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2章
離散モデルのデリバティブ価格づけ理論
2・1 デリバティブとは
小暮研究会1 11月19日
担当:総合2年 末次 和臣
1
デリバティブとは
株、債権、為替、商品などの原資産から派生
(Derive)した金融商品
例えば・・・先物、オプション、スワップ
2
先物買い(定義)
先物買い契約(先物ロング)とは・・・
「将来時点(t=T)において、価格Kで株式を購入する」
という契約を現時点(t=0)で結ぶことをいう。このときのKを受渡
価格という。
時点tにおける株価を St とすると、
先物買い契約(先物ロング)の時点Tでのペイオフは
 St  K
3
先物売り(定義)
先物売り契約(先物ショート)とは・・・
「将来時点(t=T)において、価格Kで株式を売却する」
という契約を現時点(t=0)で結ぶことをいう。このときのKを受渡
価格という。
時点tにおける株価を St とすると、
先物売り契約(先物ショート)の時点Tでのペイオフは
 K  St
4
先物(定義)
ちなみに・・・



先物契約は必ず履行しなくてはならない
手数料を除いて契約時にはお金が一切かからない
満期時には差金決済  St  K  なので少ないお金で大きく動
かすことができる。
⇒先物のレバレッジ効果
5
オプション(定義)

コールオプション

先物買い契約を必ずしも履行しなくてよい権利
コールオプション(買い)のペイオフ
Max St  K ,0
コールオプション(売り)のペイオフ
Min St  K ,0

プットオプション

先物売り契約を必ずしも履行しなくてよい権利
プットオプション(買い)のペイオフ
Max K  St ,0
プットオプション(売り)のペイオフ
Min K  St ,0
6