ベースバンド伝送

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ベースバンド伝送
4402062 原田卓郎
ベースバンド伝送とは
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0,1の2進データを符号化した電気信号
ディジタル信号
ディジタル信号をそのまま伝送路に送出す
る方式をベースバンド伝送方式という
ベースバンド伝送の特徴
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データ伝送する信号の波形を周波数帯域を変え
ず、そのまま電圧や光の速度に変換して伝送す
る方式の総称
送受信回路は単純だが、多重伝送はできない
雑音の影響を受けやすく、ゆがみも大きくなるこ
とが多いので、近距離通信に使うことが多い
長距離伝送にベースバンド方式を使う場合には、
FM変調をかけて安定させることが多い
ベースバンド方式の分類
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高周波で変調をしないで直接信号を1,0の形式で送り出
す
10Base5,100Base-TなどのEthernetなどはこれに属する
単流式と複流式がある
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単流式は,1を+Eまたは-Eに,0を0とする類の方式
複流式は-Eと+Eの2値を使う場合で,直流分を持たないので回
線が帯電するようなことがない利点がある
NRZ( Non Return to Zero )およびRZ( Return to
Zero )の分類がある
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RZは0電位を基準にする方式,NRZはRZでないもののこと
NRZとRZの例
ベースバンド方式の欠点
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ツイストペアケーブルで2Mbps 、同軸ケーブル
で数十Mbps の伝送が可能
域に制限があると、そうはいかない
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例:電話回線例:電話回線
人の声は10 Hz~ 8kHz だが、電話回線は300Hz~
Hz~33kHzに制限している
低い周波数の伝送ができない
直流成分や、低い次数の高調波が伝送できない
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波形が大きく歪む(低周波の波が送れない影響は大きい)