかという不安を感じますか。
購入数が 1 個の人は、Q4へ。2 個以上の人は Q3へ。
Q3.現在、使用している携帯電話・PHS についてお聞きします。
【感じない
不安を感じますか。
か?当てはまる所に○を付けて下さい。
【感じない
日)・2 週間以内・3 週間以内・1 ヶ月以内・それ以上(
③
1
2
3
4
5
う
う
う
う
う
こだわらなかった
1・2・3・4・5
『携帯電話 A』を今日購入しなければ、売り切れてしまうのではないかという不安を感じますか。
【感じない
④
こだわった
1・2・3・4・5
感じる】
『携帯電話 A』を今日購入してすぐに、
『携帯電話 A』の新モデルが発売されてしまうのではないだろうかと
いう不安を感じますか。
【感じない
Q4.自分で初めて、携帯電話・PHS を購入した時についてお聞きします。
自分で初めて携帯電話・PHS を購入しようと思ってから、実際に購買に至るまでの期間として、
当てはまる所に○を付けて下さい。
日)・2 週間以内・3 週間以内・1 ヶ月以内・それ以上(
感じる】
ヵ月)】
Q3-1.また、その時製品を買うのにどれくらいこだわりましたか?当てはまる数字に○を付けて下さい。
【 1 週間以内(
感じる】
② もう少し待てば値下がりするかもしれない『携帯電話 A』を、今日購入することは損なのではないかという
現在、使用している携帯電話に買い替えようと思ってから、実際に購入するまでの期間はどれくらいでした
【1 週間以内(
1・2・3・4・5
ヵ月)】
1・2・3・4・5
感じる】
Q2.①~②の不安項目を不安が大きい順に、並べ替えてください。
1 位(
)→2 位(
)→3 位(
)→4 位(
例)1 位(
③
)
)
Q3.1 位に選択した不安項目は、
『携帯電話 A』の購入をどの程度、妨げますか?
【妨げない
1・2・3・4・5
妨げる】
Q4-1.また、その時製品を買うのにどれくらいこだわりましたか?当てはまる数字に○を付けて下さい。
Q4.1 位に選択した不安項目が、解消されたとしたら、どの程度購入に踏み切れますか?
1
2
3
4
5
う
う
う
う
う
こだわらなかった
こだわった
【踏み切れない
1・2・3・4・5
購入に踏み切れる】
Q5.携帯電話の購入を店頭で迷ったことがありますか。
こちらでご記入いただいたデータは、分析以外には使用しません。
36
ご協力ありがとうございました。
豊田ゼミナール
耐久消費財班
Appendix
アンケート②
<トライアル>
問2.携帯電話の購入についてお聞きします。
携帯電話・PHS の購入についてのアンケート
Q1.次のような状況にあると仮定し、回答してください。
あなたは初めて、自分のお金で『携帯電話A』を購入しようとしています。今、実際に携帯電話を購入しようと思い、
『家
電量販店 A』という電気屋に来ました。しかし、本当にこの製品で良いのかどうか、まだ悩んでいます。
性別:
(男・女)
年齢:
(
条件
歳)
問 1.携帯電話・PHS の購入経験についてお聞きします。
現 在あなた が
家電量販店 A
いる場所
携帯電話売り場
携帯電話 A
購入予定商品
携帯電話 A を選択す
情報検索サイトや店頭などで十分
るまでの過程
比較した後、現在携帯電話 A の購
入を検討中である。
Q1. 携帯電話・PHS を自分で購入した経験はありますか?当てはまる方に○を付けてください。
【 はい・いいえ 】
上記のような条件下において、あなたが携帯電話を購入する時に感じる不安について、どの程度不安を感じ
はいとお答えになった方は Q2へ、いいえとお答えになった方は問2へ。
1・2・3・4・5
感じる】
はないかという不安を感じますか。
個】
【感じない
購入数が 1 個の人は、Q4へ。2 個以上の人は Q3へ。
1・2・3・4・5
感じる】
② もう少し待てば値下がりするかもしれない『携帯電話 A』を、今日購入することは損なのではないかという
Q3.現在、使用している携帯電話・PHS についてお聞きします。
不安を感じますか。
現在、使用している携帯電話に買い替えようと思ってから、実際に購入するまでの期間はどれくらいでした
【感じない
か?当てはまる所に○を付けて下さい。
【1 週間以内(
例)
【感じない
① 『携帯電話 A』を『家電量販店 A』で購入すると考えた時、
『家電量販店 A』は他の店よりも条件が悪いので
Q2.今まで自分で購入した携帯電話・PHS の個数はいくつですか?
【
るかをお答えください。
日)・2 週間以内・3 週間以内・1 ヶ月以内・それ以上(
ヵ月)】
③
1・2・3・4・5
感じる】
『携帯電話 A』を今日購入しなければ、売り切れてしまうのではないかという不安を感じますか。
【感じない
1・2・3・4・5
感じる】
Q3-1.また、その時製品を買うのにどれくらいこだわりましたか?当てはまる数字に○を付けて下さい。
④
1
2
3
4
5
こだわらなかった
う
う
う
う
『携帯電話 A』を今日購入してすぐに、
『携帯電話 A』の新モデルが発売されてしまうのではないだろうかと
いう不安を感じますか。
こだわった
う
【感じない
Q4.自分で初めて、携帯電話・PHS を購入した時についてお聞きします。
1・2・3・4・5
感じる】
Q2.①~②の不安項目を不安が大きい順に、並べ替えてください。
自分で初めて携帯電話・PHS を購入しようと思ってから、実際に購買に至るまでの期間として、
1 位(
)→2 位(
)→3 位(
)→4 位(
例)1 位(
③
)
)
当てはまる所に○を付けて下さい。
【 1 週間以内(
日)・2 週間以内・3 週間以内・1 ヶ月以内・それ以上(
ヵ月)】
Q3.1 位に選択した不安項目は、
『携帯電話 A』の購入をどの程度、妨げますか?
【妨げない
Q4-1.また、その時製品を買うのにどれくらいこだわりましたか?当てはまる数字に○を付けて下さい。
1・2・3・4・5
Q4.1 位に選択した不安項目が、解消されたとしたら、どの程度購入に踏み切れますか?
【踏み切れない
1
2
3
4
妨げる】
1・2・3・4・5
購入に踏み切れる】
5
こだわらなかった
こだわった
う
う
う
う
う
Q5.携帯電話の購入を店頭で迷ったことがありますか。
【はい
・
いいえ】
こちらでご記入いただいたデータは、分析以外には使用しません。
ご協力ありがとうございました。
豊田ゼミナール
37
耐久消費財班
参考資料1
38