Transcript 都市化

環境問題現地研究
第16グループ
『釧路は気候環境的に都市化?』
代表者:横澤良太 発表者:今野敦 竹部洸一
構成員:新田彰大 松實知大 高橋竜司 館内謙太郎
秋山卓也 佐々木悠子(操作) 奥山啓志
はじめに
そもそも、『都市化』とは何なのか
誰も答えることはできなかった・・・
実は身近な問題なのでは・・・?
そこで・・・
*『都市化』についての理解を深める
*釧路が『都市化』しているのかという疑問を解決する
それではまず・・・
最初の疑問に戻る
って一体何?
ワース(都市社会学者)は・・・
・都市の人口の量・密度・異質性で定義
・その都市がこれらの独自の生活様式が累積・浸透していく過程を
「都市化」とみなしている
日本大百科事典 17巻
より
しかし・・・これでは何を調べたいいのかわからない!
「都市化」についてもう少し調べてみると・・・
産業的に
都市化
例えば
つながりがある
気候環境的に
都市化
*工場ができ、人口が増える
*車の通り、人の行き交いが増える
すると・・・
都市の中心部の気温が上昇し
ヒートアイランド現象
が発生!!
というわけで私たちは、この
ヒートアイランド現象
Microsoft Office Online
http://office.microsoft.com/ja-jp/default.aspx
の発生をもって、
『都市化』
がおこっていると、定義した。
まず、日本で「都市化」が起こっているかを調べる基準として、
東京
大阪
福岡
これらの3都市とその周辺地域の
平均気温をそれぞれ比べ、
ヒートアイランド現象
が起きているかを調べた。
東京・大阪・福岡とその周辺都市との年平均気温差
気象庁 ホームページ より
http://www.jma.go.jp/jma/index.html
大阪市と熊取町の年平均気温差
℃
19
18
17
大阪市
熊取町
16
15
14
13
1978
1980
1982
1984
1986
1988
1990
1992
1994
1996
1998
2000
2002
2004
2006
年
℃
東京と我孫子市の年平均気温差
19
18
17
16
15
14
13
東京
我孫子市
1978
1980
1982
1984
1986
1988
1990
1992
1994
1996
1998
2000
2002
2004
2006
年
℃
福岡市と旧八幡市の年平均気温差
19
18
17
16
15
14
13
福岡市
旧八幡市
1978
1980
1982
1984
1986
1988
1990
1992
年
1994
1996
1998
2000
2002
2004
2006
このように、少なくとも本州では、
ヒートアイランド現象
が見られる
すなわち
(私たちの定義する・・・)
Microsoft Office Online
http://office.microsoft.com/ja-jp/default.aspx
が起こってる!
では、私たちが住むこの釧路では起こっているのか?
現地研究
バスに乗り釧路駅から郊外へ出発
バスの窓から温度計を出し、気温の変化を測定


すると・・・
郊外へ向かうほど、気温が低下!
釧路でもヒートアイランド現象が見られた!!
17
℃
16
低下
15
14
出
発
点
18
17
16
℃
18
15
14
13
13
12
12
11
12:06 12:04 12:02 11:58 11:55 11:52 11:48 11:42 ←←←
時間
白樺台
進行方向
釧路駅
低下
11
→→→13:00 13:11 13:14 13:21 13:26 13:31 13:36
時間
高専
結局・・・
今回調べた東京・大阪・福岡では、ヒートアイランド
現象が認められた
 同様に、釧路でもヒートアイランド現象が認められた

従って
釧路も
「都市化」していることがわかった
しかも!気温差の平均が・・・
東京&我孫子→1.67℃
大阪&熊取 →1.29℃
福岡&旧八幡→0.79℃
であるのに対し
釧路(1日で)
約3~4℃
駅周辺が廃れている
釧路とは無関係!
なので
ヒートアイランド現象
都市化
という言葉は、どれも釧路には当てはまらないという予測だった
しかし、実際はどちらもとても身近に起こっていた
今後の課題
私たちは、
ヒートアイランド現象は、温暖化の一種
だと考えた
つまり、地球にとって決して良い現象ではない!
更に悪いことに、私たちの住むこの釧路でも起きている
だから
ヒートアイランド現象を伴う都市化を、
どうしたら食い止められるのか・・・
まだまだ研究の余地がある!