電離層活動とCNAの関連性 1998年のデータ解析

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電離層活動とCNAの関連性
1998年のデータ解析
発表者 5E大村 規之
指導教官 前川 公男
目的


超高層大気を総合的に理解する
オーロラ発生時の電離層活動とCNAの関連性を
調べる
オーロラの発生原理
CNAとは?

銀河雑音が電離層で吸収を受ける現象
(Cosmic Noise Absorption:CNA)
銀河雑音



銀河や星が放出している電波
地球の自転、公転により変化する
電離層上端に入力する銀河雑音は安定
地上で受信される銀河雑音の変動は、電
離層の電波吸収特性の変動である
イメージングリオメータとは?


銀河雑音の吸収量(CNA)を観測する装置
共役観測点である南極の昭和基地とアイ
スランドのチョルネスに設置されている
イメージングリオメータ

昭和基地のイメージングリオメータに使用されている
8*8 ダイポール アレイ
CNA
CNA
銀河電波
銀河雑音
QDCとは?

静穏時の銀河雑音の日変化曲線
(Quiet Day Curve:QDC)
QDC
銀河雑音
銀河電波
QDCの作成



QDC98Rを使用し作成
QDCは、約1カ月に1つの割合で作成
K-indexにより静穏日を選択
K-index

地球磁気圏全体の擾乱の程度を表す
指数
K-index(1日の合計)
K-index
30
20
10
0
10
20
1998年1月
30
QDCの作成

Pass1 ;データ前処理1
(観測データを32秒/1フレームに圧縮変換)

Pass2;データ前処理2
(銀河電波雑音の到来時間を修正し中間ファイルの作成)

Pass3;QDCデータ作成
(32秒/フレームを192秒/フレームのQDCデータファイルを
作成)
CNAとQDC
1400
Syowa 98/7/23
QDC
1000
800
600
cosmic noise
400
4
absorption[dB]
noise power
1200
CNA
3
2
1
0
0
2
4
6
8
10 12 14 16 18 20 22 24
UTC
データ解析

OzaMixによる解析を行った
•CNAを算出し両極の吸収強度比を求め、
ヒストグラムを作成し表示するプログラム
解析結果
1
40
0.5
30
0
20
K-index
吸収強度比[dB]
昭和基地とチョルネスにおけるCNA(月平均)の比とK-indexの経年変化
-0.5
-1
k-index
10
CIRA89 モデル
0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
月
1998年
1999年
1998
1999
2000
考察

1999年の6月、7月のK-indexの低下
と1999年の吸収強度比の低下には関
連性が考えられる
今後の課題



K-indexとの関連性を調べる
太陽活動の盛んでない1995年と1996年
のデータ解析を行う
太陽活動の盛んである1998年と1999年と
の比較を行う