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流通論 流通システム 卸売業(2) その現状と今後の方向性 2 基本的な統計調査 国勢調査 商業統計 関連ホームページ 通産省 http://www.miti.go.jp 総務庁統計局・統計センター http://www.stat.go.jp 3 就業者数の推移(表) (単位:万人) 年次 人口 昭 和 60 年 平成2年 平成7年 平 成 11 年 12105 12361 12557 12669 就業者数 卸・小売 総数 飲食店 5807 1318 6249 1415 6457 1449 6462 1483 4 就業者数の推移(グラフ) S60 H2 総数 H7 卸・小売他 H11 人口 5 小売業者の推移(表) 年 次 昭 和 57 年 昭 和 60 年 昭 和 63 年 平成3年 平成6年 平成9年 平 成 11 年 商 店 数 従 業 者 年 間販 売額 ( 万 店) ( 万 人) ( 兆 円 ) 172.1 636.9 94.0 162.9 632.9 101.7 162.0 685.1 114.8 159.1 693.7 140.6 150.0 738.4 143.3 142.0 735.1 147.7 140.7 802.9 143.8 6 小売業者の推移(相対グラフ) 1.6 1.4 1.2 1 0.8 S57 S60 S63 商店数 H3 H6 従業者 H9 販売額 H11 7 卸売業者の推移(表) 年 次 昭 和 57 年 昭 和 60 年 昭 和 63 年 平成3年 平成6年 平成9年 平 成 11 年 商 店 数 従 業 者 年 間販 売額 ( 万 店) ( 万 人) ( 兆 円 ) 42.9 409.1 398.5 41.3 399.8 427.8 43.6 433.2 446.5 47.6 477.3 573.2 42.9 458.1 514.3 39.2 416.5 479.8 42.6 449.7 495.5 8 卸売業者の推移(相対グラフ) 1.6 1.4 1.2 1 0.8 S57 S60 S63 商店数 H3 H6 従業者 H9 販売額 H11 9 問屋不要論(再論) 卸売業者の介在→小売価格の上昇 卸売業者の段階数 多段階→高価格 10 卸売業者の段階数と密度 小 売 卸 密度 メ ー カ ー 卸 卸 二 次 卸 三 次 卸 卸 段階数(長さ) 小 売 11 卸売流通の構造的特徴 総数 密度 × 段階数 総数だけからでは、密度と段階数は分から ない 12 卸の段階数=1の場合 メ ー カ ー 卸 売 小 売 卸売の販売額 販売数 卸売価格 <1 小売の販売額 販売数 小売価格 13 卸の段階数=2の場合 メ ー カ ー 一 次 卸 二 次 卸 小 売 卸売の販売額 小売の販売額 販売数 一次卸売価格+二次卸売価格 1 販売数 小売価格 14 WR比率(流通迂回率) 卸の段階数が多くなるほどこの値が大きく なる 卸売流通の多段階性を表す尺度 段階数 0 1 2~ WR比率 0 0~1 >1 15 卸売流通の日米比較 WR比率 日本(’94) 米国(’92) 消費財全体 2.00 1.10 食料品 2.25 1.29 16 日本の卸売流通の特徴 高密度性 多段階性 低生産性 流通システムへの影響 内外価格差 不透明な取引慣行 非関税障壁(NTB: Non Tariff Barrior) 17 卸売業の経営革新の方向 生産性の向上 低コスト化(共同配送・・・) 迅速化(情報化・・・) 情報の活用 開発輸入 メーカーや小売のサポート