Transcript 5Sのできる会社は良い会社

第１章 ５Ｓができる会社は良い会社
問われる５Ｓの建て直し
ーなぜ形骸化するのかー
 ５Ｓのねらいは何か
 ５Ｓ推進体制
 ５Ｓ推進計画
 ５Ｓ評価体制の整備

1
なぜ５Ｓが形骸化するのか
１．５Ｓのねらいとするところがぼやけている。
低級なこととバカにしている。
「掃除して何がよくなる」と言った考え方が根底にある。
５Ｓは「掃除し、きれいにすること」と考えている。
２． ５Ｓの評価体制がないか弱い
５Ｓを推進する熱心な担当者がいない。
トップが５Ｓに関心がない
３．何をやったらよいか、やり方が分らない。
一斉清掃、不要物の撤去以降は清掃だけになっている。
推進計画がない
４．評価体制がない
５Ｓがどの段階まで進んだかが分らずに雲散霧消している。
2
５Ｓのねらいは何か
１．５Ｓのねらいとするところがぼやけている。
低級なこととバカにしている。
「掃除して何がよくなる」と言った考え方が根底にある。
５Ｓは「掃除し、きれいにすること」と考えている。
整 理
整 頓
躾
清 潔
清 掃
3
職場の基本は５Ｓから





整理：要るものと要らないものの区分けをは
っきりさせ、要らないものは撤去する
整頓：必要なものを、必要なときに、効率よ
く取り出せるようにする
清掃：職場のゴミをなくし、汚れのないきれ
いな状態にする
清潔：整理、整頓、清掃がいつも維持されて
いるようにする
躾 ：職場の規律やルールが正しく実行でき
るように習慣づける
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品質・生産性・安全のための５Ｓ



安全のための５Ｓ
生産性のための５Ｓ
品質のための５Ｓ
5
品質向上のための５Ｓ
7
1
2
3
4
5
27
1
2
3
4
5
34
1
2
3
4
5
46
1
2
3
4
5
品　番
板金部門
MBX-M2613A-1
US09728-A
MBA-D9580A-1
MBZ-J9967B-1
MBX-J6437C-1
機械部門
MKZ-G0472B-1
MKJ-D7643B-1
MAX-F9435B-1
MKJ-F8304B-1
4K731-571
検査
MKM-B9154A-1
MHA-K3986B-1
MHA-K3985B-1
MAZ-J6433D-1
MAZ-J6432C-1
組立部門
KH9-91530,KH9-91531
MKE-F3180B-1
MHA-K3985B-1
MHA-K3986B-1
KH4-0427
率 不良数 件数 ｺｰﾄﾞ
不　良　現　象
4.32% 1,015
73
0.74%
175
1 J03 キズ．凹み．突起
0.70%
165
2 I04 ヒケ．バリ．ソリ（限度見本と違うもの）
0.44%
104
1 B13 バリ取り工程抜け
0.29%
69
1 C11 曲げ加工方向逆
0.24%
56
1 A11 油、汚れ、サビ、切粉付着状態での納品
1.06%
249
24
0.28%
67
3 A11 油、汚れ、サビ、切粉付着状態での納品
0.17%
41
1 J03 キズ．凹み．突起
0.13%
30
2 D13 外形寸法不良
0.10%
23
1 I04 ヒケ．バリ．ソリ（限度見本と違うもの）
0.09%
20
1 B13 バリ取り工程抜け
率
不良数 件数
1.42%
1.19%
0.60%
0.19%
0.14%
334
279
141
44
33
18
5
9
1
2
0.26%
0.22%
0.17%
0.12%
0.09%
60
52
41
28
20
2
4
1
7
1
0.53%
0.14%
0.13%
0.13%
0.05%
0.04%
124
32
30
30
12
10
13
1
1
1
2
1
A01
C15
A02
G11
C20
違品納入
余分な加工が行われている
数量不足（納入数１００ヶ以下で発生）
メッキムラ．光沢ムラ．変色
上記以外の加工ミス不良
0.32%
0.14%
0.06%
0.00%
0.00%
75
32
13
1
1
6
1
2
1
1
0.23%
0.07%
0.06%
0.05%
0.03%
0.00%
54
16
14
11
7
1
10
1
1
1
1
1
K03
A01
k04
C20
P01
キズ．凹み
違品納入
ワレ．カケ
上記以外の加工ミス不良
#N/A
0.09%
0.07%
0.05%
0.00%
0.00%
22
16
11
6
1
1
3
1
1
1
1
作業
１ 名称を聞く
生
産
性
向
上
と
５
Ｓ
時
問題点
間
・名称がわからない
・調べる
・保管場所がわからない
２ 取りに行く
名称の付け方
置き場所を決
・場所が遠い
・分散している
・何回もとりに行く
・たくさんあり、見つけ出す
・物がなく不明
・場所にない
３ 探す
・予備があるか不明
・スイッチを
ンプ点灯
・物の名称と
を付ける。
・表示は現地
を付ける。
・指定席化の
４ 取り出す
・取り出せない、取り出し難い
・セット化
・持ちきれない・重い
・キャスター
・セットしなければならない
・運搬できない
５ 持ってくる
・場所が遠い
・何回も持ってくる
・違う物を持ってくる
・
形状、
品名、
遠くへ離し、
・現物見本を
６ ミス
・色別、形状
・箱のまま持
物確認
・あっても使えない
・先入先出と
溝物は
７ 不良
後
・サビ、ホコ
防止、湿気（
7
・修理品は性
表示（性能
５Ｓの推進体制
２． ５Ｓの評価体制がないか弱い
５Ｓを推進する熱心な担当者がいない。
トップが５Ｓに関心がない
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５Ｓの推進担当を決める




推進委員長 :トップ(何事もトップが先頭に立つ)
推進事務局 :各職場より選出
５Ｓグループ: 組織と連動した形で５Ｓグループを作る
小集団グループと一致させる
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職場のすべてを対象に
―情報化で重要度増す間接部門の５Ｓ―




５Ｓは製造現場だけのものではない。
直接部門と間接部門では評価項目が異なり、両者の
推進を平等に進めることが難しい。
「５Ｓ評価」を用いると、評価項目の違いが是正され両
者の推進状況を平等に評価することができる。
職場の特性に合わせた５Ｓの推進。
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アクションミーティングの開催



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
アクションミーティングは、５Ｓ（生産性向
上）を目的に、毎週実施すべきアクション
テーマを決め、その実施状況をフォローアッ
プする会議である。
毎週月曜日･･週始めが望ましい。
時間････････ＰＭ１：００～２：００
所要時間････最長で一時間以内で終る
開催単位････通常は製造課長を議長とし係
長レベルの会議
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アクションミーティングの内容
①
②
③
責任者
先週の業績の評価
今週のテーマの決定
目標値の決定
先
テーマ
目標値
週
実施状況
今
実績値
テーマ
週
目標値
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