carbonn 都市気候レジストリ (cCCR) 測定・報告・検証可能(M, R, V)な
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carbonn 都市気候レジストリ (cCCR)
測定・報告・検証可能(M, R, V)な
世界の気候行動に向けた地域の対策
ユヌス・アリカン
都市気候センター マネージャー
イクレイ – 持続可能性をめざす自治体協議会
2012年2月9日 東京にて
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世界の取り組みに応じた地域の気候対策
地域の気候行動
ダーバン
カンクン合意
コペンハーゲン合意
バリ行動計画
京都議定書
気候変動枠組条約
世界の気候行動
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地域の温暖化対策を報告する利点
自治体
国・世界の気候コミュニティ
●透明性・説明責任の確保
● 自治体の
– 成果
– 実績
– 意識の高さ
をより深く理解できる
● 自治体の取り組みを強化する
ような世界の気候政策を形成
する機会
●比較可能性
●リーダーシップの表明
●意識啓発
●行動を促す
●世界の気候資金へのアクセスのき
っかけとなる
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地域の気候対策における
測定・報告・検証可能な報告項目
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地域の温室効果ガス排出量算定・報告の構成
基準
活動
データ
算定ソフト
排出量
データ
報告メカニズム
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コミュニティ規模GHG排出量のための国際プロトコルの政策的枠組み
(イクレイ・C40の2011年6月1日覚書に準拠)
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国際的な報告プラットホーム:
主体によって異なるプラットホームを
国家政府
地方政府
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気候変動に関する世界首長サミット
メキシコ2010
第4章
排出量インベントリ、誓約、気候変動に対する緩和・適応策及び活動を、測定、報告、検証可能な方法(MRV)で登
録
私達の誓約を実行開始し、追跡する観点から、私達は「carbonn都市気候レジストリ」に私達の気候変動対策を登録します。気候変動
対策における私達の共通だが差異ある責任を認識し、私達は、私達の取組を透明性のあるものにし、定期的に情報とデータを提供し
て、その取組を測定、報告、検証可能なものにすることに合意します。
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国際的に連携した測定・報告・検証可能な地域の気候変動
対策のビジョン
気候における世界都市誓約
「メキシコシティ協定」
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carbonn 都市気候レジストリ
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carbonn
地域の気候変動対策と報告のための
ボンセンター
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政治的
誓約
進捗を報告し、活
動を紹介
技術
サポート
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コミュニティ(区
域)の2020年に
向けたGHG削減
目標
コミュニティ(区域)の
GHG排出量
適応策
削減策
「資金次第」とされ
た削減策のセク
ター内訳
完了または実
行中の対策
条例化
意識啓発
能力開発
技術投資
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主な結論:
-
行動や成果を数値化する意思 (78%の都市が少なくとも1つのGHG排出量インベントリを報告している)
世界のGHG排出量をコントロールする上で重要な役割を担っている。(報告都市を1つの国と考えればその排出量
は年間4億4,700万tCO2e、都市気候レジストリはトップ25のリストに入る。
世界のGHG削減への意識を啓発する力がある。(2020年に向けた区域のGHG削減目標の75%は、年間1%以上を
目標としているが、これはほとんどの国の目標値を上回っている)
多くが自らのリソースを活用しているが、同時に追加の財源を探している (実行中の事業の92%が地域の財源で賄
われている)
今後に向けて:
-
革新的なパートナーシップと資金調達で事業を拡大するためにパートナーと連携する
誓約に対する説明責任を強化 (GHG排出のベースラインと目標年)
中期(2020年)および長期(2050)ビジョンの均衡をはかる。特にエネルギーと気候に関する対策をリンクさせる。
コミュニティ基準の調和と、国のインベントリとの垂直方向(国内)の統合
国際的に受け入れられ、かつ国内で妥当な検証モデルの開発
都市とcCCRのデータ収集および報告能力を強化
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都市気候レジストリと日本のレジストリ事業
-
初となる国の補完的事業、また世界・国・地域のパートナーシップと相乗効果のための重要なモデル
イクレイの全国的サービス – 120以上の都市がイクレイ日本会員活動範囲を超えて活動
-
重要かつ特有なイクレイ日本の役割
- 世界と国のパートナーを連携させる
-
-
都市気候レジストリにおける日本の自治体
- 1カ国の報告都市数は日本が最大
-
-
日本語で情報提供を行う
都市を導く
30以上の都道府県(最大60%)と90以上の市町村(最大80%)
50%以上が少なくとも1つの事務事業および区域のGHGインベントリを報告
- 区域のGHG総排出量(年間5億tCO2e)は日本の2009年GHG排出量の40%
国境を超えて
-
国際的なリーダーシップと地域活動を実証
学びと投資のための都市間パートナーシップを促進
(カーボンニュートラリティ、CDM, NAMAs)
- 日本もしくは他国の支援で新たなパートナーシッププロジェクトを行い、cCCRおよび日本のレジストリモ
デルを他国で展開促進
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「気候変動対策の気運は各地のあらゆる社会で高まっており、この初のcarbonn都市気候レジス
トリはその良い例です。
51の都市や自治体がこの報告書制度に参加し、実行力と厳密さをもって真摯に取り組んでいるこ
とに勇気づけられます。
多くの都市・自治体が刺激を受けて、行動をおこし、carbonn都市気候レジストリに報告するように
なるでしょう。同じく重要なこととして、各国政府も影響を受け、気候変動に立ち向かうために今ま
で以上に積極的かつ意欲的な一歩を踏み出すことができるでしょう」
クリスティーナ・フィゲレス
気候変動枠組条約事務局長
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詳しくは、下記ウェブサイト・メールまで
www.carbonn.org
www.citiesclimateregistry.org
www.mexicocitypact.org
[email protected]
[email protected]
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