プログラミングの基礎(2)
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Transcript プログラミングの基礎(2)
数値計算及び実習
第4回 プログラミングの基礎(2)
実習内容
1. FORMAT文
入力、出力の書式指定の方法
2. 暗黙の型宣言
変数の宣言に関する補足
3. 繰り返し文(DO文)
同じ処理の繰り返し
書式指定(FORMAT文)
入力、出力の書式を指定する命令
f
FORMAT(D1, D2,… Dn)
f : FORMAT文の文番号
D1,D2, … Dn :書式制御または欄記述子
整数の書式指定
FORMAT( I 4 )
ex. 1200
351
桁数
整数(I型編集記述子)
FORMAT( 3 I 4 )
整数(I型編集記述子)
桁数
反復数
ex. 1200
2230 3205
実数の書式指定
FORMAT( F 7.2 )
小数部桁数
全桁数
実数(F型編集記述子)
ex.
FORMAT( E 9.2 )
1234.56
小数部桁数
全桁数
実数(E型編集記述子)
ex. -0.23E+03
その他の書式指定
A型
文字型
Aw
w : 欄の桁数
X型
H型
空白
文字
nX
nH
n : 欄の桁数
n : 欄の桁数
’’
文字
’文字’
A5 → 5 文字の文字
(ABCDE)
3X → _ _ _
H 以下の n 文字を
入力 or 出力
’ ’の間の文字
を入力 or 出力
Sampleプログラム(1)
1 C
test
2
3
INTEGER NN
4
REAL X
5
6
READ(*,*) X
7
READ(*,*) NN
8 文番号 WRITE(*,100) X,NN
9
10 100 FORMAT(F5.2,I4)
11
12
STOP
13
END
← 実数Xの読み込み
← 整数NN
〃
← X,NNを文番号100
に示す書式で出力
←
書式指定
変数の定義(型宣言)について
• 宣言をしなければ、実数の変数
• 先頭の文字がI,J,K,L,M,Nである場合には、
特に宣言しなければ、整数型の変数として
扱われる → 暗黙の型宣言
Sampleプログラム(2)
1 C
2
3
4
5
6
7
8
9 100
10
11
12
test①
INTEGER
REAL X
C
NN
READ(*,*) X
READ(*,*) NN
WRITE(*,100) X,NN
FORMAT(F5.2,I4)
STOP
END
test②
100
READ(*,*) X
READ(*,*) NN
WRITE(*,100) X,NN
FORMAT(F5.2,I4)
STOP
END
繰り返し文(DO~CONTINUE文)
ある処理を繰り返し行うための命令(DOループ)
DO n i = m1, m2, S
{ 処理内容 }
n CONTINUE
i = m1 to
m2
処理内容
n : DO文の終端の文番号
i : 変数
m1: 初期値
m2: 終値
S : 増分 (増分1の場合は省略可)
i : 終わり
ループの例
・変数 I を1~3まで1刻みで変化させる。
・M=I2, 及びIの合計を求める
N=0
DO 10 I = 1,3
M = I**2
N = N+I
10 CONTINUE
I=1
M=1 N=1
I=2
M=4 N=3
I=3
M=9 N=6