電子辞書の選定

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Transcript 電子辞書の選定

Relevance Matrix法を用いた評価
初版からの修正点①
初版に対するコメント(1)

直感との対比も述べた方が良い(草間)
⇒発表時に口頭で説明したのだが,分かりやすくするた
めに「評価結果の妥当性」のページを設けた。

因子の「収録辞書」と「機能性」は独立とはいいにく
いのではないか(草間)
⇒収録辞書と機能性はそれぞれ独立した因子である。
分かりやすくするために各因子の説明のページを設けた。
1
Relevance Matrix法を用いた評価
初版からの修正点②
初版に対するコメント(2)

要求分析がいる。なぜ?どのように利用するの
か?何を調べるのか?(大成)
⇒詳しくは発表時に口頭で述べたのだが,分かりやすく
するために「選定の背景と目的」のページを設けた。

Indentはどのような方針か?(大成)
⇒レイアウトがタイトル用とコンテンツ用の物とで混ざっ
ていたので統一した。
2
Relevance Matrix法を用いた評価
初版からの修正点③
ビジュアル面の工夫

テキストを枠で囲むことで一つのオブジェクトと
して考え,三角の図形でそのオブジェクトを繋
いで,背景から目的,問題から解決法への流
れを表現した。

重要部分を色付けして,ポイントを分かりやすく
した。
3
Relevance Matrix法を用いた評価
電子辞書の選定
システム設計論
4401050
工
保夫
4
Relevance Matrix法を用いた評価
スライドの構成

選定の背景・目的・問題点

選定における因子・評価対象の設定

Relevance Matrix法による評価

評価結果とその妥当性

参考資料・HP

改善結果の自己評価
5
Relevance Matrix法を用いた評価
選定の背景と目的
授業で英語の文献を読む事になったが,手持ち
の辞書は専門単語の収録語数が少なくて役に立
たない上,本型だと重いので持ち運びが大変。
専門単語の収録語数が多く,本型の辞書に比べ
てコンパクトで持ち運びやすく,単語の検索も本
型より容易な電子辞書を購入しよう。
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Relevance Matrix法を用いた評価
選定にあたっての問題点
調べて見ると収録辞書数の多いものやジャンプ機
能など様々な機能が付いているもの,操作がし易
いものなど,あまりにも多くの種類があり,どの電
子辞書を選んだらよいか分からなくなってしまった。
Relevance Matrix法を用いて機種選定
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Relevance Matrix法を用いた評価
機種選定における因子の設定
収録辞書
英英辞典やリーダーズのような専門単語の充実した辞典が
収録されているものほど評価は高い。
機能性
ジャンプ機能,その他便利な機能が付いているほど,また
他の機能との連携が良いほど評価は高い。
価格
3万円以内で,安い程評価は高い。
操作性
実際に店で見本を触り,キーボードの配置や反応が
良かったものほど評価は高い。
携帯性
コンパクトなほど評価は高い。
8
Relevance Matrix法を用いた評価
評価対象
価格.comの人気商品ランキング上位6位を評価対象とした。

[CASIO] XD-R9000

[CASIO] XD-V9000

[SEIKO] SR-T5000

[SEIKO] SR-T6500

[CASIO] XD-V6200

[SHARP] PW-9800
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Relevance Matrix法を用いた評価
Relevance Matrix法による評価
評
価
対
象
因子
収録辞書
機能性
価格
操作性
携帯性
ウェイト
10
7
7
5
4
[CASIO] XD-R9000
10
8
8
8
[CASIO] XD-V9000
10
8
6
[SEIKO] SR-T5000
9
10
[SEIKO] SR-T6500
9
[CASIO] XD-V6200
[SHARP] PW-9800
評価値
得点
7
280
100
8
8
270
96
5
6
7
253
90
10
3
8
8
253
90
6
8
9
8
8
251
90
7
6
10
8
7
250
89
10
Relevance Matrix法を用いた評価
評価結果
よって購入する電子辞書は・・・
CASIOの『XD-R9000』
に決定!
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Relevance Matrix法を用いた評価
評価結果の妥当性

実際に購入した物もXD-R9000で,評価結果と一致

実は結果評価値が僅差だったXD-V9000は
XD-R9000のグレードアップ版で,違いは以下の通り。
•
•
•

厚さが少し薄くなり,マイパネル(着せ替えパネル)が
オマケでついてくる。
収録辞書はXD-R9000と全く同じ
価格はXD-R9000の方が安価
実際に使用してみても満足のいくものだった。
以上より,Relevance Matrix法による評価は
妥当であったと思われる。
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Relevance Matrix法を用いた評価
参考資料・HP
カシオ電子辞書「エクスワード」ホームページ
http://www.casio.co.jp/exword/
↑XD-R9000
セイコーインスツルメンツ株式会社
http://www.sii.co.jp/cp/index.html
PC関連・モバイル・電子辞書:シャープ
http://www.sharp.co.jp/products/menu/pc_mobile/index.html
価格.com
http://www.kakaku.com/
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Relevance Matrix法を用いた評価
改善結果の自己評価


問題へのアプローチを一つの流れとして表現
することを意識し,修正を加えたのでわかり
やすくなったと思う。
修正前には口頭で説明を補っていた部分を
追加記述したので,一部文章が長めになっ
てしまったのが少し残念。
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