事業計画書

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新規事業計画書
指定障害福祉サービス
就労移行支援・就労継続支援B型事業所
<多機能型>
2014.09.01 ver4.0
1.新規事業に取り組む目的
(1)感謝
母である私は、一人で子育て心育ては、できませんでした。 支援があって見守って手を差
し伸べてくれたから笑顔で前向きな日々を送れました。 行政・地域・家庭がスクラムを組
むことにより安定をした生活が送れて「感謝」という 二文字しかなかったです。 その感謝
は、自立・自律に繋がり自信にもなりました。 居場所作りの中でこの気持ちの恩返しがし
たいです。
(2)伝える
障がい者の子の秀でた特性を見つけると感心します。 その彼らたちの特性を活かした仕
事、生き方を見つけたいです。 なぜならば彼らたちの優しさ、まじめさ、素直さ、純粋さ、ひ
たむきさに 触れると自分自身を改めて反省をすることが多々あるからです。 障がいが、
特別じゃなくて健常者も障がい者も皆、特性を持って生きていることを 伝えたいです。その
特性を活かす場になりたいです。
(3)生きる力
優しさ、まじめさ、素直さ、純粋さ、ひたむきに生きる姿を見ると周りも力をもらいます。 そ
して彼らたちにも働くことによって生きることの喜びを力に変えて、自立・自律に繋がり、見
守る私たちも生きる力をもらいます。
(4)笑ん座カフェ
地域の方々のご協力の中、一軒家をお借りして居場所作りの準備を進めています。 広い
庭が見えるリビングでは、カフェを遣りながらコミュニティの場として活用し、また、 工房を
同時に開き彼らたちの特性を活かした仕事を見つけていきたいと思います。
(笑ん座カフェのブログで経過を発信中です。 http://blog.canpan.info/enzacafe/ )
2.新規事業概要(1)
(1)事業所名称
笑ん座カフェ
(2)サービスの種類 就労移行支援
就労継続支援B型事業<多機能型>
(3)事業開始日
平成27年 2月 1日
(4)定員
就労移行支援事業所 6人
就労継続支援B型事業所 14人
合計20人
(5)主たる対象者
知的障がい者・精神障がい者(発達障がいを含む)
(6)主たる責任者
伊藤 裕美(NPO法人かまくら笑ん座:理事長)
松下
淳( NPO法人かまくら笑ん座:副理事長)
■管理者 兼 就労支援員 1名
■職業指導員 兼 事務員 1名
■サービス管理責任者
1名
■就労支援員
3名
■生活支援員
3名
■調理(昼食)
1名
■経理
1名
計11名
(7)人員基準
3.新規事業概要(2)
笑ん座カフェでは、知的障害・精神障がい者(発達障害を含む)方を対象
に、下記事業を予定しています。
■就労移行支援事業
一般企業等への就労を希望する人に、一定期間、就労に必要な知識 及
び能力の向上のために必要な訓練を行います。
■就労継続支援B型事業
一般企業等での就労が困難な人に、働く場を提供するとともに、知識及
び能力の向上のために必要な訓練を行います。
4.事業背景
「鎌倉市障害者基本計画」
鎌倉市ホームページより 抜粋、転載。
http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/syougaijisha/keikakusho1.html
第3章 施策の展開
1 地域生活支援の充実
障害者が住み慣れた地域で生活していくために、在宅障害者の日中活動施設や障
害福祉サービスを整備・充実し、地域の中で「その人らしく暮らす」事が出来るよう支
援します。地域での一貫した総合的な相談支援体制の充実や、地域のネットワークに
よる支援、見守り体制の充実を図ります。障害者の社会参加の促進のために、障害
の特性に応じた移動支援事業や施設通所交通費の支援をおこないます。
(6)地域の見守り体制の充実
【現状と課題】
障害者が住み慣れた地域で安心して暮らしていくために、地域の人たちや地域の関
係団体との繋がり、理解と交流が必要です。地域の絆が希薄になっている現状の中
で、NPO法人や地域活動団体の活動によって、新たな地域コミュニティづくりが進めら
れてきています。
【今後の考え方】
地域の絆、地域の支える力による障害者支援を進め、地域の福祉力を高めます。そ
のためのさまざまな方策を検討していきます。
5.事業プラン
(1)ものづくり事業(B型)
素材を再利用してエコを大切にしたオリジナルの商品を作ります。
地域バザー等のイベント、ネット販売にて販路を開拓。
また、通販で全国展開をしているフェルシモの<チャレンジド クリ
エイティブ プロジェクト>等にも参画を希望してます。
(2)笑ん座カフェ事業(B型)
カフェを通して、地域コミュニティの場になり、就労支援を含めて、食
の大切さを伝えていきたいです。
(3)かまくら野菜を主とした青果事業(B型)
鎌倉の農家の方と一緒に作った新鮮な旬な野菜を販売します。
(4)一般デザイン印刷事業(B型)
デザイン印刷を全般的に請け負います。
(5)パソコン操作講習(移行支援)
『企業へ就職』するために、パソコンの技能を高め、ビジネスに必
要なスキルを身に付けることは強みになります。
6.利用者募集 A
募集リーフレット配布予定先
●養護学校 ●病院 ●サポートステーション ●県障害サービス課
●鎌倉市役所 障害サービス課 等
7.利用者募集 B
WEBサイトにて、利用者募集<随時>
●NPO法人かまくら笑ん座
http://kamakura-enza.com
●笑ん座カフェ
http://enzacafe.com
●かまくら笑ん座 ブログ
http:// blog.canpan.info/kamakura_enza/
●笑ん座カフェ ブログ
http://blog.canpan.info/enzacafe/
●かまくら笑ん座 Facebook
https://www.facebook.com/kamakura.enza /
●かまくら笑ん座 twitter
https://twitter.com/kamakura_enza/
8.設備 及び 備品
9 .Q & A集
Q1. 本事業を開始するに当たり、取得している許認可は?
A:鎌倉市建築基準局(建築基準法)
・・・平成26年7月17日 鎌倉市建築主事より「確認済証」(添付書類)
■指定障害福祉サービス事業所の認可(神奈川県)
・・・これは、開始15日(半月)前に申請となっているので、現状はまだですが、
諸条件を県の障害福祉課と面談を重ね、指示を受けながら進めています。
Q2. 日中の活動人数は(利用者+スタッフ)?
A:約15名前後。総体的には+10名くらいですが、施設外就労支援として、他事業
所での作業や、畑での作業もあります。
Q3.ものづくり事業?
A:ジーンスの端切れなどを利用した、小物入れや革製品など。
Q4.笑ん座カフェ事業とは?
A:地域のコミュニティとして、特にご高齢の方を主なお客様として想定しています。
Q5.駐車対策は?
A:基本、利用者(障がい者)は、通勤(公共交通機関)も含めて、就労訓練です。ま
た、カフェも住宅地の為、所謂、一見さんのようなお客様は来店されないと思います。
尚、念のため、駐車場はすでに2台分確保しています。
9 .Q & A集
Q6.騒音対策は?
A:事業を行う以上、通常の生活音に比べて大きい音が出る可能性はあります。但し、
騒音は、主観的な物事であるため、運営後に定期的に計測した上で、必要と認める
ときは、二重サッシ、防音窓などの対策を検討しています。
Q7.環境維持は?
A:毎日のスケジュールに清掃は含まれていますし、客商売ですので、通常のご家庭
以上に環境への配慮は心がけています。
Q8.今回の場所は適切なのか?
A:「鎌倉市障害者基本計画」にもあるように、普段生活する地域の中にあり、
地域と密接に結びつく事業体制が求められています。
その意味では、今回の場所はベストだと考えます。
また、障がい者に限らず、ご高齢者の孤独死などの問題もクローズアップされ
る現在、地域コミュニティの場として、活用頂けることを希望しています。
Q9.NPO法人 かまくら笑ん座とは?
A:今回の事業(指定障害福祉サービス事業所:笑ん座カフェ)をきっかけに法人
組織として、社会からも認められるべく、組織体制を充実し、安定的に事業に邁進し
るために設立されました。
身内や近親者に障がい者がいるスタッフ、全く関わりの無かったスタッフが半々です。
40年以上障がい者サービスに携わっているスタッフもおります。